売れるネット広告社(9235):IPO上場情報


売れるネット広告社は、D2C(ネット通販)事業者のインターネット広告の費用対効果を改善することを目的とした、クラウドサービスおよびマーケティング支援サービスの提供を行っている企業です。

事業内容

設立は2010年1月
従業員数は45名、平均年齢は30.2歳、平均勤続年数は3.6年、平均年間給与は484.1万円(2023年7月末)


売れるネット広告社のIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、売れるネット広告社の目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

売れるネット広告社の上場日

C
  • オファリングレシオ:やや高い
  • 調達金額:小さい

上場日 2023/10/23(月) 証券コード 9235
市場 東証グロース 業種 サービス業
Webサイト Webサイト 単元株 100株
Yahoo!ファイナンス 売れるネット広告社(9235)
時価総額
31.4億円(公開価格で計算)
28.9億円(初値で計算)

売れるネット広告社のブックビルディング内容

ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。

ブックビルディング期間

2023/10/4 (水) ~ 10/11 (水)

仮条件 830円~910円 (抽選資金:8.3万円 ~ 9.1万円)
当選口数 10,350口
発行済株式数 3,450,000株 オファリングレシオ 30%
公募株数 450,000株 売出株数 450,000株
吸収金額 9.4億円 O.A分 135,000株
仮条件決定日 10/3 (火) 公開価格決定日 10/12 (木)
購入期間 10/13 (金) ~ 10/18 (水)

※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。

売れるネット広告社の公開価格と初値

仮条件 830円~910円
公開価格 910円 初値 837円
騰落率 -8.02%  倍率  0.92倍
初値売り損益 -7,300円(837円 - 910円)× 100株

※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

公募割れ時の株価下落の目安となる引受価額は、837.20円でした。

売れるネット広告社の初値予想と予想利益

売れるネット広告社の初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

仮条件と初値予想

仮条件 830円 ~ 910円 ※抽選資金:8.3万円 ~ 9.1万円
上限は12.5%下ブレ↓
初値予想 860円 ~ 940円※10/3 修正
(0.9倍~1.0倍)
予想利益 -5,000円~3,000円

想定価格と初値予想

想定価格 1,040円あたり ※抽選資金:10.4万円あたり
初値予想 1,010円 ~ 1,090円 (1.0倍~1.0倍)
予想利益 -3,000円~5,000円
送信中...

初値予想アンケート

売れるネット広告社(9235)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。

公開価格(910円)を基準価格に修正しています。

有効回答:290   投票期限:2023/10/22 (日) 23:59まで
3倍以上(2,730円以上)
55票  19%
投票済み

2.5倍以上~3倍未満(2,275円以上~2,730円未満)
5票  2%
投票済み

2倍以上~2.5倍未満(1,820円以上~2,275円未満)
14票  5%
投票済み

1.5倍以上~2倍未満(1,365円以上~1,820円未満)
9票  3%
投票済み

1.2倍以上~1.5倍未満(1,092円以上~1,365円未満)
28票  10%
投票済み

1倍以上~1.2倍未満(910円以上~1,092円未満)
42票  14%
投票済み

公募割れ(910円未満)
137票  47%
投票済み

売れるネット広告社の主幹事と幹事証券

売れるネット広告社のIPOを取り扱っている証券会社です。

売れるネット広告社の割当数とネット抽選の当選数

目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。

割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。

証券会社 割当率 割当数 ネット
抽選分
主幹事
東海東京証券
67.83% 702,000株 702口
SBI証券 8.70% 90,000株 540口
岡三証券 8.70% 90,000株 90口
野村證券 4.35% 45,000株 45口
西日本シティTT証券 2.61% 27,000株 0口
楽天証券 1.74% 18,000株 180口
松井証券 1.74% 18,000株 126口
岩井コスモ証券 1.74% 18,000株 18口
丸三証券 0.87% 9,000株 0口
FFG証券 0.87% 9,000株 0口
東洋証券 0.43% 4,500株 0口
あかつき証券 0.43% 4,500株 0口

委託幹事である岡三オンラインは、委託数が公表されていません。

楽天証券の抽選倍率は、111倍でした。

現金7,500円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンライン松井証券。平等抽選のauカブコム証券。落選でポイントが貯まるSBI証券


売れるネット広告社の決算情報

単独 財務情報 (単位/千円)

決算期 2022年7月 2021年7月 2020年7月
売上高 843,801 2,400,656 2,769,801
経常利益 -67,008 194,429 205,786
当期利益 -52,911 134,736 136,989
純資産 529,736 582,647 456,311
配当金 2.80
EPS -17.63 44.91 45.66
BPS 176.57 194.22 152.10
※配当金、EPS、BPSは(単位/円)
業績

売れるネット広告社のPERとPBR

公開価格(910円)で算出したPERとPBRです。

決算月 PER PBR EPS BPS
2021年7月
(実績)
20.26倍 4.69倍 44.91 194.22
2022年7月
(実績)
- 5.15倍 -17.63 176.57
2023年7月
(実績)
24.1倍 - 37.76 -
2024年7月
(予想)
19.98倍 - 45.55 -

上位株主とロックアップ情報

売れるネット広告社の上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。

株主名 株数 売出数 ロック
アップ
加藤公一レオ 代表取締役 1,500,000
44.61%
150,000 180日
株式会社レオアセットマネジメント 代表取締役の資産管理会社 1,200,000
35.70%
- 180日
加藤一恵 代表取締役の配偶者 300,000
8.92%
300,000
福本朋哉 従業員 30,000
1.00%
(30,000)
- 180日
藤田純 取締役 23,000
0.77%
(23,000)
- 180日
植木原宗平 取締役 20,500
0.68%
(20,500)
- 180日
田中真樹 従業員 20,000
0.67%
(20,000)
-
佐藤精一 従業員 20,000
0.67%
(20,000)
-
黒田香菜 従業員 14,380
0.48%
(14,380)
-
進藤聡太 従業員 14,380
0.48%
(14,380)
-
※()内の数値は、新株予約権による潜在株式数。
詳細は目論見書にてご確認ください。

直近の類似IPOの上場結果

売れるネット広告社と市場と業種が同じIPOの上場結果です。

「市場:グロース」かつ「業種:サービス業」の直近のIPO結果です。

  • 2023/10/04 キャスター
    初値売り損益:155,900円
    騰落率:205.13%、倍率:3.05倍
  • 2023/09/21 揚羽
    初値売り損益:9,000円
    騰落率:6.43%、倍率:1.06倍
  • 2023/09/12 ライズ・コンサルティングGP
    初値売り損益:0円
    騰落率:0%、倍率:1.00倍
  • 2023/07/28 クオルテック
    初値売り損益:-20,400円
    騰落率:-8.03%、倍率:0.92倍
  • 2023/07/28 GENDA
    初値売り損益:-13,300円
    騰落率:-7.51%、倍率:0.92倍

売れるネット広告社のIPO分析

売上高を見ると、第13期(2022年7月期)に売上高が大幅に減ってますが、期首から会計基準を変更しているよう。

販売実績

上場前に会計基準を変更することはまぁ、あることなんですが、参考資料として会計基準の変更前と決算内容の数値の比較ができるように資料を用意している目論見書もあり、そこと比較すると分かりづらいです。

2023年7月期の実績と、2024年7月期の業績予想はこちら。

業績予想

ネット広告の費用対効果を改善させる「売れるD2Cつくーる」の解約率の推移です。数値としては高いが改善傾向にあるよう。
2023年7月期は46.6%、2022年7月期は58%、2021年7月期は62%。
なお、業績予想をみると2024年7月期の解約率は35%程度を見込んでいるようです。(サポート体制の充実などの効果を織り込み)

上場すると公開資料が色々とでてくるワケですが、ごくたまに上場しない方がいいのでは?といった企業がでてきます。この解約率がオモテにでることは同社にとって・・。

Webサイトも・・・なかなかですね。大抵の企業は上場に向けて洗練されたページを公開するんですが、やや上場企業としては似つかわしくないような。でもある意味、インパクトは残せるのかも。

企業理念は「“最強の売れるノウハウ®”を用いて関わるすべての企業を100%成功に導くことで世界中にたくさんのドラマを創る」

個人的に好きな事業内容ではありませんが、初値が上昇する要因も下がる要因もあり、判断が難しいIPO。
初値が上昇する要因としては需給が絞られていること。売られる要因としては売上高の推移や事業内容。

仮条件の内容(ロードショーの結果)によっては評価をひとつ下げる可能性もあります。

参考までに

評価は下記を考慮して、公募割れのリスクがややある「C」に設定しました。

公募割れのリスクあり
  • 2024年7月期の業績予想(前期比)は、売上高 1,051百万円(+9.6%)、営業利益 250百万円(+65.7%)
  • 市場からの吸収金額が9.4億円と小さいIPOデータ
  • オファリングレシオが27.1%とやや高いIPOデータ
  • 上場している広告関連事業の決算が不調
  • 上場の意義がわからない(感じ取れない)
  • サービスの解約率は2023年7月期は46.6%。来期の業績予想では35%程度を見込む
  • コンサルティングの内容が一時ネットで話題に
  • 代表とその資産会社が保有株のほぼ100%を占める(代表の配偶者は上場時にすべて売出し)

10.3追記。仮条件が想定価格の1,040円より上限価格で12.5%下振れて、830円 ~ 910円に。
機関投資家の需要が低いことが予想されるので、初値予想を860円 ~ 940円に修正。予想利益は-5,000円~3,000円です。

目論見書の想定仮条件は1,040円。初値予想は1,010円 ~ 1,090円としました。
予想利益は-3,000円~5,000円で、市況によっては公募割れのリスクがあるIPOになります。

カブスルはブックビルディングをパスします。

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  • auカブコム証券
    全体の2~3割の委託幹事に
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本ページで掲載している画像は、売れるネット広告社の目論見書から引用しています。
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