FPパートナー(7388):IPO上場情報
FPパートナーは、個人および法人顧客向けにファイナンシャルプランニングを行う保険代理業を行っている企業です。
首都圏と福岡には来店して相談できる「マネードクター店舗」も展開。
保険加入希望顧客(見込み顧客)の集客を会社が行い、商品販売を営業社員が行う事業モデル。
全都道府県に展開しており、地元採用の営業社員が顧客の要望に即座に対応。(拠点数111ヵ所、営業社員1,858名)
設立は2009年12月。
従業員数は2022年6月末で2,245名、平均年齢は44.9歳、平均勤続年数は3.3年、平均年間給与は666.2万円。
FPパートナーのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、FPパートナーの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
FPパートナーの上場日
FPパートナーのブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
ブックビルディング期間 |
2022/9/6 (火) ~ 9/12 (月) |
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仮条件 | 2,340円~2,600円 (抽選資金:23.4万円 ~ 26万円) | ||
当選口数 | 34,500口 | ||
発行済株式数 | 11,500,000株 | オファリングレシオ | 30% |
公募株数 | 1,500,000株 | 売出株数 | 1,500,000株 |
吸収金額 | 89.7億円 | O.A分 | 450,000株 |
仮条件決定日 | 9/2 (金) | 公開価格決定日 | 9/13 (火) |
購入期間 | 9/14 (水) ~ 9/20 (火) |
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
FPパートナーの公開価格と初値
仮条件 | 2,340円~2,600円 | ||
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公開価格 | 2,600円 | 初値 | 2,750円 |
騰落率 | 5.77% | 倍率 | 1.06倍 |
初値売り損益 | 15,000円(2,750円 - 2,600円)× 100株 |
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
FPパートナーの初値予想と予想利益
FPパートナーの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
仮条件 |
2,340円 ~ 2,600円
※抽選資金:23.4万円 ~ 26万円
上限は11.1%上ブレ↑ |
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初値予想 |
2,570円 ~ 2,650円※9/2 修正
(1.0倍~1.0倍) |
予想利益 | -3,000円~5,000円 |
想定価格と初値予想
想定価格 | 2,340円あたり ※抽選資金:23.4万円あたり |
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初値予想 | 2,270円 ~ 2,440円 (1.0倍~1.0倍) |
予想利益 | -7,000円~1万円 |
初値予想アンケート
FPパートナー(7388)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。
公開価格(2,600円)を基準価格に修正しています。
有効回答:396票 投票期限:2022/9/21 (水) 23:59までFPパートナーの主幹事と幹事証券
FPパートナーのIPOを取り扱っている証券会社です。
FPパートナーの割当数とネット抽選の当選数
目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。
割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。
証券会社 | 割当率 | 割当数 | ネット 抽選分 |
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主幹事 大和証券 |
89.57% | 3,090,000株 | 3,090口 |
SBI証券 | 6.96% | 240,000株 | 1,440口 |
楽天証券 | 0.87% | 30,000株 | 300口 |
SMBC日興証券 | 0.87% | 30,000株 | 30口 |
岡三証券 | 0.87% | 30,000株 | 30口 |
岩井コスモ証券 | 0.87% | 30,000株 | 30口 |
大和コネクト証券のネット抽選分は、309口あたりが想定されます。(大和証券の約1%)
委託幹事である岡三オンラインは、委託数が公表されていません。
楽天証券の抽選倍率は、65倍でした。
現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンラインと松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券
FPパートナーの決算情報
単独 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2021年11月 | 2020年11月 | 2019年11月 |
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売上高 | 20,919,827 | 17,301,622 | 16,463,569 |
経常利益 | 1,814,394 | 718,785 | 1,187,389 |
当期利益 | 1,224,741 | 424,602 | 658,194 |
純資産 | 2,702,245 | 1,477,504 | 1,045,902 |
配当金※ | ― | ― | ― |
EPS※ | 122.47 | 42.46 | 329,097.19 |
BPS※ | 269.52 | 147.05 | 522,951.18 |
前期比(売上高) | 20.9% | 5.1% | ― |
上位株主とロックアップ情報
FPパートナーの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。
株主名 | 株数 | 売出数 | ロック アップ |
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合同会社FPコンサルティング 役員等により総株主の議決権の過半数が所有されている会社 |
5,000,000株
46.73%
|
- | 180日 |
黒木 勉 代表取締役社長 |
4,500,000株
42.06%
|
1,500,000株 | 180日 |
小川 実 |
700,000株
6.54%
(700,000)
|
- | |
黒木 真澄 代表取締役の配偶者 |
500,000株
4.67%
|
- | 180日 |
直近の類似IPOの上場結果
FPパートナーと市場と業種が同じIPOの上場結果です。
「市場:グロースまたは東証マザーズ」かつ「業種:保険業」の直近のIPO結果です。
- 2021/03/26 ブロードマインド
… 初値売り損益:75,600円
騰落率:93.33%、倍率:1.93倍 - 2018/09/27 SBIインシュアランスグループ
… 初値売り損益:0円
騰落率:0%、倍率:1.00倍 - 2018/09/25 アイリックコーポレーション
… 初値売り損益:45,600円
騰落率:25.76%、倍率:1.26倍 - 2018/04/25 アイペット損害保険
… 初値売り損益:165,000円
騰落率:57.89%、倍率:1.58倍 - 2012/03/15 ライフネット生命
… 初値売り損益:-7,000円
騰落率:-7%、倍率:0.93倍
FPパートナーのIPO分析
基幹システムの自社開発体制が特長のひとつ。
顧客のライフイベントと一生涯のキャッシュ・フローをグラフに可視化して、広範囲なファイナンシャルプランニングを可能に。
また、自社および提携企業から相談申込をした顧客との面談アポイントを自動的にマッチングする機能を有しており、顧客が希望する日時・場所に対応可能な営業社員を即時に選定。
いまや営業管理をシステムで補うのは定番なのかも。営業効率のUPや労働時間の削減に。
保険の契約数や提携企業数は順調に増加。
2020年5月から「オンラインFP相談」を開始。
2021年11月期においては自社集客案件8,682件のうち、3,891件(44.8%)が「オンラインFP相談」。
2020年11月には金融商品仲介業(IFA)の登録が完了。
事業は順調そうですが、グロース市場のIPOとしてはかなり規模が大きく荷もたれ感があります。
市況が悪ければ公募割れもありそうなIPO。
個人的には荷もたれ感がなければ、面白そうなIPOだなと思っています。
前期実績と想定価格で算出したPERは19.1倍。
やや想定価格が高い気もしますが、順調に成長すると想定すると割安か。
【9.2追記】仮条件の上限と前期実績で算出したPERは21.2倍に。
参考までに
評価は下記を考慮して、公募割れのリスクがややある「C」に設定しました。
- 業績が好調(決算情報)
- オンラインFP相談が好調。コロナ禍のピンチをチャンスに
- 【9.2追記】仮条件が11.1%も上振れして決定。需要あり?
- オファリングレシオが30%とやや高い(オファリングレシオによる実績)
- 市場からの吸収金額が89.7億円と大きい(吸収金額による実績)
- 上位株主は役員関連。売り圧力が低い
- 想定価格と前期実績によるPERは19.1倍
9.2追記。仮条件が想定発行価格(2,340円)より11.1%の上振れ決定(2,340円 ~ 2,600円)しましたが、個人的な評価は変わらず。初値予想を2,570円 ~ 2,650円に修正。予想利益は-3,000円~5,000円です。
目論見書の想定仮条件は2,340円。初値予想は2,270円 ~ 2,440円としました。
予想利益は-7,000円~1万円で、市況によっては公募割れのリスクがあるIPOになります。
上場日の相場環境により、利益にも損失にもなりそうなIPO。
カブスルはIPOに参加予定ですが、仮条件の価格を引き下げて欲しいなぁと思っています。
1人1票の平等抽選で、資金力に左右されない当選が期待できるSMBC日興証券や、落選しても次回以降の当選チャンスに活かせるポイントが付与されるSBI証券がおすすめです。
カブスルはこちらの2社だけでIPOに51回当選しています。(全当選数の44.3%)
追加の委託幹事として、CONNECTが決まりました。(委託幹事は気づかれないことが多い)
CONNECTは、IPOの取り扱いが2020年12月で認知度がまだ低く、狙い目です!(カブスルは2回当選)
岡三証券のネット取引サービス岡三オンラインは、抽選時に資金が必要ないので気軽に参加できます。