アソインターナショナル（9340）：IPO上場情報
アソインターナショナルは、矯正歯科治療が必要な方々に歯科技工所としてオーダーメイドの歯科技工物を中心とした製品を提供している企業です。グループは同社と連結子会社4社で構成。
歯科医師の様々な治療方針に対応するため、100種類以上の矯正歯科技工物を製造可能。
矯正歯科技工物の製造に加え、その他付随サービスとして、矯正歯科技工物の修理、グループの製品・商品を使用した矯正治療に関するセミナー開催受託及び矯正に関する材料販売を行っています。
設立は1982年4月。
従業員数は2022年10月末で65名、平均年齢は34.2歳、平均勤続年数は3.5年、平均年間給与は380.8万円。
アソインターナショナルのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、アソインターナショナルの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
アソインターナショナルの上場日
| 上場日 | 2022/12/23(金) | 証券コード | 9340 |
|---|---|---|---|
| 市場 | 東証スタンダード | 業種 | サービス業 |
| Webサイト | Webサイト | 単元株 | 100株 |
| Yahoo!ファイナンス | アソインターナショナル（9340） | ||
| 時価総額 | 42.2億円（公開価格で計算） 48.5億円（初値で計算） |
||
アソインターナショナルのブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
| ブックビルディング期間 |
2022/12/8 (木) ～ 12/14 (水) |
||
|---|---|---|---|
| 仮条件 | 835円～870円 （抽選資金：8.35万円 ～ 8.7万円） | ||
| 当選口数 | 18,630口 | ||
| 発行済株式数 | 4,850,000株 | オファリングレシオ | 38.4％ |
| 公募株数 | 850,000株 | 売出株数 | 770,000株 |
| 吸収金額 | 16.2億円 | O.A分 | 243,000株 |
| 仮条件決定日 | 12/7 (水) | 公開価格決定日 | 12/15 (木) |
| 購入期間 | 12/16 (金) ～ 12/21 (水) | ||
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
- IPO管理帳 / IPO管理帳ログイン版
IPOの申込み、当選管理がカンタンに。 - IPOのメール通知システム
ブックビルディングの開始時にメールが届く。
アソインターナショナルの公開価格と初値
| 仮条件 | 835円～870円 | ||
|---|---|---|---|
| 公開価格 | 870円 | 初値 | 1,001円 |
| 騰落率 | 15.06％ | 倍率 | 1.15倍 |
| 初値売り損益 | 13,100円（1,001円 - 870円）× 100株 | ||
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
アソインターナショナルの初値予想と予想利益
アソインターナショナルの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
| 仮条件 |
835円 ～ 870円
※抽選資金：8.35万円 ～ 8.7万円
上限は4.2％上ブレ↑ |
|---|---|
| 初値予想 |
850円 ～ 900円※12/7 修正
（1.0倍～1.0倍） |
| 予想利益 | -2,000円～3,000円 |
想定価格と初値予想
| 想定価格 | 835円あたり ※抽選資金：8.35万円あたり |
|---|---|
| 初値予想 | 810円 ～ 860円 （1.0倍～1.0倍） |
| 予想利益 | -2,500円～2,500円 |
初値予想アンケート
アソインターナショナル（9340）の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。
公開価格（870円）を基準価格に修正しています。
有効回答：191票 投票期限：2022/12/22 (木) 23:59までアソインターナショナルの主幹事と幹事証券
アソインターナショナルのIPOを取り扱っている証券会社です。
アソインターナショナルの割当数とネット抽選の当選数
目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数（個人配分）の予想です。
割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。
| 証券会社 | 割当率 | 割当数 | ネット 抽選分 |
|---|---|---|---|
| 主幹事 SMBC日興証券 |
88.70％ | 1,652,400株 | 1,652口 |
| 野村證券 | 4.35％ | 81,000株 | 81口 |
| みずほ証券 | 3.48％ | 64,800株 | 64口 |
| SBI証券 | 1.74％ | 32,400株 | 194口 |
| 楽天証券 | 0.87％ | 16,200株 | 162口 |
| 東海東京証券 | 0.87％ | 16,200株 | 16口 |
| SBIネオトレード証券 | 0.00％ | 0株 | 0口 |
楽天証券の抽選倍率は、191倍でした。
現金8,000円＋2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンラインと松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券
アソインターナショナルの決算情報
単独 財務情報 （単位/千円）
| 決算期 | 2022年6月 | 2021年6月 | 2020年6月 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 2,718,977 | 2,715,247 | 2,506,466 |
| 経常利益 | 433,263 | 494,640 | 386,916 |
| 当期利益 | 285,495 | 332,001 | 248,172 |
| 純資産 | 1,193,768 | 1,011,474 | 731,883 |
| 配当金※ | 2,625.00 | 2,569.70 | 1,365.00 |
| EPS※ | 71.37 | 83.00 | 6,204.31 |
| BPS※ | 298.44 | 252.87 | 18,297.09 |
| 前期比（売上高） | 0.1％ | 8.3％ | ― |
連結 財務情報 （単位/千円）
| 決算期 | 2022年6月 | 2021年6月 |
|---|---|---|
| 売上高 | 3,115,106 | 3,062,763 |
| 経常利益 | 518,387 | 628,103 |
| 当期利益 | 351,840 | 411,155 |
| 純資産 | 1,552,931 | 1,302,910 |
| EPS※ | 87.96 | 102.79 |
| BPS※ | 388.23 | 325.73 |
| 前期比（売上高） | 1.7％ | ― |
上位株主とロックアップ情報
アソインターナショナルの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。
| 株主名 | 株数 | 売出数 | ロック アップ |
|---|---|---|---|
| 株式会社ASO 役員等により総株主の議決権の過半数が所有されている会社 |
2,800,000株
66.78％
|
- | 180日 |
| 阿曽 敏正 代表取締役社長 |
1,200,000株
28.62％
|
770,000株 | 180日 |
| 内山 淳 取締役 |
29,000株
0.69％
（29,000）
|
- | 180日 |
| 詫麻 礼久 取締役 |
28,000株
0.67％
（28,000）
|
- | 180日 |
| 曽我 雄作 従業員 |
24,600株
0.59％
（24,600）
|
- | 180日 |
| 小林 隆子 従業員 |
24,600株
0.59％
（24,600）
|
- | 180日 |
| 加来 裕一 従業員 |
22,800株
0.54％
（22,800）
|
- | 180日 |
| 平野 拓幹 従業員 |
22,800株
0.54％
（22,800）
|
- | 180日 |
| 千葉 実 従業員 |
18,400株
0.44％
（18,400）
|
- | 180日 |
| 古川 一也 従業員 |
6,800株
0.16％
（6,800）
|
- | 180日 |
直近の類似IPOの上場結果
アソインターナショナルと市場と業種が同じIPOの上場結果です。
「市場：スタンダードまたは東証二部」かつ「業種：サービス業」の直近のIPO結果です。
- 2022/12/22 コーチ・エィ
… 初値売り損益：66,000円
騰落率：35.87％、倍率：1.36倍 - 2022/10/27 FCE
… 初値売り損益：50,000円
騰落率：32.05％、倍率：1.32倍 - 2022/04/21 フルハシEPO
… 初値売り損益：59,300円
騰落率：52.02％、倍率：1.52倍 - 2022/04/07 エフビー介護サービス
… 初値売り損益：16,100円
騰落率：11.50％、倍率：1.12倍 - 2021/10/08 日本エコシステム
… 初値売り損益：8,000円
騰落率：3.77％、倍率：1.04倍
アソインターナショナルのIPO分析
1982年創業の老舗企業。売上高は堅調。
第32期（2019年6月期）に売上高がガクっと減り、赤字となっていますが、決算月の変更（4ヵ月間）と貸倒引当金繰入額を特別損失として計上したことによるもの。
前期実績と想定価格によるPERは11.7倍。
前期の配当実績は26.25円。想定価格と計算すると、配当利回りは3.1％。
スダンダード上場らしい銘柄で、長期投資向きか。
個人的には、グロース上場の赤字企業ばかり見てきたので、黒字というだけで安心感があります（笑）
上場により得た資金は、生産性向上を図るための3Dプリンターの購入と、歯科医療機関との間でのデータ連携を可能にするための受発注管理システムの構築に使われるよう。
IPO的には特に良くも悪くもなく、他と比較すると注目度は低いかなと思います。
IPOラッシュ時で投資家の資金が枯渇している時期での上場なので、上下どちらに価格がふれるにしても小さい幅かも。
参考までに
評価は下記を考慮して、公募割れのリスクがややある「Ｃ」に設定しました。
- 業績は安定的（決算情報）
- 購入単価が低いIPOが好調（抽選資金による実績）
- 配当実績あり。年一回の配当金を予定。想定価格と前期実績で計算すると、配当利回りは3.1％
- オファリングレシオが38.4％と高い（オファリングレシオによる実績）
- やや地味な印象がある事業内容
- 上場の意義がわからない（感じ取れない）
- 12月はIPOが多く、選別される可能性あり。上場ラッシュによる資金枯れも
- 上位株主は役員関連。代表とその資産会社が大半を保有
- 昭和57年（1982年）から続く老舗企業
12.7追記。仮条件が想定発行価格（835円）より4.2％の上振れ決定（835円 ～ 870円）したので、初値予想を850円 ～ 900円に修正。予想利益は-2,000円～3,000円です。
目論見書の想定仮条件は835円。初値予想は810円 ～ 860円としました。
予想利益は-2,500円～2,500円で、市況によっては公募割れのリスクがあるIPOになります。
カブスルは相場の動向と残りの抽選資金を考慮して、ブックビルディングに参加するか決めようと思います。
ブックビルディングの参加スタンスは Twitterにて発信しています。
庶民のIPO限定のタイアップ企画を行っていますので、口座開設がまだの方は お得なこの機会に是非どうぞ( ￣∇￣)
