のむら産業(7131):IPO上場情報
のむら産業は、米穀包装機の製造および販売、包装システムラインの設計・施工、包装製品を展開している企業です。
包装資材・計量包装機械を主に取り扱う包装関連事業が、売上高の85%を占めています。
米穀精米袋を中心とした食品及びその他の包装資材の企画・デザイン及び販売。
製函封函機・緩衝材を主に取り扱う物流梱包事業。
設立は1959年4月。
従業員数は2021年9月末で76名、平均年齢は43.1歳、平均勤続年数は11年、平均年間給与は538.3万円。
グループは同社と連結子会社2社で構成。
のむら産業のIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、のむら産業の目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
のむら産業の上場日
のむら産業のブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
ブックビルディング期間 |
2021/11/15 (月) ~ 11/19 (金) |
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仮条件 | 1,160円~1,210円 (抽選資金:11.6万円 ~ 12.1万円) | ||
当選口数 | 7,611口 | ||
発行済株式数 | 1,546,250株 | オファリングレシオ | 49.2% |
公募株数 | 0株 | 売出株数 | 661,900株 |
吸収金額 | 9.2億円 | O.A分 | 99,200株 |
仮条件決定日 | 11/12 (金) | 公開価格決定日 | 11/22 (月) |
購入期間 | 11/24 (水) ~ 11/29 (月) |
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
のむら産業の公開価格と初値
仮条件 | 1,160円~1,210円 | ||
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公開価格 | 1,210円 | 初値 | 1,113円 |
騰落率 | -8.02% | 倍率 | 0.92倍 |
初値売り損益 | -9,700円(1,113円 - 1,210円)× 100株 |
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
公募割れ時の株価下落の目安となる引受価額は、1,113.20円でした。
のむら産業の初値予想と予想利益
のむら産業の初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
仮条件 | 1,160円 ~ 1,210円 ※抽選資金:11.6万円 ~ 12.1万円 |
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初値予想 |
1,180円 ~ 1,240円※11/12 修正
(1.0倍~1.0倍) |
予想利益 | -3,000円~3,000円 |
想定価格と初値予想
想定価格 | 1,210円あたり ※抽選資金:12.1万円あたり |
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初値予想 | 1,200円 ~ 1,260円 (1.0倍~1.0倍) |
予想利益 | -1,000円~5,000円 |
初値予想アンケート
のむら産業(7131)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。
公開価格(1,210円)を基準価格に修正しています。
有効回答:160票 投票期限:2021/12/1 (水) 23:59までのむら産業の主幹事と幹事証券
のむら産業のIPOを取り扱っている証券会社です。
のむら産業の割当数とネット抽選の当選数
目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。
割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。
証券会社 | 割当率 | 割当数 | ネット 抽選分 |
---|---|---|---|
主幹事 みずほ証券 |
88.73% | 675,300株 | 675口 |
SBI証券 | 1.73% | 13,200株 | 79口 |
丸三証券 | 1.73% | 13,200株 | 13口 |
いちよし証券 | 1.73% | 13,200株 | 1口 |
極東証券 | 1.73% | 13,200株 | 0口 |
水戸証券 | 1.73% | 13,200株 | 0口 |
あかつき証券 | 1.73% | 13,200株 | 0口 |
楽天証券 | 0.87% | 6,600株 | 66口 |
委託幹事であるマネックス証券は、委託数が公表されていません。
楽天証券の抽選倍率は、224倍でした。
現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンラインと松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券
のむら産業の決算情報
単独 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2020年10月 | 2019年10月 | 2018年10月 |
---|---|---|---|
売上高 | 4,134,862 | 4,203,015 | 3,923,874 |
経常利益 | 271,206 | 204,587 | 174,005 |
当期利益 | 183,417 | 134,869 | 123,126 |
純資産 | 1,193,442 | 1,048,786 | 903,477 |
配当金※ | 8.00 | 650.00 | ― |
EPS※ | 131.80 | 96.91 | 2,042.79 |
BPS※ | 857.59 | 753.64 | 16,230.62 |
前期比(売上高) | -1.6% | 7.1% | ― |
連結 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2020年10月 | 2019年10月 |
---|---|---|
売上高 | 4,898,835 | 5,047,421 |
経常利益 | 265,243 | 306,012 |
当期利益 | 54,894 | 181,345 |
純資産 | 1,054,748 | 1,038,615 |
EPS※ | 39.45 | 130.31 |
BPS※ | 757.93 | 746.33 |
前期比(売上高) | -2.9% | ― |
上位株主とロックアップ情報
のむら産業の上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。
株主名 | 株数 | 売出数 | ロック アップ |
---|---|---|---|
MCP4投資事業有限責任組合 VC |
761,150株
54.70%
|
661,900株 | 180日 |
清川 悦男 代表取締役 |
139,075株
9.99%
|
- | 180日 |
株式会社サタケ |
111,350株
8.00%
|
- | 180日 |
シコー株式会社 |
69,675株
5.01%
|
- | 180日 |
アルク産業株式会社 |
68,200株
4.90%
|
- | 180日 |
堀田 正仁 取締役 |
41,500株
2.98%
|
- | 180日 |
のむら産業社員持株会 |
39,075株
2.81%
|
- | 180日 |
松本 博 取締役 |
27,500株
1.98%
|
- | 180日 |
西澤 賢治 取締役 |
27,350株
1.97%
|
- | 180日 |
ニューロング株式会社 |
25,000株
1.80%
|
- | 180日 |
直近の類似IPOの上場結果
のむら産業と市場と業種が同じIPOの上場結果です。
のむら産業のIPO分析
筆頭株主であるMCP4投資事業有限責任組合(みずほキャピタルパートナーズ株式会社が業務受託)の売出し案件です。
売出し100%、公募株はゼロ。
- 公募株
企業が新しく発行する株式 (企業にお金が入る) - 売出株
既存株主が市場に出す株式 (既存株主にお金が入る)
事業内容とIPOの内容から考えて、人気化する要素がありません。
参考までに
評価は下記を考慮して、公募割れのリスクがややある「C」に設定しました。
- 業績は安定的。(決算情報)
- 全株 売出し。筆頭株主のEXIT案件。
- オファリングレシオが49.2%と高い。(オファリングレシオによる実績)
- やや地味な印象がある事業内容。
- 年一回の配当金を予定。配当性向は20%。
11.12追記。仮条件が1,160円 ~ 1,210円に決定。(想定価格の1,210円が上限でやや弱気)
初値予想を1,180円 ~ 1,240円に修正。予想利益は-3,000円~3,000円です。
目論見書の想定仮条件は1,210円。初値予想は1,200円 ~ 1,260円としました。
予想利益は-1,000円~5,000円で、市況によっては公募割れのリスクがあるIPOになります。
カブスルは相場の動向をみて、ブックビルディングに参加するか決めようと思います。