コロンビア・ワークス(146A):IPO上場情報と初値予想


コロンビア・ワークスは、不動産開発、不動産賃貸管理、ホテル運営を行っている企業です。グループは同社と連結子会社3社で構成。

事業内容

売上高の98.8%が不動産開発サービス。

レジデンス(賃貸マンション)、オフィス、ホテル等を不動産開発サービスの対象とし、レジデンスは「Blance」「LUMIEC」、オフィスは「BIASTA」のブランド名で開発を行っています。

設立は2013年5月
同社の従業員数は32名、平均年齢は34.5歳、平均勤続年数は3.6年、平均年間給与は714.2万円。連結の従業員数は47名(2024年1月末)


コロンビア・ワークスのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、コロンビア・ワークスの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

コロンビア・ワークスの上場日

C
  • IPO人気:なし
  • オファリングレシオ:高い
  • 調達金額:大きい

上場日 2024/3/27(水) 証券コード 146A
市場 東証スタンダード 業種 不動産業
Webサイト Webサイト 単元株 100株
Yahoo!ファイナンス コロンビア・ワークス(146A)
時価総額
110億円(公開価格で計算)
124.8億円(初値で計算)

コロンビア・ワークスのブックビルディング内容

ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。

ブックビルディング期間

2024/3/8 (金) ~ 3/14 (木)

仮条件 3,110円~3,300円 (抽選資金:31.1万円 ~ 33万円)
当選口数 10,505口
発行済株式数 3,333,400株 オファリングレシオ 31.5%
公募株数 833,400株 売出株数 80,100株
吸収金額 34.6億円 O.A分 137,000株
仮条件決定日 3/6 (水) 公開価格決定日 3/15 (金)
購入期間 3/18 (月) ~ 3/22 (金)

※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。

コロンビア・ワークスの公開価格と初値

仮条件 3,110円~3,300円
公開価格 3,300円 初値 3,745円
騰落率 13.48%  倍率  1.13倍
初値売り損益 44,500円(3,745円 - 3,300円)× 100株

※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

コロンビア・ワークスの初値予想と予想利益

コロンビア・ワークスの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

仮条件と初値予想

仮条件 3,110円 ~ 3,300円 ※抽選資金:31.1万円 ~ 33万円
上限は6.1%上ブレ↑
初値予想 3,230円 ~ 3,450円※3/6 修正
(1.0倍~1.0倍)
予想利益 -7,000円~1.5万円

想定価格と初値予想

想定価格 3,110円あたり ※抽選資金:31.1万円あたり
初値予想 3,050円 ~ 3,270円 (1.0倍~1.1倍)
予想利益 -6,000円~1.6万円
送信中...

初値予想アンケート

コロンビア・ワークス(146A)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。

公開価格(3,300円)を基準価格に修正しています。

有効回答:335   投票期限:2024/3/26 (火) 23:59まで
3倍以上(9,900円以上)
25票  7%
投票済み

2.5倍以上~3倍未満(8,250円以上~9,900円未満)
7票  2%
投票済み

2倍以上~2.5倍未満(6,600円以上~8,250円未満)
145票  43%
投票済み

1.5倍以上~2倍未満(4,950円以上~6,600円未満)
12票  4%
投票済み

1.2倍以上~1.5倍未満(3,960円以上~4,950円未満)
20票  6%
投票済み

1倍以上~1.2倍未満(3,300円以上~3,960円未満)
44票  13%
投票済み

公募割れ(3,300円未満)
82票  24%
投票済み

コロンビア・ワークスの主幹事と幹事証券

コロンビア・ワークスのIPOを取り扱っている証券会社です。

コロンビア・ワークスの割当数とネット抽選の当選数

目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。

割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。

証券会社 割当率 割当数 ネット
抽選分
主幹事
野村證券
96.52% 1,013,900株 1,013口
SMBC日興証券 1.09% 11,400株 11口
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 0.87% 9,100株 9口
楽天証券 0.44% 4,600株 46口
SBI証券 0.44% 4,600株 27口
岩井コスモ証券 0.44% 4,600株 4口
あかつき証券 0.22% 2,300株 0口

委託幹事であるauカブコム証券SBIネオトレード証券は、委託数が公表されていません。

楽天証券の抽選倍率は、518倍でした。

現金7,500円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンライン松井証券。平等抽選のauカブコム証券。落選でポイントが貯まるSBI証券


コロンビア・ワークスの決算情報

単独 財務情報 (単位/百万円)

決算期 2022年12月 2021年12月 2020年12月
売上高 10,879 9,922 8,838
経常利益 1,818 1,049 873
当期利益 1,160 702 540
純資産 5,852 4,784 4,181
配当金 69.60 36,800.00 40,000.00
EPS 464.05 280.89 216,399.62
BPS 2,340.93 1,913.67 1,672,776.12
※配当金、EPS、BPSは(単位/円)

連結 財務情報 (単位/百万円)

決算期 2022年12月 2021年12月
売上高 11,013 10,002
経常利益 1,854 1,029
当期利益 1,174 682
純資産 5,798 4,715
EPS 469.75 272.83
BPS 2,319.28 1,886.32
※EPS、BPSは(単位/円)
業績

コロンビア・ワークスのPERとPBR

公開価格(3,300円)で算出したPERとPBRです。

決算月 PER PBR EPS BPS
2021年12月
(実績/連結)
12.1倍 1.75倍 272.83 1,886.32
2022年12月
(実績/連結)
7.03倍 1.42倍 469.75 2,319.28
2023年12月
(実績/連結)
5.44倍 - 606.54 -
2024年12月
(予想/連結)
5.75倍 - 574.23 -

コロンビア・ワークスの配当金と配当利回り

公開価格(3,300円)と配当金で算出した配当利回りです。

決算月 1株あたり
の配当金
配当利回り 配当性向
2021年12月
(実績)
36.8円 1.12% 13.1%
2022年12月
(実績)
69.6円 2.11% 14.99%
2023年12月
(予定)
91円 2.76% -

上位株主とロックアップ情報

コロンビア・ワークスの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。

株主名 株数 売出数 ロック
アップ
Nstyle株式会社 役員等により総株主の議決権の過半数が所有されている会社 1,300,000
52.00%
- 90日
中内 準 代表取締役 1,035,000
41.40%
74,800 90日
水山 直也 取締役 165,000
6.60%
5,300 90日
  • 90日のロックアップ期間は、2024年6月24日まで
詳細は目論見書にてご確認ください。

直近の類似IPOの上場結果

コロンビア・ワークスと市場と業種が同じIPOの上場結果です。

「市場:スタンダードまたは東証二部」かつ「業種:不動産業」の直近のIPO結果です。

コロンビア・ワークスのIPO分析

2024年12月期の業績予想が発表されています。
不動産業界は建設資材の高騰のあおりをうけそうですが、レジデンス物件(賃貸マンション)が堅調のようで増収増益の予想。

業績予想

業績予想値で算出したPERは5.4倍。
配当金は91円で利回りは2.93%。前期の配当性向は15%(PERとPBR

株価が高い値がさ株はIPOで人気ありますが、IPOラッシュ終盤での値がさ株は資金的に用意するのがキツそう。

不動産業の割安株、配当利回りはそこそこ。
高配当株投資に注目度が集まり、同社も今後の増配が期待できそうですが、IPOとしての注目度で考えると、このラッシュ時では注目度が低くなりそうです。

考え方によっては配当金狙いで、初値形成後のセカンダリー投資として購入しても良さそう。(自己責任でお願いします)
ただ、高配当狙いの投資家を集めるなら配当利回りは3.5%以上は欲しいところ。また、不動産セクターは配当利回りが高い企業が多いです。

【3.7追記】公開価格が仮条件の上限価格の+20%(3,960円)で決まる可能性があります。公開価格が仮条件の価格帯より上振れる理由は?

参考までに

評価は下記を考慮して、公募割れのリスクがややある「C」に設定しました。

公募割れのリスクあり
  • 業績が好調(決算情報
  • 2024年12月期の業績予想(前期比)は、売上高 20,081百万円(+38.8%)、営業利益 3,026百万円(+11.3%)
  • 今期の配当金は91円の予定。仮条件の上限価格で算出した配当利回りは2.76%。増配傾向
  • 株価が高い値嵩株。価格が上下に大きく振れやすく、利ザヤ狙いの投資家に人気あり
  • オファリングレシオが31.5%と高いIPOデータ
  • 市場からの吸収金額が34.6億円とやや大きい
  • IPOで人気の低い東証スタンダード市場
  • 3月のIPOラッシュによる投資家の資金枯渇。選別される可能性あり
  • 同日に3社が上場。前日に4社が上場
  • 仮条件の上限価格と2024年12月期の予想実績(連結)によるPERは5.75倍。前期実績で計算したPERは5.4倍、PBRは1.42倍(PERとPBR
  • 上位株主は役員関連。売り圧力が低い

3.6追記。仮条件が想定発行価格(3,110円)より6%の上振れ決定(3,110円 ~ 3,300円)しましたが、割安感がその分薄れ初値予想をやや下方へ修正(3,230円 ~ 3,450円)。予想利益は-7,000円~1.5万円です。

目論見書の想定仮条件は3,110円。初値予想は3,050円 ~ 3,270円としました。
予想利益は-6,000円~1.6万円で、市況によっては公募割れのリスクがあるIPOになります。

上場日の相場環境により、利益にも損失にもなりそうなIPO。
カブスルは抽選資金に余裕があればブックビルディングに参加する予定です。

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追加の委託幹事として、auカブコム証券が決まりました。
委託幹事は気づかれないことも多いので可能なら参加しておきたいです。

また、野村證券はブックビルディング時の抽選資金が不要です。
当選した後に購入資金を入金すればよいという、嬉しいシステムを採用。

そのほか、楽天証券岩井コスモ証券でも参加が可能です。

ブックビルディングの参加スタンスは Twitterにて発信しています。

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