早稲田学習研究会(5869):IPO上場情報
早稲田学習研究会は、小学生・中学生・高校生を対象とする学習塾事業の経営を行っている企業です。
集団指導塾「W早稲田ゼミ」の運営を行っているゼミ部門が主力事業。
ハイ部門は高校生対象の「W早稲田ゼミハイスクール」、ファースト個別は、小中高を対象とした個別指導塾。
設立は1987年4月
従業員数は381名、平均年齢は36.1歳、平均勤続年数は6.1年、平均年間給与は638.6万円(2023年10月末)
早稲田学習研究会のIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、早稲田学習研究会の目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
早稲田学習研究会の上場日
上場日 | 2023/12/22(金) | 証券コード | 5869 |
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市場 | 東証スタンダード | 業種 | サービス業 |
Webサイト | Webサイト | 単元株 | 100株 |
Yahoo!ファイナンス | 早稲田学習研究会(5869) | ||
時価総額 | 99億円(公開価格で計算) 114.2億円(初値で計算) |
早稲田学習研究会のブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
ブックビルディング期間 |
2023/12/6 (水) ~ 12/10 (日) |
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仮条件 | 910円~970円 (抽選資金:9.1万円 ~ 9.7万円) | ||
当選口数 | 39,221口 | ||
発行済株式数 | 10,211,250株 | オファリングレシオ | 38.4% |
公募株数 | 150,000株 | 売出株数 | 3,260,600株 |
吸収金額 | 38億円 | O.A分 | 511,500株 |
仮条件決定日 | 12/4(月) ~ 12/8(金) | 公開価格決定日 | 12/13 (水) |
購入期間 | 12/14 (木) ~ 12/19 (火) |
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
- IPO管理帳 / IPO管理帳ログイン版
IPOの申込み、当選管理がカンタンに。 - IPOのメール通知システム
ブックビルディングの開始時にメールが届く。
早稲田学習研究会の公開価格と初値
仮条件 | 910円~970円 | ||
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公開価格 | 970円 | 初値 | 1,118円 |
騰落率 | 15.26% | 倍率 | 1.15倍 |
初値売り損益 | 14,800円(1,118円 - 970円)× 100株 |
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
早稲田学習研究会の初値予想と予想利益
早稲田学習研究会の初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
仮条件 |
910円 ~ 970円
※抽選資金:9.1万円 ~ 9.7万円
上限は6.6%上ブレ↑ |
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初値予想 |
900円 ~ 1,010円※12/4 修正
(0.9倍~1.0倍) |
予想利益 | -7,000円~4,000円 |
想定価格と初値予想
想定価格 | 910円あたり ※抽選資金:9.1万円あたり |
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初値予想 | 830円 ~ 930円 (0.9倍~1.0倍) |
予想利益 | -8,000円~2,000円 |
初値予想アンケート
早稲田学習研究会(5869)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。
公開価格(970円)を基準価格に修正しています。
有効回答:316票 投票期限:2023/12/21 (木) 23:59まで早稲田学習研究会の主幹事と幹事証券
早稲田学習研究会のIPOを取り扱っている証券会社です。
早稲田学習研究会の割当数とネット抽選の当選数
目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。
割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。
証券会社 | 割当率 | 割当数 | ネット 抽選分 |
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主幹事 野村證券 |
95.66% | 3,751,900株 | 3,751口 |
SMBC日興証券 | 0.87% | 34,100株 | 34口 |
岩井コスモ証券 | 0.87% | 34,100株 | 34口 |
楽天証券 | 0.43% | 17,000株 | 170口 |
松井証券 | 0.43% | 17,000株 | 119口 |
SBI証券 | 0.43% | 17,000株 | 102口 |
岡三証券 | 0.43% | 17,000株 | 17口 |
大和証券 | 0.43% | 17,000株 | 17口 |
極東証券 | 0.43% | 17,000株 | 0口 |
大和コネクト証券のネット抽選分は、1口あたりが想定されます。(大和証券の約1%)
委託幹事である岡三オンラインは、委託数が公表されていません。
楽天証券の抽選倍率は、214倍でした。
現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンラインと松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券
早稲田学習研究会の決算情報
単独 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2023年3月 | 2022年3月 | 2021年3月 |
---|---|---|---|
売上高 | 6,110,478 | 5,888,548 | 5,467,620 |
経常利益 | 1,246,979 | 1,213,791 | 1,231,804 |
当期利益 | 838,186 | 831,039 | 942,906 |
純資産 | 5,856,609 | 5,267,866 | 4,712,486 |
配当金※ | 1,250 | 1,240 | 1,390 |
EPS※ | 83.31 | 82.60 | 4,685.83 |
BPS※ | 582.10 | 523.58 | 23,418.99 |
前期比(売上高) | 3.8% | 7.7% | ― |
早稲田学習研究会のPERとPBR
公開価格(970円)で算出したPERとPBRです。
決算月 | PER | PBR | EPS | BPS |
---|---|---|---|---|
2022年3月 (実績) |
11.74倍 | 1.85倍 | 82.60 | 523.58 |
2023年3月 (実績) |
11.64倍 | 1.67倍 | 83.31 | 582.10 |
2024年3月 (予想) |
9.09倍 | - | 106.72 | - |
早稲田学習研究会の配当金と配当利回り
公開価格(970円)と配当金で算出した配当利回りです。
決算月 | 1株あたり の配当金 |
配当利回り | 配当性向 |
---|---|---|---|
2022年3月 (実績) |
24.8円 | 2.55% | 30% |
2023年3月 (実績) |
25円 | 2.57% | 30% |
2024年3月 (予定) |
52.8円 | 5.44% | - |
上位株主とロックアップ情報
早稲田学習研究会の上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。
株主名 | 株数 | 売出数 | ロック アップ |
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吉原 俊夫 代表取締役会長 |
5,526,250株
54.93%
|
3,260,600株 | 90日 |
株式会社YMM 代表取締役の資産管理会社 |
4,535,000株
45.07%
|
- | 90日 |
直近の類似IPOの上場結果
早稲田学習研究会と市場と業種が同じIPOの上場結果です。
「市場:スタンダード」かつ「業種:サービス業」の直近のIPO結果です。
- 2023/12/20 ロココ
… 初値売り損益:-2,800円
騰落率:-2.48%、倍率:0.98倍 - 2023/06/30 ノバレーゼ
… 初値売り損益:-1,000円
騰落率:-1.67%、倍率:0.98倍 - 2022/12/23 アソインターナショナル
… 初値売り損益:13,100円
騰落率:15.06%、倍率:1.15倍 - 2022/12/22 コーチ・エィ
… 初値売り損益:66,000円
騰落率:35.87%、倍率:1.36倍 - 2022/10/27 FCE
… 初値売り損益:50,000円
騰落率:32.05%、倍率:1.32倍
早稲田学習研究会のIPO分析
会長とその資産管理会社ですべての株を保有。
今回の上場で326万株を売出し。
現在の配当性向は30%だけど、50%以上を目指すよう。
業績予想をみると、今期の配当金は52.8円になるよう。配当利回りは想定価格で算出すると5.8%に。
配当狙いで持つような企業か?
上場により調達した手取金の使途は新規開設の店舗設備への投資に充当する予定。
参考までに
評価は下記を考慮して、公募割れのリスクがややある「C」に設定しました。
- 業績は安定的(決算情報)
- 2024年3月期の業績予想(前期比)は、売上高 650.8百万円(+6.5%)、営業利益 1,475百万円(+19.9%)
- 今期の配当金は52.8円の予定。仮条件の上限価格で算出した配当利回りは5.44%。配当性向の目標は50%
- 購入単価が低いIPOが好調(抽選資金による実績)
- 上場の意義がわからない(感じ取れない)
- IPOで人気の低い東証スタンダード市場
- 成長をイメージしにくい事業内容(少子化 & 生成AIの台頭/例えばこんなの)
- 上場前の株主は会長とその資産会社のみ
- オファリングレシオが38.4%とやや高い(IPOデータ)
- 市場からの吸収金額が38億円とやや大きい(IPOデータ)
- 売出比率が95.6%と高い
- 12月のIPOラッシュによる投資家の資金枯渇。選別される可能性あり
- 仮条件の上限価格と2024年3月期の予想実績によるPERは9.0倍。前期実績で計算したPERは11.6倍、PBRは1.67倍(PERとPBR)
12.4追記。仮条件が910円 ~ 970円に決定。(想定価格は910円。上限価格で6.6%の上振れに)
初値予想を900円 ~ 1,010円に修正し、予想利益を-7,000円~4,000円としました。
目論見書の想定仮条件は910円。初値予想は830円 ~ 930円としました。
予想利益は-8,000円~2,000円で、市況によっては公募割れのリスクがあるIPOになります。
カブスルはパスする予定ですが、配当利回り等で好感される可能性はありそうです。
個人的には同じ配当狙いなら、既に上場しており、流動性(出来高)も充分な配当株を買うかなと思いますが。
ブックビルディングの参加スタンスは Twitterにて発信しています。
庶民のIPO限定のタイアップ企画を行っていますので、口座開設がまだの方は お得なこの機会に是非どうぞ(  ̄∇ ̄)