ライトワークス(4267):IPO上場情報
ライトワークスは、人財管理プラットフォーム提供サービスおよび、同プラットフォームを 活用したオンライン英会話サービスを行っている企業です。グループは同社と連結子会社2社で構成。
eラーニングからスタートした同社グループの事業は、現在HCMのクラウドサービスへと発展。
HCMプラットフォーム提供サービス
業向け及び教育分野向けにヒューマン・キャピタル・マネジメント(HCM)のソリューションをクラウドサービスで提供することで、「学習する組織」の実現を支援。
インターネットを活用して人材開発(学習管理、スキル管理、キャリア管理)を行う際に求められるプラットフォーム(IT基盤)としてCAREERSHIPを提供。
(Webサイトより)
主な顧客ターゲットは、売上高1,000億円以上の大企業ですが、売上規模がそれよりも小さい中堅企業への導入も進んでいます。
HCMクラウドを活用したオンライン英会話サービス
学習塾向けに提供する学習管理プラットフォームを有効活用できるコンテンツとして、OLECOのブランドでオンライン英会話をクラウドで提供。
教材はコラボレーションをしている株式会社学研プラスなどが提供。
講師はフィリピンの複数の拠点で採用されたフィリピン人を起用しており、現在約600名が稼働。
設立は1995年11月。
同社の従業員数は2021年11月末で102名、平均年齢は36.1歳、平均勤続年数は3.9年、平均年間給与は523.5万円。
ライトワークスのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、ライトワークスの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
ライトワークスの上場日
ライトワークスのブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
ブックビルディング期間 |
2022/1/21 (金) ~ 1/27 (木) |
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仮条件 | 1,900円~2,100円 (抽選資金:19万円 ~ 21万円) | ||
当選口数 | 3,680口 | ||
発行済株式数 | 2,428,800株 | オファリングレシオ | 15.1% |
公募株数 | 160,000株 | 売出株数 | 160,000株 |
吸収金額 | 7.7億円 | O.A分 | 48,000株 |
仮条件決定日 | 1/19 (水) | 公開価格決定日 | 1/28 (金) |
購入期間 | 1/31 (月) ~ 2/3 (木) |
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
ライトワークスの公開価格と初値
仮条件 | 1,900円~2,100円 | ||
---|---|---|---|
公開価格 | 2,100円 | 初値 | 3,000円 |
騰落率 | 42.86% | 倍率 | 1.43倍 |
初値売り損益 | 90,000円(3,000円 - 2,100円)× 100株 |
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
ライトワークスの初値予想と予想利益
ライトワークスの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
仮条件 | 1,900円 ~ 2,100円 ※抽選資金:19万円 ~ 21万円 |
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初値予想 |
2,300円 ~ 2,520円※1/19 修正
(1.1倍~1.2倍) |
予想利益 | 2万円~4.2万円 |
想定価格と初値予想
想定価格 | 2,100円あたり ※抽選資金:21万円あたり |
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初値予想 | 2,310円 ~ 2,800円 (1.1倍~1.3倍) |
予想利益 | 2.1万円~7万円 |
初値予想アンケート
ライトワークス(4267)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。
公開価格(2,100円)を基準価格に修正しています。
有効回答:388票 投票期限:2022/2/8 (火) 23:59までライトワークスの主幹事と幹事証券
ライトワークスのIPOを取り扱っている証券会社です。
ライトワークスの割当数とネット抽選の当選数
目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。
割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。
証券会社 | 割当率 | 割当数 | ネット 抽選分 |
---|---|---|---|
主幹事 JTG証券 |
84.35% | 310,400株 | 310口 |
SBI証券 | 5.22% | 19,200株 | 115口 |
SMBC日興証券 | 5.22% | 19,200株 | 19口 |
岡三証券 | 1.74% | 6,400株 | 6口 |
楽天証券 | 1.30% | 4,800株 | 48口 |
東洋証券 | 1.30% | 4,800株 | 4口 |
マネックス証券 | 0.87% | 3,200株 | 32口 |
委託幹事である岡三オンラインは、委託数が公表されていません。
楽天証券の抽選倍率は、412倍でした。
現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンラインと松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券
ライトワークスの決算情報
単独 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2021年1月 | 2020年1月 | 2019年1月 |
---|---|---|---|
売上高 | 996,821 | 849,117 | 811,464 |
経常利益 | 13,555 | 42,888 | 40,813 |
当期利益 | 8,924 | 4,441 | 37,399 |
純資産 | 237,554 | 241,423 | 251,435 |
配当金※ | 2,000.00 | ― | 5,000.00 |
EPS※ | 3.84 | 1.87 | 12,592.58 |
BPS※ | 104.70 | 101.61 | 84,658.32 |
前期比(売上高) | 17.4% | 4.6% | ― |
連結 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2021年1月 | 2020年1月 |
---|---|---|
売上高 | 1,757,789 | 1,217,500 |
経常利益 | 25,928 | -87,073 |
当期利益 | 18,035 | -25,716 |
純資産 | 240,630 | 234,649 |
EPS※ | 7.76 | -10.82 |
BPS※ | 105.60 | 98.40 |
前期比(売上高) | 44.4% | ― |
上位株主とロックアップ情報
ライトワークスの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。
株主名 | 株数 | 売出数 | ロック アップ |
---|---|---|---|
株式会社エプシモーヴェ 役員等により総株主の議決権の過半数が所有されている会社 |
1,207,200株
53.21%
|
- | 180日 |
江口 夏郎 代表取締役 |
360,000株
15.87%
|
160,000株 | 180日 |
小迫 宏行 取締役 |
166,400株
7.33%
|
- | 180日 |
ライトワークス従業員持株会 |
104,800株
4.62%
|
- | |
松林 洋太 |
96,000株
4.23%
|
- | 180日 |
小野寺 浩 従業員 |
60,800株
2.68%
|
- | 90日/ 1.5倍 |
山本 和隆 取締役 |
48,000株
2.12%
|
- | 180日 |
齊藤 心吾 従業員 |
48,000株
2.12%
|
- | 90日/ 1.5倍 |
武田 淳 |
24,000株
1.06%
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- | |
山口 俊夫 監査役 |
24,000株
1.06%
|
- |
ロックアップ解除となる株価(1.5倍)は、3,150円です。
直近の類似IPOの上場結果
ライトワークスと市場と業種が同じIPOの上場結果です。
「市場:東証マザーズ」かつ「業種:情報・通信業」の直近のIPO結果です。
- 2021/12/29 Institution for a Global Society
… 初値売り損益:28,200円
騰落率:16.40%、倍率:1.16倍 - 2021/12/27 アジアクエスト
… 初値売り損益:317,000円
騰落率:130.45%、倍率:2.30倍 - 2021/12/27 セキュア
… 初値売り損益:123,500円
騰落率:130%、倍率:2.30倍 - 2021/12/24 サスメド
… 初値売り損益:9,000円
騰落率:6.38%、倍率:1.06倍 - 2021/12/24 ニフティライフスタイル
… 初値売り損益:-20,000円
騰落率:-10%、倍率:0.90倍
ライトワークスのIPO分析
オンライン英会話というと、競合としては2014年に上場したレアジョブでしょうか。
レアジョブ(6096)のチャートをみてみると、コロナ禍で株価は伸びたものの、その後、下落を続けています。
他にもオンライン学習系はコロナ禍で株価を上げていたと思います。
(2020年7月に上場したKIYOラーニング(7353)など。こちらも株価は下落中)
事業内容は悪くないと思うんですが、マザーズ市場は絶賛下落中。類似事業も下落中。
東証マザーズ 2年チャート/byマネックス証券
IPOは需給的に絞られており、初値は上昇しやいです。
同社の登録業種は「情報・通信業」。
てっきりサービス業なのかなぁと思いましたが、経営課題にも「IT技術者の人材確保」が挙げられておりました。
(同社の平均年間給与は523.5万円。これじゃぁ優秀な技術者は来ない気も)
事業内容とIPOの内容を考慮すると、個人的には良い初値をつけそうな気がします。
ただ、気がかりなのは相場環境。上場市場のマザーズ市場はかなり弱く推移しています。
上場日の2月までには改善していると個人的には思いますが、初値は相場環境に影響されそうです。
参考までに
評価は下記を考慮して、中立の「B」に設定しました。
- 時代にマッチした事業内容で将来性あり。
- 上場による知名度アップで、業績への貢献期待。
- 大手企業への導入実績あり。
- 市場からの吸収金額が7.7億円と小さい。(吸収金額による実績)
- オファリングレシオが15.1%と低い。(オファリングレシオによる実績)
- 業績が微妙。(上下のブレがある)
- 上場市場の東証マザーズ市場が軟調。(投資資金が抜けている)
- 上位株主は役員関連。売り圧力が低い。
1.19追記。仮条件が1,900円 ~ 2,100円に決定。(想定価格の2,100円が上限でやや弱気)
現時点でマザーズ銘柄が総崩れしているのも考慮し、初値予想を2,300円 ~ 2,520円に修正。予想利益は2万円~4.2万円です。
目論見書の想定仮条件は2,100円。初値予想は2,310円 ~ 2,800円としました。
予想利益は2.1万円~7万円です。
カブスルは幹事証券にてIPOに参加します。
1人1票の平等抽選で、資金力に左右されない当選が期待できるマネックス証券やSMBC日興証券や、落選しても次回以降の当選チャンスに活かせるポイントが付与されるSBI証券がおすすめです。
カブスルはこちらの3社だけでIPOに66回当選しています。(全当選数の62.3%)
岡三証券のネット取引サービス岡三オンラインは、抽選時に資金が必要ないので気軽に参加できます。
抽選資金に余裕があれば、楽天証券でも参加しておきたいです。