当選口数とネット抽選分ってなに?

当選口数やネット抽選分の意味をおしえてください。

訪問者に分かりやすいよう表示しています。意図をご説明します。

IPOの当選数を、庶民のIPOでは当選口数と呼んでいます。

宝くじでいえば「当選本数」と一緒の意味です。

当選口数が100口で、みな 1口ずつ当選すれば100人に当選します。

当選口数とは?

証券会社や人によって呼び方が違う

各証券会社で呼び方はそれぞれ違いますが、表現したい内容は一緒かと思います。

  • 当選口数:庶民のIPOや、SBI証券で採用
  • 当選本数:宝クジのような呼び方
  • 当選枚数:先物取引の呼び方

ちなみに、当選人数という表記は間違っています。
1人に、200株(2口)以上 IPOが当選する場合もありますので。

以前は単元株がバラバラで分かりづらかった

現在は100株に単元が統一されていますが、2018年9月以前は1株や1,000株を単元株としたIPOがありました。

よって100株に統一される前は、公開株数を見ても当たりやすいのかが分かりづらかったんです。

そこで庶民のIPOでは、「当選する口数」として表示させ、パット見でわかりやすい表記を採用しました。

IPO 公開株数 単元株 当選口数
穴吹興産 800,000株 1,000株 800口
はてな 755,000株 100株 7,550口
ガンホー・オンライン 1,000株 1株 1,000口

上記3社の中で、ガンホーの公開株数が少ないですが、単元株が1株だったので、当選口数は二番目に多いです。

IPOごとに証券会社の割当数とネット抽選分を掲載

当選口数は、全体の当選数を記載したものです。

庶民のIPOではさらに、各IPOごとに各証券会社の割当数とネット抽選分の当選口数を掲載しています。

IPOのネット当選数

各項目の意味は次の通りです。

割当率 全体の何%が、その証券会社に割り当てられているか
割当数 証券会社に割り当てられた株数(店頭配布+ネット抽選の合計)
ネット抽選分 割当数のうち、ネット申込による抽選分の当選口数

ネット証券を利用されている方は、ネット抽選分の当選口数を参考にしてください。

ネット抽選分をチェックしよう

先ほどと同じ画像です。

IPOのネット当選数

割当数(当選口数)が同じでも、証券会社によりネット抽選分(ネット申込の当選口数)が違うのが、お分かりいただけるかと思います。

割当数が2番目に多いのは岡三証券ですが、ネット抽選分が2番目に多いのはマネックス証券です。

これは、各証券会社でネット抽選に回る配分率が違うため。

証券会社 店頭配分 ネット配分
岡三証券 全体の90% 全体の10%
マネックス証券 店頭なし 全体の100%

庶民のIPOは、自動で各証券会社ごとに抽選分の割合を計算して表示しています。(割当数×ネット配分率)

マネックス証券は、ほぼ100%がネット抽選に回る為、割当数は少なくともネット抽選分が他証券より多くなります。

ネット証券でIPOに申し込んでいる方はネット抽選分をチェックしてください。

当選口数の計算式

庶民のIPOの当選口数は、下記の計算式です。

  1. 公募株数 + 売出株数(OA含む) = IPOの公開株式数
  2. IPOの公開株式数 ÷ 単元株(単位) = 当選口数
公募株 企業が新しく発行する株式。
(企業にお金が入る)
売出株 既存株主が市場に出す株式。
(既存株主にお金が入る)
OA IPOの申込が募集数より多い場合、追加で販売される株式。
主幹事証券が大株主などから株を一時的に借ります。

庶民のIPOでは、OAも計算式に組み込んでいます。

何故なら、IPOは投資家に人気があり、募集株数より申込数が上回ることが、ほとんどの為。


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