SBI証券幹事の人気IPOはなるべく多く申し込もう

SBI証券のIPOは、100株の申し込みにつき抽選権が1つ与えられます。

よって、申し込み株数(口数)が多ければ多いほど、当選確率は上がります。

限られた資金の範囲で、なるべく多く申込むようにしましょう。

一般の方は、平等抽選を採用している証券会社を中心に応募されるのがオススメです。
SBI証券にIPOの抽選資金を集中させた方がいい?

投資資金からIPOの最大申し込み数を自動計算できるフォーム

投資資金(買付余力)から、各IPOの最大申し込み数を自動計算できるフォームです。

ブックビルディング期間中のIPO一覧を自動で表示。
投資資金(買付余力)を入力すると、IPOの最大申し込み株数を計算します。

なお、IPO当選を目指す為の自動計算フォームなので「仮条件の上限」にて計算しています。

投資資金(買付余力): 万円
※半角数字を入力してください。

※ブックビルディング期間中のIPOが表示されていない場合は、ページを最新の状態に更新してください。(WindowsならF5キー)

上場日
(評価)
企業 仮条件
の上限
主な幹事証券
ブックビルディング期間 最大
申込数
12/9(月)
インフォメティス 1,080円
11/21 (木)11/27 (水) -
12/4(水)
TMH 1,500円
11/19 (火)11/25 (月) -

SBI証券のブックビルディングは「ストライクプライス」で申込むのがおすすめです。
2023年10月から仮条件の上限価格を超えて公開価格が決定する可能性があります。その際は「ストライクプライス」以外の申込は抽選対象外となります。
なお、こちらのフォームは仮条件で計算しています。(通常は仮条件の範囲内で収まるため)

SBI証券幹事の人気IPOは全力で応募しよう

SBI証券幹事で、IPOの評価や予想利益が高い人気IPOは、全力で応募しましょう。

申込株数(口数)が多ければ多いほど抽選権が多くなり、当選しやすくなります。

ワンポイント

(例)1口 100株単位 の場合

  • 100株(1口)の申し込み
    1口の抽選権
  • 300株(3口)の申し込み
    3口の抽選権(1口の3倍の当選確率)
  • 5,000株(50口)の申し込み
    50口の抽選権(1口の50倍の当選確率)
  • 1,000,000株(1万口)の申し込み
    1万口の抽選権(1口の1万倍の当選確率)

宝くじをイメージしてもらうと分かりやすいと思います。
1枚買うより、300枚買う方が当選しやすいのと一緒です。

ただし、資産家には敵わない

申込み数が多いほど当選確率が上がるということは、資産家が有利です。

実際に、SBI証券は資産家の当選報告が多いです。

資産家のツイートです。

5億円(2,400口)の応募で100株(1口)のみ当選しています。
2,400口ですから1口の人より2,400倍当たりやすいです。

資金面で資産家に勝てませんが、最終的には、宝くじ同様 「運」になります。

一般の方は平等抽選を採用している証券会社で参加しよう

一般の方は、平等抽選を採用している証券会社から、IPOに参加したほうが当選確率が上がるかと思います。

平等抽選を採用している証券会社では、資金力の差によって当選確率が左右されません!

平等抽選は投資資金が少ない庶民にも優しい!

カブスルは平等抽選の証券会社に抽選資金を振り分け、余った資金でSBI証券から応募しています。

詳しくは、下記の参考記事で書いています。

SBI証券の抽選も最終的には運任せ

IPOに申し込む口数が多いほど当選確率が上がりますが、1口の申し込みでも当たる時は当たります。

これは宝くじと一緒で抽選になりますので、最終的には「運任せ」になります。

参考までに

わたしは2015年に、人気IPOのモバイルファクトリーに300株申し込んで100株当選したことがあります。

モバイルファクトリーに当選

わずか3口の申込ですが、当たる時は当たるんです!

全力で申し込もうと冒頭で紹介しましたが、億単位の投資家には資金面で勝てません。

参加できる範囲での全力で応募しましょう。

余談ですが、宝くじの高額当選者で最も多い購入方法は「バラ20枚、連番10枚」だそうです。
つまり、30枚の購入で高額当選していらっしゃる方が多いようです。

さらに余談ですが、昔、とんねるずのTV番組で宝くじを爆買いして当選を確認していく番組がありましたが、高額当選はありませんでした。抽選ものは やはり「運」が必要ですね!

SBI証券の抽選資金は重複申し込みできる

SBI証券でブックビルディングに参加した場合、抽選資金が拘束されるタイミングは下記になります。

  • 当選したとき
  • 補欠当選したとき

SBI証券は、IPOに当選しない限り買付余力が減らず、同資金を他のIPOにも回せます

参考までに

同じ日に抽選があり、100株あたり下記の抽選資金を必要とする場合。
A銘柄:20万円、B銘柄:30万円、C銘柄:10万円。

  • 買付余力が30万円の場合
    Aに100株当選!20万円が拘束され、買付余力は10万円に。
    Bは資金不足で抽選対象外に。Cは抽選対象。
  • 買付余力が60万円の場合
    Aに100株当選!20万円が拘束され、買付余力は40万円に。
    BもCも抽選対象。
  • 買付余力が60万円の場合
    Aに200株当選!40万円が拘束され、買付余力は20万円に。
    Bは資金不足で抽選対象外に。Cは抽選対象。

当選した場合、ほかのIPOの抽選資金は足りる?

SBI証券は同一資金にて他のIPOに申し込めます。(重複申込み)

買付余力MAXで各IPOに申し込みをして、どれか1つが当選した場合、ほかのIPOの資金が足りなくなることが考えられますが…、

SBI証券は買付余力の範囲内で抽選をしてくれます。

同じ時期にIPOが3つ重なった場合。買付余力は100万円。
IPO「A」は100株で10万円、「B」は100株で20万円、「C」は100株で5万円と仮定。

  • IPO「A」に1,000株申し込み(100万円分)、抽選日は4/1。
  • IPO「B」に500株申し込み(100万円分)、抽選日は4/3。
  • IPO「C」に2,000株申し込み(100万円分)、抽選日は4/4。

その後、IPO「A」が100株当選。
購入申し込みに10万円が必要になります。

抽選資金の最大が90万円になり心配になるワケですが…SBI証券では買付余力の範囲内で抽選をしてくれます。

ワンポイント

  • 「B」に20万円×500株申し込み(100万円分)したけど…
    90万円分の買付余力の範囲内で抽選。
    400株(80万円)に修正される。
  • 「C」に5万円×2,000株申し込み(100万円分)したけど…
    90万円分の買付余力の範囲内で抽選。
    1,800株(90万円)に修正される。

上記のように、申し込み数量に関わらず買付余力の範囲内で抽選でしてくれます。
つまり、全力で参加しても抽選資金の心配をする必要はありません

ただし、最低数量の100株にも満たない買付余力の場合は抽選対象外になるので気を付けましょう。

(参考)人気のないIPOは最大で申し込まないように

こちらでは人気の高いIPOの当選確率を上げるために、最大で申し込むことをオススメしています。

人気がないIPOの場合は、申し込み数を考慮しましょう。

SBI証券は複数当選しますが、複数当選した場合、「全株申込み」か「全株辞退」しか出来ません。

  • 利益が見込める人気の高いIPOに300株当選。
    喜んで300株購入する。
  • 損失リスクもある 人気のないIPOに300株当選。
    100株だけ欲しいけど、それは出来ず。
    300株購入するか、すべて辞退する。

補欠当選すると申込み資金が拘束されます。
同日に抽選があった場合、抽選資金不足となる可能性があります。

ソフトバンクは大量当選者がでたIPO

最近の例ではソフトバンクの例があります。

過去最大の規模のIPOで当選口数もかなり多いIPOでした。
ソフトバンクのIPOで大量に補欠当選したが為に、他のIPOの抽選資金が足りず、抽選対象外となったという報告も多かったです。

人気のないIPOや当選数が多いIPOは複数当選しやすいので、申し込み株数は考慮しましょう。

参考:申し込み数は適当に申し込んでよいのでは?

これまでの説明で気づかれた方もいらっしゃると思いますが、SBI証券では買付余力以上の株数で多く申し込んでも有効申し込み株数の範囲で抽選されます。

つまり、下記のような申し込みも可能です。

買付余力は100万円。各IPOの抽選資金は100株で10万円と仮定。

  • IPO「A」に50,000株申し込み(5千万円分)
    買付余力の範囲内で抽選。1,000株(100万円分)

・・・といったように、いくら適当に申し込みもうが買付余力の範囲内(有効申し込み株数)で抽選されるので 究極的には当ページの「買付余力から最大申し込み数を自動計算するフォーム」も必要ないことになります。

ただし、ブックビルディングの本来の意味は次のとおりです。

参考までに

IPOのブックビルディング(需要申告)は その名のとおり「どの程度の需要があるのかを図る」為に行われています。

ブックビルディングを行うことで、どの株価でどれくらいの株数を投資家が欲しがっているかを掴むことができます。

つまり、需要を図るのが目的なのに投資家が買付余力以上の申し込み数を入力するという行為は、本来の意味に即しておりません。ある意味イタズラ的な申告になります。

  • 買付余力の最大数で申し込み ⇒ 購入範囲による需要
  • 適当な数で申し込み ⇒ IPOの申し込み目的だけの入力で不確かな需要

このような需要申告をOKとしているのは、私が知っている中ではSBI証券だけです。

個人的には本来のブックビルディングの意図とかけ離れている気もしますので、今後システムが変わるかもしれませんね。(2022.5.19時点の情報です)

よくある質問

こちらのページに関して よくある質問です。

SBI証券にIPOの抽選資金を集中させた方がいい?

個人的なおすすめですが、基本的には平等抽選の証券会社を中心に口座開設し、残りの資金をSBI証券へ集中した方がよいと思います。

抽選資金の各証券会社への振分方法を教えて。

カブスルは平等抽選の証券会社を中心に入金しています。
各資金による振分方法を考えてみましたので、ご参考にどうぞ。

でも、資金を集中すれば当選しやすいんでしょ?

その通りですが、結局は資産家にはかないません。平等抽選は資産の多さは関係ありません。


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