pluszero(プラスゼロ)(5132):IPO上場情報
pluszero(プラスゼロ)は、AIを中心としてIT・ハードウェア等の各種テクノロジーを統合的に活用したソリューションを提供する「ソリューション提供事業」を展開している企業です。
プロジェクトマネージャーを中心にして、文系・理系の知見を融合した「文理融合型」のメンバーが従事。
様々なパターンのAIのプロジェクトに対応。
文理融合型のメンバーの多くは大学生・大学院生を中心としたインターン生。
インターン生を活用する理由といたしましては、日々研究を行っているインターン生が日進月歩で技術革新が進むAI分野において、最新の知見を有しているため。
売上高の96%を占める「プロジェクト型」のソリューション提供事業では、下記の8つの領域についてのソリューションを提供。
設立は2017年6月。
従業員数は2022年8月末で64名、平均年齢は30.9歳、平均勤続年数は2年、平均年間給与は623.6万円。
pluszeroのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、pluszeroの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
pluszero(プラスゼロ)の上場日
上場日 | 2022/10/28(金) | 証券コード | 5132 |
---|---|---|---|
市場 | 東証グロース | 業種 | 情報・通信業 |
Webサイト | Webサイト | 単元株 | 100株 |
Yahoo!ファイナンス | pluszero(プラスゼロ)(5132) | ||
時価総額 | 41.3億円(公開価格で計算) 95.1億円(初値で計算) |
pluszero(プラスゼロ)のブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
ブックビルディング期間 |
2022/10/13 (木) ~ 10/19 (水) |
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仮条件 | 1,560円~1,650円 (抽選資金:15.6万円 ~ 16.5万円) | ||
当選口数 | 5,414口 | ||
発行済株式数 | 2,500,000株 | オファリングレシオ | 21.6% |
公募株数 | 375,000株 | 売出株数 | 96,000株 |
吸収金額 | 8.9億円 | O.A分 | 70,400株 |
仮条件決定日 | 10/12 (水) | 公開価格決定日 | 10/20 (木) |
購入期間 | 10/21 (金) ~ 10/26 (水) |
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
pluszero(プラスゼロ)の公開価格と初値
仮条件 | 1,560円~1,650円 | ||
---|---|---|---|
公開価格 | 1,650円 | 初値 | 3,805円 |
騰落率 | 130.61% | 倍率 | 2.31倍 |
初値売り損益 | 215,500円(3,805円 - 1,650円)× 100株 |
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
pluszero(プラスゼロ)の初値予想と予想利益
pluszero(プラスゼロ)の初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
仮条件 |
1,560円 ~ 1,650円
※抽選資金:15.6万円 ~ 16.5万円
上限は19.6%上ブレ↑ |
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初値予想 |
1,900円 ~ 2,310円※10/12 修正
(1.2倍~1.4倍) |
予想利益 | 2.5万円~6.6万円 |
想定価格と初値予想
想定価格 | 1,380円あたり ※抽選資金:13.8万円あたり |
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初値予想 | 1,580円 ~ 1,930円 (1.1倍~1.4倍) |
予想利益 | 2万円~5.5万円 |
初値予想アンケート
pluszero(プラスゼロ)(5132)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。
公開価格(1,650円)を基準価格に修正しています。
有効回答:191票 投票期限:2022/10/27 (木) 23:59までpluszero(プラスゼロ)の主幹事と幹事証券
pluszero(プラスゼロ)のIPOを取り扱っている証券会社です。
pluszero(プラスゼロ)の割当数とネット抽選の当選数
目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。
割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。
証券会社 | 割当率 | 割当数 | ネット 抽選分 |
---|---|---|---|
主幹事 SMBC日興証券 |
91.36% | 494,600株 | 494口 |
SBI証券 | 4.34% | 23,500株 | 141口 |
大和証券 | 2.16% | 11,700株 | 11口 |
マネックス証券 | 0.87% | 4,700株 | 47口 |
楽天証券 | 0.42% | 2,300株 | 23口 |
松井証券 | 0.42% | 2,300株 | 16口 |
いちよし証券 | 0.42% | 2,300株 | 0口 |
大和コネクト証券のネット抽選分は、1口あたりが想定されます。(大和証券の約1%)
楽天証券の抽選倍率は、1,803倍でした。
現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンラインと松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券
pluszero(プラスゼロ)の決算情報
単独 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2021年10月 | 2020年10月 | 2019年10月 |
---|---|---|---|
売上高 | 507,617 | 381,785 | 87,855 |
経常利益 | -78,687 | -26,580 | 13,117 |
当期利益 | -79,217 | -27,110 | 10,256 |
純資産 | 127,768 | 206,986 | 26,392 |
配当金※ | ― | ― | ― |
EPS※ | -37.62 | -12.97 | 1,025.61 |
BPS※ | 60.69 | 98.32 | 2,639.23 |
前期比(売上高) | 33% | 334.6% | ― |
上位株主とロックアップ情報
pluszero(プラスゼロ)の上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。
株主名 | 株数 | 売出数 | ロック アップ |
---|---|---|---|
小代 義行 代表取締役 |
710,340株
29.97%
|
24,000株 | 180日 |
森 遼太 代表取締役 |
437,400株
18.46%
|
24,000株 | 180日 |
永田 基樹 取締役 |
437,400株
18.46%
|
24,000株 | 180日 |
小代 愛 代表取締役の配偶者 |
220,000株
9.28%
|
24,000株 | 180日 |
(株)アビスト |
105,200株
4.44%
|
- | 180日 |
野呂 祥 従業員 |
56,300株
2.38%
|
- | 90日 |
堀内 暢之 従業員 |
27,500株
1.16%
|
- | 90日 |
池下 克彦 従業員 |
20,020株
0.84%
|
- | 90日 |
潮 恵輔 |
20,020株
0.84%
|
- | |
(株)AAKRエンリッチ |
20,000株
0.84%
|
- |
直近の類似IPOの上場結果
pluszero(プラスゼロ)と同じホットワードのIPOの上場結果です。
「AI開発」のIPOの直近の結果です。
- 2022/05/31 トリプルアイズ…
初値売り損益:132,000円
(騰落率:150%、倍率:2.50倍) - 2021/12/23 エクサウィザーズ…
初値売り損益:-12,000円
(騰落率:-10.43%、倍率:0.90倍) - 2021/12/20 JDSC…
初値売り損益:100円
(騰落率:0.06%、倍率:1.00倍) - 2021/07/28 ブレインズテクノロジー…
初値売り損益:238,500円
(騰落率:133.99%、倍率:2.34倍) - 2021/03/30 Appier GP…
初値売り損益:43,000円
(騰落率:26.88%、倍率:1.27倍)
pluszero(プラスゼロ)と市場と業種が同じIPOの上場結果です。
pluszero(プラスゼロ)のIPO分析
第一期の決算が2019年3月だったので若い企業かな?と思いましたが、設立自体は2017年6月のよう。
自社の新設分割、清算、合併を経て現在へ。
目論見書に第4世代AIという用語が。いつの間にでたんだ第4世代は。
同社は、「仮想人材派遣」という面白そうな新規事業の立ち上げを試みています。
ITの運用・保守業務は、失敗が一切許されなかったり、関係者のITリテラシーに応じた柔軟なコミュニケーションが求められたりすることが多いため、従来の解釈性の低いAIが適用しにくい領域ですが、人材不足を解決する手段として、サービスの提供を試みているよう。
とはいえ、現状では売上高の98%を占める「プロジェクト型」がメイン事業なので、そちらに注目。
IPOとしては需給的に価格が上昇しやすいですが、業績をみるとやや不安な面も。
グロース市場は9月22日時点で、やや軟調に推移しており、上場日までに回復傾向になければ同社の初値も弱くなるかもしれません。(まさにIPOの評価としてはプラマイゼロ)
チャートはマザーズ指数(6ヵ月)
個人的に初値は市況次第かなと思っています。
資金がIPOに入ってくる状況(グロース活況)だと同社の初値は需給的に上昇しやすく、業績をみて判断されるような市況だと買い注文が入りづらそう。SaaS事業のような分かりやすいKPIがないのも判断しづらい理由のひとつ。
参考までに
評価は下記を考慮して、中立の「B」に設定しました。
- IPOで人気のあるIT関連企業
- 仮想人材派遣事業に今後期待
- 需給が絞られており初値が上昇しやすい
- 市場からの吸収金額が8.9億円と小さい(吸収金額による実績)
- オファリングレシオが21.6%とやや低い(オファリングレシオによる実績)
- 【10.12追記】仮条件が19.6%も上振れして決定。機関投資家に人気あり?
- 業績が微妙(上下のブレがある)
- 上場市場の東証グロース市場が軟調。特に赤字企業は厳しい株価に
- 設立まもない若い企業(2017年6月)
- 上位株主は役員関連。売り圧力が低い
10.12追記。仮条件が想定発行価格(1,380円)より19.6%も大幅に上振れ決定(1,560円 ~ 1,650円)したので、初値予想を1,900円 ~ 2,310円に修正しました。予想利益は2.5万円~6.6万円です。
目論見書の想定仮条件は1,380円。初値予想は1,580円 ~ 1,930円としました。
予想利益は2万円~5.5万円です。
カブスルは幹事証券にてIPOに参加します。
ワンポイント
主幹事はSMBC日興証券です。
IPOの一連の流れを取りしきる立場にあり、IPOの当選数が一番多いです。
また、資金力に左右されない平等抽選を採用していますので当選確率は一緒です。
カブスルは18回 IPOに当選。
他にも、平等抽選で資金力に左右されない当選が期待できるマネックス証券や、落選しても次回以降の当選チャンスに活かせるポイントが付与されるSBI証券がおすすめです。
カブスルはこちらの3社だけでIPOに68回当選しています。(全当選数の58.6%)
松井証券はブックビルディング時の抽選資金が不要です。
当選した後に購入資金を入金すればよいという、嬉しいシステムを採用。
松井証券はIPOの引受部門にチカラを入れており、幹事数が増えています。(5割目標)
大和証券が主幹事となっていますので、委託幹事としてCONNECTが後日 決まるかと思います。(委託幹事は気づかれないことが多い)
CONNECTは、IPOの取り扱いが2020年12月で認知度がまだ低く、狙い目です!(カブスルは2回当選)
抽選資金に余裕があれば、楽天証券でも参加しておきたいです。