Veritas In Silico(ウェリタス イン シリコ)(130A):IPO上場情報
Veritas In Silico(ウェリタス イン シリコ)は、インシリコRNA構造解析技術をはじめとしたデジタル技術と創薬技術を統合した創薬プラットフォーム「ibVIS®」を活用したmRNA標的低分子創薬を主事業としています。製薬会社との共同創薬研究を通じて、mRNA標的低分子医薬品の創出に取り組んでいます。
また、将来の事業の多角化のため、インシリコRNA構造解析技術を応用した各種RNA関連創薬の取り組みも開始しています。
疾患関連タンパク質の設計図であるmRNAの機能を制御することができれば、疾患関連タンパク質の機能を直接医薬品で制御する場合と同様に、その疾患関連タンパク質が原因となる疾患を治療することが可能になり、「創薬標的の枯渇」の解決策につながることが期待されます。
同社は、低分子医薬品のように経口投与が可能で患者様の負担が少なく、開発・製造技術が確立している安価な医薬品でmRNA標的創薬を実現することが、製薬業界の真のニーズであり、mRNA標的低分子医薬品は今後の成長市場になる可能性があると考えています。
設立は2016年11月
従業員数は15名、平均年齢は44.2歳、平均勤続年数は4.2年、平均年間給与は682.4万円(2023年11月末)
Veritas In SilicoのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、Veritas In Silicoの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
Veritas In Silico(ウェリタス イン シリコ)の上場日
上場日 | 2024/2/8(木) | 証券コード | 130A |
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市場 | 東証グロース | 業種 | 医薬品 |
Webサイト | Webサイト | 単元株 | 100株 |
Yahoo!ファイナンス | Veritas In Silico(ウェリタス イン シリコ)(130A) | ||
時価総額 | 63億円(公開価格で計算) 126.1億円(初値で計算) |
Veritas In Silico(ウェリタス イン シリコ)のブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
ブックビルディング期間 |
2024/1/24 (水) ~ 1/30 (火) |
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仮条件 | 800円~1,000円 (抽選資金:8万円 ~ 10万円) | ||
当選口数 | 9,200口 | ||
発行済株式数 | 6,301,314株 | オファリングレシオ | 14.6% |
公募株数 | 800,000株 | 売出株数 | 0株 |
吸収金額 | 9.2億円 | O.A分 | 120,000株 |
仮条件決定日 | 1/23 (火) | 公開価格決定日 | 1/31 (水) |
購入期間 | 2/1 (木) ~ 2/6 (火) | ||
備考 |
【1.5追記】公募は、国内483,800株、海外316,200株(海外販売の割合 39.5%) |
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
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ブックビルディングの開始時にメールが届く。
Veritas In Silico(ウェリタス イン シリコ)の公開価格と初値
仮条件 | 800円~1,000円 | ||
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公開価格 | 1,000円 | 初値 | 2,001円 |
騰落率 | 100.10% | 倍率 | 2.00倍 |
初値売り損益 | 100,100円(2,001円 - 1,000円)× 100株 |
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
Veritas In Silico(ウェリタス イン シリコ)の初値予想と予想利益
Veritas In Silico(ウェリタス イン シリコ)の初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
仮条件 |
800円 ~ 1,000円
※抽選資金:8万円 ~ 10万円
上限は10.7%下ブレ↓ |
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初値予想 |
920円 ~ 1,030円※1/23 修正
(0.9倍~1.0倍) |
予想利益 | -8,000円~3,000円 |
想定価格と初値予想
想定価格 | 1,120円あたり ※抽選資金:11.2万円あたり |
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初値予想 | 1,030円 ~ 1,160円 (0.9倍~1.0倍) |
予想利益 | -9,000円~4,000円 |
初値予想アンケート
Veritas In Silico(ウェリタス イン シリコ)(130A)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。
公開価格(1,000円)を基準価格に修正しています。
有効回答:313票 投票期限:2024/2/7 (水) 23:59までVeritas In Silico(ウェリタス イン シリコ)の主幹事と幹事証券
Veritas In Silico(ウェリタス イン シリコ)のIPOを取り扱っている証券会社です。
Veritas In Silico(ウェリタス イン シリコ)の割当数とネット抽選の当選数
目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。
割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。
証券会社 | 割当率 | 割当数 | ネット 抽選分 |
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主幹事 みずほ証券 |
94.13% | 866,000株 | 866口※ |
SMBC日興証券 | 1.74% | 16,000株 | 16口※ |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 1.74% | 16,000株 | 16口※ |
楽天証券 | 0.98% | 9,000株 | 90口※ |
松井証券 | 0.98% | 9,000株 | 63口※ |
あかつき証券 | 0.43% | 4,000株 | 0口※ |
委託幹事であるマネックス証券とauカブコム証券は、委託数が公表されていません。
※海外売出し316,200株分が含まれているので、実際のネット抽選分は数値より低いです。
楽天証券の抽選倍率は、327倍でした。
現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンラインと松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券
Veritas In Silico(ウェリタス イン シリコ)の決算情報
単独 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2022年12月 | 2021年12月 | 2020年12月 |
---|---|---|---|
売上高 | 178,801 | 59,330 | 13,326 |
経常利益 | -138,455 | -240,082 | -297,034 |
当期利益 | -141,381 | -232,319 | -297,905 |
純資産 | 1,542,590 | 1,683,971 | 516,291 |
配当金※ | ― | ― | ― |
EPS※ | -25.70 | -51.92 | -270.82 |
BPS※ | 280.40 | 306.10 | -739.73 |
前期比(売上高) | 201.4% | 345.2% | ― |
Veritas In Silico(ウェリタス イン シリコ)のPERとPBR
公開価格(1,000円)で算出したPERとPBRです。
決算月 | PER | PBR | EPS | BPS |
---|---|---|---|---|
2021年12月 (実績) |
- | 3.27倍 | -51.92 | 306.10 |
2022年12月 (実績) |
- | 3.57倍 | -25.70 | 280.40 |
2023年12月 (予想) |
176.37倍 | - | 5.67 | - |
上位株主とロックアップ情報
Veritas In Silico(ウェリタス イン シリコ)の上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。
株主名 | 株数 | 比率 | ロック アップ |
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中村 慎吾 代表取締役社長 |
1,426,000株
(26,000)
|
23.33% | 180日 |
三菱瓦斯化学株式会社 | 731,256株 | 11.96% | 180日 |
New Life Science1号投資事業有限責任組合 VC | 556,444株 | 9.10% | 90日 |
三菱UFJライフサイエンス1号投資事業有限責任組合 VC | 512,640株 | 8.39% | 90日 |
上村 孝 取締役 |
498,000株
(98,000)
|
8.15% | 180日 |
IEファスト&エクセレント投資事業有限責任組合 VC | 344,000株 | 5.63% | 90日 |
梨本 正之 | 298,390株 | 4.88% | 180日 |
名古屋大学・東海地区大学広域ベ ンチャー1号投資事業有限責任組合 VC | 285,834株 | 4.68% | 90日 |
エムスリー株式会社 | 240,000株 | 3.93% | 90日 |
松岡 弘之 取締役 |
208,000株
(108,000)
|
3.40% | 180日 |
- 90日のロックアップ期間は、2024年5月7日まで
- 180日のロックアップ期間は、2024年8月5日まで
直近の類似IPOの上場結果
Veritas In Silico(ウェリタス イン シリコ)と市場と業種が同じIPOの上場結果です。
「市場:グロース」かつ「業種:医薬品」の直近のIPO結果です。
- 2023/10/17 ケイファーマ
… 初値売り損益:-7,500円
騰落率:-7.89%、倍率:0.92倍 - 2023/06/28 ノイルイミューン・バイオテック
… 初値売り損益:-4,500円
騰落率:-6.08%、倍率:0.94倍 - 2023/06/27 クオリプス
… 初値売り損益:12,000円
騰落率:7.69%、倍率:1.08倍 - 2022/12/01 サイフューズ
… 初値売り損益:10,000円
騰落率:6.17%、倍率:1.06倍 - 2022/11/22 ティムス
… 初値売り損益:24,900円
騰落率:37.16%、倍率:1.37倍
Veritas In Silico(ウェリタス イン シリコ)のIPO分析
mRNA標的低分子創薬は、同社のインシリコRNA構造解析の技術を用いることにより、新薬開発のニーズが高いにもかかわらず、タンパク質を標的とした従来創薬ではこれまで医薬品の研究開発が不可能もしくは困難であった様々な疾患に適用できる潜在性を秘めており、疾患関連タンパク質において大きな割合を占めるブルーオーシャンを開拓できる創薬アプローチであると考えているよう。
売上高の主な相手先として、前期は塩野義製薬が全体の5割、今期は3Qまでで武田薬品工業が全体の7割に。
研究開発費の先行投資により赤字になりやすいバイオテク企業ですが、複数の共同創薬プロジェクトを同時進行するプラットフォーム型ビジネスで安定した事業収益と潜在市場のシェアを獲得。
とはいえ、新NISAを意識した取引がはじまっている2024年。業績堅調な配当株が注目されています。
業績が赤字になりやすく配当金がないバイオ株は、投資家の注目度が低くなりそうです。
契約一時金等の獲得により、2023年12月期の業績は黒字予想です。配当金はありませんが。
赤字から黒字となった医薬品業の直近IPOとしては、2023年10月に上場したケイファーマ(4896)があります。
公開価格 950円、初値 875円(-7.89%)、1/5の終値 693円と苦戦中。
赤字のまま2023年6月に上場した医薬品業のノイルイミューン・バイオテック(4893)は、公開価格 740円、初値 695円(-6.08%)、1/5の終値 210円と大苦戦中。
なお、証券コードは130A。コードに初のアルファベットが採用されています。(東証の参考記事)
仮条件の価格、相場環境を考慮して評価は変更する可能性があります。(一段下に)
参考までに
評価は下記を考慮して、公募割れのリスクがややある「C」に設定しました。
- 社会的意義が高い事業内容
- オファリングレシオが14.6%と低い(IPOデータ)
- 研究開発費で赤字になりやすいバイオベンチャー
- IPOで人気のない業種
- 上場市場の東証グロース市場が軟調(配当株が人気高い)
- 【1.23追記】仮条件が10.7%も下振れして決定。人気なし
- ベンチャーキャピタルの保有株が多いが期間ロックアップで初値への影響なし
- ブルーオーシャンを開拓できる可能性
1.23追記。仮条件が800円 ~ 1,000円に決定。(想定価格1,120円より10.7%下ブレ)
初値予想を920円 ~ 1,030円に修正。予想利益は-8,000円~3,000円です。
目論見書の想定仮条件は1,120円。初値予想は1,030円 ~ 1,160円としました。
予想利益は-9,000円~4,000円で、市況によっては公募割れのリスクがあるIPOになります。
カブスルはパスします。
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庶民のIPO限定のタイアップ企画を行っていますので、口座開設がまだの方は お得なこの機会に是非どうぞ(  ̄∇ ̄)