複数の証券会社に口座開設し、IPOに参加しよう!
IPOの当選を目指すには、ブックビルディング(抽選)に参加する必要があると説明しましたが、どこの証券会社からもIPOの抽選に申し込めるわけではありません。
新規に上場する企業(IPO)ごとに、主幹事証券や引受幹事証券が決まっています。
IPOは、幹事となった証券会社からブックビルディング(抽選)に参加できます。
証券会社に口座開設してブックビルディングに備える
IPOのスケジュールや実績を見ると、お分かり頂けると思いますが、IPOごとに幹事証券が違います。
- X社のIPOの幹事証券は、A証券会社とB証券会社。
- Y社のIPOの幹事証券は、C証券会社とD証券会社。
- Z社のIPOの幹事証券は、A証券会社とC証券会社。
具体例として、オプティムとビーロットの幹事証券を見てみましょう。
それぞれ、担当している主幹事証券と引受幹事証券が違います。

仮に、証券会社の口座を開設しているのがマネックス証券だけの場合、引受幹事証券になっているオプティムのブックビルディングには参加できますが、ビーロットのブックビルディングには参加できません。
このように、口座開設している証券会社がひとつだけだと、IPOのブックビルディング(抽選)に参加できる機会が少なくなります。
つまり、抽選に参加できないのでIPOの当選チャンスが少なくなります。
口座開設数は多い方が有利!
口座開設は多い方が、抽選に参加できるIPOも増えます。
極端にいえば、国内すべての証券会社に口座開設することですが、それは現実的に厳しいですし、実は意味がありません。
証券会社の中には、幹事証券になる回数が多かったり、ブックビルディングの抽選方法が平等抽選で、投資資金の少ない庶民でも当選しやすい証券会社があります。
そういった証券会社を中心に口座開設すると、ほぼ全てのIPOの抽選に参加することができます。
目的に応じてオススメの証券会社を紹介していますので、下記の記事も参考にしてみてください。
理想は紹介している証券会社すべての口座開設ですが、まずは3~5社からはじめて徐々に増やしていくのもよいと思います。
IPO当選に必須の証券会社 3社
選択肢が多いと迷うと思いますので、カブスルが選ぶ IPO当選に必須の証券会社を3社 紹介します。
カブスルはこちらで紹介する3社だけでIPOに59回 当選しています。
(全当選数の66.3%)
平等抽選の「マネックス証券」

カブスルのメイン証券会社であるマネックス証券は、IPOの抽選が平等抽選になります。
マネックス証券は、IPOの引受幹事数も多く、資金量に関係がない平等抽選ですので、100株の応募でOKです。
主幹事が多く平等抽選の「SMBC日興証券 ダイレクトコース」

1人1票の「平等抽選」で庶民でも当選確率が期待できるSMBC日興証券のダイレクトコースもおすすめです。
主幹事になると IPOの割当数(当選数)が多くなります。
SMBC日興証券は、資金量に関係ない平等抽選ですので、100株の応募でOKです。
複数当選も可能で外れても次回のチャンスあり「SBI証券」

SBI証券は、上記二社と違い 抽選に応募する口数が多ければ多い程当選確率が上がる「口数比例方式」を採用しています。
※買えば買う程 高額当選の確率が上がる宝くじのようなものです。
また、IPOの複数当選も可能となっており「ゆうちょ銀行」など 当選数が多いIPOでは複数当選に期待が持てます。
IPOの抽選に残念ながら外れてしまった場合、次回の当選チャンスに活かせる「IPOチャレンジポイント」が付与されます。
実はこれが凄いシステムで、カブスルは超人気IPOに300株当選し約300万円の利益に、5歳のこどもも当選しました。
証券会社選びにつきましては、下記の記事も参考にしてみてください。
まずは、これらの証券会社を中心に口座開設を行い、IPOのブックビルディング(抽選)に参加できる機会を増やしていきましょう!