アクシージア(4936):IPO上場情報
アクシージアは、化粧品およびサプリメント製造・販売事業を行っている企業です。
中国市場がメインとなり、売上の86%を占めています。(日本は10.8%)
うち、中国Eコマースが67.6%を占めています。
グループは同社と海外子会社2社で構成。
設立は2011年12月。
従業員数は2020年12月末で75名、平均年齢は33.2歳、平均勤続年数は1.2年、平均年間給与は509.2万円。
アクシージアのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、アクシージアの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
アクシージアの上場日
アクシージアのブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
ブックビルディング期間 |
2021/2/2 (火) ~ 2/8 (月) |
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仮条件 | 1,360円~1,450円 (抽選資金:13.6万円 ~ 14.5万円) | ||
当選口数 | 75,900口 | ||
発行済株式数 | 25,800,000株 | オファリングレシオ | 29.4% |
公募株数 | 3,000,000株 | 売出株数 | 3,600,000株 |
吸収金額 | 110億円 | O.A分 | 990,000株 |
仮条件決定日 | 2/1 (月) | 公開価格決定日 | 2/9 (火) |
購入期間 | 2/10 (水) ~ 2/16 (火) | ||
備考 |
【2.9追記】売出は、国内2,591,900株、海外1,008,100株(海外販売の割合 28.0%) |
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
アクシージアの公開価格と初値
仮条件 | 1,360円~1,450円 | ||
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公開価格 | 1,450円 | 初値 | 2,051円 |
騰落率 | 41.45% | 倍率 | 1.41倍 |
初値売り損益 | 60,100円(2,051円 - 1,450円)× 100株 |
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
アクシージアの初値予想と予想利益
アクシージアの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
仮条件 |
1,360円 ~ 1,450円
※抽選資金:13.6万円 ~ 14.5万円
上限は6.6%上ブレ↑ |
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初値予想 |
1,700円 ~ 1,980円※2/1 修正
(1.2倍~1.4倍) |
予想利益 | 2.5万円~5.3万円 |
想定価格と初値予想
想定価格 | 1,360円あたり ※抽選資金:13.6万円あたり |
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初値予想 | 1,570円 ~ 1,830円 (1.2倍~1.3倍) |
予想利益 | 2.1万円~4.7万円 |
初値予想アンケート
アクシージア(4936)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。
公開価格(1,450円)を基準価格に修正しています。
有効回答:1023票 投票期限:2021/2/17 (水) 23:59までアクシージアの主幹事と幹事証券
アクシージアのIPOを取り扱っている証券会社です。
アクシージアの割当数とネット抽選の当選数
目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。
割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。
証券会社 | 割当率 | 割当数 | ネット 抽選分 |
---|---|---|---|
主幹事 大和証券 |
93.04% | 7,062,000株 | 14,124口※ |
野村證券 | 2.61% | 198,000株 | 198口※ |
楽天証券 | 0.87% | 66,000株 | 660口※ |
SBI証券 | 0.87% | 66,000株 | 396口※ |
岡三証券 | 0.87% | 66,000株 | 66口※ |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 0.87% | 66,000株 | 66口※ |
丸三証券 | 0.87% | 66,000株 | 66口※ |
大和コネクト証券のネット抽選分は、706口あたりが想定されます。(大和証券の約1%)
委託幹事である岡三オンラインとauカブコム証券は、委託数が公表されていません。
※海外売出し1,008,100株分が含まれているので、実際のネット抽選分は数値より低いです。
楽天証券の抽選倍率は、74倍でした。
現金7,500円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンラインと松井証券。平等抽選のauカブコム証券。落選でポイントが貯まるSBI証券。
アクシージアの決算情報
単独 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2020年7月 | 2019年7月 | 2018年7月 |
---|---|---|---|
売上高 | 4,093,679 | 3,467,232 | 2,196,417 |
経常利益 | 862,716 | 1,412,489 | 884,336 |
当期利益 | 576,112 | 924,568 | 602,181 |
純資産 | 2,151,659 | 1,575,546 | 650,978 |
配当金※ | ― | ― | ― |
EPS※ | 25.27 | 40.55 | 2,027,548.43 |
BPS※ | 94.37 | 69.10 | 856,550.58 |
前期比(売上高) | 18.1% | 57.9% | ― |
連結 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2020年7月 | 2019年7月 |
---|---|---|
売上高 | 4,290,404 | 3,448,507 |
経常利益 | 1,030,348 | 1,383,096 |
当期利益 | 717,371 | 903,876 |
純資産 | 2,264,086 | 1,552,165 |
EPS※ | 31.46 | 39.64 |
BPS※ | 99.30 | 68.08 |
前期比(売上高) | 24.4% | ― |
上位株主とロックアップ情報
アクシージアの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。
株主名 | 株数 | 売出数 | ロック アップ |
---|---|---|---|
段 卓 代表取締役社長 |
5,760,000株
24.84%
|
1,630,000株 | 180日 |
王 暁維(通称名 天野 暁維) 取締役 |
5,760,000株
24.84%
|
1,630,000株 | 180日 |
(株)イーグルファイナンス 役員等により総株主の議決権の過半数が所有されている会社 |
3,000,000株
12.94%
|
40,000株 | 180日 |
創維科技實業有限公司 役員等により総株主の議決権の過半数が所有されている会社 |
3,000,000株
12.94%
|
- | 180日 |
段 世純 血族 |
2,400,000株
10.35%
|
100,000株 | 180日 |
武 君 取締役 |
1,725,000株
7.44%
|
100,000株 | 180日 |
雑賀 俊行 取締役 |
1,200,000株
5.17%
|
100,000株 | 180日 |
吉田 雅弘 取締役 |
45,000株
0.19%
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- | |
張 輝 取締役 |
45,000株
0.19%
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- | |
福井 康人 取締役 |
45,000株
0.19%
|
- |
直近の類似IPOの上場結果
アクシージアと市場と業種が同じIPOの上場結果です。
「市場:東証マザーズ」かつ「業種:化学」の直近のIPO結果です。
- 2020/10/28 プレミアアンチエイジング
… 初値売り損益:153,000円
騰落率:36.96%、倍率:1.37倍 - 2020/09/25 I-ne
… 初値売り損益:36,000円
騰落率:12.46%、倍率:1.12倍 - 2019/06/27 新日本製薬
… 初値売り損益:19,400円
騰落率:13.20%、倍率:1.13倍 - 2004/12/07 タカラバイオ
… 初値売り損益:30,000円
騰落率:15%、倍率:1.15倍
アクシージアのIPO分析
中国におけるスキンケアプレミアム市場は、右肩上がりに伸びています。(2010年~2019年の年平均で10.4%の伸び)
市場が伸び悩んでいる日本に比べると、中国の化粧品のEコマース市場は成長余地が高いです。
化粧品販売としてみると、2020年10月に上場したプレミアアンチエイジング(4934)や、2019年6月に上場した新日本製薬(4931)の株価の推移が参考になりそうです。(どちらも初値より上昇)
また、家庭用の美顔器などを中国EC市場で販売しているヤーマン(6630/東証一部)は美顔器の販売で業績が伸びています。
新型コロナウィルスの影響で、日本国内はインバウンドが消滅し実店舗の売上が下がっておりますが、それに対して巣ごもり商品の需要が高まり、EC市場が好調です。
アクシージアのIPOの内容は市場からの調達金額が103億円と非常に高く初値は上昇しづらい内容ですが、EC関連市場は昨年からIPOで人気のテーマとなっています。
当選しました!
2.11追記。妻が大和証券で当選しました!ブログ
2021年のIPO当選は、一家で2回目です。
- IPO当選実績
参考までに
評価は下記を考慮して、中立の「B」に設定しました。
- 業績が好調。(決算情報)
- 中国の化粧品のEコマース市場は成長余地が高い
- コロナ禍でも強い事業内容。(巣ごもり消費)
- 中国リスクあり(アリババでの販売、政策、外国資本優遇措置の見直し、反日抗議など)
- オファリングレシオが29.4%とやや高い。
- 市場からの吸収金額が103.2億円と非常に大きい。(吸収金額による実績)
2.1 追記。仮条件が想定発行価格(1,360円)より6.6%の上振れ決定(1,360円 ~ 1,450円)したので、初値予想を1,700円 ~ 1,980円に修正しました。
予想利益は2.5万円~5.3万円です。
目論見書の想定仮条件は1,360円。初値予想は1,570円 ~ 1,830円としました。
予想利益は2.1万円~4.7万円です。
カブスルは幹事証券にてIPOに参加します。
野村證券と岡三オンライン証券は、IPOの抽選時に抽選資金が必要ありません。
当選した後に購入資金を入金すればよいという、嬉しいシステムを採用している証券会社です。
落選しても次回以降の当選チャンスに活かせるポイントが付与されるSBI証券も幹事証券となっています。
余裕があれば、幹事数が増えてきた楽天証券とauカブコム証券も、おすすめです。