ペットゴー(7140):IPO上場情報


ペットゴーは、ペットヘルスケアに特化したEコマースを展開している企業です。
グループは同社と連結子会社1社で構成。

「ペットのQOL向上」に役立つ商品として、従来 動物病院のみで販売されていたペットの健康管理に対応する動物用医薬品や食事療法食、サプリメントなど犬猫を対象としたペットヘルスケア商品を中心に販売。ナショナルブランド商品に加えて、D2Cブランド製品も取り扱い。

QOLは、ペットの生活が健康で豊かであることの指標となる概念。

できるだけ多くのペットオーナーが利用しやすいよう自社オンラインサイトに加え、他社オンラインモールにも複数出店し、ペットヘルスケアに特化したマルチコマースを展開。

主な取扱商品と販売チャネル

マルチコマース展開

できるだけ多くのペットオーナーが利用しやすいよう自社オンラインサイトに加え、他社オンラインモールにも複数出店し、ペットヘルスケアに特化したマルチコマースを展開。

  • アクティブ購入者数は589,371人
  • 累計ユニーク購入者数は1,727,880人
  • グループの売上高に占めるオンライン店舗の売上高の割合は約90%
  • オンライン店舗での売上高の約80%は、リピート顧客による売上高

(2021年3月末時点)

サブスクコマース展開(定期購入)

新型コロナウイルス感染症拡大による生活様式の変化もあり、2020年4月以降大きく成長。

自社オンラインサイトの売上高に占める定期購入比率は、第16期で29.3%、第17期で33.1%、第18期第3四半期累計期間で40.7%と着実に増加。

設立は2004年11月。
同社の従業員数は2022年2月末で52名、平均年齢は40.6歳、平均勤続年数は5年、平均年間給与は456.2万円。


ペットゴーのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、ペットゴーの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

ペットゴーの上場日

C
  • 業績:好調
  • オファリングレシオ:高い
  • 公募多い
  • 調達金額:小さい

上場日 2022/4/28(木) 証券コード 7140
市場 東証グロース 業種 小売業
Webサイト Webサイト 単元株 100株
Yahoo!ファイナンス ペットゴー(7140)
時価総額
9.6億円(公開価格で計算)
22.6億円(初値で計算)

ペットゴーのブックビルディング内容

ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。

ブックビルディング期間

2022/4/13 (水) ~ 4/19 (火)

仮条件 500円~550円 (抽選資金:5万円 ~ 5.5万円)
当選口数 7,245口
発行済株式数 1,746,200株 オファリングレシオ 41.4%
公募株数 550,000株 売出株数 80,000株
吸収金額 3.9億円 O.A分 94,500株
仮条件決定日 4/11 (月) 公開価格決定日 4/20 (水)
購入期間 4/21 (木) ~ 4/26 (火)

※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。

ペットゴーの公開価格と初値

仮条件 500円~550円
公開価格 550円 初値 1,295円
騰落率 135.45%  倍率  2.35倍
初値売り損益 74,500円(1,295円 - 550円)× 100株

※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

ペットゴーの初値予想と予想利益

ペットゴーの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

仮条件と初値予想

仮条件 500円 ~ 550円 ※抽選資金:5万円 ~ 5.5万円
上限は10%上ブレ↑
初値予想 560円 ~ 600円※4/11 修正
(1.0倍~1.1倍)
予想利益 1,000円~5,000円

想定価格と初値予想

想定価格 500円あたり ※抽選資金:5万円あたり
初値予想 500円 ~ 540円 (1.0倍~1.1倍)
予想利益 0円~4,000円
送信中...

初値予想アンケート

ペットゴー(7140)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。

公開価格(550円)を基準価格に修正しています。

有効回答:160   投票期限:2022/4/27 (水) 23:59まで
3倍以上(1,650円以上)
24票  15%
投票済み

2.5倍以上~3倍未満(1,375円以上~1,650円未満)
10票  6%
投票済み

2倍以上~2.5倍未満(1,100円以上~1,375円未満)
30票  19%
投票済み

1.5倍以上~2倍未満(825円以上~1,100円未満)
45票  28%
投票済み

1.2倍以上~1.5倍未満(660円以上~825円未満)
23票  14%
投票済み

1倍以上~1.2倍未満(550円以上~660円未満)
17票  11%
投票済み

公募割れ(550円未満)
11票  7%
投票済み

ペットゴーの主幹事と幹事証券

ペットゴーのIPOを取り扱っている証券会社です。

ペットゴーの割当数とネット抽選の当選数

目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。

割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。

証券会社 割当率 割当数 ネット
抽選分
主幹事
みずほ証券
87.19% 631,700株 631口
大和証券 3.84% 27,800株 27口
楽天証券 3.12% 22,600株 226口
SBI証券 3.12% 22,600株 135口
松井証券 2.73% 19,800株 138口

大和コネクト証券のネット抽選分は、2口あたりが想定されます。大和証券の約1%

委託幹事であるマネックス証券は、委託数が公表されていません。

楽天証券の抽選倍率は、157倍でした。

現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンライン松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券


ペットゴーの決算情報

単独 財務情報 (単位/千円)

決算期 2021年3月 2020年3月 2019年3月
売上高 9,457,747 8,133,429 8,003,087
経常利益 100,810 16,980 57,190
当期利益 62,375 10,750 46,480
純資産 329,527 267,151 226,521
配当金
EPS 52.14 9.09 8,424.94
BPS 275.48 223.33 38,954.74
前期比(売上高) 16.3% 1.6%
※配当金、EPS、BPSは(単位/円)

連結 財務情報 (単位/千円)

決算期 2021年3月 2020年3月
売上高 9,455,947 8,131,629
経常利益 112,891 22,847
当期利益 71,128 15,238
純資産 349,307 278,178
EPS 59.46 12.89
BPS 292.01 232.55
前期比(売上高) 16.3%
※EPS、BPSは(単位/円)
業績

上位株主とロックアップ情報

ペットゴーの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。

株主名 株数 売出数 ロック
アップ
黒澤 弘 代表取締役社長 414,200
27.10%
(52,000)
80,000 180日
小出 文彦 取締役 140,200
9.17%
(100,000)
- 180日
SMBCベンチャーキャピタル2号投資事業有限責任組合 VC 100,000
6.54%
- 90日/
1.5倍
中谷 将史 97,200
6.36%
- 180日
サーラエナジー株式会社 76,000
4.97%
- 180日
株式会社AMG 75,400
4.93%
- 90日/
1.5倍
アイペット損害保険株式会社 60,000
3.93%
- 180日
株式会社コーポレート・アドバイザーズ 50,200
3.28%
(7,000)
- 180日
AGキャピタル株式会社 CVC 50,000
3.27%
- 90日/
1.5倍
住友商事株式会社 40,000
2.62%
- 180日
※()内の数値は、新株予約権による潜在株式数。
公開価格は550円。
ロックアップ解除となる株価(1.5倍)は、825円です。
詳細は目論見書にてご確認ください。

直近の類似IPOの上場結果

ペットゴーと市場と業種が同じIPOの上場結果です。

「市場:グロースまたは東証マザーズ」かつ「業種:小売業」の直近のIPO結果です。

  • 2022/03/23 TORICO
    初値売り損益:81,000円
    騰落率:47.65%、倍率:1.48倍
  • 2021/12/20 HYUGA PRIMARY CARE
    初値売り損益:104,000円
    騰落率:40%、倍率:1.40倍
  • 2020/12/23 交換できるくん
    初値売り損益:256,500円
    騰落率:125.12%、倍率:2.25倍
  • 2020/12/21 いつも
    初値売り損益:207,000円
    騰落率:134.42%、倍率:2.34倍
  • 2019/11/01 ダブルエー
    初値売り損益:-1,000円
    騰落率:-0.21%、倍率:1.00倍

ペットゴーのIPO分析

ペットのQOL(Quality Of Life)向上に重点を置く事業。
QOLは、ペットの生活が健康で豊かであることの指標となる概念。

同社の強みは「膨大な量の付加価値の高いペットデータ」と「業務の大半をデジタル化するDXプラットフォーム」と目論見書に書かれていますが、まぁDXは今や当たり前の時代で、ペットのビッグデータを保有しているのが強みですよね。

特に、犬か猫か、小型犬か大型犬か、幼犬幼猫か高齢か、避妊去勢済か、どのような疾患や悩みか等のペットに関する付加価値の高い情報で、ペットデータをマーケティングや製品企画に活用。

直近の売上高が伸びていますが、コチラはコロナ特需と考えた方が良さそう。

個人的には、安易にペットを購入できてしまうペットブームは一刻も早く終わってほしいと思っています。
ペットの為には有意義な事業内容ですが、このマーケットは縮小して欲しい。

IPO的には可も不可もないですが、現在の株式市況を考えると評価は少し下がりそうです。

参考までに

評価は下記を考慮して、公募割れのリスクがややある「C」に設定しました。

公募割れのリスクあり
  • 業績は安定的。コロナ禍の特需あり。(決算情報)
  • 市場からの吸収金額が3.6億円と小さい。(吸収金額による実績)
  • 購入単価が低いIPOが好調。(抽選資金による実績)
  • 同業他社が多い。
  • 成長をイメージしにくい事業内容。
  • オファリングレシオが41.4%と高い。(オファリングレシオによる実績)
  • 特定の製造業者への依存度が高い。(製造業者2社で約75%)
  • 配当実績なし。
  • 有利子負債依存度は32.1%。
  • 2022年3月期の業績予想(前期比)は、売上高9,613百万円(+1.7%)、営業利益164百万円(+64.6%)
  • 2021年3月期実績のPERは8.4倍程度。2022年の予想値で計算すると5.7倍。

4.11追記。仮条件が想定発行価格(500円)より10%の上振れ決定(500円 ~ 550円)したので、初値予想を560円 ~ 600円に修正しました。予想利益は1,000円~5,000円です。

目論見書の想定仮条件は500円。初値予想は500円 ~ 540円としました。
予想利益は0円~4,000円で、市況によっては公募割れのリスクがあるIPOになります。

なにか同社ならではの特徴があれば良かったかなぁと思います。

カブスルは相場の動向をみて、ブックビルディングに参加するか決めようと思います。

1人1票の平等抽選で、資金力に左右されない当選が期待できるマネックス証券や、落選しても次回以降の当選チャンスに活かせるポイントが付与されるSBI証券がおすすめです。

カブスルは上記の2社だけでIPOに47回当選しています。(全当選数の48%)

松井証券はブックビルディング時の抽選資金が不要です。
当選した後に購入資金を入金すればよいという、嬉しいシステムを採用。

大和証券が幹事となっていますので、委託幹事としてCONNECTが決まりました。(委託幹事は気づかれないことが多い)
CONNECTは、IPOの取り扱いが2020年12月で認知度がまだ低く、狙い目です!(カブスルは2回当選)

ほかには楽天証券もおすすめ。

ペットゴーのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、ペットゴーの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンライン松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券


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