ランドネット(2991):IPO上場情報


ランドネットは、 中古不動産の買取販売、買取り後のリフォーム・リノベーション、仲介及び賃貸不動産の管理を行っている企業です。

不動産売買事業を、主に首都圏1都3県および関西圏2府1県を中心に行っています。
(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府、京都府、兵庫県)

グループは同社と連結子会社4社で構成。

事業系統図

首都圏の投資用中古ワンルームマンションの売買および仲介を中心に事業を拡大。
近年は中古マンションのリフォーム・リノベーションも手掛け、中古不動産の再生にも力を入れています。

台湾および香港の現地法人においては「日本の不動産投資に関するセミナー」を定期的に開催し、セミナーを通じて海外投資家に対する国内不動産の販売も手掛けています。

設立は1999年9月。
従業員数は2021年5月末で379名、平均年齢は31歳、平均勤続年数は3.5年、平均年間給与は619.4万円。


ランドネットのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、ランドネットの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

ランドネットの上場日

B
  • 業績:好調
  • オファリングレシオ:やや高い
  • 公募多い

上場日 2021/7/21(水) 証券コード 2991
市場 JASDAQ スタンダード 業種 不動産業
Webサイト Webサイト 単元株 100株
Yahoo!ファイナンス ランドネット(2991)
時価総額
54.7億円(公開価格で計算)
76億円(初値で計算)

ランドネットのブックビルディング内容

ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。

ブックビルディング期間

2021/7/6 (火) ~ 7/12 (月)

仮条件 3,680円~3,830円 (抽選資金:36.8万円 ~ 38.3万円)
当選口数 4,105口
発行済株式数 1,428,000株 オファリングレシオ 28.7%
公募株数 284,000株 売出株数 73,000株
吸収金額 15.7億円 O.A分 53,500株
仮条件決定日 7/5 (月) 公開価格決定日 7/13 (火)
購入期間 7/14 (水) ~ 7/19 (月)

※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。

ランドネットの公開価格と初値

仮条件 3,680円~3,830円
公開価格 3,830円 初値 5,320円
騰落率 38.90%  倍率  1.39倍
初値売り損益 149,000円(5,320円 - 3,830円)× 100株

※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

ランドネットの初値予想と予想利益

ランドネットの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

仮条件と初値予想

仮条件 3,680円 ~ 3,830円 ※抽選資金:36.8万円 ~ 38.3万円
上限は4.1%上ブレ↑
初値予想 3,850円 ~ 4,290円※7/5 修正
(1.0倍~1.1倍)
予想利益 2,000円~4.6万円

想定価格と初値予想

想定価格 3,680円あたり ※抽選資金:36.8万円あたり
初値予想 3,700円 ~ 4,230円 (1.0倍~1.1倍)
予想利益 2,000円~5.5万円
送信中...

初値予想アンケート

ランドネット(2991)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。

公開価格(3,830円)を基準価格に修正しています。

有効回答:347   投票期限:2021/7/20 (火) 23:59まで
3倍以上(11,490円以上)
39票  11%
投票済み

2.5倍以上~3倍未満(9,575円以上~11,490円未満)
18票  5%
投票済み

2倍以上~2.5倍未満(7,660円以上~9,575円未満)
42票  12%
投票済み

1.5倍以上~2倍未満(5,745円以上~7,660円未満)
44票  13%
投票済み

1.2倍以上~1.5倍未満(4,596円以上~5,745円未満)
62票  18%
投票済み

1倍以上~1.2倍未満(3,830円以上~4,596円未満)
30票  9%
投票済み

公募割れ(3,830円未満)
112票  32%
投票済み

ランドネットの主幹事と幹事証券

ランドネットのIPOを取り扱っている証券会社です。

ランドネットの割当数とネット抽選の当選数

目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。

割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。

証券会社 割当率 割当数 ネット
抽選分
主幹事
SMBC日興証券
91.40% 375,200株 375口
楽天証券 1.73% 7,100株 71口
SBI証券 1.73% 7,100株 42口
野村證券 1.73% 7,100株 7口
マネックス証券 0.85% 3,500株 35口
松井証券 0.85% 3,500株 24口
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 0.85% 3,500株 3口
水戸証券 0.85% 3,500株 0口

委託幹事であるauカブコム証券は、委託数が公表されていません。

楽天証券の抽選倍率は、780倍でした。

現金7,500円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンライン松井証券。平等抽選のauカブコム証券。落選でポイントが貯まるSBI証券


ランドネットの決算情報

業績

上位株主とロックアップ情報

ランドネットの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。

株主名 株数 売出数 ロック
アップ
榮 章博 代表取締役社長 572,000
48.48%
73,000 180日
株式会社ブレインネット 代表取締役社長が議決権の過半数を所有する会社 572,000
48.48%
- 180日
浦 好之 取締役 1,400
0.12%
(1,400)
- 180日
塩尻 直樹 取締役 1,350
0.11%
(1,350)
- 180日
柳 久之 監査役 1,300
0.11%
(1,300)
- 180日
矢嶌 卓 従業員 1,150
0.10%
(1,150)
- 180日
萬代 茂明 従業員 1,150
0.10%
(1,150)
- 180日
小礒 純 従業員 1,150
0.10%
(1,150)
- 180日
中嶌 大輔 従業員 1,100
0.09%
(1,100)
- 180日
逆瀬川 幸生 従業員 1,100
0.09%
(1,100)
- 180日
※()内の数値は、新株予約権による潜在株式数。
詳細は目論見書にてご確認ください。

直近の類似IPOの上場結果

ランドネットと市場と業種が同じIPOの上場結果です。

「市場:JASDAQ スタンダード」かつ「業種:不動産業」の直近のIPO結果です。

  • 2018/12/17 グッドライフカンパニー
    初値売り損益:35,100円
    騰落率:21.94%、倍率:1.22倍
  • 2018/09/13 マリオン
    初値売り損益:142,000円
    騰落率:59.66%、倍率:1.60倍
  • 2018/09/13 香陵住販
    初値売り損益:27,000円
    騰落率:15.88%、倍率:1.16倍
  • 2018/03/29 アズ企画設計
    初値売り損益:254,500円
    騰落率:117.82%、倍率:2.18倍
  • 2016/12/08 グッドコムアセット
    初値売り損益:63,200円
    騰落率:32.41%、倍率:1.32倍

ランドネットのIPO分析

不動産業の上場企業は多いですが、同社の特徴のひとつとしては、台北市と香港に海外子会社を持っており、海外投資家を自社に送客できるのが特徴でしょうか。外国籍の従業員も積極的に雇用。

代表取締役が発行済株式のほぼ全てを占めています。
従業員の方たちは、上場に合わせて新株予約権(ストック・オプション)を付与された感じでしょうか。

不動産事業にITを活用した「不動産テック」はIPOで人気がありますが、同社にはITの部分は見受けられませんでした。

う~ん・・。
株価が高い値嵩株は、IPOで好まれる傾向にあるので、そういった点はIPOにプラスかもしれませんが、特に特徴はないかなと思います。

売上高は安定的で配当金も出していますので、IPOならではの将来性期待というよりは通常保有向きなのかもしれません。

参考までに

評価は下記を考慮して、中立の「B」に設定しました。

  • 業績が好調。(決算情報)
  • 配当実績あり。年一回の配当金を予定。
  • オファリングレシオが28.7%とやや高い。(オファリングレシオによる実績)
  • 台湾、香港も競合あり。
  • 代表取締役が発行済株式のほぼ全てを所有。
  • 新型コロナウィルスの収束が未定。海外投資家に影響あり。
  • 株価が高い値嵩株。損益が上下に大きく振れやすい。利ザヤ狙いの投資家に人気あり。

7.5追記。仮条件が想定発行価格(3,680円)より4.1%の上振れ決定(3,680円 ~ 3,830円)。
初値予想を3,850円 ~ 4,290円に修正しました。予想利益は2,000円~4.6万円です。

目論見書の想定仮条件は3,680円。初値予想は3,700円 ~ 4,230円としました。
予想利益は2,000円~5.5万円です。

カブスルは幹事証券にてIPOに参加します。

ワンポイント

主幹事はSMBC日興証券です。
IPOの一連の流れを取りしきる立場にあり、IPOの当選数が一番多いです。

また、資金力に左右されない平等抽選を採用していますので当選確率は一緒です。
カブスルは18回 IPOに当選。

他にも、平等抽選で資金力に左右されない当選が期待できるマネックス証券や、落選しても次回の当選チャンスに活かせるポイントが付与されるSBI証券がおすすめです。

カブスルはこちらの3社だけでIPOに60回当選しています。(全当選数の64.5%)

また、野村證券や松井証券はブックビルディング時の抽選資金が不要です。
当選した後に購入資金を入金すればよいという、嬉しいシステムを採用。

余裕があれば、幹事数が増えてきた楽天証券も、おすすめです。

追加の委託幹事として、auカブコム証券が決まりました。
委託幹事は気づかれないことも多いので可能なら参加しておきたいです。

ランドネットのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、ランドネットの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

現金7,500円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンライン松井証券。平等抽選のauカブコム証券。落選でポイントが貯まるSBI証券


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