フライヤー（323A）：IPO上場情報と初値予想

フライヤーの上場日

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フライヤーのブックビルディング内容

ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。

※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。

フライヤーの初値予想と予想利益

フライヤーの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

フライヤーの主幹事と幹事証券

フライヤーのIPOを取り扱っている証券会社です。

フライヤーの決算情報

単独 財務情報 （単位/千円）

決算期	2024年2月	2023年2月	2022年2月
売上高	785,211	634,197	516,667
営業利益	-132,970	-267,084	―
営業利益率	-16.93％	-42.11％	―
経常利益	-136,139	-271,689	-267,074
当期利益	-136,669	-272,219	-278,212
純資産	43,419	100,119	69,327
配当金※	―	―	―
EPS※	-45.26	-95.25	-2,142.78
BPS※	-213.39	-172.59	-1,784.46
前期比 （営業利益）	-50.2％	―	―
前期比（売上高）	23.8％	22.7％	―

※配当金、EPS、BPSは（単位/円）

フライヤーのPERとPBR

想定価格（660円）で算出したPERとPBRです。

フライヤーの配当金と配当利回り

想定価格（660円）と配当金で算出した配当利回りです。

上位株主とロックアップ情報

フライヤーの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。

直近の類似IPOの上場結果

フライヤーと同じホットワードのIPOの上場結果です。

フライヤーと市場と業種が同じIPOの上場結果です。

フライヤーのIPO分析

ビジネス本の要約サービスということで、リスキリング（学び直し）銘柄となるか。
Youtubeでもビジネス本などの要約サービスを見かけることがあり、タイパを重視したい人にとっては良いサービスか。

個人の需要は全く伸びておらず、法人顧客向け（エンタープライズ事業）が伸びています。

2025年2月期の業績予想が発表されています。業績予想では黒字へ転換予定。（PERとPBR）

IPOとはいえ、業績をシッカリみられるのがココ数年のIPO相場。
売上成長率は年20％程度と高くなく、今期の業績予想の利益額も低いです。従業員数もココ3年はほぼ増えておらず。

2023年7月時点の評価額 36.8億円より時価総額が低いダウンラウンドとなっています（スピーダ参照）
想定価格で算出した時価総額は21.9億円で評価額は40.5％のダウン。

市場からの吸収金額が低いIPO（10億円未満）は、データでみても公開価格より初値が高くなっているケースが多いです。
特に5億円未満のIPOは長年、公募割れなし！（フライヤーの吸収金額は想定価格で4.9億円）

IPOの初値は需給的に上昇する可能性が高いですが、中長期投資はしづらそうな銘柄です。

参考までに

評価は下記を考慮して、中立の「Ｂ」に設定しました。

• 需給が絞られており初値が上昇しやすい
• 市場からの吸収金額が4.9億円と小さい。5億円未満のIPOの公募割れはしばらくなし（IPOデータ）
• オファリングレシオが22.7％とやや低い（IPOデータ）
• リスキリング（学び直し）は国策事業
• 購入単価が低いIPOが好調（抽選資金による実績）
• 配当実績なし
• 業績が微妙
• 2025年2月期の業績予想（前期比）は、売上高 946百万円（+20.5％）、営業利益2百万円
• 法人契約は伸びているが個人契約は伸びておらず（潜在的な需要がない？）
• 市場で敬遠される親子上場。ただし初値の結果は良い
• 上場前の資金調達の評価額より、低い評価額（時価総額）でIPOを行うダウンラウンドのIPO
• 従業員数が伸びていない
• 生成AIの進展

目論見書の想定仮条件は660円。初値予想は790円 ～ 920円としました。
予想利益は1.3万円～2.6万円です。

カブスルは幹事証券にてIPOに参加します。

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