SHINKO(7120):IPO上場情報
SHINKO(シンコー)は、全国60超の拠点より24時間 365日エンジニアが機器の保守、導入設計、設置展開サービスを提供している企業です。
保守サービス事業、ソリューション事業、人材サービス事業の3事業。
保守サービス事業
システムのサポート、機器の保守、コールセンター、ヘルプデスクサービスを提供。
病院・一般診療所へ導入されているPHC株式会社製電子カルテシステムやレセプトコンピュータ、調剤薬局に導入されている電子薬歴システム等、約3万5千件の保守契約を締結し保守サービスを提供。
その他、錠剤包装機、注射薬払出システム、適温配膳車等の保守サービスも受託。

メーカーに属さない独立系の保守会社であることが強みであり、医療機器やIT機器、非IT機器を問わず、24時間365日オンサイトサービスを提供。
また、テクニカルセンターを設置し、近年需要が増えつつあるコールセンターやヘルプデスク業務、機器の稼働状況を継続的にチェックする死活監視業務についても体制を整備。
ソリューション事業
医療機関、福祉施設、一般企業、官公庁向けにシステムの設計、構築、設置工事、展開管理等のICTサービスを提供、また顧客の要望に合わせた機器の提案、販売。
日本電気株式会社、KDDI株式会社といった大手企業との協業により、ネットワーク機器やPC関連の設定サービスを提供する他、大手総合重工業メーカー物流部門との協業による自動倉庫システムサービスの展開など、様々なサービスメニューを開発、展開。
人材サービス事業
IT機器の保守、点検、修理を行うカスタマエンジニア、システムの設計や、ネットワークの設計・構築、派遣先企業のフロント営業のサポートを行うシステムエンジニアを派遣。
主要取引先であるNECフィールディング株式会社へは、現在140名を超えるカスタマエンジニアを派遣、同様に主要取引先であるKDDIグループへは、現在は60名を超えるシステムエンジニアを派遣、また15名以上が準委任契約または請負契約による業務に従事。
従業員数は2022年12月末で804名、平均年齢は39.9歳、平均勤続年数は11.2年、平均年間給与は504.4万円
SHINKOのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、SHINKOの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
SHINKOの上場日
SHINKOのブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
ブックビルディング期間 |
2023/3/6 (月) ~ 3/10 (金) |
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仮条件 | 2,060円~2,200円 (抽選資金:20.6万円 ~ 22万円) | ||
当選口数 | 10,051口 | ||
発行済株式数 | 1,794,000株 | オファリングレシオ | 56% |
公募株数 | 80,000株 | 売出株数 | 794,000株 |
吸収金額 | 22.1億円 | O.A分 | 131,100株 |
仮条件決定日 | 3/3 (金) | 公開価格決定日 | 3/13 (月) |
購入期間 | 3/14 (火) ~ 3/17 (金) |
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
SHINKOの公開価格と初値
仮条件 | 2,060円~2,200円 | ||
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公開価格 | 2,200円 | 初値 | 2,250円 |
騰落率 | 2.27% | 倍率 | 1.02倍 |
初値売り損益 | 5,000円(2,250円 - 2,200円)× 100株 |
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
SHINKOの初値予想と予想利益
SHINKOの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
仮条件 |
2,060円 ~ 2,200円
※抽選資金:20.6万円 ~ 22万円
上限は6.8%上ブレ↑ |
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初値予想 |
2,750円 ~ 3,120円※3/3 修正
(1.3倍~1.4倍) |
予想利益 | 5.5万円~9.2万円 |
想定価格と初値予想
想定価格 | 2,060円あたり ※抽選資金:20.6万円あたり |
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初値予想 | 2,470円 ~ 2,860円 (1.2倍~1.4倍) |
予想利益 | 4.1万円~8万円 |
初値予想アンケート
SHINKO(7120)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。
公開価格(2,200円)を基準価格に修正しています。
有効回答:259票 投票期限:2023/3/21 (火) 23:59までSHINKOの主幹事と幹事証券
SHINKOのIPOを取り扱っている証券会社です。
SHINKOの割当数とネット抽選の当選数
目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。
割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。
証券会社 | 割当率 | 割当数 | ネット 抽選分 |
---|---|---|---|
主幹事 大和証券 |
95.68% | 961,600株 | 961口 |
マネックス証券 | 0.87% | 8,700株 | 87口 |
楽天証券 | 0.87% | 8,700株 | 87口 |
松井証券 | 0.87% | 8,700株 | 60口 |
SBI証券 | 0.87% | 8,700株 | 52口 |
丸三証券 | 0.43% | 4,300株 | 0口 |
あかつき証券 | 0.43% | 4,300株 | 0口 |
大和コネクト証券のネット抽選分は、96口あたりが想定されます。(大和証券の約1%)
楽天証券の抽選倍率は、293倍でした。
現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンラインと松井証券。委託幹事で穴場の三菱UFJ eスマート証券。ポイントが貯まるSBI証券
SHINKOの決算情報
単独 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2022年3月 | 2021年3月 | 2020年3月 |
---|---|---|---|
売上高 | 13,886,281 | 12,684,076 | 13,356,800 |
経常利益 | 612,539 | 477,946 | 635,770 |
当期利益 | 423,521 | 236,982 | 420,278 |
純資産 | 990,351 | 1,112,360 | 1,034,041 |
配当金※ | 5.00 | 5,000.00 | 5,000.00 |
EPS※ | 247.10 | 50.22 | 157,164.94 |
BPS※ | 577.80 | 389.21 | 343,520.38 |
前期比(売上高) | 9.5% | -5% | ― |

上位株主とロックアップ情報
SHINKOの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。
株主名 | 株数 | 売出数 | ロック アップ |
---|---|---|---|
株式会社ヒューマンサービス 役員等により総株主の議決権の過半数が所有されている会社 |
1,116,000株
63.63%
|
764,000株 | 180日 |
PHC株式会社 |
296,000株
16.88%
|
30,000株 | 180日 |
福留 泰蔵 代表取締役社長 |
112,000株
6.39%
|
- | 180日 |
エヌ・デーソフトウェア株式会社 |
76,000株
4.33%
|
- | 180日 |
SHINKO従業員持株会 |
60,000株
3.42%
|
- | 180日 |
佐山 龍一 |
18,000株
1.03%
|
- | 180日 |
高坂 喜一 取締役 |
9,000株
0.51%
|
- | 180日 |
石田 英章 専務取締役 |
9,000株
0.51%
|
- | 180日 |
菊池 薫 取締役 |
9,000株
0.51%
|
- | 180日 |
佐藤 秀樹 取締役 |
9,000株
0.51%
|
- | 180日 |
直近の類似IPOの上場結果
SHINKOと市場と業種が同じIPOの上場結果です。
「市場:スタンダードまたは東証二部」かつ「業種:卸売業」の直近のIPO結果です。
SHINKOのIPO分析
うーん。良くも悪くもスタンダード上場らしい銘柄です。
安定的な事業内容である一方、急成長するような事業でもないです。
特にコメントがなくて困りますが、約一ヵ月ぶりのIPOということで注目はされるかな?と思います。
安定企業の場合、配当金が気になりますが前期実績は5円。配当性向は2%。(配当性向の目標は30%)
前期実績と想定価格で算出したPERは8.3倍。
上場により調達した手取金の使途は「テクニカルセンター拡張のための設備資金」と「業務システム更新のための設備資金」。
参考までに
評価は下記を考慮して、中立の「B」に設定しました。

- 約一ヶ月ぶりのIPO。久しぶりのIPOは過熱する傾向
- 業績は安定的(決算情報)
- 成長をイメージしにくい事業内容
- オファリングレシオが56%と高い(オファリングレシオによる実績)
- 売出比率が90.8%と高い
- 上場の意義がわからない(感じ取れない)
- 上位株主は役員関連。売り圧力が低い
- 配当実績あり。目標の配当性向は30%
- 想定価格と前期実績によるPERは8.3倍
3.3追記。仮条件が想定発行価格(2,060円)より6.8%の上振れ決定(2,060円 ~ 2,200円)したので、初値予想を2,750円 ~ 3,120円に修正。予想利益は5.5万円~9.2万円です。
目論見書の想定仮条件は2,060円。初値予想は2,470円 ~ 2,860円としました。
予想利益は4.1万円~8万円です。
カブスルは幹事証券にてIPOに参加します。
1人1票の平等抽選で、資金力に左右されない当選が期待できるマネックス証券や、落選しても次回以降の当選チャンスに活かせるポイントが付与されるSBI証券がおすすめです。
カブスルはこちらの2社だけでIPOに47回当選しています。(全当選数の37.6%)
松井証券はブックビルディング時の抽選資金が不要です。
当選した後に購入資金を入金すればよいという、嬉しいシステムを採用。
松井証券はIPOの引受部門にチカラを入れており、幹事数が増えています。(5割目標)
大和証券が主幹事となっていますので、委託幹事としてCONNECTが後日 決まるかと思います。
委託幹事は目論見書に掲載されないので気づかれず、CONNECTの認知度もまだ低いので狙い目です!(カブスルは2回当選)
抽選資金に余裕があれば、楽天証券でも参加しておきたいです。