話題のIPO株を買うまでの流れ

IPO株を買うまでの流れ

IPO株の買い方、買うまでの流れを確認しましょう。

IPO株を買うには証券会社の口座開設が必要です。
また、IPOごとに幹事証券(IPOの担当になる証券会社)が変わります。

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こちらで、IPOが決定するまでの一連の流れを確認しましょう。

まずは証券会社に口座開設!

IPO株を購入するには、証券会社の口座開設が必要になります。

どこの証券会社からでもIPOを買えるわけではなく、IPOごとに幹事証券と呼ばれる担当の証券会社が決まっています。幹事証券は下記の3つに分けられます。

  • 主幹事証券
    下記で説明するIPOの一連の流れを任せられた、中心的な証券会社です。
    IPOの割当数(当選数)も多いです。
  • 引受幹事証券
    証券取引所などの関係機関と協議・調整を行なう証券会社です。
  • 委託幹事証券
    主に上記の2つが幹事証券となりますが、幹事証券からIPO株の販売を委託された証券会社です。

3つの幹事証券からIPOのブックビルディング(需要申告)に参加することができ、IPO株を購入することが出来ます。(ブックビルディングは下記で詳しく説明します)

IPOごとに主幹事や引受幹事証券は変わります。
なるべく多くのおすすめ証券会社に口座開設をしておくと、機会ロスが減らせます。

最近は本人確認書類などをアップロードすることにより、最短で翌日~3日ほどで口座開設できるようになりましたが、書類の不備なども考慮し なるべく早めに口座開設しておきましょう~。

SBI証券で最短で翌日、マネックス証券で最短2日で口座開設が可能です。

幹事証券はIPOのページで紹介

肝心の幹事証券は各IPOのページで紹介しています。

(例)メルカリのIPOに申し込めた証券会社。

メルカリの幹事証券

ひとつポイントとしては、主幹事と引受幹事証券については、東証EDINETで見られるIPOの目論見書に書いてありますが、委託幹事証券については書いてありません。

当サイトでは委託幹事証券もチェックして、載せています。
例にあるメルカリでいえばカブドットコム証券が委託幹事になり、目論見書には載っていません。

IPOに参加するまでの流れ

企業が上場することが決まり、IPOが承認されたらブックビルディング(需要申告)に参加できます。

IPOの承認からブックビルディングに参加し購入するまでの流れを確認しましょう。

IPOを購入するまでの流れ

IPOを購入するまでの流れ

わたしたちが行うことは、ブックビルディング(需要申告)に参加することです。
また、抽選で当選したら購入の手続きをします。購入はカンタンです。

それぞれの項目について詳しくみていきましょう。

IPOの承認

IPOは、上場を希望する企業が証券取引所から、IPO(上場)の承認をもらうところから始まります。

上場承認とは、証券取引所が上場を希望する企業に対し審査をして「上場しても良いです」という許可を与えることです。

上場が承認されると、証券取引所のホームページなどでIPOの内容が情報公開されます。

公開された情報により、IPOの内容や企業の業績などを知ることができます。
最新のIPOについての情報を知りたい場合は、各証券取引所をチェックしておくと良いでしょう。

参考までに

なお、新規上場は頻繁におこなわれるわけではありません。(2018年は年間で91社)

当サイトで提供しているIPOのメール通知システムは、IPOの新規承認があるとメールで通知します。
無料で利用可能で、利用者も1万人を超えております。是非、ご利用ください。

新規IPOがあるかのチェックは、わたしがほぼ毎日行っています。

興味があるIPOがあれば「目論見書」を確認しておきましょう。日本取引所グループなどで確認できます。
全部を読むのは大変なので、主に以下の項目を確認すると良いでしょう。

  • 予定されている上場のスケジュール
  • 上場予定の証券取引所
  • 会社の事業内容
  • 財務状況
  • 想定されている株価
  • 公募する株式数

なお、目論見書はズラっと文章や数値が書いてあるので、慣れないと読むのに疲れます。
当サイトでは、目論見書に書いてある事業内容やIPOの内容を、要約して公開しています。

また、IPOの内容により5段階の評価を付け、予想利益も公開していますので参考にしてください。

IPO初心者は、当サイトの情報を見る方が理解しやすいかと思います。

仮条件とは?

仮条件とは、IPO株の「公募価格」をいくらにするか?を決める価格帯です。

IPOの公募価格(販売価格)は、仮条件の価格帯の中から決定します。

参考までに

(例)メルカリの仮条件は2,700円~3,000円でした。

メルカリの仮条件

この仮条件を基に、次で紹介するブックビルディングを行います。

余談ですが、仮条件は主幹事証券が機関投資家や銀行に「株価がいくらなら買いたいか?」をヒアリングして決定しています。

ブックビルディングとは?

仮条件で決められた 株価の価格帯から、

「IPOを ★★円 で ★★株 買いたい!」と証券会社を通じて希望を申告します。

(例)IPOの仮条件が「2,700円 ~ 3,000円」で、単元株が100株の場合。

抽選に参加
  • Xさん 「2,700円 で 100株 購入したい」
  • Yさん 「2,900円 で 300株 購入したい」
  • Zさん 「3,000円 で 200株 購入したい」

それぞれ、希望の株価と株数を申告します。

いくら買いたいと、希望の申告(需要申告)をすることをブックビルディングといいます。

ブックビルディングを行う期間は決まっており、大体5日間になります。

参考までに

(例)メルカリのブックビルディング期間は、6月4日から6月8日まででした。

メルカリの仮条件

ブックビルディングに参加するには?

ブックビルディングからが、わたしたちの出番です (  ̄∇ ̄)

人気IPOは忘れずに、積極的にブックビルディングに参加しましょう!

ブックビルディングの申し込み忘れに役立つ、IPOスケジュール管理帳IPOのメール通知システムをご活用ください。どちらも無料です。

ブックビルディングの申し込みは、幹事証券から申し込めることを最初に説明しましたが、再掲載します。

  • 主幹事証券
    下記で説明するIPOの一連の流れを任せられた、中心的な証券会社です。
    IPOの割当数(当選数)も多いです。
  • 引受幹事証券
    証券取引所などの関係機関と協議・調整を行なう証券会社です。
  • 委託幹事証券
    主に上記の2つが幹事証券となりますが、幹事証券からIPO株の販売を委託された証券会社です。

3つの幹事証券からIPOのブックビルディングに参加することができ、IPO株を購入することが出来ます。

IPOごとに主幹事や引受幹事証券は変わります。
なるべく多くのおすすめ証券会社に口座開設をしておくと、機会ロスが減らせます。

IPOの個別ページに、ブックビルディングに申し込める証券会社を掲載しています。

(例)メルカリのIPOに申し込めた証券会社。

メルカリの幹事証券

ブックビルディングに参加(需要の申告)しないとIPO株の購入はできません。

各証券会社からIPOに参加する手順(方法)は、下記のページで紹介しています。

抽選資金について

ブックビルディングに参加するには、仮条件に応じた抽選資金が必要になります。
証券会社の入金額(買付余力)が抽選資金になります。

「仮条件」 × 「申し込み株数」 = 「抽選に必要な投資資金」

参考までに

(例)メルカリの仮条件は2,700円~3,000円でした。

メルカリの仮条件

当選を狙うなら上限の3,000円で応募するのがおすすめです。
よって、3,000円 × 100株 = 30万円の抽選資金が必要になります。

ややこしくて申し訳ないんですが、証券会社により「抽選資金が必要なタイミング」と「その抽選資金が拘束(ロック)されるタイミング」が違います。

また、一部の証券会社では、抽選資金が必要ありません。当選した場合の購入資金は必要です。

抽選により拘束された資金は、落選すると証券会社の口座に戻ります。

参考までに

(例)メルカリの場合、各証券会社で抽選資金を用意するタイミングです。

  • マネックス証券
    ブックビルディングに参加するときに30万円を口座内に用意。資金は応募時に拘束。
  • SBI証券
    抽選日までに30万円を口座内に用意。資金は当選すると拘束。
  • 野村證券
    抽選資金は必要なし。当選したときに購入資金を用意。

抽選とは?

抽選のイメージです

IPOは公開する株数が事前に決められています。

ブックビルディングで希望の株数を需要申告しますが、公開される株数より希望数が多かった場合、抽選により公開株(公募株)で購入できる「当選者」を決定します。

各証券会社で抽選方式が異なります。
1人1口の公平抽選もあれば、申し込む株数ごとに複数の抽選券をもらえる方式もあります。

抽選に関する注意点としては、ブックビルディング時に「決定した公募価格」よりも低い株価で需要申告した人は抽選の対象外となります。

参考までに

(例)メルカリの仮条件は2,700円~3,000円で、公募価格は3,000円に決まりました。

メルカリの公募価格

2,700円や2,900円など、公募価格の3,000円未満でブックビルディングした人は抽選対象外(落選)になります。

人気のあるIPOは「仮条件の上限」で ほぼ決まるので、当選を目指すIPOは 仮条件の上限でブックビルディングに参加しましょう。

IPOは抽選に落選すると、ブックビルディングで拘束された資金が戻ってきます。
抽選に参加するだけで損失を出すことはありません。また、手数料もありません。

IPOは抽選に外れれば抽選資金は戻ってくる

人気の高いIPOほど、抽選倍率は高くなります。

どちらも日経新聞に載っていた抽選倍率です。
抽選倍率は各IPOで発表されるわけでなく、注目度の高いIPOだけ紙面に載ります。

公募価格(公開価格)とは?

ブックビルディングで需要申告された希望の株価と株数を考慮して、IPO株の「公募価格」を決定します。

ちなみに、公募とは募集という意味です。つまり、「募集」された「価格」=「公募価格」となります。
公募価格は「上場日に公開される価格」=「公開価格」とも言われます。

抽選で当選すると、公募価格で購入する権利を得ます。

上場日に、公募価格よりも株価が上がれば利益が出ますし、公募価格よりも株価が下がれば損失になります。

ワンポイント

IPOは人気度により、利益になりそうか、損失になりそうかを大体 判断することができます。

当サイトではIPOの評価と予想利益を掲載しています。

大体の予想ができることから、リスクが限りなく小さくなるローリスクの投資法となります。
詳しくはIPOのリスクは2つにて説明しています。

ブックビルディングで公募価格よりも高い価格にて希望をだしていても、購入は決まった公募価格での購入になります。

当選確認と購入

抽選日に抽選結果が出ますので、当選したか確認します。
抽選日は各証券会社で違いますが、公募価格決定日の夕方以降か翌営業日になります。

当選したら、IPO株の代金を払い購入しましょう。
これにより、上場前の公募価格にてIPO株の買付が完了します。

IPO株の売却

購入したIPO株を、いつ売却するかは自由です。
売りたいときに売ればいいのが株式投資です。

IPO初心者の人には「初値で売却する」のをオススメしています。

初値とは上場後にはじめてつく株価になります。
初値売りとは公募価格で購入して初値で売却することです。

IPO株は上場後、売買が活発になり株価の変動が激しくなります。
中上級者の中にはその変動を楽しんで売買する人もいますが、初心者は売買するタイミングを図れません。

初値がひとつの目安となり安定した株価になりますので、初値で売るのがおすすめです。

わたしもIPO歴は13年になりますが、ほとんどの当選IPOを初値売りしています。

まとめ:IPOに参加するには?

長々と説明してきましたが、わたしたちがまず行うのは「ブックビルディング」です。

ブックビルディングに参加するには「証券会社の口座開設」が必要になります。

ワンポイント

当選を狙いたいIPOがあった場合、

  1. 証券会社の口座開設を行う。
  2. ブックビルディングの「期間中」に忘れずに申し込む。
  3. 「仮条件の上限」で申し込む。

この三点を忘れずに行いましょう (  ̄∇ ̄)

また、抽選で当選した場合は「購入の申し込み」も忘れずに行いましょう!

ブックビルディングの抽選日や公募価格決定(抽選発表日)を見逃さないよう、メール通知システムを作成しました。よろしければご利用ください。

また、IPOの申し込み状況や抽選結果を証券会社ごとに管理して、申し込み忘れや購入忘れを防ぐのに便利なシステムも作成しましたので、ぜひご利用ください。

続いて、IPOで利益を得る仕組みについて確認しましょう。

こちらの記事は、IPO歴13年の運営者が執筆しています。
現在記事をすべて見直しています。一部の記事は修正前で読みづらいと思います。申し訳ありません。