エキサイトホールディングス(5571):IPO上場情報と初値予想


エキサイトホールディングスは、既存事業としてプラットフォーム 事業(カウンセリングサービス、 メディアサービス)及びブロードバンド事業、新規事業としてSaaS・DX事業に取り組んでいる企業です。グループは同社と連結子会社2社で構成。

事業内容

2018年のTOBを機に経営体制を刷新。
既存事業の深化と新規事業の探索を同時に行う両利きの経営へ。

再上場案件ですが売出しゼロ。EXITなし。将来性にも自信ありか?
既存事業と新規事業で頑張るぞー!というのは感じ取れます。

※詳細は企業紹介IPOのポイントにて。


エキサイトホールディングスのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、エキサイトホールディングスの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

エキサイトホールディングスの上場日

B
  • 業績:好調
  • IPO人気:なし
  • オファリングレシオ:やや低い
  • 公募多い

上場日 2023/4/19 (水) 証券コード 5571
市場 東証スタンダード 業種 情報・通信業
Webサイト Webサイト 単元株 100株
Yahoo!ファイナンス エキサイトホールディングス(5571)
時価総額
6,427百万円(仮条件の上限で計算)

エキサイトホールディングスのブックビルディング内容

ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。

ブックビルディング期間

2023/4/3 (月) ~ 4/7 (金)

仮条件 1,220円~1,340円 (抽選資金:12.2万円 ~ 13.4万円)
当選口数 10,350口
発行済株式数 4,796,540株 オファリングレシオ 21.5%
公募株数 900,000株 売出株数 0株
吸収金額 12.6億円~13.8億円 O.A分 135,000株
仮条件決定日 3/30 (木) 公開価格決定日 4/10 (月)
購入期間 4/11 (火) ~ 4/14 (金)

※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。

エキサイトホールディングスの公開価格と初値

仮条件 1,220円~1,340円
公開価格 4/10 (月)に決定 初値 (初値予想)1,420円 ~ 1,670円※3/30 修正
騰落率 -  倍率  -
初値売り損益 (予想利益)8,000円~33,000円※3/30 修正

エキサイトホールディングスの初値予想と予想利益

エキサイトホールディングスの初値予想と予想利益です。

仮条件決定後

仮条件 1,220円 ~ 1,340円 ※抽選資金:12.2万円 ~ 13.4万円
初値予想 1,420円 ~ 1,670円※3/30 修正
(1.1倍~1.2倍)
予想利益 8,000円~3.3万円

仮条件決定前

仮条件の想定価格 1,340円あたり ※抽選資金:13.4万円あたり
送信中...

初値予想アンケート

エキサイトホールディングス(5571)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。

仮条件の上限(1,340円)を基準価格に修正しています。

有効回答:87   投票期限:2023/4/18 (火) 23:59まで
3倍以上(4,020円以上)
6票  7%
投票済み

2.5倍以上~3倍未満(3,350円以上~4,020円未満)
6票  7%
投票済み

2倍以上~2.5倍未満(2,680円以上~3,350円未満)
13票  15%
投票済み

1.5倍以上~2倍未満(2,010円以上~2,680円未満)
27票  31%
投票済み

1.2倍以上~1.5倍未満(1,608円以上~2,010円未満)
17票  20%
投票済み

1倍以上~1.2倍未満(1,340円以上~1,608円未満)
5票  6%
投票済み

公募割れ(1,340円未満)
13票  15%
投票済み

エキサイトホールディングスの主幹事と幹事証券

エキサイトホールディングスのIPOを取り扱っている証券会社です。

現金1万円+5千円のキャッシュバックがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンライン松井証券。平等抽選のauカブコム証券。落選でポイントが貯まるSBI証券


エキサイトホールディングスの決算情報

単独 財務情報 (単位/千円)

決算期 2022年3月 2021年3月 2020年3月
売上高 284,450 128,200 10,000
経常利益 13,791 6,476 -90,341
当期利益 12,682 5,526 -91,291
純資産 1,004,985 992,302 986,776
配当金
EPS 3.25 1.42 -234.29
BPS -75.71 -78.96 -803.81
※配当金、EPS、BPSは(単位/円)

連結 財務情報 (単位/千円)

決算期 2022年3月 2021年3月
売上高 7,131,961 6,828,626
経常利益 407,976 424,805
当期利益 346,937 487,606
純資産 1,511,780 1,268,641
EPS 89.04 125.14
BPS 53.55 -9.36
※EPS、BPSは(単位/円)
業績

上位株主とロックアップ情報

エキサイトホールディングスの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。

株主名 株数 比率 ロック
アップ
CASK(株) 役員等により総株主の議決権の過半数が所有されている会社 2,100,000 49.15% 180日
西條 晋一 代表取締役 935,000
(35,000)
21.88% 180日
ユナイテッド(株) 551,720 12.91% 180日
(株)DGベンチャーズ VC 137,930 3.23% 90日/
1.5倍
みずほ成長支援第2号投資事業有限責任組合 VC 137,930 3.23% 90日/
1.5倍
石井 雅也 取締役 105,000
(105,000)
2.46% 180日
XTech1号投資事業有限責任組合 VC 68,960 1.61% 90日/
1.5倍
秋吉 正樹 子会社の取締役 35,000
(35,000)
0.82% 180日
宮崎 貴士 子会社の従業員 12,000
(12,000)
0.28% 180日
藤田 毅 子会社の従業員 12,000
(12,000)
0.28% 180日
※()内の数値は、新株予約権による潜在株式数。

直近の類似IPOの上場結果

エキサイトホールディングスと同じホットワードのIPOの上場結果です。

「再上場」のIPOの直近の結果です。

  • 2022/12/14 スカイマーク
    初値売り損益:10,200円
    (騰落率:8.72%、倍率:1.09倍)
  • 2021/12/23 クルーバー
    初値売り損益:-36,000円
    (騰落率:-16.67%、倍率:0.83倍)
  • 2021/09/22 シンプレクスHD
    初値売り損益:4,000円
    (騰落率:2.47%、倍率:1.02倍)
  • 2021/03/16 ウイングアーク1st
    初値売り損益:41,000円
    (騰落率:25.79%、倍率:1.26倍)
  • 2020/12/16 ローランド
    初値売り損益:-14,600円
    (騰落率:-4.71%、倍率:0.95倍)

エキサイトホールディングスと市場と業種が同じIPOの上場結果です。

「市場:スタンダードまたは東証二部」かつ「業種:情報・通信業」の直近のIPO結果です。

IPOのポイント(エキサイトホールディングス)

エキサイトといえばインターネット黎明期を支えた企業のひとつ。2013年7月にJASDAQに上場。
わたしは同社のポータルサイトを見てはいませんでしたが、Exciteニュースなど見かける機会は多くありました。

2016年3月期から3期連続の営業損失を計上。
2018年7月にXTech(株)からTOBの提案を受け了承。2018年11月に上場廃止。

4年4ヶ月で再上場。早いですね・・!
大きな投資をせずに強いドメインパワーを活かし、売上の減少を抑制しながら利益を確保するという方針のもと運営してきたようです。
(ドメインパワーがあれば検索エンジンで上位に表示されやすい)

エキサイトの業績推移

テコ入れのお手本のような業績回復!
目論見書にもエキサイトを再生させた元サイバーエージェントの二名がでかでかと紹介されています。(冒頭での人物紹介は珍しい)

コンテンツ事業は、ChatGPTの登場により投資家の評価が分かれそう。
同社の電話占いやお悩み相談は、ChatGPTのようなAIが代替できるかも。

プラットフォーム事業

電話占いといえば2021年3月に上場したココナラを思い出します。直近の株価はどうかなぁとみてみたところ、低迷しておりました。たんに業績悪化が続いていることによるものですが。

しかし、再上場案件ですが売出しゼロ。EXITなし。将来性にも自信ありか?
VCには公開価格の1.5倍以上または90日間の期間で売却制限が外れるロックアップがかかっており、初値には影響しなさそう。

目論見書はきれいで見やすい。既存事業と新規事業で頑張るぞー!というのは感じ取れます。売出しゼロはやはり高評価かなぁと。

参考までに

評価は下記を考慮して、中立の「B」に設定しました。

中立
  • TOB後の業績の回復ぶりが凄い(決算情報
  • IPOで人気のあるIT関連企業
  • オファリングレシオが21.5%とやや低いIPOデータ
  • IPOで人気が低い再上場案件(データ
  • IPOで人気の低い東証スタンダード市場
  • 配当実績なし
  • ベンチャーキャピタルも多く出資しているが、上場時の売出しゼロ(上昇を見込んでいる?)
  • 調達資金の使途はシステム投資と広告費
  • 想定価格と前期実績(連結)によるPERは15倍。適正か?

仮条件は1,220円 ~ 1,340円。初値予想は1,420円 ~ 1,670円としました。
予想利益は8,000円~3.3万円です。

カブスルは幹事証券にてIPOに参加します。

1人1票の平等抽選で、資金力に左右されない当選が期待できるSMBC日興証券や、落選しても次回以降の当選チャンスに活かせるポイントが付与されるSBI証券がおすすめです。

カブスルはこちらの2社だけでIPOに54回当選しています。(全当選数の40.9%)

松井証券はブックビルディング時の抽選資金が不要です。
当選した後に購入資金を入金すればよいという、嬉しいシステムを採用。

松井証券はIPOの引受部門にチカラを入れており、幹事数が増えています。(5割目標)

追加の委託幹事として、CONNECTが決まりました。

委託幹事は目論見書に掲載されないので気づかれず、CONNECTの認知度もまだ低いので狙い目です!(カブスルは2回当選)

抽選資金に余裕があれば、楽天証券でも参加しておきたいです。

庶民のIPO限定のタイアップ企画を行っていますので、口座開設がまだの方は お得なこの機会に是非どうぞ(  ̄∇ ̄)

口座開設タイアップ企画
  • 岡三オンライン
    抽選資金不要で幹事数が多い
    口座開設+1回の取引で現金3,500円がもらえる。
  • SBI証券
    幹事数は9割以上とかなり多い!
    口座開設+入金・振替で現金2,000円がもらえる。
  • 松井証券
    抽選資金不要で幹事数が多い
    口座開設で最大5千円のキャッシュバック。
  • auカブコム証券
    全体の2~3割の委託幹事に
    口座開設+投資信託の購入で現金2,000円がもらえる。

企業紹介

エキサイトホールディングスは、既存事業としてプラットフォーム 事業(カウンセリングサービス、 メディアサービス)及びブロードバンド事業、新規事業としてSaaS・DX事業に取り組んでいる企業です。グループは同社と連結子会社2社で構成。

事業内容

2018年のTOBを機に経営体制を刷新。
既存事業の深化と新規事業の探索を同時に行う両利きの経営へ。

既存事業であるプラットフォーム事業及びブロードバンド事業の深化をさせながら、コスト構造の転換を行い安定的に成長。また、併せて新規事業創出にも注力し、事業再生・事業成長のノウハウを生かしたSaaS・DX領域や、既存事業の強みを活かしたD2C領域への新規参入を果たしています。3年間で6つの新規事業に参入。

新規事業

プラットフォーム事業の売上高はこちら。

プラットフォーム事業の売上高

同社の従業員数は2023年2月末で16名、平均年齢は40.8歳、平均勤続年数は9.3年、平均年間給与は638.8万円

エキサイトホールディングスのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、エキサイトホールディングスの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

現金1万円+5千円のキャッシュバックがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンライン松井証券。平等抽選のauカブコム証券。落選でポイントが貯まるSBI証券


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