ジオコード(7357):IPO上場情報
ジオコードは、顧客のWeb領域における課題を総合的に解決するWebマーケティング事業と、クラウド型業務支援ツールをSaaS形態で提供するクラウド事業を行っています。
- Webマーケティング事業
- 2,833,939(千円)(売上高の95.5%)
- クラウド事業
- 134,469千円(売上高の4.5%)
売上高の集計期間は2019年3月1日~2020年2月29日。
クラウド事業は、働き方改革や生産性の向上に貢献するクラウド型業務支援ツールをSaaS形態で提供しており、こちらの方が事業内容として目に引きやすいですが、売上高に占める割合は4.5%となっています。
主力事業は、Webマーケティング事業になります。
設立は2005年2月。
従業員数は2020年9月末で129名、平均年齢は31.2歳、平均勤続年数は3年、平均年間給与は509.4万円。
ジオコードのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、ジオコードの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
ジオコードの上場日
ジオコードのブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
ブックビルディング期間 |
2020/11/9 (月) ~ 11/13 (金) |
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仮条件 | 1,200円~1,250円 (抽選資金:12万円 ~ 12.5万円) | ||
当選口数 | 7,705口 | ||
発行済株式数 | 2,470,000株 | オファリングレシオ | 31.1% |
公募株数 | 420,000株 | 売出株数 | 250,000株 |
吸収金額 | 9.6億円 | O.A分 | 100,500株 |
仮条件決定日 | 11/5 (木) | 公開価格決定日 | 11/16 (月) |
購入期間 | 11/17 (火) ~ 11/20 (金) |
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
ジオコードの公開価格と初値
仮条件 | 1,200円~1,250円 | ||
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公開価格 | 1,250円 | 初値 | 3,025円 |
騰落率 | 142.00% | 倍率 | 2.42倍 |
初値売り損益 | 177,500円(3,025円 - 1,250円)× 100株 |
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
ジオコードの初値予想と予想利益
ジオコードの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
仮条件 | 1,200円 ~ 1,250円 ※抽選資金:12万円 ~ 12.5万円 |
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初値予想 |
1,500円 ~ 1,750円
(1.2倍~1.4倍) |
予想利益 | 2.5万円~5万円 |
想定価格と初値予想
想定価格 | 1,250円あたり ※抽選資金:12.5万円あたり |
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初値予想 | 1,500円 ~ 1,750円 (1.2倍~1.4倍) |
予想利益 | 2.5万円~5万円 |
初値予想アンケート
ジオコード(7357)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。
公開価格(1,250円)を基準価格に修正しています。
有効回答:341票 投票期限:2020/11/25 (水) 23:59までジオコードの主幹事と幹事証券
ジオコードのIPOを取り扱っている証券会社です。
ジオコードの割当数とネット抽選の当選数
目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。
割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。
証券会社 | 割当率 | 割当数 | ネット 抽選分 |
---|---|---|---|
主幹事 いちよし証券 |
78.26% | 603,000株 | 60口 |
SMBC日興証券 | 5.22% | 40,200株 | 40口 |
東洋証券 | 2.61% | 20,100株 | 20口 |
マネックス証券 | 1.74% | 13,400株 | 134口 |
楽天証券 | 1.74% | 13,400株 | 134口 |
松井証券 | 1.74% | 13,400株 | 93口 |
SBI証券 | 1.74% | 13,400株 | 93口 |
岡三証券 | 1.74% | 13,400株 | 13口 |
岩井コスモ証券 | 1.74% | 13,400株 | 13口 |
丸三証券 | 1.74% | 13,400株 | 13口 |
極東証券 | 1.74% | 13,400株 | 0口 |
委託幹事である岡三オンラインは、委託数が公表されていません。
楽天証券の抽選倍率は、303倍でした。
現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンラインと松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券
ジオコードの決算情報
単独 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2020年2月 | 2019年2月 | 2018年2月 |
---|---|---|---|
売上高 | 2,968,409 | 2,415,142 | 1,298,834 |
経常利益 | 155,214 | 55,926 | 65,542 |
当期利益 | 109,195 | 904 | 39,737 |
純資産 | 298,072 | 218,877 | 217,972 |
配当金※ | ― | ― | ― |
EPS※ | 52.25 | 0.43 | 3,972.85 |
BPS※ | 145.40 | 104.73 | 20,858.60 |
前期比(売上高) | 22.9% | 85.9% | ― |
上位株主とロックアップ情報
ジオコードの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。
株主名 | 株数 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|---|
㈱ディーグラウンド
役員等により総株主の議決権の過半数が所有されている会社 |
1,000,000株 | 43.01% | 90日/ 1.5倍 |
原口 大輔 代表取締役社長 | 872,600株 | 37.53% | 90日/ 1.5倍 |
吉田 知史 取締役 | 86,000株 | 3.70% | 90日/ 1.5倍 |
㈱ビジョン | 83,200株 | 3.58% | |
坂従 一也 取締役 | 40,000株 | 1.72% | 90日/ 1.5倍 |
識学1号投資事業有限責任組合 VC | 33,200株 | 1.43% | |
㈱Orchestra Investment VC | 11,000株 | 0.47% | |
後藤 隼人 従業員 | 10,000株 | 0.43% | |
小島 伸介 従業員 | 10,000株 | 0.43% | |
加藤 康二 従業員 | 8,000株 | 0.34% |
ロックアップ解除となる株価(1.5倍)は、1,875円です。
直近の類似IPOの上場結果
ジオコードと市場と業種が同じIPOの上場結果です。
「市場:JASDAQ スタンダード」かつ「業種:サービス業」の直近のIPO結果です。
- 2020/02/07 コーユーレンティア
… 初値売り損益:62,000円
騰落率:32.80%、倍率:1.33倍 - 2019/10/09 アンビスHD
… 初値売り損益:146,000円
騰落率:52.14%、倍率:1.52倍 - 2019/03/18 共栄セキュリティーサービス
… 初値売り損益:76,600円
騰落率:36.48%、倍率:1.36倍 - 2019/03/14 エヌ・シー・エヌ
… 初値売り損益:41,400円
騰落率:51.75%、倍率:1.52倍 - 2018/12/17 ツクイスタッフ
… 初値売り損益:140,000円
騰落率:53.23%、倍率:1.53倍
ジオコードのIPO分析
売上高の95.5%はWebマーケティング事業。
SEO対策部門で売上高の30.2%、Web広告部門で59.8%を占めています。
GoogleやYahoo!などの検索エンジンに頼らざるを得ない事業内容は、やや心もとないです。
クラウド事業を今後 どこまで伸ばせるか?(事業の二本柱にできるか?)が、セカンダリー投資のカギとなりそうです。
クラウド型業務支援ツールをSaaS形態で提供していると書かれているので、一見すると人気化しそうなワードが並んでいですが、まだまだ売上高に占める割合は低いです。(クラウド事業は売上高の4.5%)
ちなみにカブスルなら同社にセカンダリー投資はしませんが、資本金300万円の有限会社が15年間で上場まで行ったのは凄いと思います!
参考までに
評価は下記を考慮して、中立の「B」に設定しました。
現状をみるか、将来性をとるかで評価が分かれそうなIPOです。
- IPOで人気のあるIT関連企業。
- 上場による知名度アップで、業績への貢献期待。
- オファリングレシオが31.1%とやや高い。
- GoogleやYahoo!サービスの売上比率が高い。
- 成長をイメージしにくい事業内容。
- ベンチャーキャピタルあり。かつロックアップなし。
- IPO市場の動向が怪しい。(約一カ月後の状況次第)
- 2005年2月に資本金300万円の有限会社としてスタート。
目論見書の想定仮条件は1,250円。初値予想は1,500円 ~ 1,750円としました。
予想利益は2.5万円~5万円です。
カブスルは幹事証券にて積極的にIPOに参加します。
1人1票の平等抽選で、資金力に左右されない当選が期待できるマネックス証券やSMBC日興証券や、落選しても次回以降の当選チャンスに活かせるポイントが付与されるSBI証券がおすすめです。
カブスルはこちらの3社だけでIPOに58回当選しています。(当選実績)
松井証券と岡三オンライン証券はIPOの抽選時に抽選資金が必要ありません。
当選した後に購入資金を入金すればよいという、嬉しいシステムを採用している証券会社です。
どちらも幹事が多い証券会社です。
余裕があれば、幹事数が増えてきた楽天証券も、おすすめです。
庶民のIPO限定のタイアップ企画を行っていますので、口座開設がまだの方は お得なこの機会に是非どうぞ(  ̄∇ ̄)
- 松井証券
抽選資金不要で幹事数が多い
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