IPOの評価とは?

庶民のIPOでは、IPOの評価を「S」「A」「B」「C」「D」の5段階で評価しています。

IPOの評価

評価をカンタンに説明すると「IPOの人気度」になります。

2005年からIPOをはじめており、IPO歴は14年になります。
IPOの人気を決める要素と過去のデータ、経験を基に評価をつけています。
IPOの参加を決める際の目安にしてください。

評価は5つに分類

評価は「S」「A」「B」「C」「D」の5つに分類しています。

評価 特徴
評価「S」 事業の将来性が高く、IPOで人気のテーマ関連事業など。(2018年はAI関連
投資家の注目度が最も高く、初値上昇に大きな期待ができる。
評価「A」 事業に将来性があり、今後に期待できる。
投資家の注目度が注目度が高く、初値上昇に期待ができる。
評価「B」 IPOでは可も不可もない事業内容や業績。
公募価格より やや高い初値が期待できる。
評価「C」 IPOで敬遠される要素があったり、堅実ながら地味な企業が多い。
公募価格 近辺が予想される。
評価「D」 IPOで敬遠される要素が多く、公募割れのリスクが高い

評価が高いほどIPOとして人気がありますので、初値も上がりやすくなります。

これまでのIPOの上場実績を見ても、顕著に数値が表れています。

評価のランクを決める要素

評価のランクを決める要素です。

評価は、IPOを行う企業の内容(業績・将来性・市場からの調達金額の大小など)により決定しています。

これらの要素は各IPOにタグ付けされています。
評価は あくまでも、IPOのブックビルディング参加の参考としてご利用ください。

項目 説明

IPO人気あり
IPO人気なし

IPOで人気のある業種や知名度が高いIPOは人気があり、評価が高くなります。
2018年は AI(人工知能)やビッグデータ、クラウド関連の事業が人気です。

業績好調
業績不安

言うまでもなく 業績が良い方が評価は高くなります。
ただし、IPOは将来性が高い事業の場合は、過去の業績をそれほど 重視しません。
つまり、業績が悪くても将来性のある事業の評価は高くなります。(期待先行)

公開比率 低い
公開比率 高い

公開比率(オファリングレシオ)は低い方が株価が上下に大きく動きやすく、IPOでは人気があります。
計算式は「(公募株 + 売出株)÷ 発行済株式総数」になります。

公募多い
売出比率高い

「売出」は既存株主に資金が入ります。
「公募」は企業に資金が入ります。
売出株の比率が低い方が企業が調達金額を事業に回せるので投資家に人気があります。

調達金額小さい
調達金額大きい

調達金額が小さい(事業規模が小さい)と成長性も高くなりやすく、株価の値動きも良くなります。
また、株式の供給量も少なくなりますので、買いたい人の割合が大きくなり株価が上がりやすくなります。

割安
割高

同業他社との比較になりますが 割安(PER)な方が人気があります。

VC上位株主なし
VC上位株主あり

VC(ベンチャーキャピタル)とは 企業に投資を行う投資機関で、上場後、保有している株式を売却することにより利益を得ることを目的としています。
つまり、IPOでは売り圧力となりますので、上位株主にVCがいない方が安心感があります。ただし、公募価格の1.5倍以上でないと売却できないなど、条件(ロックアップ)が設けられていることがほとんどです。

IPOの人気を決める要素はいろいろありますが、IPOで人気のある業種かどうか?将来性があるか?が最も重要視されているようです。

初値は上場日の株式市場の動向、IPO市況の動向などにも左右されます。

評価が高いと初値も大きく上がりやすい

下記のデータを見て頂ければ 一目瞭然ですが、

評価が高いほど、初値売りによる利益は大きく 公募割れのリスクは低くなります。

逆に、評価が低いほど 値下がりの損失リスクが高くなるのがデータでお分かり頂けると思います。

「評価」別データ(2017年
「評価」別データ(2017年)

騰落率は株価がどれくらい上がったのかを示す指標です。
騰落率100%で初値の株価は公募価格の2倍、200%は3倍になります。

2017年は評価「B」以上は公募割れをしていませんが、「C」や「D」では公募割れをしています。

参考までに

IPOデータ・ランキングにて各年の評価による、騰落率などのデータを載せています。

(参考)管理人のIPO参加基準

参考までに管理人のIPOの参加方法です。

ワンポイント

  • 「S」は積極的にIPOに参加!
  • 「A」は積極的にIPOに参加!
  • 「B」は資金が足りていれば参加。
  • 「C」は銘柄により判断して参加 or 不参加。
  • 「D」は不参加。

なお、不参加の場合でも引受幹事にSBI証券が入っている場合はIPOチャレンジポイント狙いで100株だけ参加しています。

評価や予想利益は外れることもある

あくまでも「管理人の経験と予想」に基づいて評価していますので、外れることも もちろんあります

IPOを行う企業だけの評価だけでなく、そのときの株式市場の環境も初値に影響します。
株式市況が大幅下落しているときや、IPOを行う関連業種に悪いニュースが出たときなど。

少し突っ込んだご質問をいただき「評価B以上で公募割れしたIPOはどの程度あるの?」と質問がありましたので、データから追ってみることにしました。

2018年 36社中
公募割れ0社
18社中
公募割れ0社
16社中
公募割れ1社
2017年 28社中
公募割れ0社
16社中
公募割れ0社
16社中
公募割れ0社
2016年 22社中
公募割れ0社
12社中
公募割れ0社
17社中
公募割れ1社
2015年 34社中
公募割れ0社
14社中
公募割れ0社
13社中
公募割れ0社
2014年 32社中
公募割れ0社
11社中
公募割れ2社
13社中
公募割れ3社

上記の通りとなります。
この精度を高いとみるか低いとみるかは訪問者の判断になります。

わたしが評価と予想をしているのは「IPOの参加基準が全くわからない初心者」に向けて行っています。

私がIPO初心者の頃、テキトーに参加して損失を出していましたので(泣)

参考までに

似たような質問で、「他のサイトで〇〇って評価や予想がされているんですけど?修正しないんですか?」といったご質問を受ける場合があります。

当サイトの評価と予想は、わたしの経験と過去データを基にしています。
わたしの評価と他者の評価は違って当然かと思います。

こうも「トリセツ」ばやりだと、株式市場の「トリセツ」もほしくなる。
検索すると、なにやらそのような書籍がみつかるが、期待しないほうがいいだろう。
株式市場をどう取り扱ったら良いのか、その「説明書」を書くのは、どんなに高名な経済学者でも無理だ。
経済学の教科書の印税で家を建てたというグレゴリー・マンキュー教授はハーバード大学の偉い先生だが、そのマンキュー教授をしても、「どんな株を買ったらいいの?」というお母さんの質問に何十年も答えられていないというのだから。

マネックス証券 チーフ・ストラテジスト広木 隆さんのことばより。(2019.1.28)


評価や予想は、あくまでも参考程度にしてください。

評価が高いIPOに関しては、損失リスクも低いので積極的にIPOに応募していきましょう!


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