東京通信（7359）：IPO上場情報
東京通信は、アプリ事業および広告代理事業を主な事業として行っている企業です。
| 事業 | 事業内容 | 売上高 |
|---|---|---|
| アプリ事業 | 主にスマートフォン向けの無料カジュアルゲームアプリを企画・開発。 アプリ内の一部スペースを広告枠とし広告収入を得る事業を展開。 |
1,351,510千円 （売上高の82.4％） |
| 広告代理事業 | 主にテクノロジーを活用した成果報酬型広告。2019年12月期より運用型広告も。 | 283,632千円 （売上高の17.3％） |
※売上高の集計期間は2019年1月1日～2019年12月31日。
カジュアルゲームアプリは、国内外へ展開。
ハイパーカジュアルゲームアプリは、海外への展開が主軸。
カジュアルゲームとは、短時間でのプレイが可能な簡単に遊べるゲーム。
ハイパーカジュアルゲームの方がゲームデザインがシンプルなようです。
グループは同社と連結子会社7社で構成。
設立は2015年5月。
従業員数は2020年10月末で48名、平均年齢は34.9歳、平均勤続年数は2.4年、平均年間給与は577.1万円。
東京通信のIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、東京通信の目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
東京通信の上場日
東京通信のブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
| ブックビルディング期間 |
2020/12/8 (火) ～ 12/14 (月) |
||
|---|---|---|---|
| 仮条件 | 1,200円～1,250円 （抽選資金：12万円 ～ 12.5万円） | ||
| 当選口数 | 11,500口 | ||
| 発行済株式数 | 4,937,500株 | オファリングレシオ | 23.2％ |
| 公募株数 | 610,000株 | 売出株数 | 390,000株 |
| 吸収金額 | 14.3億円 | O.A分 | 150,000株 |
| 仮条件決定日 | 12/4 (金) | 公開価格決定日 | 12/15 (火) |
| 購入期間 | 12/16 (水) ～ 12/21 (月) | ||
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
東京通信の公開価格と初値
| 仮条件 | 1,200円～1,250円 | ||
|---|---|---|---|
| 公開価格 | 1,250円 | 初値 | 2,484円 |
| 騰落率 | 98.72％ | 倍率 | 1.99倍 |
| 初値売り損益 | 123,400円（2,484円 - 1,250円）× 100株 | ||
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
東京通信の初値予想と予想利益
東京通信の初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
| 仮条件 | 1,200円 ～ 1,250円 ※抽選資金：12万円 ～ 12.5万円 |
|---|---|
| 初値予想 |
1,430円 ～ 1,550円
（1.1倍～1.2倍） |
| 予想利益 | 1.8万円～3万円 |
想定価格と初値予想
| 想定価格 | 1,250円あたり ※抽選資金：12.5万円あたり |
|---|---|
| 初値予想 | 1,430円 ～ 1,550円 （1.1倍～1.2倍） |
| 予想利益 | 1.8万円～3万円 |
初値予想アンケート
東京通信（7359）の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。
公開価格（1,250円）を基準価格に修正しています。
有効回答：196票 投票期限：2020/12/23 (水) 23:59まで東京通信の主幹事と幹事証券
東京通信のIPOを取り扱っている証券会社です。
東京通信の割当数とネット抽選の当選数
目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数（個人配分）の予想です。
割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。
| 証券会社 | 割当率 | 割当数 | ネット 抽選分 |
|---|---|---|---|
| 主幹事 野村證券 |
91.30％ | 1,050,000株 | 1,050口 |
| 岩井コスモ証券 | 2.61％ | 30,000株 | 30口 |
| みずほ証券 | 2.61％ | 30,000株 | 30口 |
| いちよし証券 | 1.30％ | 15,000株 | 1口 |
| SBI証券 | 0.87％ | 10,000株 | 70口 |
| マネックス証券 | 0.43％ | 5,000株 | 50口 |
| 楽天証券 | 0.43％ | 5,000株 | 50口 |
| 松井証券 | 0.43％ | 5,000株 | 35口 |
楽天証券の抽選倍率は、994倍でした。
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抽選資金が不要の岡三オンラインと松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券
東京通信の決算情報
単独 財務情報 （単位/千円）
| 決算期 | 2019年12月 | 2018年12月 | 2017年12月 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 1,355,691 | 934,102 | 839,365 |
| 経常利益 | 72,507 | 34,761 | 187,334 |
| 当期利益 | 66,006 | -8,111 | 104,819 |
| 純資産 | 279,734 | 239,528 | 268,602 |
| 配当金※ | ― | 30.00 | 4,875.00 |
| EPS※ | 15.35 | -1.89 | 33,236.96 |
| BPS※ | 65.05 | 55.70 | 62,465.76 |
| 前期比（売上高） | 45.1％ | 11.3％ | ― |
連結 財務情報 （単位/千円）
| 決算期 | 2019年12月 | 2018年12月 |
|---|---|---|
| 売上高 | 1,640,088 | 1,236,847 |
| 経常利益 | 268,026 | 238,769 |
| 当期利益 | 144,978 | 90,576 |
| 純資産 | 591,523 | 944,025 |
| EPS※ | 33.72 | 21.06 |
| BPS※ | 115.58 | 88.12 |
| 前期比（売上高） | 32.6％ | ― |
上位株主とロックアップ情報
東京通信の上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。
| 株主名 | 株数 | 売出数 | ロック アップ |
|---|---|---|---|
| （株）YSホールディングス 役員等により総株主の議決権の過半数が所有されている会社 |
2,740,000株
62.15％
|
- | 90日 |
| （株）monolice 役員等により総株主の議決権の過半数が所有されている会社 |
430,000株
9.75％
|
- | 90日 |
| 外川 穣 代表取締役 |
413,000株
9.37％
|
240,000株 | 90日 |
| 古屋 佑樹 代表取締役 |
313,865株
7.12％
|
100,000株 | 90日 |
| 村野 慎之介 取締役 |
100,000株
2.27％
|
50,000株 | 90日 |
| SHINOSKAL合同会社 役員等により総株主の議決権の過半数が所有されている会社 |
100,000株
2.27％
|
- | 90日 |
| （株）セレス |
80,000株
1.81％
|
- | 90日/ 1.5倍 |
| 寺山 隆一 |
64,500株
1.46％
|
- | 90日/ 1.5倍 |
| サンエイト・PS1号投資事業組合 VC |
37,500株
0.85％
|
- | 90日/ 1.5倍 |
| みずほ成長支援第3号投資事業有限責任組合 VC |
27,500株
0.62％
|
- |
ロックアップ解除となる株価（1.5倍）は、1,875円です。
直近の類似IPOの上場結果
東京通信と市場と業種が同じIPOの上場結果です。
「市場：東証マザーズ」かつ「業種：サービス業」の直近のIPO結果です。
- 2020/12/18 インバウンドテック
… 初値売り損益：160,000円
騰落率：28.07％、倍率：1.28倍 - 2020/12/16 Fast Fitness Japan
… 初値売り損益：75,000円
騰落率：33.33％、倍率：1.33倍 - 2020/10/30 Retty
… 初値売り損益：43,100円
騰落率：36.53％、倍率：1.37倍 - 2020/10/28 さくらさくプラス
… 初値売り損益：110,500円
騰落率：47.42％、倍率：1.47倍 - 2020/07/15 KIYOラーニング
… 初値売り損益：306,000円
騰落率：133.04％、倍率：2.33倍
東京通信のIPO分析
社名を聞いて老舗企業かと思いきや、2015年設立のベンチャー企業。連結子会社が多いです。
売上高の82.4％はゲームアプリ事業。
既存事業における新たな市場と顧客の開拓に向けて、2019年12月期より米国、中国を中心とする海外展開に積極的に取り組んでいるようです。
また、Ｍ＆Ａ（企業買収）や資本業務提携による事業拡大を図っていくようです。
カジュアルゲームという、ごくごく単純なゲームを開発しているようですが、私自身こういったアプリゲームをやらないので、どれだけ人気があるのか分かりません。また、海外でもどこまで通用するのか・・。
売上高は堅調に伸びていますので需要はあるようですが、これがどこまで続くのか。
参考までに
評価は下記を考慮して、中立の「Ｂ」に設定しました。
- 売上高は右肩上がり。
- 同日に2社が上場。
- ベンチャーキャピタルの保有株が多い。また、一部はロックアップなし。
- 設立まもないベンチャー企業（2015年）
- アプリ事業の海外展開がどう転がるか！？
目論見書の想定仮条件は1,250円。初値予想は1,430円 ～ 1,550円としました。
予想利益は1.8万円～3万円です。
IPO的に悪くはないと思うんですが、12月IPOの中では魅力度が少し下がるかな？という印象があります。
カブスルは幹事証券にてIPOに参加します。
ワンポイント
主幹事証券は大手の野村證券。
主幹事はIPOの一連の流れを取りしきる立場にあり、IPOの当選数（割当数）も主幹事が一番多いです。
また、野村證券はIPOの抽選時に抽選資金が必要ありません。
当選した後に購入資金を入金すればよいという、嬉しいシステムを採用している証券会社です。
他にも、平等抽選で資金力に左右されない当選が期待できるマネックス証券や、落選しても次回の当選チャンスに活かせるポイントが付与されるSBI証券がおすすめです。
松井証券は野村證券同様、IPOの抽選時に抽選資金が必要ありません。
2019年の幹事数は19社で、全体の2割以上のIPOに申込可能でした。
楽天証券や岩井コスモ証券も幹事証券に入っています。
庶民のIPO限定のタイアップ企画を行っていますので、口座開設がまだの方は お得なこの機会に是非どうぞ( ￣∇￣)
- 松井証券
抽選資金不要で幹事数が多い
口座開設で最大5千円のキャッシュバック。 - SBI証券
幹事数は9割以上とかなり多い！
口座開設＋入金・振替で現金2,000円がもらえる。 - マネックス証券
100％平等抽選でカブスルの当選多数！
口座開設で特別レポートがもらえる。
