エッジテクノロジー(4268):IPO上場情報


エッジテクノロジーは、AI実装の支援およびビッグデータ解析コンサルティングを行っている企業です。

主に3つのサービスを展開。()内は2021年4月期のサービス別売上構成。

  • AIソリューションサービス(12.2億円/全体の83.8%)
  • AI教育サービス(1.4億円/同9.7%)
  • AIプロダクトサービス(0.9億円/同6.5%)

メインサービスのAIソリューションサービスでは、顧客のAI導入を支援するサービスを提供しています。

同社はフリーランスのAI人材データベース「BIGDATA NAVI」を保有しており、こちらを活用し、顧客のビジネス上の課題に合わせて社員(営業・コンサルタント)とフリーランスで専門チームを編成してサービスを展開することが多いようです。(業務遂行は同社社員が行う場合もあり)

業績ハイライト

設立は2014年5月。
従業員数は2021年11月末で66名、平均年齢は35.1歳、平均勤続年数は2.4年、平均年間給与は497.7万円。


エッジテクノロジーのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、エッジテクノロジーの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

エッジテクノロジーの上場日

B
  • IPO人気:あり
  • オファリングレシオ:やや高い
  • 売出多い
  • 割安感:割高
  • ベンチャーキャピタル:上位株主なし

上場日 2022/2/17(木) 証券コード 4268
市場 東証マザーズ 業種 情報・通信業
Webサイト Webサイト 単元株 100株
Yahoo!ファイナンス エッジテクノロジー(4268)
時価総額
36.9億円(公開価格で計算)
73.2億円(初値で計算)

エッジテクノロジーのブックビルディング内容

ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。

ブックビルディング期間

2022/2/1 (火) ~ 2/7 (月)

仮条件 300円~350円 (抽選資金:3万円 ~ 3.5万円)
当選口数 31,165口
発行済株式数 10,544,000株 オファリングレシオ 29.5%
公募株数 544,000株 売出株数 2,166,000株
吸収金額 10.9億円 O.A分 406,500株
仮条件決定日 1/31 (月) 公開価格決定日 2/8 (火)
購入期間 2/9 (水) ~ 2/15 (火)
備考

【2.3修正】公募株数は613,000株から544,000株へ変更。売出株数は2,409,600株から2,166,000株へ変更。OA数も453,300株から406,500株へ変更。

※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。

エッジテクノロジーの公開価格と初値

仮条件 300円~350円
公開価格 350円 初値 694円
騰落率 98.29%  倍率  1.98倍
初値売り損益 34,400円(694円 - 350円)× 100株

※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

エッジテクノロジーの初値予想と予想利益

エッジテクノロジーの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

仮条件と初値予想

仮条件 300円 ~ 350円 ※抽選資金:3万円 ~ 3.5万円
上限は49.3%下ブレ↓
初値予想 380円 ~ 420円※1/31 修正
(1.1倍~1.2倍)
予想利益 3,000円~7,000円

想定価格と初値予想

想定価格 690円あたり ※抽選資金:6.9万円あたり
初値予想 730円 ~ 800円 (1.1倍~1.2倍)
予想利益 4,000円~1.1万円
送信中...

初値予想アンケート

エッジテクノロジー(4268)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。

公開価格(350円)を基準価格に修正しています。

有効回答:598   投票期限:2022/2/16 (水) 23:59まで
3倍以上(1,050円以上)
32票  5%
投票済み

2.5倍以上~3倍未満(875円以上~1,050円未満)
45票  8%
投票済み

2倍以上~2.5倍未満(700円以上~875円未満)
266票  44%
投票済み

1.5倍以上~2倍未満(525円以上~700円未満)
117票  20%
投票済み

1.2倍以上~1.5倍未満(420円以上~525円未満)
38票  6%
投票済み

1倍以上~1.2倍未満(350円以上~420円未満)
42票  7%
投票済み

公募割れ(350円未満)
58票  10%
投票済み

エッジテクノロジーの主幹事と幹事証券

エッジテクノロジーのIPOを取り扱っている証券会社です。

エッジテクノロジーの割当数とネット抽選の当選数

目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。

割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。

証券会社 割当率 割当数 ネット
抽選分
主幹事
SMBC日興証券
93.05% 2,899,900株 2,899口
野村證券 4.35% 135,500株 135口
SBI証券 1.56% 48,700株 292口
楽天証券 0.43% 13,500株 135口
いちよし証券 0.26% 8,100株 0口
松井証券 0.17% 5,400株 37口
極東証券 0.17% 5,400株 0口

楽天証券の抽選倍率は、226倍でした。

現金7,500円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンライン松井証券。平等抽選のauカブコム証券。落選でポイントが貯まるSBI証券


エッジテクノロジーの決算情報

単独 財務情報 (単位/千円)

決算期 2021年4月 2020年4月 2019年4月
売上高 1,466,755 1,578,605 1,129,878
経常利益 35,717 62,805 29,644
当期利益 23,889 48,217 -24,704
純資産 122,178 98,289 50,063
配当金
EPS 2.39 4.82 -31,794.50
BPS 12.22 9.83 64,432.41
※配当金、EPS、BPSは(単位/円)
業績

上位株主とロックアップ情報

エッジテクノロジーの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。

株主名 株数 売出数 ロック
アップ
住本 幸士 代表取締役社長 9,600,000
93.56%
2,166,000 180日
島田 雄太 取締役 316,940
3.09%
(16,940)
- 180日
治田 知明 取締役 123,530
1.20%
(23,530)
- 180日
坂西 茂 従業員 40,000
0.39%
(40,000)
- 180日
生澤 剛士 従業員 30,000
0.29%
(30,000)
- 180日
田中 一誠 従業員 12,390
0.12%
(12,390)
- 180日
久永 宏明 従業員 9,140
0.09%
(9,140)
- 180日
大坪 将之 従業員 6,280
0.06%
(6,280)
- 180日
長谷川 悠己 従業員 6,280
0.06%
(6,280)
- 180日
藤井 亮輔 従業員 6,110
0.06%
(6,110)
- 180日
※()内の数値は、新株予約権による潜在株式数。
詳細は目論見書にてご確認ください。

直近の類似IPOの上場結果

エッジテクノロジーと市場と業種が同じIPOの上場結果です。

「市場:東証マザーズ」かつ「業種:情報・通信業」の直近のIPO結果です。

  • 2022/02/09 ライトワークス
    初値売り損益:90,000円
    騰落率:42.86%、倍率:1.43倍
  • 2021/12/29 Institution for a Global Society
    初値売り損益:28,200円
    騰落率:16.40%、倍率:1.16倍
  • 2021/12/27 アジアクエスト
    初値売り損益:317,000円
    騰落率:130.45%、倍率:2.30倍
  • 2021/12/27 セキュア
    初値売り損益:123,500円
    騰落率:130%、倍率:2.30倍
  • 2021/12/24 サスメド
    初値売り損益:9,000円
    騰落率:6.38%、倍率:1.06倍

エッジテクノロジーのIPO分析

(株)バンダイナムコネクサス、サントリー酒類(株)、AGC(株)、三井不動産(株)、日本テレビ放送(株)、ウーブン・アルファ(株)、(株)NTTデータ、(株)野村総合研究所など、大手との取引実績もあり。

同社のAI人材データベース「BIGDATA NAVI」に登録されている、フリーランスのAI人材(一定以上の実務経験が必要)を使ってサービスを主に展開。

ポジティブ目線でいえば、人材不足となっているAI人材を確保しチームを編成できるのが強いのかも。
ネガティブ目線でみれば、やはり自社社員じゃない点。

案件一覧をみたところ高額な案件が多いので、優秀な人材も多いのかもしれません。
まぁ、スキルに自信があればフリーランスになりますよね。

マザーズ市場のAI関連企業らしく、株価に割安感はなし。
同市場が1/25時点で大幅に下落している点を考えると、テーマ的に魅力はあるものの、買いづらいIPOです。

上場日までにマザーズ市場が反転していることを願います。
そして、同様に下落しているAI関連株にもまた資金が戻ってきますように。

当選しました!

2.9追記。妻が主幹事のSMBC日興証券とSBI証券で100株ずつ、計200株 当選しました!

カブスル一家は、上記2社とマネックス証券の3社で全当選数の62.6%を占めています。

参考までに

評価は下記を考慮して、中立の「B」に設定しました。

中立
  • IPOで人気のある「AI関連」事業。
  • 業績が好調。(決算情報)
  • 大手企業への導入実績あり。
  • フリーランスのAI人材を確保している点は強い。
  • 【1.31追記】仮条件の大幅引き下げで割高感がやや薄れる。
  • オファリングレシオが32.7%とやや高い。→【2.3追記】29.5%へ改善(オファリングレシオによる実績)
  • 市場からの吸収金額が23.9億円とやや大きい。→ 【1.31追記】上限で10.9億円に変更(吸収金額による実績)
  • 上場市場の東証マザーズ市場が軟調。同業種も大幅下落中・・(1/25時点)
  • 上位株主は役員関連。売り圧力が低い。

1.31追記。仮条件が想定価格の690円より49.3%下振れて、300円 ~ 350円に決定しました。
初値予想を380円 ~ 420円に修正。予想利益は3,000円~7,000円です。

最近の相場動向(マザーズの不調)と想定価格の割高感、機関投資家のヒアリングにより大幅に仮条件が引き下げられたのだと推測されます。

目論見書の想定仮条件は690円。初値予想は730円 ~ 800円としました。
予想利益は4,000円~1.1万円です。

心配は株式市況だけ。
カブスルは幹事証券にてIPOに参加すると思いますし、相場が好転すれば初値予想も引き上げる予定です。
【1.31追記】マザーズ市場はやや反転してきました。仮条件が想定価格より大幅に引き下げられましたので、より参加しやすくなりました。カブスルは積極的に参加します!

仮条件の引き下げにより、2021年4月期で算出したPERは146.4倍に。
2022年4月期は業績が伸びる予定でさらに数値は低く。(40倍程度?)

  • 公募株数:613,000株 → 544,000株
  • 売出株数:2,409,600株 → 2,166,000株
  • OA数:453,300株 → 406,500株
  • 吸収金額の上限:12.1億円 → 10.9億円
  • オファリングレシオ:32.7% → 29.5%

ワンポイント

主幹事はSMBC日興証券です。
IPOの一連の流れを取りしきる立場にあり、IPOの当選数が一番多いです。

また、資金力に左右されない平等抽選を採用していますので当選確率は一緒です。
カブスルは18回 IPOに当選。

他に、落選しても次回の当選チャンスに活かせるポイントが付与されるSBI証券がおすすめです。

カブスルはこちらの2社だけでIPOに49回当選しています。(全当選数の50.0%)

松井証券はブックビルディング時の抽選資金が不要です。
当選した後に購入資金を入金すればよいという、嬉しいシステムを採用。

IPOの引受部門にチカラを入れており、幹事数が増えています。(4割目標)

抽選資金に余裕があれば、楽天証券でも参加しておきたいです。

エッジテクノロジーのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、エッジテクノロジーの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

現金7,500円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンライン松井証券。平等抽選のauカブコム証券。落選でポイントが貯まるSBI証券


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