ビーウィズ(9216):IPO上場情報


ビーウィズは、グループとして自社開発のクラウド型 PBX「Omnia LINK」などのデジタル技術を活用したコンタクトセンター・BPO サービスの提供、および各種 AI・DX ソリューションの開発・販売を行っている企業です。グループは同社と連結子会社1社で構成。

ビーウィズは、パソナグループの子会社。(東証一部/2168)

Omnia LINKの特徴は、基本的な電話の受発信の機能やCRM機能(顧客管理システム)を備えながら、コンタクトセンターにおける通話音声のリアルタイムテキスト化や、AIによる自然言語処理を用いたFAQレコメンデーション(それまでの会話内容から予測される想定問答の提示)など、高付加価値でありながら、SaaS型で提供していること。

Omnia LINKの主な機能

設立は2000年5月。
同社の従業員数は2021年11月末で621名、平均年齢は38.7歳、平均勤続年数は5.2年、平均年間給与は496.1万円。


ビーウィズのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、ビーウィズの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

ビーウィズの上場日

D
  • 業績:好調
  • オファリングレシオ:高い
  • 売出多い
  • ベンチャーキャピタル:上位株主なし

上場日 2022/3/2(水) 証券コード 9216
市場 東証一部 業種 サービス業
Webサイト Webサイト 単元株 100株
Yahoo!ファイナンス ビーウィズ(9216)
時価総額
191.8億円(公開価格で計算)
180.8億円(初値で計算)

ビーウィズのブックビルディング内容

ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。

ブックビルディング期間

2022/2/14 (月) ~ 2/18 (金)

仮条件 1,400円~1,700円 (抽選資金:14万円 ~ 17万円)
当選口数 60,950口
発行済株式数 13,700,000株 オファリングレシオ 44.4%
公募株数 900,000株 売出株数 4,400,000株
吸収金額 85.3億円 O.A分 795,000株
仮条件決定日 2/9 (水) 公開価格決定日 2/21 (月)
購入期間 2/22 (火) ~ 2/28 (月)

※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。

ビーウィズの公開価格と初値

仮条件 1,400円~1,700円
公開価格 1,400円 初値 1,320円
騰落率 -5.71%  倍率  0.94倍
初値売り損益 -8,000円(1,320円 - 1,400円)× 100株

※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

公募割れ時の株価下落の目安となる引受価額は、1,316.00円でした。

ビーウィズの初値予想と予想利益

ビーウィズの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

仮条件と初値予想

仮条件 1,400円 ~ 1,700円 ※抽選資金:14万円 ~ 17万円
上限は11.5%下ブレ↓
初値予想 1,580円 ~ 1,720円※2/9 修正
(0.9倍~1.0倍)
予想利益 -1.2万円~2,000円

想定価格と初値予想

想定価格 1,920円あたり ※抽選資金:19.2万円あたり
初値予想 1,830円 ~ 1,980円 (1.0倍~1.0倍)
予想利益 -9,000円~6,000円
送信中...

初値予想アンケート

ビーウィズ(9216)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。

公開価格(1,400円)を基準価格に修正しています。

有効回答:274   投票期限:2022/3/1 (火) 23:59まで
3倍以上(4,200円以上)
24票  9%
投票済み

2.5倍以上~3倍未満(3,500円以上~4,200円未満)
8票  3%
投票済み

2倍以上~2.5倍未満(2,800円以上~3,500円未満)
7票  3%
投票済み

1.5倍以上~2倍未満(2,100円以上~2,800円未満)
10票  4%
投票済み

1.2倍以上~1.5倍未満(1,680円以上~2,100円未満)
28票  10%
投票済み

1倍以上~1.2倍未満(1,400円以上~1,680円未満)
50票  18%
投票済み

公募割れ(1,400円未満)
147票  54%
投票済み

ビーウィズの主幹事と幹事証券

ビーウィズのIPOを取り扱っている証券会社です。

ビーウィズの割当数とネット抽選の当選数

目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。

割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。

証券会社 割当率 割当数 ネット
抽選分
主幹事
みずほ証券
86.96% 5,300,000株 5,300口
大和証券 4.35% 265,000株 265口
SMBC日興証券 3.48% 212,000株 212口
野村證券 3.48% 212,000株 212口
楽天証券 0.87% 53,000株 530口
SBI証券 0.87% 53,000株 318口

大和コネクト証券のネット抽選分は、26口あたりが想定されます。大和証券の約1%

委託幹事であるDMM.com証券は、委託数が公表されていません。

楽天証券の抽選倍率は、15倍でした。

現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
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ビーウィズの決算情報

単独 財務情報 (単位/千円)

決算期 2021年5月 2020年5月 2019年5月
売上高 28,811,706 24,874,411 22,096,339
経常利益 2,113,207 1,430,195 1,126,776
当期利益 1,630,005 922,645 690,991
純資産 4,180,949 3,006,943 2,429,897
配当金 8,900.00 126,000.00
EPS 127.34 72.08 107,967.34
BPS 326.26 234.92 379,671.41
前期比(売上高) 15.8% 12.6%
※配当金、EPS、BPSは(単位/円)

連結 財務情報 (単位/千円)

決算期 2021年5月 2020年5月
売上高 28,845,675 24,900,793
経常利益 2,167,283 1,449,236
当期利益 1,655,401 928,008
純資産 4,214,084 3,025,965
EPS 129.33 72.50
BPS 328.85 235.52
前期比(売上高) 15.8%
※EPS、BPSは(単位/円)

上位株主とロックアップ情報

ビーウィズの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。

株主名 株数 売出数 ロック
アップ
株式会社パソナグループ 親会社 12,800,000
92.15%
4,400,000 360日
森本 宏一 代表取締役社長 200,000
1.44%
(200,000)
-
飯島 健二 取締役 160,000
1.15%
(160,000)
-
田部井 健一 子会社の取締役 25,400
0.18%
(25,400)
-
野田 いづみ 従業員 25,400
0.18%
(25,400)
-
伊東 雅彦 従業員 25,400
0.18%
(25,400)
-
北島 洋美 従業員 25,400
0.18%
(25,400)
-
香川 敏雄 従業員 25,400
0.18%
(25,400)
-
酒井 匡 従業員 25,400
0.18%
(25,400)
-
竹川 信之 従業員 25,400
0.18%
(25,400)
-
※()内の数値は、新株予約権による潜在株式数。
詳細は目論見書にてご確認ください。

直近の類似IPOの上場結果

ビーウィズと市場と業種が同じIPOの上場結果です。

「市場:東証一部」かつ「業種:サービス業」の直近のIPO結果です。

ビーウィズのIPO分析

人材派遣の先駆で業界3位のパソナグループの子会社。(東証一部/2168)
売出株 440万株もパソナグループが売り出します。(持ち株の34.4%分)

業績は好調。事業内容やIPO的には特に印象はありません。
しいていえば、親会社の売出しでパソナグループに利益があるかなぁと。ビーウイズの新規発行株は90万株。

また、下落相場で上場株が軒並み下がったことを考えると、ココを買うよりも下落して割安感がでてきた東証一部銘柄の方が買いやすいかなあと思います。特に安定的な利益をだしている高配当株が現在の市場では注目されています。

参考までに、2021年の東証一部銘柄のIPO結果です。

「東証一部」「2021年」のIPOの結果

参考までに

公募割れリスクが高まったように感じたので、評価を「C」から「D」に一段、引き下げました。

評価は下記を考慮して、公募割れのリスクがややある「C」に設定しました。

公募割れのリスクが高い
  • 業績が好調。(決算情報)
  • コロナ禍でも強い事業内容。
  • オファリングレシオが44.4%と高い。(オファリングレシオによる実績)
  • 市場で敬遠される親子上場。
  • 親会社の売出し感が強い。
  • 【2.9追記】仮条件が想定価格より11.5%も下振れ。割高と判断されている?
  • 配当実績あり。年一回の配当金を予定。配当性向は34.9%。
  • 上位株主は役員関連。売り圧力が低い。
  • 投資資金の行方。IPOを買うか、東証一部の直近の下落株を買うか。

2.9追記。仮条件が想定価格の1,920円より11.5%下振れて、1,400円 ~ 1,700円円に。
機関投資家の需要が低いことが予想されるので、初値予想を1,580円 ~ 1,720円に修正。
予想利益は-1.2万円~2,000円です。

また、公募割れリスクが高まったように感じたので、評価を「C」から「D」に一段、引き下げました。

目論見書の想定仮条件は1,920円。初値予想は1,830円 ~ 1,980円としました。
予想利益は-9,000円~6,000円で、市況によっては公募割れのリスクがあるIPOになります。

上場日の相場環境により、利益にも損失にもなりそうなIPO。(やや損失寄りかも)

カブスルは相場の動向をみて、ブックビルディングに参加するか決めようと思います。

ビーウィズのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、ビーウィズの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンライン松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券


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