テクノロジーズ(5248):IPO上場情報
テクノロジーズは、映像ソフトウェア制作、AI等デジタル技術に関連したシステム開発、人材派遣会社向け業務管理システムの提供を行っている企業です。グループは同社と連結子会社1社で構成。
ITソリューション事業
特定の業界、業種に縛られず、エンターテイメントに関連する映像ソフトウェア開発領域やAI開発領域、DX開発領域など。幅広い開発実績。販売実績の97.3%を占める主力事業。
エンターテイメントに関連する映像ソフトウェア開発は、遊技機メーカー等(パチンコ・パチスロ)からの1次請けを中心に受託開発。顧客企業のリピート率は99.7%。(2022年1月末現在)
AI等のデジタル技術を利用したシステム・アプリケーション開発は、特にエンターテイメント領域を中心としたAI開発を行ってきた知見を活かし、音声・画像にはおいては、様々な対象物に対して認識・解析・提案を行うAIソフトウェアを提供。画像においては、顔や文字などを特定・判別する技術、また骨格までを検知した解析が可能。
SaaS事業
中小の人材派遣会社向けにUI/UXに拘って開発された業界最安値の派遣管理システム「jobs」を提供。
ターゲットは、資本金3億円以下、常時使用従業員数300名以下の中小企業で、価格を抑えているのが特徴か。
jobsの平均月次解約率は4.0%。(2022年1月期)
設立は2014年8月。
同社の従業員数は2022年11月末で9名、平均年齢は31.8歳、平均勤続年数は1.3年、平均年間給与は325.1万円。
テクノロジーズのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、テクノロジーズの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
テクノロジーズの上場日
上場日 | 2023/1/26(木) | 証券コード | 5248 |
---|---|---|---|
市場 | 東証グロース | 業種 | 情報・通信業 |
Webサイト | Webサイト | 単元株 | 100株 |
Yahoo!ファイナンス | テクノロジーズ(5248) | ||
時価総額 | 27.2億円(公開価格で計算) 99.1億円(初値で計算) |
テクノロジーズのブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
ブックビルディング期間 |
2023/1/11 (水) ~ 1/17 (火) |
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仮条件 | 900円~1,000円 (抽選資金:9万円 ~ 10万円) | ||
当選口数 | 8,050口 | ||
発行済株式数 | 2,715,400株 | オファリングレシオ | 29.6% |
公募株数 | 300,000株 | 売出株数 | 400,000株 |
吸収金額 | 8億円 | O.A分 | 105,000株 |
仮条件決定日 | 1/10 (火) | 公開価格決定日 | 1/18 (水) |
購入期間 | 1/19 (木) ~ 1/24 (火) |
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
- IPO管理帳 / IPO管理帳ログイン版
IPOの申込み、当選管理がカンタンに。 - IPOのメール通知システム
ブックビルディングの開始時にメールが届く。
テクノロジーズの公開価格と初値
仮条件 | 900円~1,000円 | ||
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公開価格 | 1,000円 | 初値 | 3,650円 |
騰落率 | 265.00% | 倍率 | 3.65倍 |
初値売り損益 | 265,000円(3,650円 - 1,000円)× 100株 |
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
テクノロジーズの初値予想と予想利益
テクノロジーズの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
仮条件 |
900円 ~ 1,000円
※抽選資金:9万円 ~ 10万円
上限は5.3%上ブレ↑ |
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初値予想 |
1,500円 ~ 2,000円※1/10 修正
(1.5倍~2.0倍) |
予想利益 | 5万円~10万円 |
想定価格と初値予想
想定価格 | 950円あたり ※抽選資金:9.5万円あたり |
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初値予想 | 1,420円 ~ 1,900円 (1.5倍~2.0倍) |
予想利益 | 4.7万円~9.5万円 |
初値予想アンケート
テクノロジーズ(5248)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。
公開価格(1,000円)を基準価格に修正しています。
有効回答:643票 投票期限:2023/1/25 (水) 23:59までテクノロジーズの主幹事と幹事証券
テクノロジーズのIPOを取り扱っている証券会社です。
テクノロジーズの割当数とネット抽選の当選数
目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。
割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。
証券会社 | 割当率 | 割当数 | ネット 抽選分 |
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主幹事 東洋証券 |
85.22% | 686,000株 | 0口 |
SBI証券 | 5.22% | 42,000株 | 252口 |
マネックス証券 | 1.74% | 14,000株 | 140口 |
楽天証券 | 1.74% | 14,000株 | 140口 |
東海東京証券 | 1.74% | 14,000株 | 14口 |
松井証券 | 0.87% | 7,000株 | 49口 |
岩井コスモ証券 | 0.87% | 7,000株 | 7口 |
極東証券 | 0.87% | 7,000株 | 0口 |
水戸証券 | 0.87% | 7,000株 | 0口 |
あかつき証券 | 0.87% | 7,000株 | 0口 |
楽天証券の抽選倍率は、215倍でした。
現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンラインと松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券
テクノロジーズの決算情報
単独 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2022年1月 | 2021年1月 | 2020年1月 |
---|---|---|---|
売上高 | 192,276 | 141,766 | 8,640 |
経常利益 | -6,967 | -2,131 | -36,007 |
当期利益 | -5,795 | -2,308 | -36,201 |
純資産 | 339,521 | 345,317 | 197,625 |
配当金※ | ― | ― | ― |
EPS※ | -2.40 | -1.01 | -3,542.93 |
BPS※ | 140.57 | 142.96 | 17,341.68 |
前期比(売上高) | 35.6% | 1540.8% | ― |
連結 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2022年1月 | 2021年1月 |
---|---|---|
売上高 | 789,282 | 785,227 |
経常利益 | 61,450 | 23,246 |
当期利益 | 81,260 | 29,364 |
純資産 | 357,452 | 277,192 |
EPS※ | 33.64 | 12.87 |
BPS※ | 147.99 | 114.76 |
前期比(売上高) | 0.5% | ― |
上位株主とロックアップ情報
テクノロジーズの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。
株主名 | 株数 | 売出数 | ロック アップ |
---|---|---|---|
良原 広樹 代表取締役社長 |
1,449,600株
60.01%
|
320,600株 | 180日 |
石原 慎也 |
317,800株
13.16%
|
- | 180日 |
伊藤 繁三 |
231,600株
9.59%
|
- | 90日 |
畠山 学 取締役 |
228,800株
9.47%
|
46,600株 | 180日 |
株式会社エコ革 |
154,800株
6.41%
|
- | 180日 |
宮内 駿 取締役 |
32,800株
1.36%
|
32,800株 |
直近の類似IPOの上場結果
テクノロジーズと市場と業種が同じIPOの上場結果です。
テクノロジーズのIPO分析
ITソリューション事業が同社の主力事業で97.3%を占めます。(第8期連結会計年度)
主な販売相手先は加賀電子やニューギン。
2022年1月期のグループのITソリューション事業の外注比率は37%。
同社としては外注比率の低減を目指しているよう。(品質の安定化のためにもその方が良さそう)
SaaS事業は実績的には まだまだこれからですが、伸び率は高そう。
事業内容としては、特段目新しいものはないですが、2022年末から約一ヵ月ぶりのIPOとなります。
例年、一発目のIPOは投資資金が集まり人気化します。
業種はIPOで人気の情報・通信業、受給も絞られており、初値に関しては割れる心配は少なさそうです。
取締役の方1名は上場時に全株売出し。退職でもされるんでしょうか?チョットだけ気になります。
想定価格と2022年1月期の実績(連結)によるPERは28.2倍。
価格面でみると適正価格のような気もしますが、IPOで人気のあるワード(AI、SaaS)が目論見書にも散りばめられていたので、個人投資家からは人気ありそう。
心配なのは上場日の相場環境くらい。
新年一発目のIPOなので景気の良い初値を期待したく、カブスルも全力でブックビルディングに参加する予定です。
参考までに
評価は下記を考慮して、人気が高い「A」に設定しました。
(評価Bと迷いましたがご祝儀的な勢いも期待して繰上げ)
- IPOで人気のあるIT関連企業
- 市場からの吸収金額が8億円と小さい(吸収金額による実績)
- 購入単価が低いIPOが好調(抽選資金による実績)
- 例年、最初のIPOは盛り上がる。2022年以外は絶好調
- 約一ヶ月ぶりのIPO。久しぶりのIPOは過熱する傾向。また、次のIPOも決まっておらず資金が入りやすい
- 上場市場の東証グロース市場が軟調
- 想定価格と前期実績(連結)によるPERは28.2倍
- SaaS事業は今後の伸びに期待。現在の解約率は4.0%
1.10追記。仮条件が想定発行価格(950円)より5.3%の上振れ決定(900円 ~ 1,000円)したので、初値予想を1,500円 ~ 2,000円に修正。予想利益は5万円~10万円です。
目論見書の想定仮条件は950円。初値予想は1,420円 ~ 1,900円としました。
予想利益は4.7万円~9.5万円です。
公募割れリスクは低いと思われるIPO。
カブスルは積極的に幹事証券から参加して当選を狙います!
1人1票の平等抽選で、資金力に左右されない当選が期待できるマネックス証券や、落選しても次回以降の当選チャンスに活かせるポイントが付与されるSBI証券がおすすめです。
カブスルはこちらの2社だけでIPOに47回当選しています。(全当選数の34.6%)
松井証券はブックビルディング時の抽選資金が不要です。
当選した後に購入資金を入金すればよいという、嬉しいシステムを採用。
松井証券はIPOの引受部門にチカラを入れており、幹事数が増えています。(5割目標)
ちなみに、主幹事の東洋証券は、店頭のみでIPOの申し込みを受け付けています。
また、普段から取引などのお付き合いがなく、IPOだけ目当ての顧客にはIPOの割当は回ってこないと思われますので、他の幹事証券から当選を狙うのがおススメです。
ブックビルディングの参加スタンスは Twitterにて発信しています。
庶民のIPO限定のタイアップ企画を行っていますので、口座開設がまだの方は お得なこの機会に是非どうぞ(  ̄∇ ̄)