引受幹事証券とは?主幹事証券との違いについて

引受幹事証券は、IPOの引受け、販売を行う証券会社です。

IPOの申し込みは、主幹事証券や引受幹事証券から行います。

幹事証券 内容
主幹事証券 IPOにおいてリーダー的な役割を担う証券会社。ブックビルディングを主導
引受幹事証券 株式を引き受け、主幹事証券と協力し株式を市場に売り出す証券会社
委託幹事証券 主幹事証券や引受幹事証券から委託されて販売する証券会社。通称 裏幹事

世の中に証券会社は多くありますが、IPOを行う幹事証券のメンバーは ほぼ決まっています。

4コマ漫画:引受幹事とは?1コマ目 4コマ漫画:引受幹事とは?2コマ目 4コマ漫画:引受幹事とは?3コマ目 4コマ漫画:引受幹事とは?4コマ目

引受幹事証券は複数の証券会社

主幹事証券は1社が務めることが多いですが、引受幹事証券は通常 複数の証券会社が幹事となります。

参考までにWelbyの幹事証券はこちら。

Welbyの幹事証券

Welbyの場合、赤枠で囲んだ引受幹事証券と、主幹事証券の合計8社からIPOに申込むことができます。

幹事が多い証券会社をチェックしよう

IPOの申し込み(ブックビルディング)ができるのは、幹事証券です。

幹事証券になる証券会社は決まっていますので、口座開設しておくとIPOの抽選に参加できる機会が増えます。

逆に言うと、幹事証券以外に口座開設してもIPOに参加できません。

2022年の主な証券会社の幹事数です。(IPOは全91社)

証券会社 主幹事 引受幹事
委託含む
主幹事+
引受幹事
平等抽選
マネックス証券
0社 60社 60社全体の66%
主幹事が多い
SMBC日興証券
24社 23社 47社全体の52%
ライバル少ない今が超おすすめ
大和コネクト証券
0社 42社 42社全体の46%
抽選資金不要
松井証券
0社 55社 55社全体の60%
2千円もらえる
SBI証券
13社 76社 89社全体の98%
抽選資金不要
SBIネオトレード証券
0社 21社 21社全体の23%
抽選資金不要
岡三オンライン
0社 38社 38社全体の42%
岡三証券 2社 36社 38社全体の42%
幹事数UPで存在感も
楽天証券
0社 65社 65社全体の71%
auカブコム証券 0社 23社 23社全体の25%
岩井コスモ証券 0社 37社 37社全体の41%
抽選資金不要
野村證券
11社 27社 38社全体の42%
みずほ証券 19社 28社 47社全体の52%
大和証券 17社 25社 42社全体の46%

なるべく多くのIPOに参加して当選確率を上げられるよう、主要な証券会社にはあらかじめ口座を開設しておきましょう。

データページなどで、幹事数が多い証券会社を把握できます。

IPOの当選確率を上げるには引受幹事証券からも参加しよう!

IPOの割当数は主幹事が一番多いですが、当選しやすいのが主幹事とは限りません。

カブスルは主幹事からの当選が66回、主幹事以外からの当選が76回

一般の方は、資産家に比べると資金力が低いです。

平等抽選を採用している証券会社では資金力に関係なくIPOに当選するチャンスがありますので、IPOに参加できる証券会社はなるべく口座開設して申し込むと、当選するチャンスもアップします。

平等抽選は投資資金が少ない庶民にも優しい!

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