monoAI technology（5240）：IPO上場情報
monoAI technology（モノアイ テクノロジー）は、メタバースプラットフォーム「XR CLOUD」の運営を行っている企業です。グループは同社と連結子会社2社及び持分法適用関連会社1社で構成。
XR CLOUDは、大勢で同時接続できるバーチャル空間プラットフォーム。
バーチャル上の大規模なイベント開催やパーチャル店舗の展開を可能に。
仮想空間内全体において数万人の同時接続が可能であり、1エリア内でも1,000人規模の同日接続が可能。
同時接続により相手が全員見え、会話も可能に。同社の優位性のひとつに。
独自のクラウドレンダリング技術を有しており、同時接続しても重くならない技術を採用。
下記は同社の2021年度のバーチャル入社式の様子。
主力のメタバースサービスでは、XR CLOUDをOEM供給することで、メタバースをゼロから開発することなく、迅速かつ安価に独自メタバースを構築できるサービスを提供しています。
設立は2013年1月。
同社の従業員数は2022年9月末で105名、平均年齢は32.7歳、平均勤続年数は3.4年、平均年間給与は427.8万円。
monoAI technologyのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、monoAI technologyの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
monoAI technologyの上場日
| 上場日 | 2022/12/20(火) | 証券コード | 5240 |
|---|---|---|---|
| 市場 | 東証グロース | 業種 | 情報・通信業 |
| Webサイト | Webサイト | 単元株 | 100株 |
| Yahoo!ファイナンス | monoAI technology（5240） | ||
| 時価総額 | 65.5億円（公開価格で計算） 127億円（初値で計算） |
||
monoAI technologyのブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
| ブックビルディング期間 |
2022/12/5 (月) ～ 12/9 (金) |
||
|---|---|---|---|
| 仮条件 | 630円～660円 （抽選資金：6.3万円 ～ 6.6万円） | ||
| 当選口数 | 16,750口 | ||
| 発行済株式数 | 9,923,220株 | オファリングレシオ | 16.8％ |
| 公募株数 | 1,200,000株 | 売出株数 | 256,600株 |
| 吸収金額 | 11億円 | O.A分 | 218,400株 |
| 仮条件決定日 | 12/2 (金) | 公開価格決定日 | 12/12 (月) |
| 購入期間 | 12/13 (火) ～ 12/16 (金) | ||
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
- IPO管理帳 / IPO管理帳ログイン版
IPOの申込み、当選管理がカンタンに。 - IPOのメール通知システム
ブックビルディングの開始時にメールが届く。
monoAI technologyの公開価格と初値
| 仮条件 | 630円～660円 | ||
|---|---|---|---|
| 公開価格 | 660円 | 初値 | 1,280円 |
| 騰落率 | 93.94％ | 倍率 | 1.94倍 |
| 初値売り損益 | 62,000円（1,280円 - 660円）× 100株 | ||
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
monoAI technologyの初値予想と予想利益
monoAI technologyの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
| 仮条件 |
630円 ～ 660円
※抽選資金：6.3万円 ～ 6.6万円
上限は4.8％上ブレ↑ |
|---|---|
| 初値予想 |
1,050円 ～ 1,620円※12/2 修正
（1.6倍～2.5倍） |
| 予想利益 | 3.9万円～9.6万円 |
想定価格と初値予想
| 想定価格 | 630円あたり ※抽選資金：6.3万円あたり |
|---|---|
| 初値予想 | 980円 ～ 1,500円 （1.6倍～2.4倍） |
| 予想利益 | 3.5万円～8.7万円 |
初値予想アンケート
monoAI technology（5240）の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。
公開価格（660円）を基準価格に修正しています。
有効回答：387票 投票期限：2022/12/19 (月) 23:59までmonoAI technologyの主幹事と幹事証券
monoAI technologyのIPOを取り扱っている証券会社です。
monoAI technologyの割当数とネット抽選の当選数
目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数（個人配分）の予想です。
割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。
| 証券会社 | 割当率 | 割当数 | ネット 抽選分 |
|---|---|---|---|
| 主幹事 SMBC日興証券 |
91.33％ | 1,529,700株 | 1,529口 |
| SBI証券 | 2.17％ | 36,400株 | 218口 |
| みずほ証券 | 2.17％ | 36,400株 | 36口 |
| マネックス証券 | 0.87％ | 14,500株 | 145口 |
| 楽天証券 | 0.87％ | 14,500株 | 145口 |
| 松井証券 | 0.87％ | 14,500株 | 101口 |
| 岡三証券 | 0.87％ | 14,500株 | 14口 |
| 岩井コスモ証券 | 0.87％ | 14,500株 | 14口 |
| SBIネオトレード証券 | 0.00％ | 0株 | 0口 |
委託幹事である岡三オンラインは、委託数が公表されていません。
楽天証券の抽選倍率は、319倍でした。
現金7,500円＋2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンラインと松井証券。平等抽選のauカブコム証券。落選でポイントが貯まるSBI証券。
monoAI technologyの決算情報
単独 財務情報 （単位/千円）
| 決算期 | 2021年12月 | 2020年12月 | 2019年12月 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 1,111,058 | 1,110,409 | 217,764 |
| 経常利益 | -149,856 | -370,631 | 2,799 |
| 当期利益 | -207,396 | -975,826 | -21,784 |
| 純資産 | 281,821 | -460,770 | 315,059 |
| 配当金※ | ― | ― | ― |
| EPS※ | -29.00 | -158.68 | -83.14 |
| BPS※ | 33.45 | -72.54 | 1,078.73 |
連結 財務情報 （単位/千円）
| 決算期 | 2021年12月 | 2020年12月 |
|---|---|---|
| 売上高 | 1,291,305 | 1,127,119 |
| 経常利益 | -174,526 | -479,888 |
| 当期利益 | -181,650 | -580,928 |
| 純資産 | 309,783 | -458,553 |
| EPS※ | -25.40 | -94.46 |
| BPS※ | 36.77 | -72.19 |
上位株主とロックアップ情報
monoAI technologyの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。
| 株主名 | 株数 | 売出数 | ロック アップ |
|---|---|---|---|
| 本城 嘉太郎 代表取締役社長 |
3,754,000株
38.62％
|
- | 180日 |
| 株式会社ベリサーブ |
1,026,680株
10.56％
|
256,600株 | 180日 |
| 銭 錕 |
673,340株
6.93％
|
- | 90日/ 1.5倍 |
| GMCM VENTURES PTE. LTD. VC |
660,000株
6.79％
|
- | 継続保有※ |
| 株式会社イグニス |
545,020株
5.61％
|
- | 90日/ 1.5倍 |
| 脇本 博道 従業員 |
472,100株
4.86％
（472,100）
|
- | 180日 |
| 中嶋 謙互 従業員 |
400,000株
4.12％
|
- | 180日 |
| 森川 幸人 取締役 |
390,000株
4.01％
|
- | 180日 |
| 成澤 理恵 取締役 |
390,000株
4.01％
|
- | 180日 |
| 山下 真輝 取締役 |
348,000株
3.58％
（348,000）
|
- | 180日 |
ロックアップ解除となる株価（1.5倍）は、990円です。
※原則として、割当てを受けた日から上場日以後６ヶ月間を経過する日（当該日において割当株式に係る払込期日又は払込期間の最終日以後１年間を経過していない場合には、割当株式に係る払込期日又は払込期間の最終日以後１年間を経過する日）まで所有する等の確約
直近の類似IPOの上場結果
monoAI technologyと市場と業種が同じIPOの上場結果です。
「市場：グロース」かつ「業種：情報・通信業」の直近のIPO結果です。
monoAI technologyのIPO分析
メタバースとは、AR（拡張現実）・VR（仮想現実）の端末を使い、人々とつながれるデジタル空間のこと。
米国企業のFacebookグループが社名を「メタ」に変更し、事業をメタバースに集中。
10年間はメタバースで利益は生まないかもと発言しています。（先行投資）
日本でもメタバースを利用した取り組みがチラホラと見受けられ、同社の注目度は高くなりそうです。
同社グループは、長年にわたるオンラインゲーム開発などのシステム開発ノウハウの蓄積、自社で確保している開発リソースを背景に、「XR CLOUD」を開発。開発技術を活用し、顧客ごとに異なる個別の細かなニーズに合わせた柔軟なカスタマイズ対応を可能とする体制を構築。
同業他社は、非上場のクラスター（cluster）でしょうか。cluster内にて「ポケモンバーチャルフェスト」を開催。
事業内容的に先行投資が続きそうなので、長期投資目線での投資になりそうでしょうか。
IPO的には、事業内容の将来性が高く話題性もあり、需給が絞られていることから、初値は上昇しやすそうです。
また、IPOの当選口数が16,750口と他IPOよりは多い方になります。（といってもカンタンには当たりませんが）
参考までに
評価は下記を考慮して、人気が高い「Ａ」に設定しました。
- メタバースは時代にマッチした事業内容で注目度高い
- 需給が絞られており初値が上昇しやすい
- 購入単価が低いIPOが好調（抽選資金による実績）
- オファリングレシオが16.8％と低い（オファリングレシオによる実績）
- 市場からの吸収金額が11億円と小さい（吸収金額による実績）
- 新株予約権に係る潜在株式数は997,140株で、発行済株式総数の10.26％に相当
- 先行投資で赤字だけど今後の成長に期待
12.2追記。仮条件が想定発行価格（660円）より4.8％の上振れ決定（630円 ～ 660円）したので、初値予想を1,050円 ～ 1,620円に修正。予想利益は3.9万円～9.6万円です。
目論見書の想定仮条件は630円。初値予想は980円 ～ 1,500円としました。
予想利益は3.5万円～8.7万円です。
公募割れリスクは低いと思われるIPO。
カブスルは積極的に幹事証券から参加して当選を狙います！
ワンポイント
主幹事はSMBC日興証券です。
IPOの一連の流れを取りしきる立場にあり、IPOの当選数が一番多いです。
また、資金力に左右されない平等抽選を採用していますので当選確率は一緒です。
カブスルは18回 IPOに当選。
他にも、平等抽選で資金力に左右されない当選が期待できるマネックス証券や、落選しても次回の当選チャンスに活かせるポイントが付与されるSBI証券がおすすめです。
カブスルはこちらの3社だけでIPOに69回当選しています。（全当選数の59.0％）
松井証券と岡三オンラインはブックビルディング時の抽選資金が不要です。
当選した後に購入資金を入金すればよいという、嬉しいシステムを採用。
特に松井証券はIPOの引受部門にチカラを入れており、幹事数が増えています。（5割目標）
抽選資金に余裕があれば、楽天証券や岩井コスモ証券でも参加しておきたいです。
ブックビルディングの参加スタンスは Twitterにて発信しています。
庶民のIPO限定のタイアップ企画を行っていますので、口座開設がまだの方は お得なこの機会に是非どうぞ( ￣∇￣)
