IPOにもデメリットがあります。損失リスクを回避する方法を紹介

IPOのリスクは主に2つ

大きな利益を得られるのがIPOの魅力ですが、もちろん リスク(デメリット)もあります

それは、購入したIPO株の株価が下がり、損失が出ることです。

直近 5年間で全体の4%~18%のIPOが、上場後に株価が下がる公募割れになっています。

ただし、カンタンにデメリットを回避する方法がありますのでご安心ください。

IPOのリスク(デメリット)を回避

IPOのリスクと、その回避方法を紹介させて頂きます。

リスク1 :公募割れのリスク

こちらで登場する専門用語を先にご紹介します。

  • 上場後に初めてつく株価を「初値」といいます。
  • 抽選に当選し上場前に購入した株価を「公募価格」といいます。

公募価格よりも初値が下回る事を「公募割れ」と呼びます。
購入時より株価が下がった状態で売却すると損失になります。

参考までに

管理人が損失をだしたコメダHD(コメダ珈琲)の例です。

  • 公募価格 1,960円で100株 当選&購入。
    1,960円 × 100株 = 196,000円で購入
  • 初値 1,867円で100株 売却。
    1,867円 × 100株 = 186,700円で売却
  • 当選した大和証券の売却手数料は1,080円
  • 186,700円-196,000円-1,080円 = 10,380円の損失

IPOの中には、投資家に人気のないIPOがあります。
人気がないと「買い注文」が集まりませんので、公募割れのリスクが高まります。

人気がない理由としては、売上が思わしくない、市場からの調達金額が大きいなど色々な要因があります。

コメダHDは知名度は高かったものの、IPOで人気のない要素である「市場からの調達金額が大きい」「すべて売出株」ということで、残念ながら公募割れになりました。

管理人はIPOに60回 当選していますが、その中で損失が出たIPOは全部で8回。
損失額の合計は97,400円になります。(IPO当選実績

直近3年間の公募割れしたIPO

直近3年間の公募割れしたIPOの数とその割合です。
リンク先をクリックすると公募割れしたIPOの一覧が表示されます。

公募割れをした場合、数千円から数万円の損失になることがあります。

当サイトでは2004年からデータを取っていますの気になる方は合わせてご覧ください。

各年によりバラつきがありますが、全体の4%~18%のIPOが上場後に株価が下がる公募割れになっています。

IPO人気は評価で判断!

当サイトでは、IPOの評価を「S」「A」「B」「C」「D」の5段階で評価しています。

評価

「S」が最も投資家からの人気度があり、利益を得られる可能性が非常に高いIPOです。
逆に「D」は最も投資家から人気がなく、公募割れをするリスクが非常に高いIPOになります。

IPOのランキング/実績データページではIPOの評価による、騰落率や平均利益のデータを載せています。
データを見ると一目瞭然ですので是非、参考にしてください。

評価が高いほど(SやA) 利益額や騰落率が高く、評価が低いほど(CやD) 公募割れのリスクが高い事がお分かり頂けると思います。

公募割れのリスクを回避するには?

もうお分かりですよね?

公募割れリスクを回避するには、評価の低いIPOに応募しなければいい!

だけです(  ̄∇ ̄)

ワンポイント

参考までに管理人のIPOの参加方法です。

  • 「S」は全力でIPOに参加!
  • 「A」は全力でIPOに参加!
  • 「B」は積極的にIPOに参加。
  • 「C」は銘柄により判断して参加 or 不参加。
  • 「D」は不参加。

なお、不参加の場合でも引受幹事にSBI証券が入っている場合はIPOチャレンジポイント狙いで100株だけ参加しています。

管理人が当選したIPOで損失が出たIPOは8回。評価「B」が2回、「C」が6回でした。
評価「B」でも損失がでていますが、積極的にIPOに応募している結果です。
逆に評価「B」で利益がでているのは18回になります。

もし、当選IPOが公募割れしたら?

もし、当選IPOが公募割れをした場合、購入した経緯を考えて売却の判断をしましょう。

参考までに、管理人の例です。

  1. 保有する意思がない。はじめから短期売買が目的。
    公募割れしても初値売りして損失を確定する。
  2. 配当利回りの良さなど長期保有する目的。
    公募割れをしても売らずに保有
    (例)公募割れしていませんが、当選したゆうちょ銀行は2015年から保有を続けています。

ほとんどのIPOは短期売買が目的ですので「1」を選択しています。

損失をだすのがイヤだからと、保有を続けてもよいことがありません。
管理人は潔く諦めて、次の抽選資金に回しています。

リスク2 :上場直後の変動リスク

まるでジェットコースター

IPOは上場後、多くの投資家(機関・個人)により売買が行われます。

上場直後は売買が非常に激しくなり、株価はジェットコースターのように乱高下します。

よって、上場後にIPO株を市場で購入し、売却するのは損失リスクも高くなります。

上場直後の変動リスクを回避するには?

IPO株を上場後に購入して売買しないことです。

ブックビルディングに参加して当選した場合、IPO株を「公募価格」で購入できます。

公募価格で購入するのが一番リスクが低いです。
欲しいIPO株がある場合、ブックビルディングに参加しましょう。

参考までに

IPO株は上場後に株価の上下が激しくなりますが、この高低差を利用して短期間で利益を得ようとする市場参加者もいます。(主にディトレーダー)

「IPOのセカンダリー狙い」と呼ばれており、非常にハイリスク・ハイリターンの投資法になります。

損失リスクが高いので、相場に慣れた上級者向けの投資法となります。
初心者は・・・歴戦の強者のカモになるだけですので やめておきましょう。


これまでIPOについてメリットやリスクについて紹介してきました。
続いてIPOを買う方法(買うまでの流れ)を紹介します。

こちらの記事は、IPO歴13年の運営者が執筆しています。
現在記事をすべて見直しています。一部の記事は修正前で読みづらいと思います。申し訳ありません。