Atlas Technologies(9563):IPO上場情報
Atlas Technologies(アトラス テクノロジーズ)は、国内および海外のクライアントに対して、Fintech領域のコンサルティングおよびプロジェクト実行支援を行っている企業です。
独立系Fintechコンサルティング会社として、プロジェクトマネジメントに特化してクライアントの戦略立案から実行までを一気通貫で支援。
決済関連分野を中心にFintech領域において蓄積したノウハウ・ナレッジの活用により、高付加価値なサービスを提供できるのが同社の強み。
Atlas TechnologiesのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、Atlas Technologiesの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
Atlas Technologiesの上場日
上場日 | 2022/10/26(水) | 証券コード | 9563 |
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市場 | 東証グロース | 業種 | サービス業 |
Webサイト | Webサイト | 単元株 | 100株 |
Yahoo!ファイナンス | Atlas Technologies(9563) | ||
時価総額 | 102.2億円(公開価格で計算) 164.7億円(初値で計算) |
Atlas Technologiesのブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
ブックビルディング期間 |
2022/10/11 (火) ~ 10/17 (月) |
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仮条件 | 1,320円~1,440円 (抽選資金:13.2万円 ~ 14.4万円) | ||
当選口数 | 21,418口 | ||
発行済株式数 | 7,100,000株 | オファリングレシオ | 30.1% |
公募株数 | 1,000,000株 | 売出株数 | 862,500株 |
吸収金額 | 30.8億円 | O.A分 | 279,300株 |
仮条件決定日 | 10/7 (金) | 公開価格決定日 | 10/18 (火) |
購入期間 | 10/19 (水) ~ 10/24 (月) |
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
Atlas Technologiesの公開価格と初値
仮条件 | 1,320円~1,440円 | ||
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公開価格 | 1,440円 | 初値 | 2,320円 |
騰落率 | 61.11% | 倍率 | 1.61倍 |
初値売り損益 | 88,000円(2,320円 - 1,440円)× 100株 |
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
Atlas Technologiesの初値予想と予想利益
Atlas Technologiesの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
仮条件 |
1,320円 ~ 1,440円
※抽選資金:13.2万円 ~ 14.4万円
上限は9.1%上ブレ↑ |
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初値予想 |
1,740円 ~ 2,020円※10/7 修正
(1.2倍~1.4倍) |
予想利益 | 3万円~5.8万円 |
想定価格と初値予想
想定価格 | 1,320円あたり ※抽選資金:13.2万円あたり |
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初値予想 | 1,590円 ~ 1,850円 (1.2倍~1.4倍) |
予想利益 | 2.7万円~5.3万円 |
初値予想アンケート
Atlas Technologies(9563)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。
公開価格(1,440円)を基準価格に修正しています。
有効回答:239票 投票期限:2022/10/25 (火) 23:59までAtlas Technologiesの主幹事と幹事証券
Atlas TechnologiesのIPOを取り扱っている証券会社です。
Atlas Technologiesの割当数とネット抽選の当選数
目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。
割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。
証券会社 | 割当率 | 割当数 | ネット 抽選分 |
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主幹事 SMBC日興証券 |
91.32% | 1,955,800株 | 1,955口 |
楽天証券 | 2.17% | 46,500株 | 465口 |
SBI証券 | 2.17% | 46,500株 | 279口 |
岩井コスモ証券 | 1.74% | 37,200株 | 37口 |
マネックス証券 | 0.87% | 18,600株 | 186口 |
松井証券 | 0.87% | 18,600株 | 130口 |
極東証券 | 0.87% | 18,600株 | 0口 |
楽天証券の抽選倍率は、88倍でした。
現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンラインと松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券
Atlas Technologiesの決算情報
単独 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2121年12月 | 2020年12月 | 2019年12月 |
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売上高 | 2,187,858 | 1,248,744 | 579,237 |
経常利益 | 473,954 | 300,695 | 217,348 |
当期利益 | 310,825 | 197,493 | 143,468 |
純資産 | 669,537 | 358,711 | 156,718 |
配当金※ | ― | ― | ― |
EPS※ | 50.95 | 32.87 | 478,227.97 |
BPS※ | 109.76 | 58.81 | 522,393.48 |
前期比(売上高) | 75.2% | 115.6% | ― |
上位株主とロックアップ情報
Atlas Technologiesの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。
株主名 | 株数 | 売出数 | ロック アップ |
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山本 浩司 代表取締役 |
6,000,000株
93.02%
|
762,500株 | 180日 |
小椋 祐治 取締役 |
420,000株
6.51%
(320,000)
|
100,000株 | 180日 |
髙橋 みのり 取締役 |
20,000株
0.31%
(20,000)
|
- | |
福田 貴史 従業員 |
10,000株
0.16%
(10,000)
|
- |
直近の類似IPOの上場結果
Atlas Technologiesと市場と業種が同じIPOの上場結果です。
「市場:グロース」かつ「業種:サービス業」の直近のIPO結果です。
Atlas TechnologiesのIPO分析
主要クライアントである大手通信キャリアに加えて、カード会社・決済代行会社・総合商社・総合サービス企業・SIer・小売企業・国際ブランド企業・国際送金企業などの多くのプロジェクト実績があり、Fintechを活用する国内外全ての業種・業態の企業が当社の潜在的なクライアント。
世界中のFintech領域の企業や組織が集積するシンガポールを拠点とした東南アジアへの事業展開を推進。
シンガポール支店が2023年1月以降に本格稼働予定。
売上に占める株式会社NTTドコモの比率が非常に高い。(dカードプロジェクト)
2020年12月期93.2%、2021年12月期90.4%、2022年12月期第2四半期80.5%。
設立は2018年1月。わずか4年でIPO?準備期間を考えるともっと前から視野に!?
従業員数は32名。平均年間給与は1,100万円。株主4名。
代表の山本氏は創業前、ソフトバンクグループのFintech事業を担うSBペイメントサービス株式会社にて、加盟店事業・カード事業・決済代行事業・送金事業の企画業務を担当。
社歴が浅くて判断難しいIPOですが、売上高は実に好調です。
市場はどう判断するのか楽しみです。
当選しました!
10.19追記。SMBC日興証券で100株当選しました! ブログ
SMBC日興証券からの当選は一年ぶりです。
IPO当選実績
IPOにおすすめの証券会社
参考までに
評価は下記を考慮して、中立の「B」に設定しました。
- 業績が好調(決算情報)
- 時代にマッチした事業内容で将来性あり
- 【10.7追記】仮条件が9.1%も上振れして決定。需要あり?
- 特定顧客(NTTドコモ)への売上比率(依存度)が高い
- 市場からの吸収金額が30.8億円とやや大きい(吸収金額による実績)
- オファリングレシオが30.1%とやや高い(オファリングレシオによる実績)
- 上位株主は役員関連。売り圧力が低い
- 設立まもないベンチャー企業(2018年1月)
- 想定価格と前期実績によるPERは25.9倍
- 平均年間給与は1,100万円
目論見書の想定仮条件は1,320円。初値予想は1,590円 ~ 1,850円としました。
予想利益は2.7万円~5.3万円です。
カブスルは幹事証券にてIPOに参加します。
ワンポイント
主幹事はSMBC日興証券です。
IPOの一連の流れを取りしきる立場にあり、IPOの当選数が一番多いです。
また、資金力に左右されない平等抽選を採用していますので当選確率は一緒です。
カブスルは18回 IPOに当選。
他にも、平等抽選で資金力に左右されない当選が期待できるマネックス証券や、落選しても次回の当選チャンスに活かせるポイントが付与されるSBI証券がおすすめです。
カブスルはこちらの3社だけでIPOに68回当選しています。(全当選数の58.6%)
松井証券はブックビルディング時の抽選資金が不要です。
当選した後に購入資金を入金すればよいという、嬉しいシステムを採用。
松井証券はIPOの引受部門にチカラを入れており、幹事数が増えています。(5割目標)
抽選資金に余裕があれば、岩井コスモ証券や楽天証券でも参加しておきたいです。