引受幹事証券とは?複数の証券会社が幹事に
引受幹事証券は、IPOの引受け、販売を行う証券会社です。
IPOの申し込みは、主幹事証券や引受幹事証券から行います。
世の中に証券会社は多くありますが、IPOを行う幹事証券のメンバーは ほぼ決まっています。




引受幹事証券は複数の証券会社
主幹事証券は1社が務めることが多いですが、引受幹事証券は通常 複数の証券会社が幹事となります。
参考までにWelbyの幹事証券はこちら。

Welbyの場合、赤枠で囲んだ引受幹事証券と、主幹事証券の合計8社からIPOに申込むことができます。
幹事が多い証券会社をチェックしよう
IPOの申し込み(ブックビルディング)ができるのは、幹事証券です。
幹事証券になる証券会社は決まっていますので、口座開設しておくとIPOの抽選に参加できる機会が増えます。
逆に言うと、幹事証券以外に口座開設してもIPOに参加できません。
2021年の主な証券会社の幹事数です。(IPOは全125社)
証券会社 | 主幹事 | 引受幹事 委託含む |
主幹事+ 引受幹事 |
---|---|---|---|
平等抽選 マネックス証券 |
1社 | 64社 | 65社 全体の52% |
主幹事が多い SMBC日興証券 |
26社 | 54社 | 80社 全体の64% |
ライバル少ない今が超おすすめ CONNECT |
0社 | 49社 | 49社 全体の39% |
抽選資金不要 松井証券 |
0社 | 56社 | 56社 全体の45% |
抽選資金不要 野村證券 |
28社 | 36社 | 64社 全体の51% |
抽選資金不要 SBIネオトレード証券 |
0社 | 21社 | 21社 全体の17% |
2千円もらえる SBI証券 |
21社 | 101社 | 122社 全体の98% |
楽天証券 | 0社 | 74社 | 74社 全体の59% |
auカブコム証券 | 0社 | 42社 | 42社 全体の34% |
抽選資金不要 岡三オンライン |
0社 | 47社 | 47社 全体の38% |
DMM.com証券 | 0社 | 5社 | 5社 全体の4% |
みずほ証券 | 33社 | 50社 | 83社 全体の66% |
大和証券 | 16社 | 33社 | 49社 全体の39% |
なるべく多くのIPOに参加して当選確率を上げられるよう、主要な証券会社にはあらかじめ口座を開設しておきましょう。
データページなどで、幹事数が多い証券会社を把握できます。
IPOの当選確率を上げるには引受幹事証券からも参加しよう!
IPOの割当数は主幹事が一番多いですが、当選しやすいのが主幹事とは限りません。
カブスルは主幹事からの当選が62回、主幹事以外からの当選が63回。
特に一般人の方は、資金力が資産家に比べると低いです。
平等抽選を採用している証券会社では資金力に関係なくIPOに当選するチャンスがありますので、IPOに参加できる証券会社はなるべく口座開設して申し込むと、当選するチャンスもアップします。
