サイバーセキュリティクラウド(4493):IPO上場情報
サイバーセキュリティクラウドは、AI技術を活用したサイバーセキュリティサービスの開発・提供を行っている企業です。
主要サービス「攻撃遮断くん」は、顧客に対し提供するサービスの対価を、使用した期間に応じて受領するサブスクリプション(月額課金)型モデルです。(2018年12月期の売上比率は94.9%)
- Webアプリケーションに対するサイバー攻撃を検知・遮断・可視化する、クラウド型のセキュリティ・サービス。
- リアルタイムでサイバー攻撃を可視化し、攻撃元IPや攻撃種別などを管理画面で把握。
- 目には見えないサイバー攻撃をヴィジュアル化することで、より適切な状況把握と情報共有が可能。
サブスクリプションは、サービス提供側は安定的な収益を見込め、サービス利用者側も継続したサービス提供をうけられるWin-Winの課金モデルです。
AWS WAFのルール自動運用サービス「WafCharm」は、AWSの提供するAWS WAFを利用する顧客に対して、「攻撃遮断くん」で培ったWebアプリケーションに対する攻撃パターンをAIによって学習し、AWS WAFのルールを自動運用するサービスです。
AWS WAFの持つ複数のルールから最適なルールをAIが設定し、ルールの運用を自動化。
AWS(Amazon Web Services)は、Webサービスを通じてアクセスできるよう整備されたクラウドコンピューティングサービスで、多くの大手企業が利用しています。
WAF(ワフ)は、Webサイトを運営している人にとってはおなじみのセキュリティ機能です。
設立は2010年8月。
従業員数は2020年1月末で31名、平均年齢は33.3歳、平均勤続年数は2年、平均年間給与は615.2万円。
サイバーセキュリティクラウドのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、サイバーセキュリティクラウドの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
サイバーセキュリティクラウドの上場日
上場日 | 2020/3/26(木) | 証券コード | 4493 |
---|---|---|---|
市場 | 東証マザーズ | 業種 | 情報・通信業 |
Webサイト | Webサイト | 単元株 | 100株 |
Yahoo!ファイナンス | サイバーセキュリティクラウド(4493) | ||
時価総額 | 103.7億円(公開価格で計算) 212.3億円(初値で計算) |
サイバーセキュリティクラウドのブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
ブックビルディング期間 |
2020/3/10 (火) ~ 3/16 (月) |
||
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仮条件 | 4,240円~4,500円 (抽選資金:42.4万円 ~ 45万円) | ||
当選口数 | 700口 | ||
発行済株式数 | 2,305,000株 | オファリングレシオ | 3% |
公募株数 | 70,000株 | 売出株数 | 0株 |
吸収金額 | 3.1億円 | O.A分 | 0株 |
仮条件決定日 | 3/6 (金) | 公開価格決定日 | 3/17 (火) |
購入期間 | 3/18 (水) ~ 3/24 (火) |
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
サイバーセキュリティクラウドの公開価格と初値
仮条件 | 4,240円~4,500円 | ||
---|---|---|---|
公開価格 | 4,500円 | 初値 | 9,210円 |
騰落率 | 104.67% | 倍率 | 2.05倍 |
初値売り損益 | 471,000円(9,210円 - 4,500円)× 100株 |
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
サイバーセキュリティクラウドの初値予想と予想利益
サイバーセキュリティクラウドの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
仮条件 |
4,240円 ~ 4,500円
※抽選資金:42.4万円 ~ 45万円
上限は12.2%上ブレ↑ |
---|---|
初値予想 |
6,800円 ~ 9,000円※3/6 修正
(1.5倍~2.0倍) |
予想利益 | 23万円~45万円 |
想定価格と初値予想
想定価格 | 4,010円あたり ※抽選資金:40.1万円あたり |
---|---|
初値予想 | 6,000円 ~ 8,000円 (1.5倍~2.0倍) |
予想利益 | 19.9万円~39.9万円 |
初値予想アンケート
サイバーセキュリティクラウド(4493)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。
公開価格(4,500円)を基準価格に修正しています。
有効回答:477票 投票期限:2020/3/25 (水) 23:59までサイバーセキュリティクラウドの主幹事と幹事証券
サイバーセキュリティクラウドのIPOを取り扱っている証券会社です。
サイバーセキュリティクラウドの割当数とネット抽選の当選数
目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。
割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。
証券会社 | 割当率 | 割当数 | ネット 抽選分 |
---|---|---|---|
主幹事 SBI証券 |
85.00% | 59,500株 | 416口 |
大和証券 | 6.00% | 4,200株 | 10口 |
みずほ証券 | 2.00% | 1,400株 | 1口 |
楽天証券 | 1.00% | 700株 | 7口 |
SMBC日興証券 | 1.00% | 700株 | 0口 |
岡三証券 | 1.00% | 700株 | 0口 |
岩井コスモ証券 | 1.00% | 700株 | 0口 |
あかつき証券 | 1.00% | 700株 | 0口 |
香川証券 | 1.00% | 700株 | 0口 |
エース証券 | 1.00% | 700株 | 0口 |
楽天証券の抽選倍率は、2,324倍でした。
現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンラインと松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券
サイバーセキュリティクラウドの決算情報
単独 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2018年12月 | 2017年12月 | 2016年12月 |
---|---|---|---|
売上高 | 488,838 | 246,957 | 66,720 |
経常利益 | -27,525 | -46,840 | -40,207 |
当期利益 | -27,794 | -52,256 | -40,328 |
純資産 | 56,339 | 84,133 | -58,609 |
配当金※ | ― | ― | ― |
EPS※ | -12.44 | -25.03 | -19,342.09 |
BPS※ | 25.21 | 37.64 | -28,110.03 |
前期比(売上高) | 97.9% | 270.1% | ― |
上位株主とロックアップ情報
サイバーセキュリティクラウドの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。
株主名 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|
Vector Group International Limited | 16.48% | 90日 |
(株)オークファン | 14.33% | 90日 |
GMCM Venture Capital Partners I Inc | 13.21% | 90日/ 1.5倍 |
西江 肇司 | 9.38% | 90日 |
武永 修一 | 6.37% | 90日 |
大野 暉 | 5.21% | 180日 |
海老根 智仁 | 4.17% | 90日 |
B Dash Fund 3号投資事業有限責任組合 | 3.74% | 90日/ 1.5倍 |
(株)AMBITION | 2.88% | 90日 |
S173(株) | 2.54% | 90日 |
直近の類似IPOの上場結果
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サイバーセキュリティクラウドと市場と業種が同じIPOの上場結果です。
「市場:東証マザーズ」かつ「業種:情報・通信業」の直近のIPO結果です。
- 2020/03/10 ビザスク
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… 初値売り損益:102,000円
騰落率:63.75%、倍率:1.64倍
サイバーセキュリティクラウドのIPO分析
近年、インターネット技術やAI技術の進化によりWebシステムへのサイバー攻撃の手口が加速度的に高度化しており、AIを悪用したより複雑な攻撃や、未知のサイバー攻撃が今後増加していくことも予想されています。
これらの脅威に対して同社のサービスの活躍が期待されます。
ワクワクするような目論見書をみて、さすがSBI証券と思いました。
IT系のIPOを上場させるのは、SBI証券が一番上手だと思います!(投資家心理を掴んでる)
参考までに
評価は下記を考慮して、人気が最も高い「S」に設定しました。
- 業績が好調。(決算情報)
- 当選数が少なく競争率が高い。
- 市場からの吸収金額が2.8億円と小さい。(吸収金額による実績)
- 時代にマッチした事業内容で将来性あり。
- 公開株がすべて公募株。売出ゼロ。
- 同業他社が多い。
- ベンチャーキャピタルの保有株が多いが、ロックアップはきっちり。
3.6追記。仮条件が想定発行価格(4,010円)より上振れ決定(4,240円 ~ 4,500円)したので、初値予想を6,800円 ~ 9,000円に修正。予想利益は23万円~45万円です。
目論見書の想定仮条件は4,010円。初値予想は6,000円 ~ 8,000円としました。
予想利益は19.9万円~39.9万円になります。
公募割れリスクは低いです。
積極的に幹事証券から参加して当選を狙いましょう。
ワンポイント
主幹事証券は、IPOで人気のIT系の主幹事を務める機会が多いSBI証券です。
主幹事証券は割当数が多いので、当選数も多くなります。
また、落選しても次回の当選チャンスに活かせるポイントがもらえます。
カブスルは16回 IPOに当選しています。
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