日本郵政(6178):IPO上場情報


日本郵政」は、日本郵便株式会社・株式会社ゆうちょ銀行・株式会社かんぽ生命保険などからなる日本郵政グループの持株会社です。

日本郵政グループ3社の上場となりました。

参考:IPO「日本郵政」「ゆうちょ銀行」「かんぽ生命保険」の比較初心者の株式投資道場


日本郵政のIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、日本郵政の目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

日本郵政の上場日

C
  • IPO人気:なし
  • 当選口数:多い
  • 売出多い
  • 調達金額:大きい
  • 割安感:割安
  • ベンチャーキャピタル:上位株主なし

上場日 2015/11/4(水) 証券コード 6178
市場 東証一部 業種 サービス業
Webサイト Webサイト 単元株 100株
Yahoo!ファイナンス 日本郵政(6178)

日本郵政のブックビルディング内容

ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。

ブックビルディング期間

2015/10/8 (木) ~ 10/23 (金)

仮条件 1,100円~1,400円 (抽選資金:11万円 ~ 14万円)
当選口数 4,950,000口
公募株数 0株 売出株数 495,000,000株
吸収金額 6,930億円 O.A分 0株
仮条件決定日 10/7 (水) 公開価格決定日 10/26 (月)
購入期間 10/27 (火) ~ 10/30 (金)

※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。

日本郵政の公開価格と初値

仮条件 1,100円~1,400円
公開価格 1,400円 初値 1,631円
騰落率 16.50%  倍率  1.17倍
初値売り損益 23,100円(1,631円 - 1,400円)× 100株

※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

日本郵政の初値予想と予想利益

日本郵政の初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

仮条件と初値予想

仮条件 1,100円 ~ 1,400円 ※抽選資金:11万円 ~ 14万円
上限は3.7%上ブレ↑
初値予想 1,500円 ~ 1,600円※10/22 修正
(1.1倍~1.1倍)
予想利益 1万円~2万円

想定価格と初値予想

想定価格 1,300円 ~ 1,350円 ※抽選資金:13万円 ~ 13.5万円
初値予想 1,350円 ~ 1,450円 (1.0倍~1.1倍)
予想利益 0円~1万円

日本郵政の主幹事と幹事証券

日本郵政のIPOを取り扱っている証券会社です。

主幹事証券
引受幹事証券

委託幹事証券
備考

上場規模がとても大きい為、ほとんどの証券会社で日本郵政グループのIPOの取扱いを行っています。
※システム上、主幹事証券は代表として国内大手の5社のみ表示されておりますが、実際は国内大手5社、中堅2社、外資系4社の計11社という異例の多さとなっています。(これまでは4社が最多)。

現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
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日本郵政の決算情報

単独 財務情報 (単位/千円)

決算期 2015年3月 2014年3月 2013年3月
売上高 251,919 272,988 265,304
経常利益 149,298 147,837 125,666
当期利益 131,181 155,090 145,228
純資産 8,744,456 8,719,384 8,602,843
配当金 334.00 290.00 257.00
EPS 29.15 34.46 968.19
BPS 1,943.21 1,937.64 57,352.29
前期比(売上高) -7.7% 2.9%
※配当金、EPS、BPSは(単位/円)

直近の類似IPOの上場結果

日本郵政と同じホットワードのIPOの上場結果です。

知名度が高い」のIPOの直近の結果です。

  • 2014/10/16 リクルートHD
    初値売り損益:7,000円
    (騰落率:2.26%、倍率:1.02倍)
  • 2014/07/10 鳥貴族
    初値売り損益:338,000円
    (騰落率:120.71%、倍率:2.21倍)
  • 2009/07/17 クックパッド
    初値売り損益:960,000円
    (騰落率:101.05%、倍率:2.01倍)

日本郵政と市場と業種が同じIPOの上場結果です。

「市場:東証一部」かつ「業種:サービス業」の直近のIPO結果です。

  • 2014/12/15 テクノプロHD
    初値売り損益:-9,800円
    騰落率:-5.03%、倍率:0.95倍
  • 2014/10/16 リクルートHD
    初値売り損益:7,000円
    騰落率:2.26%、倍率:1.02倍
  • 2006/12/12 ダスキン
    初値売り損益:0円
    騰落率:0%、倍率:1.00倍
  • 2006/11/01 アコーディア・ゴルフ
    初値売り損益:-7,000円
    騰落率:-3.59%、倍率:0.96倍
  • 2006/03/17 テンプスタッフ
    初値売り損益:18,000円
    騰落率:11.76%、倍率:1.12倍

日本郵政のIPO分析

親子3社の同時上場として、2015年度もっとも注目されているIPO株の上場となります。

「日本郵政」が親会社。「ゆうちょ銀行」と「かんぽ生命」は子会社になります。

「PBR」も想定発行価格で0.4倍と、同業他社に比べて割安です。

参考までに郵政グループ3社を本サイトにて比較しています。

懸念事項としては、知名度 抜群の郵政グループですが、IPO株は安定企業よりは「成長性」や「将来性」がテーマの株に人気があります。
また、日本株市場が中国リスク等の懸念により不安定な点もマイナス材料となっています。

上場後の補足

公開価格1,400円に対して初値は1,631円
騰落率:16.5%、倍率は1.17倍になりました。

初値売りによる利益額は23,100円になります。

郵政グループ3社の中では、残念ながら一番人気がなかった(公募割れリスクもささやかれていた)、親会社の「日本郵政」ですが、事前の評価に比べてかなり健闘した初値となりました。

初値形成後は、同社が保有する「かんぽ生命保険」の株価が後場にストップ高になったいきさつもあり、日本郵政にも買い注文が集まりました。(出来高は全銘柄中1位)

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