ブロードマインド(7343):IPO上場情報
ブロードマインドは、個人および法人向けに保険代理店業、住宅ローン代理業、金融商品仲介業、宅地建物取引業に係るソリューションをワンストップで提供するフィナンシャルパートナー事業を行っている企業です。
グループは同社と連結子会社3社で構成。グループが提供する価値はこちら。
20代から40代のファミリー層に需要のある生命保険契約を中心に顧客を獲得し、ライフステージに応じて他商品の販売を展開。
設立は2002年1月。
従業員数は2021年1月末で228名、平均年齢は35.8歳、平均勤続年数は5.4年、平均年間給与は571.9万円。
ブロードマインドのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、ブロードマインドの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
ブロードマインドの上場日
ブロードマインドのブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
ブックビルディング期間 |
2021/3/10 (水) ~ 3/16 (火) |
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仮条件 | 710円~810円 (抽選資金:7.1万円 ~ 8.1万円) | ||
当選口数 | 10,350口 | ||
発行済株式数 | 5,170,000株 | オファリングレシオ | 20% |
公募株数 | 600,000株 | 売出株数 | 300,000株 |
吸収金額 | 8.3億円 | O.A分 | 135,000株 |
仮条件決定日 | 3/8 (月) | 公開価格決定日 | 3/17 (水) |
購入期間 | 3/18 (木) ~ 3/23 (火) |
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
ブロードマインドの公開価格と初値
仮条件 | 710円~810円 | ||
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公開価格 | 810円 | 初値 | 1,566円 |
騰落率 | 93.33% | 倍率 | 1.93倍 |
初値売り損益 | 75,600円(1,566円 - 810円)× 100株 |
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
ブロードマインドの初値予想と予想利益
ブロードマインドの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
仮条件 |
710円 ~ 810円
※抽選資金:7.1万円 ~ 8.1万円
上限は14.1%上ブレ↑ |
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初値予想 |
1,000円 ~ 1,620円※3/8 修正
(1.2倍~2.0倍) |
予想利益 | 1.9万円~8.1万円 |
想定価格と初値予想
想定価格 | 710円あたり ※抽選資金:7.1万円あたり |
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初値予想 | 860円 ~ 1,420円 (1.2倍~2.0倍) |
予想利益 | 1.5万円~7.1万円 |
初値予想アンケート
ブロードマインド(7343)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。
公開価格(810円)を基準価格に修正しています。
有効回答:269票 投票期限:2021/3/25 (木) 23:59までブロードマインドの主幹事と幹事証券
ブロードマインドのIPOを取り扱っている証券会社です。
ブロードマインドの割当数とネット抽選の当選数
目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。
割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。
証券会社 | 割当率 | 割当数 | ネット 抽選分 |
---|---|---|---|
主幹事 みずほ証券 |
91.30% | 945,000株 | 945口 |
楽天証券 | 2.61% | 27,000株 | 270口 |
SBI証券 | 2.61% | 27,000株 | 162口 |
マネックス証券 | 1.74% | 18,000株 | 180口 |
松井証券 | 0.87% | 9,000株 | 63口 |
あかつき証券 | 0.87% | 9,000株 | 0口 |
楽天証券の抽選倍率は、228倍でした。
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抽選資金が不要の岡三オンラインと松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券
ブロードマインドの決算情報
単独 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2020年3月 | 2019年3月 | 2018年3月 |
---|---|---|---|
売上高 | 2,935,147 | 3,013,654 | 2,523,370 |
経常利益 | 272,071 | 481,909 | 281,498 |
当期利益 | 169,508 | 339,404 | 167,574 |
純資産 | 1,845,514 | 1,698,855 | 1,381,975 |
配当金※ | 500.00 | 500.00 | 500.00 |
EPS※ | 37.09 | 74.27 | 3,666.83 |
BPS※ | 403.76 | 371.67 | 30,240.17 |
前期比(売上高) | -2.6% | 19.4% | ― |
連結 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2020年3月 | 2019年3月 |
---|---|---|
売上高 | 3,244,620 | 3,140,591 |
経常利益 | 290,819 | 557,903 |
当期利益 | 177,980 | 401,481 |
純資産 | 1,991,586 | 1,842,347 |
EPS※ | 38.94 | 87.85 |
BPS※ | 435.72 | 403.06 |
前期比(売上高) | 3.3% | ― |
上位株主とロックアップ情報
ブロードマインドの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。
株主名 | 株数 | 売出数 | ロック アップ |
---|---|---|---|
伊藤 清 代表取締役社長 |
1,994,600株
36.94%
|
- | 180日 |
笹川 治信 |
840,000株
15.56%
|
100,000株 | 180日 |
吉橋 正 取締役 |
770,800株
14.27%
|
- | 180日 |
小林 義典(信託口) |
500,000株
9.26%
|
- | |
メットライフ生命保険(株) |
425,000株
7.87%
|
200,000株 | 90日 |
大西 新吾 取締役 |
313,900株
5.81%
|
- | 180日 |
小林 義典 |
100,000株
1.85%
|
- | |
あいおいニッセイ同和損害保険(株) |
100,000株
1.85%
|
- | 90日 |
佐藤 誠 |
70,000株
1.30%
|
- | |
佐藤 秀昭 |
50,000株
0.93%
|
- |
直近の類似IPOの上場結果
ブロードマインドと市場と業種が同じIPOの上場結果です。
「市場:東証マザーズ」かつ「業種:保険業」の直近のIPO結果です。
- 2018/09/27 SBIインシュアランスグループ
… 初値売り損益:0円
騰落率:0%、倍率:1.00倍 - 2018/09/25 アイリックコーポレーション
… 初値売り損益:45,600円
騰落率:25.76%、倍率:1.26倍 - 2018/04/25 アイペット損害保険
… 初値売り損益:165,000円
騰落率:57.89%、倍率:1.58倍 - 2012/03/15 ライフネット生命
… 初値売り損益:-7,000円
騰落率:-7%、倍率:0.93倍 - 2010/03/03 アニコム ホールディングス
… 初値売り損益:200,000円
騰落率:100%、倍率:2.00倍
ブロードマインドのIPO分析
特に特徴的な点はないかなぁと思いますが、事業は順調のようです。
ライフステージの囲い込みは、様々な業種で試されている。
IPO的には需給の面で初値が上昇しやすいです。
様々な事業を行っていますが、販売実績の78.7%は、生命保険代理店業です。(第19期連結会計年度)
主な取引先は、メットライフ生命保険(47.4%)とマニュライフ生命保険(10.3%)となっています。
同社の成長戦略は下記の図のようになっています。
参考までに
評価は下記を考慮して、中立の「B」に設定しました。
- 業績は安定的。(決算情報)
- オファリングレシオが20%とやや低い。(オファリングレシオによる実績)
- 市場からの吸収金額が8.3億円と小さい。(吸収金額による実績)
- 購入単価が低いIPOが好調。(同社は8万円)(抽選資金による実績)
- ベンチャーキャピタルなしで売り圧力が低い。
- 新株予約権に係る潜在株式数は830,000株で、発行済株式総数の18.2%。
- 同業他社が多い。
- 3月のIPOラッシュによる投資家の資金枯渇。
3.8追記。仮条件が想定発行価格(710円)より14.1%の上振れ決定(710円 ~ 810円)したので、初値予想を1,000円 ~ 1,620円に修正しました。予想利益は1.9万円~8.1万円です。
目論見書の想定仮条件は710円。初値予想は860円 ~ 1,420円としました。
予想利益は1.5万円~7.1万円です。
カブスルは幹事証券にてIPOに参加します。
他にも、平等抽選で資金力に左右されない当選が期待できるマネックス証券や楽天証券、落選しても次回の当選チャンスに活かせるポイントが付与されるSBI証券がおすすめです。
松井証券はIPOの抽選時に抽選資金が必要ありません。
当選した後に購入資金を入金すればよいという、嬉しいシステムを採用している証券会社です。
2020年の幹事数は18社で、全体の2割のIPOに申込可能でした。