証券会社の口座開設の記入例。迷うポイントは?
各証券会社の口座開設の記入例です。
口座開設時に「これは何かな?どういう意味?」と迷う入力欄を紹介しています。
共通する記入ポイント
証券会社の口座開設に際し、共通する記入ポイントです。
特に口座の種類は、最初に「ハテナ?」がつくかなと。




特定口座と源泉徴収
おそらく、一番迷うのが「特定口座っていったい何?」ということだと思います。
証券会社が損益の計算を行い年間取引報告書を作成する証券会社との取引専用の「特定口座」と、利用者が損益の計算を自分で行い確定申告も自分で行う「一般口座」があります。
3つのタイプから選ぶことになりますが「特定口座 / 源泉徴収あり」をおすすめします。
口座の種類 | 源泉 徴収 |
確定申告 |
---|---|---|
特定口座 | あり |
確定申告の必要なし!(自分でしてもOK) 売却益を得る度に証券会社が税金分を徴収して代わりに税金を納めます。 確定申告をしないことにより、株式の譲渡益は合計所得金額に含まれず配偶者控除や国民健康保険料の影響しません。 |
なし |
給与所得や退職所得以外の投資や副業からの年間所得(利益)の合計が、
|
ちなみに、確定申告で利用する「年間取引報告書」は「特定口座」を選択している証券会社側で用意してくれます。一般口座は自分で取引履歴を記録する必要があります。
一般口座のメリットはほぼありませんので、特定口座から口座開設を行いましょう。
また、源泉徴収の「あり/なし」につきましては、確定申告をしないことにより配偶者控除や国民健康保険料に影響しない「源泉徴収あり」がおすすめです。
参考までに、約8割の方が「特定口座 源泉徴収あり」を選択されているそうです。
また、証券会社も「あり」を勧めているところが多いです。
IPOだけ行う方は「特定口座 源泉徴収あり」にしておけば間違いありません。
人気IPOに当選すれば、20万円の利益を超える場合が多いですし。
参考までに、源泉徴収の「あり/なし」は、年度の切替え時に変更することが可能です。
特定口座と一般口座の違いについて詳しい説明は、姉妹サイト「カブスル」でも行っています。
内部者登録とは?
内部者登録や上場会社との関係を記入する項目があります。
これは「インサイダー取引」という不正取引を防止する為に記入します。
- ご自身や世帯主が上場会社にお勤めでない場合
→ 該当なしを選択。 - ご自身や世帯主が上場会社にお勤めの場合
→ 上場会社の情報を記載。
ご自身や世帯主が上場会社にお勤めでない場合、「該当なし」を選択しましょう。
お勤めの場合は、勤めている上場会社の社名や証券コードを記載する必要があります。
証券コードは4桁のコードです。
Yahoo!ファイナンスの左上の検索ボックスに企業名を入力すると表示されます。

インサイダー取引については、姉妹サイトにて詳しく説明しています。
各種口座の開設は必要?
庶民のIPOで紹介している口座開設は正式には「総合口座 / 証券総合取引口座」の開設になります。
株式の売買を行ったりIPOの申込みを行うには、総合口座があれば 取引可能。
証券会社によっては「総合口座」開設のついでに「信用取引口座」や「NISA口座」、「FX口座」などを一緒に開設しませんか?と聞いてきます。
結論から言うと「一緒に口座開設する必要はありません」。
もちろん、自分で対象の口座を利用してみたい、仕組みを知っているのであれば、一緒に口座開設してもよいと思いますが、知らないのであれば、一緒に口座開設する必要がありません。
また、一緒に口座開設しなくても、後日 個別に各種取引口座の開設を行う事はできますので、あまり気にされなくてよいと思います。
各証券会社の口座開設の記入例
各証券会社の口座開設の記入例です。
口座開設記入時にご不明な点がある際にご確認ください。
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未成年口座の口座開設の記入例
未成年口座の開設の記入例です。
IPOの当選確率を上げるには身内の協力も必要です。
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