ライフドリンク カンパニー(2585):IPO上場情報
ライフドリンク カンパニーは、清涼飲および茶葉の製造・仕入・販売を行っている企業です。
EC専用の主力商品として強炭酸水「ZAO SODA」とミネラルウォーター「彩水」を楽天市場、amazon、PayPayモールで販売。
ZAO SODAは楽天上半期ランキング2021で総合3位、水・ソフトドリンク部門1位に入賞。
設立は1950年10月。
従業員数は2021年9月末で390名、平均年齢は40.5歳、平均勤続年数は5.8年、平均年間給与は444.6万円。
グループは同社と関連会社1社で構成。
ライフドリンク カンパニーのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、ライフドリンク カンパニーの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
ライフドリンク カンパニーの上場日
上場日 | 2021/12/21(火) | 証券コード | 2585 |
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市場 | 東証二部 | 業種 | 食料品 |
Webサイト | Webサイト | 単元株 | 100株 |
Yahoo!ファイナンス | ライフドリンク カンパニー(2585) | ||
時価総額 | 192.7億円(公開価格で計算) 179.1億円(初値で計算) |
ライフドリンク カンパニーのブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
ブックビルディング期間 |
2021/12/6 (月) ~ 12/10 (金) |
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仮条件 | 1,510円~1,535円 (抽選資金:15.1万円 ~ 15.35万円) | ||
当選口数 | 41,679口 | ||
発行済株式数 | 12,550,500株 | オファリングレシオ | 33.2% |
公募株数 | 1,324,500株 | 売出株数 | 2,299,800株 |
吸収金額 | 63.9億円 | O.A分 | 543,600株 |
仮条件決定日 | 12/3 (金) | 公開価格決定日 | 12/13 (月) |
購入期間 | 12/14 (火) ~ 12/17 (金) | ||
備考 |
【12.14追記】公募は、国内615,000株、海外709,500株(海外販売の割合 53.6%)。売出は、国内1,067,900株、海外1,231,900株(海外販売の割合 53.6%)。 |
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
ライフドリンク カンパニーの公開価格と初値
仮条件 | 1,510円~1,535円 | ||
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公開価格 | 1,535円 | 初値 | 1,427円 |
騰落率 | -7.04% | 倍率 | 0.93倍 |
初値売り損益 | -10,800円(1,427円 - 1,535円)× 100株 |
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
公募割れ時の株価下落の目安となる引受価額は、1,427.55円でした。
ライフドリンク カンパニーの初値予想と予想利益
ライフドリンク カンパニーの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
仮条件 |
1,510円 ~ 1,535円
※抽選資金:15.1万円 ~ 15.35万円
上限は1.7%上ブレ↑ |
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初値予想 |
1,485円 ~ 1,555円※12/3 修正
(1.0倍~1.0倍) |
予想利益 | -5,000円~2,000円 |
想定価格と初値予想
想定価格 | 1,510円あたり ※抽選資金:15.1万円あたり |
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初値予想 | 1,460円 ~ 1,530円 (1.0倍~1.0倍) |
予想利益 | -5,000円~2,000円 |
初値予想アンケート
ライフドリンク カンパニー(2585)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。
公開価格(1,535円)を基準価格に修正しています。
有効回答:146票 投票期限:2021/12/20 (月) 23:59までライフドリンク カンパニーの主幹事と幹事証券
ライフドリンク カンパニーのIPOを取り扱っている証券会社です。
ライフドリンク カンパニーの割当数とネット抽選の当選数
目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。
割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。
証券会社 | 割当率 | 割当数 | ネット 抽選分 |
---|---|---|---|
主幹事 SMBC日興証券 |
67.83% | 2,827,200株 | 2,827口※ |
主幹事 大和証券 |
23.48% | 978,500株 | 978口※ |
みずほ証券 | 3.48% | 144,900株 | 144口※ |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 2.61% | 108,700株 | 108口※ |
マネックス証券 | 0.87% | 36,200株 | 362口※ |
楽天証券 | 0.87% | 36,200株 | 362口※ |
SBI証券 | 0.87% | 36,200株 | 217口※ |
大和コネクト証券のネット抽選分は、97口あたりが想定されます。(大和証券の約1%)
委託幹事であるauカブコム証券は、委託数が公表されていません。
※海外売出し1,941,400株分が含まれているので、実際のネット抽選分は数値より低いです。
楽天証券の抽選倍率は、76倍でした。
現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンラインと松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券
ライフドリンク カンパニーの決算情報
単独 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2021年3月 | 2020年3月 | 2019年3月 |
---|---|---|---|
売上高 | 22,735 | 19,481 | 19,026 |
経常利益 | 1,169 | 408 | -1,126 |
当期利益 | 1,402 | 431 | -186 |
純資産 | 2,032 | 626 | 197 |
配当金※ | ― | ― | ― |
EPS※ | 124.93 | 38.46 | -4,985.73 |
BPS※ | 181.05 | 55.81 | 5,269.11 |
前期比(売上高) | 16.7% | 2.4% | ― |
上位株主とロックアップ情報
ライフドリンク カンパニーの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。
株主名 | 株数 | 売出数 | ロック アップ |
---|---|---|---|
Sunrise Capital II, L.P. PE |
4,015,200株
34.21%
|
753,600株 | 360日 |
Sunrise Capital II (Non-U.S.), L.P. PE |
3,577,200株
30.48%
|
671,400株 | 360日 |
田中 利子 |
1,290,000株
10.99%
|
675,100株 | 360日/ 1.5倍 |
Sunrise Capital II (JPY), L.P. PE |
693,600株
5.91%
|
130,100株 | 360日 |
田中 将雄 |
682,500株
5.81%
|
- | 360日/ 1.5倍 |
田中 頼広 |
322,500株
2.75%
|
34,800株 | 360日/ 1.5倍 |
田中 頼成 |
322,500株
2.75%
|
- | |
湯川 照美 |
322,500株
2.75%
|
34,800株 | 360日/ 1.5倍 |
岡野 邦昭 代表取締役 |
150,000株
1.28%
(150,000)
|
- | |
服部 晃幸 従業員 |
30,000株
0.26%
(30,000)
|
- |
ロックアップ解除となる株価(1.5倍)は、2,303円です。
直近の類似IPOの上場結果
ライフドリンク カンパニーと市場と業種が同じIPOの上場結果です。
「市場:東証二部」かつ「業種:食料品」の直近のIPO結果です。
- 2020/09/25 STIフードHD
… 初値売り損益:18,000円
騰落率:9.47%、倍率:1.09倍 - 2014/12/18 大冷
… 初値売り損益:-12,000円
騰落率:-6.67%、倍率:0.93倍 - 2004/10/18 ユニ・チャーム ペットケア
… 初値売り損益:61,000円
騰落率:23.02%、倍率:1.23倍
ライフドリンク カンパニーのIPO分析
1950年創業の老舗企業。
大手より販売価格が安く、EC専用の強炭酸水「ZAO SODA」は楽天上半期ランキング2021で総合3位、水・ソフトドリンク部門1位に入賞。
主要販売先はイオントップバリュ。
プライベートエクイティファンドであるSunrise Capitalが出資し、事業の選択を行い業績が回復した企業。
売出しは持ち株の2割に満たないことから、上場後も影響力を持つと思われます。
また、まだまだ成長すると見込んでいるのでしょうか。
企業のストーリーとしては個人的に好きですが、このIPOラッシュの最中の上場となると、他のIPOより注目度は低くなり、公募割れのリスクもでてきてしまうと思われます。
売出しの規模も小さいことから出口案件としては見られづらいと思いますが、IPOでは将来性が高い事業に人気が集まるので苦戦は必至です。個人的には、初値はともかく、事業の安定化に頑張っていただきたいです。
【12.14追記】海外販売比率は53.6%に決まりました。個人的に思ったよりは海外に回らなかったなぁという印象です。
参考までに
評価は下記を考慮して、公募割れのリスクがややある「C」に設定しました。
- 楽天市場での販売実績が強い。
- グローバルオファリング(海外販売)あり。海外販売比率は53.6%。
- 成長をイメージしにくい事業内容。
- IPOで人気の低い東証二部市場。
- オファリングレシオが33.2%と高い。(オファリングレシオによる実績)
- 同日に4社が上場。
- 12月はIPOが多く、選別される可能性あり。
- 業績は建て直し中。これからに注目
- 有利子負債依存度は65.4%
- 1950年(昭和25年)から続く老舗企業。
- Sunrise Capitalの保有株が多い。売出しは2割未満。
12.3追記。仮条件が想定発行価格(1,510円)より1.72%の上振れ決定(1,510円 ~ 1,535円)しましたが、IPOラッシュの最中の上場はやはりキツイと思うので予想利益は据え置きました。(-5,000円~2,000円)
目論見書の想定仮条件は1,510円。初値予想は1,460円 ~ 1,530円としました。
予想利益は-5,000円~2,000円で、市況によっては公募割れのリスクがあるIPOになります。
上場日の相場環境により、利益にも損失にもなりそうなIPO。(やや損失寄りかも)
カブスルは相場の動向と抽選資金を確認して、ブックビルディングに参加するか決めようと思います。