IPOの証券会社ごとの当選確率はわかる?当選数は訂正目論見書やエクセルデータで判明。

IPOの証券会社ごとの当選確率はわかる?

質問

IPOの当選確率がどのくらいなのかザックリでも知りたいです。
証券会社ごとの申し込み数や当選確率って分かりますか?

回答

当選確率は誰でも気になるところですね。回答としましては・・・

各証券会社の「当選数(割当数)」は分かります!

が、

どの証券会社も申し込み数は公表しておりませんので「当選確率」は分かりません!

IPOの当選数はどこで発表している?

IPOの各証券会社ごとの当選数(割当数)は下記の方法で分かります。

  • 新規承認の数週間後:目論見書の訂正事項分
  • 上場後の数ヵ月後:日本証券業協会のWebサイト

目論見書の訂正事項分

各証券会社のIPOの申し込み画面で「目論見書」を確認することができます。

EDINETでも検索して閲覧できますが、証券会社で見る方が早いです。

新規IPO承認時の目論見書では各証券会社の割当数が「未定」となっておりますが、新規承認の数週間後に「訂正事項分」が追加されています。

この 訂正された目論見書に各証券会社の「割当数の数値」が入っております。

証券会社の当選数が掲載

つまり、「訂正分」を見ることで各証券会社の割当数(当選数)を知ることができます。

日本証券業協会のWebサイト

日本証券業協会のWebサイトでも上場後 数か月経ってから 割当数などが掲載されています。

証券会社ごとに、「当選人数」と「1人あたり平均配分単元数」が載っており、複数当選があったのかなどより詳しいデータを知ることができます。

証券会社の当選数が掲載

平均配分単元数が「1」なら100株当選のみ。
「1.4」や「2.5」など1以上の数値があれば複数当選された方がいらっしゃるということです。

日本証券業協会では 月ごと、年ごとのIPOの配分状況を確認することもできます。

ちなみに、報告はIPOが終わってから3ヵ月くらいは掲載に時間がかかるように思います。

IPOの当選確率は分からない!

IPOの当選確率は最初に述べたように、分かりません。

なぜなら、各証券会社ごとの割当数(当選数)は分かりますが、各証券会社が「IPOの申し込み数を発表していない」ので計算のしようがないんです。

参考までに

たまに 知名度の高いIPOだと、日経新聞などの大手メディアがIPOの申し込み倍率や当選倍率を発表していることがあります。

そちらは担当記者が各証券会社に対してヒアリングなどを行い、独自に集計しているものを発表していると思われます。

一般の方はヒアリングしても相手にされません…。

一部、例外として「楽天証券」では、抽選後に当選確率が発表されています。

(例)ブティックスの当選数

参考までに ブティックス の主幹事、引受幹事による当選数です。

抽選外の当選数とは抽選によらない割当(配分)になります。
対面型の証券会社では担当者が上位顧客(お得意さん)を優先して順次配布します。

一般の方は「抽選(ネット申し込み)」による公平抽選を狙っていきましょう!

SBI証券」の抽選外の当選数については、店頭での対面取引がありませんので、「IPOチャレンジポイント」による割当(配布)になります。

証券会社 公平抽選分(ネット申し込み) 抽選外の当選数
野村證券 主幹事 346口 3,165口
SBI証券 54口 60口
マネックス証券 38口 0口
SMBC日興証券 12口 90口
アイザワ証券 8口 68口
丸三証券 0口 14口

ワンポイント

ブティックスの例では、主幹事の「野村證券」が一番 割当数(当選数)が多いです。

次いで、「SBI証券」や「マネックス証券」の抽選による当選数が多い状態です。

ちなみに 「アイザワ証券」は全体の当選数は76口と多いですが、ネット分(公平抽選)に回ってくる割合は低いため、抽選による当選数は少なくなっています。

つまり、私たち(一般庶民)がIPO当選を狙う場合、全体の当選数で考えるのではなく、公平抽選による当選数を意識する必要があります。

上記同様、日本証券業協会の「新規公開に際して行う株券の個人顧客への配分状況」にて割当数は公開されています。

抽選前の当選確率は必要な情報?

たまに抽選前に人気IPOの当選確率を聞かれることがありますが・・・

果たして必要な情報でしょうか?

予想利益40万円の人気IPOがあり、事前に当選確率が分かった場合。

あなたは どの当選確率ならIPOに応募するでしょうか?

  • 当選確率:5倍
  • 当選確率:20倍
  • 当選確率:50倍
  • 当選確率:250倍
  • 当選確率:3,000倍

どの当選確率で申し込むかは人それぞれですが、私ならどの当選確率でも申し込みます。

だって、申し込みまないとIPOの当選確率は「0」ですから。

当サイトの各所で説明させて頂いておりますが、一般的な庶民は努力により抽選機会を増やして抽選にどんどん参加していくしかありません。

IPOの抽選は結局は運ですので、当選確率が5倍でも落選しますし、当選確率が250倍でも当選することはありますので。