ライオン事務器(423A):IPO上場情報と初値予想


ライオン事務器は、文具・事務用品、オフィス家具、事務機器の製造販売に加え、オフィス環境のデザイン・施工・内装工事や、ICT機器の文教市場向け販売を行っている企業です。
グループは同社と連結子会社5社で構成。

文具・事務用品
(Webサイトより)

近年は「オフィスまるごと提案」を強化し、移転やレイアウト変更に伴う設計・施工まで一貫して対応。
自社ブランド商品に加え、他社製品も扱う商社機能を活かし、顧客に最適な提案を行っています。

販売は、販売店や大手企業との提携、または直販で行い、ECプラットフォーム「ナビリオン」も展開中。

企画から販売まで一気通貫で提供

設立は1792年(寛政4年)
同社の従業員数は380名、平均年齢は41.5歳、平均勤続年数は14.2年、平均年間給与は587.4万円。連結の従業員数は493名(2025年7月末)


ライオン事務器のIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、ライオン事務器の目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

ライオン事務器の上場日

B
  • オファリングレシオ:低い
  • 売出多い
  • 割安感:割安

上場日 2025/10/15(水) 証券コード 423A
市場 東証スタンダード 業種 卸売業
Webサイト Webサイト 単元株 100株
Yahoo!ファイナンス ライオン事務器(423A)
時価総額
66.8億円(公開価格で計算)
117.3億円(初値で計算)

ライオン事務器のブックビルディング内容

ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。

ブックビルディング期間

2025/9/29 (月) ~ 10/3 (金)

仮条件 209円~213円 (抽選資金:2.09万円 ~ 2.13万円)
当選口数 49,063口
発行済株式数 31,369,000株 オファリングレシオ 15.6%
公募株数 1,500,700株 売出株数 2,765,700株
吸収金額 10.4億円 O.A分 639,900株
仮条件決定日 9/25 (木) 公開価格決定日 10/6 (月)
購入期間 10/7 (火) ~ 10/10 (金)

※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。

ライオン事務器の公開価格と初値

仮条件 209円~213円
公開価格 213円 初値 374円
騰落率 75.59%  倍率  1.76倍
初値売り損益 16,100円(374円 - 213円)× 100株

※初値や利益の数値はあくまで予想であり、将来の実際の結果を保証するものではありません。
※予想利益は公開価格(仮条件の上限価格)を基に試算しています。

ライオン事務器の初値予想と予想利益

ライオン事務器の初値予想と予想利益です。

※初値や利益の数値はあくまで予想であり、将来の実際の結果を保証するものではありません。
※予想利益は仮条件の上限価格(想定価格)を基に試算しています。

仮条件と初値予想

仮条件 209円 ~ 213円 ※抽選資金:2.09万円 ~ 2.13万円
上限は1.9%上ブレ↑
初値予想 263円 ~ 323円※9/25 修正
(1.2倍~1.5倍)
予想利益 5,000円~1.1万円

想定価格と初値予想

想定価格 209円あたり ※抽選資金:2.09万円あたり
初値予想 249円 ~ 309円 (1.2倍~1.5倍)
予想利益 4,000円~1万円
マネックス証券

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初値予想アンケート

ライオン事務器(423A)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。

公開価格(213円)を基準価格に修正しています。

有効回答:1180   投票期限:2025/10/14 (火) 23:59まで
3倍以上(639円以上)
575票  49%
投票済み

2.5倍以上~3倍未満(533円以上~639円未満)
77票  7%
投票済み

2倍以上~2.5倍未満(426円以上~533円未満)
84票  7%
投票済み

1.5倍以上~2倍未満(320円以上~426円未満)
131票  11%
投票済み

1.2倍以上~1.5倍未満(256円以上~320円未満)
110票  9%
投票済み

1倍以上~1.2倍未満(213円以上~256円未満)
110票  9%
投票済み

公募割れ(213円未満)
93票  8%
投票済み

ライオン事務器の主幹事と幹事証券

ライオン事務器のIPOを取り扱っている証券会社です。

ライオン事務器の割当数とネット抽選の当選数

目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。

割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。

証券会社 割当率 割当数 ネット
抽選分
主幹事
みずほ証券
89.57% 4,394,400株 4,394口
SBI証券 2.61% 128,000株 768口
岡三証券 2.17% 106,600株 106口
楽天証券 1.74% 85,400株 854口
岩井コスモ証券 1.74% 85,400株 85口
マネックス証券 0.43% 21,300株 213口
松井証券 0.43% 21,300株 149口
丸三証券 0.43% 21,300株 0口
水戸証券 0.43% 21,300株 0口
広田証券 0.43% 21,300株 0口

委託幹事である岡三オンラインは、委託数が公表されていません。

楽天証券の抽選倍率は、386倍でした。

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ライオン事務器の決算情報

単独 財務情報 (単位/百万円)

決算期 2024年9月 2023年9月 2022年9月
売上高 33,944 32,114 33,239
営業利益 889 870
営業利益率 2.62% 2.71%
経常利益 979 968 975
当期利益 666 687 701
純資産 10,509 9,911 9,253
配当金 3.00 3.00 2.00
EPS 22.32 23.01 23.47
BPS 351.86 331.85 309.77
前期比
(営業利益)
2.2%
前期比(売上高) 5.7% -3.4%
※配当金、EPS、BPSは(単位/円)

連結 財務情報 (単位/百万円)

決算期 2024年9月 2023年9月 2022年9月
売上高 34,894 33,021 33,945
営業利益 1,089 1,012
営業利益率 3.12% 3.06%
経常利益 1,168 1,110 1,046
当期利益 762 809 718
純資産 11,424 10,666 9,865
EPS 25.52 27.11 24.06
BPS 382.49 357.11 330.26
前期比
(営業利益)
7.6%
前期比(売上高) 5.7% -2.7%
※EPS、BPSは(単位/円)
業績

ライオン事務器のPERとPBR

公開価格(213円)で算出したPERとPBRです。

決算月 PER PBR EPS BPS
2023年9月
(実績/連結)
7.86倍 0.6倍 27.11 357.11
2024年9月
(実績/連結)
8.35倍 0.56倍 25.52 382.49
2025年9月
(予想/連結)
7.79倍 0.6倍 27.35 356.10
※(予想)欄のPBRおよびBPSは、会社公表の業績予想を基に算出した参考値です。

ライオン事務器の配当金と配当利回り

公開価格(213円)と配当金で算出した配当利回りです。

決算月 1株あたり
の配当金
配当利回り 配当性向
2023年9月
(実績)
3円 1.4% 13%
2024年9月
(実績)
3円 1.4% 13.4%
2025年9月
(予定)
5円 2.34% 18.29%
※(予定)欄の配当性向は、会社公表の業績予想および予定配当金を基に算出した参考値です。

上位株主とロックアップ期間

ライオン事務器の上位10名の株主構成とロックアップ期間です。

株主名 株数 売出数 ロック
アップ
株式会社大塚商会 12,000,000
36.85%
- 180日
福井 資 1,372,525
4.22%
- 180日
福井 靖 1,192,825
3.66%
- 180日
福井 務 1,098,550
3.37%
48,500 180日
株式会社みずほ銀行 844,000
2.59%
844,000 全株売出
ライオン事務器社員持株会 633,800
1.95%
- 180日
勝又 祐一郎 400,500
1.23%
- 180日
株式会社三井住友銀行 390,000
1.20%
390,000 全株売出
寺西 八 364,150
1.12%
- 180日
日本生命保険相互会社 332,500
1.02%
- 180日
  • 180日のロックアップ期間は、2026年4月12日まで
詳細は目論見書にてご確認ください。

直近の類似IPOの上場結果

ライオン事務器と市場と業種が同じIPOの上場結果です。

「市場:スタンダード」かつ「業種:卸売業」の直近のIPO結果です。

  • 2024/12/17 黒田グループ
    初値売り損益:18,500円
    騰落率:26.43%、倍率:1.26倍
  • 2023/06/30 ジーデップ・アドバンス
    初値売り損益:617,000円
    騰落率:136.81%、倍率:2.37倍
  • 2023/03/22 SHINKO
    初値売り損益:5,000円
    騰落率:2.27%、倍率:1.02倍
  • 2022/12/26 ダイワ通信
    初値売り損益:-8,000円
    騰落率:-4.71%、倍率:0.95倍
  • 2022/12/26 アルファパーチェス
    初値売り損益:-1,100円
    騰落率:-1.25%、倍率:0.99倍

ライオン事務器のIPO分析

設立は1792年(寛政4年)、江戸時代から続く超老舗企業。
大阪で筆墨商を営み、1881年に海外から文具・事務器の輸入を開始し、以降、文具業界を牽引してきました。

沿革

定番商品の「フラットファイル」や、ユニークな指サック「はにさっく」など、機能性と遊び心を兼ね備えた製品で、長年にわたり高い知名度を誇ります。(見たことある商品が多い

文具・事務用品

2025年9月期の業績予想(連結)が開示されており、想定価格で算出したPERは7.6倍。PBRは0.59倍と試算。(PERとPBR

業績予想

予定されている配当金は5円。
仮条件の上限価格ベースの配当利回りは2.34%。配当性向は18.3%と試算。(配当利回り

配当政策として、中期的に「配当性向40%・DOE3%」を目標に掲げており、株主還元への意欲がうかがえます。
今期の配当性向は試算で18.3%と目標値には届いていないものの、今後の増配余地は十分にあり、安定的な配当が期待できる銘柄といえます。

仮に配当金が11円の場合、仮条件の上限価格(213円)で算出した配当利回りは5.16%となります。(あくまで試算)

同業他社と比較すると、ライオン事務器は事業規模こそ小さいものの、株価指標(PERや配当利回り)では割安感が見られます。
また、文具や事務用品といった製品は株主優待との親和性が高く、将来的な株主優待制度の新設にも期待が持てそうです。

項目 ライオン事務器
(423A)
コクヨ
(7984)
キングジム
(7962)
事業内容 文具・事務用品、オフィス家具、内装施工、EC「ナビリオン」 文具・事務用品、オフィス家具、通販事業(カウネットなど) ファイル、電子文具(テプラ)、収納用品など
時価総額 66億円 4,299億円 266億円
売上高(前期) 348億円 3,382億円 396億円
営業利益(前期) 10.8億円 220.2億円 5.3億円
営業利益率 3.1% 6.5% 1.4%
配当利回り
(予定)
2.34% 2.48% 1.66%
PER 8.3倍 20.5倍 23.7倍
株主優待 なし 文房具 クーポン券

個人的にはIPOに当選したらすぐに売らず、増配や株主優待の新設に期待して保有してみるのも一つの選択肢だと思いました。まずは当選しなければ。

仮条件の価格、相場環境を考慮して評価と初値予想は一段下に変更する可能性があります。

参考までに

評価は下記を考慮して、中立の「B」に設定しました。

中立
  • 業績は安定的(決算情報
  • 同業他社と比較してPERに割安感あり
  • 仮条件の上限価格と2025年9月期の業績予想(連結)によるPERは7.7倍、PBRは0.6倍と試算(PERとPBR
  • 2025年9月期の配当金は5円の予定。仮条件の上限価格ベースの配当利回りは2.34%。配当性向は18.3%と試算。
  • 配当政策として中期的に「配当性向40%・DOE3%」を目標に掲げており、増配余地あり
  • 株価が低い超低位株のため、マネーゲーム化しやすく初値形成にプラス要因(データ
  • 成長をイメージしにくい事業内容
  • 売出比率が64.8%と高め
  • IPOで人気の低い東証スタンダード市場
  • 2025年9月期の業績予想(前期比)は、売上高 36,555百万円(+4.8%)、営業利益 1,126百万円(+3.3%)
  • ECプラットフォーム「ナビリオン」による販路の多角化
  • なじみのある事務用品が多く親近感を持ちやすい
  • 寛政4年(1792年)創業の老舗企業
  • 個人投資家に人気が高い株主優待制度の導入に期待

9.25追記。仮条件が209円 ~ 213円に決定。(想定価格は209円。上限価格で1.9%の上振れに)
初値予想を263円 ~ 323円に修正し、予想利益を5,000円~1.1万円としました。

目論見書の想定仮条件は209円。初値予想は249円 ~ 309円としました。
予想利益は4,000円~1万円です。

※初値や利益の数値はあくまで予想であり、将来の実際の結果を保証するものではありません。

カブスルは幹事証券にてIPOに参加します。

1人1票の平等抽選で、資金力に左右されずに当選が期待できるマネックス証券や、落選しても次回以降の当選チャンスに活かせるポイントが付与されるSBI証券がおすすめです。

カブスルはこちらの2社だけでIPOに64回当選しています(全当選数の33.7%)

主幹事証券のみずほ証券と、幹事証券の松井証券岡三証券はブックビルディング時に抽選資金が不要です。
当選後に購入資金を入金すれば良いため、気軽に参加できます。(口座開設タイアップ中)

特に松井証券はIPOの引受部門にチカラを入れており、幹事数が増えています(5割目標)

委託幹事として、岡三オンラインが決まりました。
委託幹事は気づかれないことも多いので可能なら参加しておきたいです。

また、松井証券同様、抽選資金が不要がなので気軽に参加できます。

そのほかに楽天証券岩井コスモ証券でも参加が可能です。

※本記事は情報提供を目的としており、投資の勧誘を目的としたものではありません。
※数値は予想であり、将来の結果を保証するものではありません。

ブックビルディングの参加スタンスは X(Twitter)にて発信しています。

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  • 松井証券
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  • 岡三オンライン
    抽選資金不要で幹事数が多い
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  • SBI証券
    幹事数は9割以上とかなり多い!
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  • 三菱UFJ eスマート証券
    全体の2~3割の委託幹事に
    口座開設+投資信託の購入で現金2,000円がもらえる!

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本ページで掲載している画像は、ライオン事務器の目論見書から引用しています。
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