マイクロ波化学(9227):IPO上場情報


マイクロ波化学は、独自開発したマイクロ波プラットフォームを使用し、研究開発からエンジニアリングまでワンストップでソリューションを提供している企業です。

電子レンジにも使われているマイクロ波に着眼し、世界で初めて工場生産に通用するマイクロ波製造プロセスを独自開発。年産3,000トン規模での商業生産を実現。

事業内容

マイクロ波プロセスは再生可能エネルギー由来の電力を活用することで大幅に二酸化炭素の排出を減らすことができるのが特徴。

設立は2007年8月。
従業員数は2022年4月末で55名、平均年齢は42.5歳、平均勤続年数は4.8年、平均年間給与は594.1万円。


マイクロ波化学のIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、マイクロ波化学の目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

マイクロ波化学の上場日

C
  • 業績:不安
  • オファリングレシオ:やや低い
  • 調達金額:大きい
  • ベンチャーキャピタル:上位株主あり

上場日 2022/6/24(金) 証券コード 9227
市場 東証グロース 業種 サービス業
Webサイト Webサイト 単元株 100株
Yahoo!ファイナンス マイクロ波化学(9227)
時価総額
91.6億円(公開価格で計算)
83.3億円(初値で計算)

マイクロ波化学のブックビルディング内容

ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。

ブックビルディング期間

2022/6/9 (木) ~ 6/15 (水)

仮条件 580円~605円 (抽選資金:5.8万円 ~ 6.05万円)
当選口数 34,866口
発行済株式数 15,143,400株 オファリングレシオ 23%
公募株数 1,700,000株 売出株数 1,331,900株
吸収金額 21億円 O.A分 454,700株
仮条件決定日 6/8 (水) 公開価格決定日 6/16 (木)
購入期間 6/17 (金) ~ 6/22 (水)
備考

【6.16追記】公募は、国内951,700株、海外748,300株(海外販売の割合 44.0%)。売出は、国内745,700株、海外586,200株(海外販売の割合 44.0%)。
国内株と売出株を合わせた海外販売の割合は、44.0%。

※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。

マイクロ波化学の公開価格と初値

仮条件 580円~605円
公開価格 605円 初値 550円
騰落率 -9.09%  倍率  0.91倍
初値売り損益 -5,500円(550円 - 605円)× 100株

※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

公募割れ時の株価下落の目安となる引受価額は、556.60円でした。

マイクロ波化学の初値予想と予想利益

マイクロ波化学の初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

仮条件と初値予想

仮条件 580円 ~ 605円 ※抽選資金:5.8万円 ~ 6.05万円
上限は4.3%上ブレ↑
初値予想 570円 ~ 635円※6/8 修正
(0.9倍~1.0倍)
予想利益 -3,500円~3,000円

想定価格と初値予想

想定価格 580円あたり ※抽選資金:5.8万円あたり
初値予想 510円 ~ 600円 (0.9倍~1.0倍)
予想利益 -7,000円~2,000円
送信中...

初値予想アンケート

マイクロ波化学(9227)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。

公開価格(605円)を基準価格に修正しています。

有効回答:205   投票期限:2022/6/23 (木) 23:59まで
3倍以上(1,815円以上)
19票  9%
投票済み

2.5倍以上~3倍未満(1,513円以上~1,815円未満)
6票  3%
投票済み

2倍以上~2.5倍未満(1,210円以上~1,513円未満)
11票  5%
投票済み

1.5倍以上~2倍未満(908円以上~1,210円未満)
12票  6%
投票済み

1.2倍以上~1.5倍未満(726円以上~908円未満)
30票  15%
投票済み

1倍以上~1.2倍未満(605円以上~726円未満)
53票  26%
投票済み

公募割れ(605円未満)
74票  36%
投票済み

マイクロ波化学の主幹事と幹事証券

マイクロ波化学のIPOを取り扱っている証券会社です。

マイクロ波化学の割当数とネット抽選の当選数

目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。

割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。

証券会社 割当率 割当数 ネット
抽選分
主幹事
SMBC日興証券
91.31% 3,183,600株 3,183口※
SBI証券 4.35% 151,500株 909口※
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 3.48% 121,200株 121口※
楽天証券 0.87% 30,300株 303口※
SBIネオトレード証券 0.00% 0株 0口※

委託幹事であるauカブコム証券は、委託数が公表されていません。

※海外売出し1,334,500株分が含まれているので、実際のネット抽選分は数値より低いです。

楽天証券の抽選倍率は、88倍でした。

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マイクロ波化学の決算情報

単独 財務情報 (単位/千円)

決算期 2021年3月 2020年3月 2019年3月
売上高 458,026 1,052,303 603,222
経常利益 -355,599 27,594 -151,362
当期利益 -1,036,391 32,523 -467,916
純資産 735,685 1,772,077 1,169,499
配当金
EPS -414.55 13.00 -18,716.64
BPS -1,534.48 -1,119.92 -113,293.52
※配当金、EPS、BPSは(単位/円)
業績

上位株主とロックアップ情報

マイクロ波化学の上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。

株主名 株数 売出数 ロック
アップ
UTEC2号投資事業有限責任組合 VC 2,985,700
19.84%
1,071,400 90日/
1.5倍
ジャフコSV4共有投資事業有限責任組合 VC 2,151,000
14.29%
125,500 90日/
1.5倍
株式会社INCJ 1,893,600
12.58%
110,500 90日/
1.5倍
吉野 巌 代表取締役社長 1,484,300
9.86%
(304,300)
- 180日
塚原 保徳 取締役 1,424,300
9.46%
(304,300)
- 180日
三井化学株式会社 771,700
5.13%
- 180日
PNB-INSPiRE Ethical Fund 1 投資 事業有限責任組合 VC 642,800
4.27%
- 90日/
1.5倍
OUVC1号投資事業有限責任組合 VC 532,800
3.54%
- 90日/
1.5倍
株式会社新生銀行 280,000
1.86%
16,400 90日/
1.5倍
DBJキャピタル投資事業有限責任組合 VC 255,700
1.70%
- 90日/
1.5倍
※()内の数値は、新株予約権による潜在株式数。
公開価格は605円。
ロックアップ解除となる株価(1.5倍)は、908円です。
詳細は目論見書にてご確認ください。

直近の類似IPOの上場結果

マイクロ波化学と市場と業種が同じIPOの上場結果です。

「市場:グロースまたは東証マザーズ」かつ「業種:サービス業」の直近のIPO結果です。

  • 2022/03/30 ギックス
    初値売り損益:3,000円
    騰落率:2.80%、倍率:1.03倍
  • 2022/03/28 メンタルヘルステクノロジーズ
    初値売り損益:25,000円
    騰落率:39.68%、倍率:1.40倍
  • 2022/02/22 CaSy
    初値売り損益:65,100円
    騰落率:48.22%、倍率:1.48倍
  • 2022/02/03 Recovery International
    初値売り損益:-42,000円
    騰落率:-13.73%、倍率:0.86倍
  • 2021/12/24 CS-C
    初値売り損益:19,500円
    騰落率:19.31%、倍率:1.19倍

マイクロ波化学のIPO分析

う~ん。判断難しいIPOですね。

マイクロ波による加熱は、エネルギー変換効率が高く、スケールアップも容易のよう。
資料を見る限り良さそうですが、どの程度の企業が今の設備から、新たにマイクロ波による設備に切り替えるのかが分かりませんよね。

開発戦略

目論見書をみる限り、まだまだ先行投資の段階なのかなと思います。つまり、今後も赤字が続きそう
そして現在の業績相場では赤字企業は許されない雰囲気。(赤字企業の株価がかなり弱い)

ベンチャーかと思いきや、設立が2007年の意外と古い企業。
VCの保有割合が高いのがIPOとしては特徴かも。

そのVCのEXIT案件かと思いきや、売出しはほぼなく、公開価格の1.5倍以上または90日経過後に売れるロックアップ仕様。
ココらへんも公開価格より株価が上昇することを想定しているのか、現在の想定価格に不満で売り出さないのかが読めないところ。

参考までに

評価は下記を考慮して、公募割れのリスクがややある「C」に設定しました。
相場の動向によって、もう一段評価を下にするかもしれません。

公募割れのリスクあり
  • カーボンニュートラルにも貢献する事業内容
  • オファリングレシオが23%とやや低い。オファリングレシオによる実績
  • グローバルオファリング(海外販売)あり。海外販売比率は44%
  • 業績が微妙(先行投資中)
  • 市場からの吸収金額が20.2億円とやや大きい。吸収金額による実績
  • 上場市場の東証グロース市場が軟調。特に赤字企業の株価の下落が激しい。
  • ベンチャーキャピタルの所有割合は72.8%。ロックアップ解除後の売り圧力に注意

6.8追記。仮条件が想定発行価格(580円)より4.3%の上振れ決定(580円 ~ 605円)したので、初値予想を570円 ~ 635円に修正しました。予想利益は-3,500円~3,000円です。

目論見書の想定仮条件は580円。初値予想は510円 ~ 600円としました。
予想利益は-7,000円~2,000円で、市況によっては公募割れのリスクがあるIPOになります。

【6.8追記】仮条件は想定価格の4.3%上振れました。
わずかですが・・この業績でも上振れるってことは機関投資家の評価が高いんでしょうか。VCも売り出しませんし。
スルーしようかなと思っていましたが、メイン口座だけ応募してみようかなと思います。

【6.16追記】海外販売比率は44%と高いです。初値、伸びるかもしれないですね。

幹事証券であるSBI証券は、抽選で落選しても次回の当選チャンスに活かせるIPOチャレンジポイントが付与されます。
公募割れのリスクもありますので、ポイント狙いでブックビルディングに参加するのも有効な手です。

追加の委託幹事としてSBIネオトレード証券が決まりました。
抽選時に資金が必要ないので気軽に参加できる証券会社です。

主幹事のSMBC日興証券は、当選後に辞退するとペナルティがありますのでブックビルディングの参加にはご注意を。

ブックビルディングの参加スタンスは Twitterにて発信しています。

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本ページで掲載している画像は、マイクロ波化学の目論見書から引用しています。
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