AeroEdge(エアロエッジ)(7409):IPO上場情報
AeroEdge(エアロエッジ)は、仏Airbus社および米Boeing社製航空機に採用されているLEAPエンジンの部品である、 チタンアルミブレードの量産販売を主たる事業としている企業です。
LEAPエンジンは、米GE社と仏SAFRAN社の合弁企業であるCFM International社により開発生産され、先端技術を搭載したエンジンであり、航空機グローバルシェアNo.1の仏Airbus社製A320neoファミリー機とNo.2の米Boeing社製737MAX機に搭載。
「ゼロからイチを創る ~常識を疑い、組織力で難しい課題に挑戦する~」という経営理念のもと、ものづくり企業として、航空機エンジン部品、並びにその他製品の加工製造・販売を行っています。
設立は2015年9月
従業員数は2023年4月末で85名、平均年齢は36歳、平均勤続年数は3.6年、平均年間給与は516.6万円
AeroEdgeのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、AeroEdgeの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
AeroEdge(エアロエッジ)の上場日
上場日 | 2023/7/4(火) | 証券コード | 7409 |
---|---|---|---|
市場 | 東証グロース | 業種 | 輸送用機器 |
Webサイト | Webサイト | 単元株 | 100株 |
Yahoo!ファイナンス | AeroEdge(エアロエッジ)(7409) | ||
時価総額 | 62.6億円(公開価格で計算) 217億円(初値で計算) |
AeroEdge(エアロエッジ)のブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
ブックビルディング期間 |
2023/6/16 (金) ~ 6/22 (木) |
||
---|---|---|---|
仮条件 | 1,460円~1,690円 (抽選資金:14.6万円 ~ 16.9万円) | ||
当選口数 | 9,195口 | ||
発行済株式数 | 3,702,230株 | オファリングレシオ | 24.8% |
公募株数 | 368,000株 | 売出株数 | 431,600株 |
吸収金額 | 15.5億円 | O.A分 | 119,900株 |
仮条件決定日 | 6/14 (水) | 公開価格決定日 | 6/23 (金) |
購入期間 | 6/26 (月) ~ 6/29 (木) |
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
- IPO管理帳 / IPO管理帳ログイン版
IPOの申込み、当選管理がカンタンに。 - IPOのメール通知システム
ブックビルディングの開始時にメールが届く。
AeroEdge(エアロエッジ)の公開価格と初値
仮条件 | 1,460円~1,690円 | ||
---|---|---|---|
公開価格 | 1,690円 | 初値 | 5,860円 |
騰落率 | 246.75% | 倍率 | 3.47倍 |
初値売り損益 | 417,000円(5,860円 - 1,690円)× 100株 |
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
AeroEdge(エアロエッジ)の初値予想と予想利益
AeroEdge(エアロエッジ)の初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
仮条件 |
1,460円 ~ 1,690円
※抽選資金:14.6万円 ~ 16.9万円
上限は15.8%上ブレ↑ |
---|---|
初値予想 |
2,040円 ~ 2,390円※6/14 修正
(1.2倍~1.4倍) |
予想利益 | 3.5万円~7万円 |
想定価格と初値予想
想定価格 | 1,460円あたり ※抽選資金:14.6万円あたり |
---|---|
初値予想 | 1,760円 ~ 2,060円 (1.2倍~1.4倍) |
予想利益 | 3万円~6万円 |
初値予想アンケート
AeroEdge(エアロエッジ)(7409)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。
公開価格(1,690円)を基準価格に修正しています。
有効回答:304票 投票期限:2023/7/3 (月) 23:59までAeroEdge(エアロエッジ)の主幹事と幹事証券
AeroEdge(エアロエッジ)のIPOを取り扱っている証券会社です。
AeroEdge(エアロエッジ)の割当数とネット抽選の当選数
目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。
割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。
証券会社 | 割当率 | 割当数 | ネット 抽選分 |
---|---|---|---|
主幹事 みずほ証券 |
92.23% | 848,100株 | 848口 |
野村證券 | 2.60% | 23,900株 | 23口 |
大和証券 | 1.73% | 15,900株 | 15口 |
楽天証券 | 1.29% | 11,900株 | 119口 |
SBI証券 | 1.29% | 11,900株 | 71口 |
マネックス証券 | 0.42% | 3,900株 | 39口 |
水戸証券 | 0.42% | 3,900株 | 0口 |
大和コネクト証券のネット抽選分は、1口あたりが想定されます。(大和証券の約1%)
委託幹事である松井証券とSBIネオトレード証券は、委託数が公表されていません。
楽天証券の抽選倍率は、435倍でした。
現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンラインと松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券
AeroEdge(エアロエッジ)の決算情報
単独 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2022年6月 | 2021年6月 | 2020年6月 |
---|---|---|---|
売上高 | 1,964,694 | 848,263 | 2,112,712 |
経常利益 | 10,764 | -757,162 | -412,876 |
当期利益 | 7,321 | -766,154 | -463,320 |
純資産 | 955,006 | 982,822 | 1,750,672 |
配当金※ | ― | ― | ― |
EPS※ | 2.20 | -229.78 | -1,554.63 |
BPS※ | 285.13 | 293.47 | 5,237.64 |
前期比(売上高) | 131.6% | -59.8% | ― |
AeroEdge(エアロエッジ)のPERとPBR
公開価格(1,690円)で算出したPERとPBRです。
決算月 | PER | PBR | EPS | BPS |
---|---|---|---|---|
2021年6月 (実績) |
- | 5.76倍 | -229.78 | 293.47 |
2022年6月 (実績) |
768.18倍 | 5.93倍 | 2.20 | 285.13 |
2023年6月 (予想) |
8.81倍 | - | 191.79 | - |
上位株主とロックアップ情報
AeroEdge(エアロエッジ)の上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。
株主名 | 株数 | 売出数 | ロック アップ |
---|---|---|---|
菊地歯車株式会社 |
958,530株
24.41%
|
239,600株 | 180日 |
森西 淳 代表取締役社長 |
800,000株
20.38%
(200,000)
|
192,000株 | 180日 |
豊田通商株式会社 |
460,000株
11.72%
|
- | 180日 |
株式会社日本政策投資銀行 |
430,000株
10.95%
|
- | 180日 |
DMG森精機株式会社 |
400,000株
10.19%
|
- | 180日 |
ナイン・ステーツ・4投資事業有限責任組合 VC |
285,710株
7.28%
|
- | 180日 |
水田 和裕 取締役 |
130,000株
3.31%
(130,000)
|
- | |
今西 貴士 取締役 |
105,000株
2.67%
(105,000)
|
- | |
株式会社足利銀行 |
57,140株
1.46%
|
- | 180日 |
めぶき地域創生投資事業有限責任組合 VC |
57,140株
1.46%
|
- | 180日 |
- 180日のロックアップ期間は、2023年12月30日まで
直近の類似IPOの上場結果
AeroEdge(エアロエッジ)と市場と業種が同じIPOの上場結果です。
AeroEdge(エアロエッジ)のIPO分析
2015年9月、菊地歯車の100%出資により設立。前期から黒字化。
2023年6月期の業績予想と想定価格で算出したPERは7.6倍。
コロナ禍でダメージを受けた航空業界。
国内線需要の回復に加え、国際線需要についても各国の移動制限の緩和や撤廃などにより、回復の傾向が顕著に。
目論見書にあるハイライトで同社の立ち位置が分かりやすくなるやも。
航空機の販売は、数年前から受注を受け付けることから、長期に渡って受注残高を積み上げることに。その結果、他業界と異なり、需要予測が長期間に渡って見込みやすい業界とのこと。なるほど。
航空業界においては、燃料費高騰や環境負荷等への対応を背景に、燃費の向上が求められており、チタンアルミブレードは、従来使用されていたニッケル合金製のものと比較し、約半分の比重であるため機体の軽量化に貢献するとともに、高温における強度劣化が少なく、耐熱性も兼ね揃えた部品であるということ。
同社は増産に対応する設備も確保しており、売上増加に伴う利益率の拡大が期待できる収支モデルと書かれています。
第一印象では地味だなぁと思っていましたが、目論見書をみてると興味が湧いてきました。ただ、現時点ではLEAPエンジン向けチタンアルミブレードを生産販売しているのは世界で二社のみで強みがありますが、主力事業がこちらだけというのは少し不安です。
応援したい日本のモノづくり企業。
上場により調達した手取金は、現在の主力事業であるチタンアルミブレード生産以外の量産に対応するための設備投資に充てるよう。
一応、7月最初のIPOなんですが、6月末からのIPOラッシュの流れの中での上場なので、投資家サイドの資金が枯渇しているやも・・。
参考までに
評価は下記を考慮して、中立の「B」に設定しました。
- 業績は安定的(決算情報)
- 2023年6月期の業績予想(前期比)は、売上高 2,903百万円(+47.8%)、営業利益 451百万円
- 応援したい日本のモノづくり企業
- 【6.14追記】仮条件が15.8%も上振れして決定。機関投資家に人気あり?
- 新株予約権に係る潜在株式数は592,000株で、発行済株式総数の17.8%に相当
- 配当実績なし
- コロナ禍において影響をうける事業内容
- 調達資金にて主力事業以外の量産に対応する設備投資へ
6.14追記。仮条件が想定発行価格(1,460円)より15.8%の上振れ決定(1,460円 ~ 1,690円)したので、初値予想を2,040円 ~ 2,390円に修正。予想利益は3.5万円~7万円です。
目論見書の想定仮条件は1,460円。初値予想は1,760円 ~ 2,060円としました。
予想利益は3万円~6万円です。
カブスルは幹事証券にてIPOに参加します。
1人1票の平等抽選で、資金力に左右されない当選が期待できるマネックス証券や、落選しても次回以降の当選チャンスに活かせるポイントが付与されるSBI証券がおすすめです。
カブスルはこちらの2社だけでIPOに47回当選しています。(全当選数の35.1%)
追加の委託幹事として、大和コネクト証券が決まりました。
委託幹事は目論見書に掲載されないので気づかれず、大和コネクト証券の認知度もまだ低いので狙い目です!(カブスルは3回当選)
抽選資金に余裕があれば、楽天証券でも参加しておきたいです。
ブックビルディングの参加スタンスは Twitterにて発信しています。
庶民のIPO限定のタイアップ企画を行っていますので、口座開設がまだの方は お得なこの機会に是非どうぞ(  ̄∇ ̄)