サークレイス(5029):IPO上場情報
サークレイスは、「Salesforce」を中心としたクラウド先端技術を用いた導入支援や自社サービスの展開を行っている企業です。
コンサルティングサービス、プラットフォームサービスの2つのサービスを提供。
コンサルティングサービス
デジタルコンサルティングサービスとして、デジタル技術を活用したビジネス設計、クラウドによるシステム開発を行っています。
クラウド活用による攻めのIT投資領域に特化したコンサルティング、システム開発サービスを提供。
プラットフォームサービス
デジタル化ツールの運用実務支援を行い(カスタマーサクセス)、顧客のデジタル人材を育成し(エデュケーション)、デジタルツールの提供を行うこと(DX)で、高付加価値で顧客満足度の高いサービスを提供。
株式会社パソナグループの持分法適用会社。
設立は2012年11月。
従業員数は2022年1月末で234名、平均年齢は38.9歳、平均勤続年数は3.3年、平均年間給与は578.4万円。
サークレイスのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、サークレイスの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
サークレイスの上場日
サークレイスのブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
ブックビルディング期間 |
2022/3/28 (月) ~ 4/1 (金) |
||
---|---|---|---|
仮条件 | 680円~720円 (抽選資金:6.8万円 ~ 7.2万円) | ||
当選口数 | 8,625口 | ||
発行済株式数 | 4,100,000株 | オファリングレシオ | 21% |
公募株数 | 750,000株 | 売出株数 | 0株 |
吸収金額 | 6.2億円 | O.A分 | 112,500株 |
仮条件決定日 | 3/24 (木) | 公開価格決定日 | 4/4 (月) |
購入期間 | 4/5 (火) ~ 4/8 (金) |
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
サークレイスの公開価格と初値
仮条件 | 680円~720円 | ||
---|---|---|---|
公開価格 | 720円 | 初値 | 2,320円 |
騰落率 | 222.22% | 倍率 | 3.22倍 |
初値売り損益 | 160,000円(2,320円 - 720円)× 100株 |
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
サークレイスの初値予想と予想利益
サークレイスの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
仮条件 |
680円 ~ 720円
※抽選資金:6.8万円 ~ 7.2万円
上限は1.4%上ブレ↑ |
---|---|
初値予想 |
820円 ~ 1,020円※3/24 修正
(1.1倍~1.4倍) |
予想利益 | 1万円~3万円 |
想定価格と初値予想
想定価格 | 710円あたり ※抽選資金:7.1万円あたり |
---|---|
初値予想 | 800円 ~ 980円 (1.1倍~1.4倍) |
予想利益 | 9,000円~2.7万円 |
初値予想アンケート
サークレイス(5029)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。
公開価格(720円)を基準価格に修正しています。
有効回答:304票 投票期限:2022/4/11 (月) 23:59までサークレイスの主幹事と幹事証券
サークレイスのIPOを取り扱っている証券会社です。
サークレイスの割当数とネット抽選の当選数
目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。
割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。
証券会社 | 割当率 | 割当数 | ネット 抽選分 |
---|---|---|---|
主幹事 大和証券 |
91.65% | 790,500株 | 790口 |
SMBC日興証券 | 2.09% | 18,000株 | 18口 |
みずほ証券 | 2.09% | 18,000株 | 18口 |
野村證券 | 2.09% | 18,000株 | 18口 |
楽天証券 | 0.52% | 4,500株 | 45口 |
松井証券 | 0.52% | 4,500株 | 31口 |
SBI証券 | 0.52% | 4,500株 | 27口 |
いちよし証券 | 0.52% | 4,500株 | 0口 |
大和コネクト証券のネット抽選分は、79口あたりが想定されます。(大和証券の約1%)
楽天証券の抽選倍率は、678倍でした。
現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンラインと松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券
サークレイスの決算情報
単独 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2021年3月 | 2020年3月 | 2019年3月 |
---|---|---|---|
売上高 | 1,813,213 | 1,756,429 | 1,609,308 |
経常利益 | -29,338 | -122,248 | 144,049 |
当期利益 | -63,183 | -92,670 | 149,753 |
純資産 | 44,910 | 105,916 | 150,587 |
配当金※ | ― | ― | ― |
EPS※ | -18.86 | -28.62 | 116,994.78 |
BPS※ | 12.76 | 31.62 | 117,646.38 |
前期比(売上高) | 3.2% | 9.1% | ― |
上位株主とロックアップ情報
サークレイスの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。
株主名 | 株数 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|---|
株式会社パソナグループ | 1,440,000株 | 39.74% | 180日 |
TQUILA LIMITED | 1,390,000株 | 38.36% | 180日 |
salesforce.com, inc. | 320,000株 | 8.83% | 180日 |
佐藤 司 取締役 | 125,000株 | 3.45% | 180日 |
佐藤 潤 代表取締役社長 |
125,000株
(50,000)
|
3.45% | 180日 |
工藤 正通 取締役 |
36,000株
(36,000)
|
0.99% | 180日 |
増田 剛 従業員 |
36,000株
(36,000)
|
0.99% | |
木部 勝 従業員 |
28,000株
(28,000)
|
0.77% | |
ポール 与那嶺 取締役 |
5,000株
(5,000)
|
0.14% | |
庄司 哲也 取締役 |
5,000株
(5,000)
|
0.14% |
直近の類似IPOの上場結果
サークレイスと同じホットワードのIPOの上場結果です。
「DX支援」のIPOの直近の結果です。
- 2021/12/10 フレクト…
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初値売り損益:52,200円
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サークレイスと市場と業種が同じIPOの上場結果です。
「市場:グロースまたは東証マザーズ」かつ「業種:情報・通信業」の直近のIPO結果です。
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… 初値売り損益:34,400円
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… 初値売り損益:90,000円
騰落率:42.86%、倍率:1.43倍
サークレイスのIPO分析
SalesforceプラットフォームやAnaplanなど、同社取り扱いのクラウド製品に関する導入・運用・保守・定着化を支援。
Salesforceとは、顧客関係管理ソリューションを中心としたクラウドコンピューティング・サービス。
ココ最近のIPOでよく耳にしますが、世界15万社以上、国内導入は5,000社。
8年以上の実績を持ち、保守だけでなく、「業務課題解決に注力したサービス」を提供。
主要販売先はこちら。
DXサービスに先行投資していることもあり、営業利益にバラツキがあるのがやや気になりますが、IPOとしては事業内容は人気があり、需給面でも軽いので初値は上昇しやすいです。
あとは・・・上場時の相場環境ですよね。
参考までに
評価は下記を考慮して、中立の「B」に設定しました。
- 売上高は右肩上がり。DXサービスの先行投資で経常利益はややブレている。
- IPOで人気のある「DX支援」事業。(データ)
- 購入単価が低いIPOが好調。(抽選資金による実績)
- 上場による知名度アップで、業績への貢献期待。
- オファリングレシオが21%とやや低い。(オファリングレシオによる実績)
- 市場からの吸収金額が6.2億円と小さい。(吸収金額による実績)
- 需給が絞られており初値が上昇しやすい。
- 上場市場の東証マザーズ(グロース)市場が軟調。(投資資金が抜けている)
3.24追記。仮条件が想定発行価格(710円)より1.4%の上振れ決定(680円 ~ 720円)したので、初値予想を820円 ~ 1,020円に修正しました。予想利益は1万円~3万円です。
目論見書の想定仮条件は710円。初値予想は800円 ~ 980円としました。
予想利益は9,000円~2.7万円です。
カブスルは幹事証券にてIPOに参加します。
1人1票の平等抽選で、資金力に左右されない当選が期待できるSMBC日興証券や、落選しても次回以降の当選チャンスに活かせるポイントが付与されるSBI証券がおすすめです。
カブスルはこちらの2社だけでIPOに51回当選しています。(全当選数の52.0%)
また、松井証券と野村證券はブックビルディング時の抽選資金が不要です。
当選した後に購入資金を入金すればよいという、嬉しいシステムを採用。
特に松井証券は、IPOの引受部門にチカラを入れており、幹事数が増えています。(4割目標)
追加の委託幹事として、CONNECTが決まりました。(委託幹事は気づかれないことが多い)
CONNECTは、IPOの取り扱いが2020年12月で認知度がまだ低く、狙い目です!(カブスルは2回当選)
抽選資金に余裕があれば、楽天証券でも参加しておきたいです。