IPOの抽選資金は各証券会社にいくらずつ入金すればよい?
IPOの抽選資金をどれくらい各証券会社へ入金すればいいのか…と迷っている方へ。
IPO歴16年、当選回数89回のカブスルが、各証券会社への入金額の振り分け金額を紹介します。
また、入金額の根拠やポイントも合わせて説明します。
ちなみに、すべての証券会社に同じ金額を入金している方、たぶん効率が悪いはずです。
なぜなら、各証券会社で抽選方法が違いますし、抽選資金拘束のタイミングも違います。




下記の各証券会社の入金例は、あくまでご参考程度にどうぞ。
なお、入金管理に便利なエクセルも公開しています。
目次
IPO抽選に対する考え方
まず、最初に カブスルのIPOの抽選に対する考え方を紹介させて頂きます。
私と考え方が似ている方は、これから紹介する入金例が参考になるかと思います。
ワンポイント
- 抽選の機会をなるべく増やす!
- 1人1票の平等抽選の証券会社で当選を狙う。
- 抽選資金が増えるたびに、各証券会社への入金額を増やす。
- 基本的に、平等抽選の証券会社を中心に入金。
(カブスルは平等抽選方式の当選回数が全体の70.8%) - 主力は、マネックス証券とSMBC日興証券。
- 抽選資金不要の証券会社は積極利用!
- 抽選資金が不要(0円)でIPOに参加できる証券会社は積極利用!
- 特に野村證券は主幹事が多い。岡三オンライン証券は幹事が多い。
- 抽選資金が必要ないので利用しない手はない!
- 運だめしで参加し、当選したら購入資金を用意!
- IPOチャレンジポイントも貯めておきたい!
- 将来の当選につながるIPOチャレンジポイントは、コツコツと貯めておきたい。
- なるべくIPOに参加しますが、資金が少ないうちは利用しません。
(資金面で当選が不利な為と 平等抽選の証券会社に資金を回したい為) - 資金が増えたら積極参加し、ポイントを貯めていきます。
- なるべく抽選資金を移動しない
- 抽選資金を移動すると効率良く応募できる反面、資金移動や管理の手間が増えます。
- 初心者のうちは資金移動はしない方が抽選に集中できると思います。
(慣れてきたら、資金を移動させて応募機会を増やしていきましょう!)
これから紹介する各証券会社への入金例は、身内・知人にも同様に勧めております。
【50万円未満】抽選資金が少ない場合はシンプルに!
10万円~50万円の抽選資金がある場合の、各証券会社の入金例です。
抽選資金が少ないほど、各証券会社の振り分けは難しいです。
おすすめの証券会社は、5社。
ポイントは、幹事数が多い(抽選機会が多い)ことです。
1. 平等抽選で幹事数が多い証券会社で当選狙い!
カブスルは、2社からの当選回数が35回と多いです。
最低この2社を口座開設し、余裕があれば平等抽選の証券会社の口座を増やしたいです。
2. 抽選資金が不要で幹事数が多い証券会社で運だめし!
特に、野村證券は主幹事の機会もあり、口座開設必須です。
入金ゼロの証券会社は積極的に口座開設しましょう。
抽選資金が10万円の場合
抽選資金が10万円の場合、抽選に参加できるIPOは1~2割です。
10万円未満で参加できるIPOは、2020年は10月時点で15社(全体の27%)、2019年は11社(全体の13%)。
証券会社 | 入金額 |
---|---|
マネックス証券 | どちらかに10万円を入金。 幹事になった証券会社に資金を移動して参加する。 |
SMBC日興証券 | |
野村證券 | 入金ゼロでIPOに参加する。 当選したら資金をかき集めて購入。 |
岡三オンライン証券 | |
松井証券 |
どちらが幹事証券になっても参加できるよう、マネックス証券とSMBC日興証券に口座開設します。
幹事証券になった方に、抽選資金の10万円を移動しIPOに参加します。
2社が幹事証券になった時は、どちらか好きな方で抽選に参加しましょう。
ネット抽選分はIPOにより違います。ネット抽選分が多い方で参加しましょう。
平等抽選の証券会社の口座開設数を増やしても良いですが、上記二社で ほとんどのIPOをカバーできますので、抽選資金が少ないうちは二社だけで良いと思います。
抽選資金が不要の証券会社は、主幹事などの幹事数が多い野村證券がオススメです。
また、幹事数が多い岡三オンライン証券や松井証券にも口座開設しておきたいです。
抽選資金不要の証券会社は口座開設数を増やすと抽選機会が増えますので、無理のない範囲で増やしていきましょう~。
抽選資金が20万円の場合
抽選資金が20万円の場合、グッと増えて抽選に参加できるIPOが5~6割になります。
20万円未満で参加できるIPOは、2020年は10月時点で34社(全体の61%)、2019年は50社(全体の58%)。
カブスルの考える抽選資金の振り分け法は2つ考えられます。
おすすめ1:平等抽選で当選狙い
証券会社 | 入金額 |
---|---|
マネックス証券 | どちらかに20万円を入金。 幹事になった証券会社に資金を移動して参加する。 |
SMBC日興証券 | |
野村證券 | 入金ゼロでIPOに参加する。 当選したら資金をかき集めて購入。 |
岡三オンライン証券 | |
松井証券 |
おすすめ2:IPOチャレンジポイントを貯める
個人的なおすすめは、最初の平等抽選で当選を狙う方法です。身内にも勧めています。
ワンポイント
「おすすめ1」は、抽選資金が10万円の時と同じ方法です。
どちらが幹事証券になっても参加できるよう、マネックス証券とSMBC日興証券に口座開設します。
幹事証券になった方に、抽選資金の20万円を移動しIPOに参加します。
平等抽選の証券会社の口座開設数を増やしても良いですが、上記二社で ほとんどのIPOをカバーできますので、抽選資金が少ないうちは二社だけで良いと思います。
抽選資金が不要の証券会社は、主幹事などの幹事数が多い野村證券がオススメです。
また、幹事数が多い岡三オンライン証券や松井証券にも口座開設しておきたいです。
「おすすめ2」は、SBI証券のIPO落選でもらえるIPOチャレンジポイントを貯める方法です。
平等抽選より当選確率は落ちると思いますが、将来(5年後以上)の当選につながるポイントが確実に貯まっていきます。
また、SBI証券は資金が多いほど有利ですが、少額でも当選しないわけではありません。
(カブスルも少額で3回ほど当選)
「おすすめ1」のマネックス証券とSMBC日興証券は、運任せの当選狙い。
IPOにより抽選資金の移動があるので手間はかかりますが、平等抽選による当選のチャンスがあります。
「おすすめ2」のSBI証券は、数年後(将来)に向けての当選狙いになります。
SBI証券に入金しておけばIPOの重複申し込みが可能ですし、資金の移動がないのでIPOの応募はラクです。
おすすめ1 マネックス証券 SMBC日興証券 |
おすすめ2 SBI証券 |
|
---|---|---|
当選機会 | 平等抽選による当選チャンスあり! | 資金が多い方が有利だけど当選する可能性もあり。 将来的に当選できるポイントが貯まる。 |
資金移動 | 幹事証券により資金を移動する手間がかかる。 | 移動なし。 |
資金の拘束 | 抽選資金は拘束される。 | 重複申し込みが可能。 |
カブスルは身内や知人に、おすすめ1を勧めています。
理由として、手間がかかるが当選機会が多いと思っているのと、IPOチャレンジポイントは あくまでも「落選時のおまけ」と思っているからです。
抽選資金が50万円の場合
抽選資金が50万円の場合の、おすすめの入金例です。
50万円あれば、99%のIPOに参加できます。
おすすめ1:平等抽選で当選狙い
証券会社 | 入金額 |
---|---|
マネックス証券 | それぞれ25万円を入金。 または、どちらかに30万円を入金し、もう片方に20万円を入金。 |
SMBC日興証券 | |
野村證券 | 入金ゼロでIPOに参加する。 当選したら資金をかき集めて購入。 |
岡三オンライン証券 | |
松井証券 | |
抽選資金不要の証券 |
おすすめ2:IPOチャレンジポイントを貯める
50万円の場合のポイントは、50万円を一つの証券会社に入金しないことです。
というのも、50万円の抽選資金を必要とするIPOは全体の1%です。(1~2社)
それよりも、約8割のIPOに参加できる30万円の抽選資金を1つの証券会社に入金し、約5割のIPOに参加できる20万円の抽選資金をもう1つの証券会社に入金した方が、抽選機会が増えます。
ただし、3月や12月のIPOラッシュ時で抽選時期が重なった際は、どちらか一方の証券会社に50万円を集中させる必要も出てくると思います。
【300万円未満】抽選資金が増えるとチャンスが広がる!
抽選資金と各証券会社の入金例です。
抽選資金が100万円を超えると、資金移動の手間もやや減ってきます。
口座開設する証券会社は、抽選機会を増やすために 徐々に増やしていきたいところです。
1. 平等抽選で幹事数が多い証券会社で当選狙い!
カブスルは上記の2社の当選回数が多いです。(35回)
抽選機会(当選チャンス)を増やすために 平等抽選の証券会社を徐々に増やしていきたいところです。
2. 幹事数が多くポイントが貯まる SBI証券でも参加!
IPOチャレンジポイントをコツコツ貯めていきましょう!
3. 抽選資金が不要で幹事数が多い証券会社で運だめし!
当選した場合は購入資金が必要ですが、抽選資金が不要なので抽選への敷居は低いです。
抽選機会(当選チャンス)を増やすために 抽選資金不要の証券会社も徐々に増やしていきたいところです。
抽選資金が100万円の場合
抽選資金が100万円の場合の、おすすめの入金例です。
100万円もあると、いろいろできそうですね!
証券会社 | 入金額 |
---|---|
マネックス証券 | 35万円を入金。 |
SMBC日興証券 | 35万円を入金。 |
SBI証券 | 30万円を入金。 |
野村證券 | 入金ゼロでIPOに参加する。 当選したら資金をかき集めて購入。 |
岡三オンライン証券 | |
松井証券 | |
抽選資金不要の証券 |
IPO当選狙いの戦略として、マネックス証券とSMBC日興証券から抽選(運)による当選を狙います。
投資資金が増えたので50万円の場合よりも、入金額を増やしています。
抽選資金が足りなくなった場合、どちらか一方に抽選資金を集中させる必要があります。
余裕があれば、他の平等抽選の証券会社も口座開設していきましょう。
複数の口座開設により、抽選機会が増えます。
SBI証券の抽選資金は移動させません。
- SBI証券はほとんどのIPOの幹事になる(2019年は全体の95%)
- 同一資金で他のIPOにも応募できる(重複応募が可能)
平等抽選の証券会社で当選を狙いつつ、SBI証券のIPOチャレンジポイントもコツコツと貯めていきましょう。
野村證券や岡三オンライン証券に加えて抽選資金が不要の証券会社も 口座開設数を増やして抽選機会(当選チャンス)を増やしていきたいところです。
抽選資金が150万円の場合
抽選資金が150万円の場合の、おすすめの入金例です。
基本的には100万円の場合と一緒です。
証券会社 | 入金額 |
---|---|
マネックス証券 | 55万円を入金。 |
SMBC日興証券 | 55万円を入金。 |
SBI証券 | 40万円を入金。 |
野村證券 | 入金ゼロでIPOに参加する。 当選したら資金をかき集めて購入。 |
岡三オンライン証券 | |
松井証券 | |
抽選資金不要の証券 |
基本的な戦略としてマネックス証券とSMBC日興証券から抽選(運)による当選を狙うスタンスは変わりません。
主要二社の入金額を100万円の場合よりも多い55万円に増やしています。
※最終的な目標は両証券会社に100万円ずつ入金。
抽選資金が足りなくなった場合、どちらか一方に抽選資金を集中させる必要があります。
余裕があれば、他の平等抽選の証券会社も口座開設していきましょう。
SBI証券の抽選資金は移動させません。
40万円あれば、ほとんどのIPOに応募できます。
- SBI証券はほとんどのIPOの幹事になる(2019年は全体の95%)
- 同一資金で他のIPOにも応募できる(重複応募が可能)
平等抽選の証券会社で当選を狙いつつ、SBI証券のIPOチャレンジポイントもコツコツと貯めていきましょう~。
野村證券や岡三オンライン証券に加えて抽選資金が不要の証券会社も 口座開設数を増やして抽選機会(当選チャンス)を増やしていきたいところです。
抽選資金が200万円の場合
抽選資金が200万円の場合の、おすすめの入金例です。
基本的には150万円の場合と一緒ですが、おすすめパターンが一つ増えます。
おすすめ1:資金移動の手間を減らす
証券会社 | 入金額 |
---|---|
マネックス証券 | 80万円を入金。 |
SMBC日興証券 | 80万円を入金。 |
平等抽選の証券会社 | いつでも参加できるよう口座開設しておく。(入金はしない) |
SBI証券 | 40万円を入金。 |
野村證券 | 入金ゼロでIPOに参加する。 当選したら資金をかき集めて購入。 |
岡三オンライン証券 | |
松井証券 | |
抽選資金不要の証券 |
おすすめ2:抽選機会を増やす
ワンポイント
おすすめ1は、マネックス証券とSMBC日興証券をメインとして入金額を増やし、抽選(運)による当選を狙います。
入金額を150万円の場合よりも多い80万円に増やしています。
※最終的な目標は両証券会社に100万円ずつ入金。
各証券会社に80万円あると、3月や12月のIPOラッシュ時にも資金的に余裕が出てくるので、抽選資金を移動する手間が省けます。
ただし、2月や5月のIPO閑散時は抽選資金がもったいないので、他の平等抽選の証券会社に資金を移動させて、抽選に参加しましょう。
よって余裕があれば、他の平等抽選の証券会社も積極的に口座開設したいです。
おすすめ2は、ほかの平等抽選の証券会社からも積極的に参加します。
平等抽選の証券会社はどれか1つということではなく、なるべく多く口座開設しておいて、その中から幹事証券になった証券会社に入金をします。
SBI証券は40万円の抽選資金は固定で移動させません。
40万円あれば、ほとんどのIPOに応募できます。
- SBI証券はほとんどのIPOの幹事になる(2019年は全体の95%)
- 同一資金で他のIPOにも応募できる(重複応募が可能)
平等抽選の証券会社で当選を狙いつつ、SBI証券のIPOチャレンジポイントもコツコツと貯めていきましょう~。
野村證券や岡三オンライン証券に加えて抽選資金が不要の証券会社も 口座開設数を増やして抽選機会(当選チャンス)を増やしていきたいところです。
抽選資金が300万円の場合
抽選資金が300万円の場合の、おすすめの入金例です。
基本的には200万円の場合と一緒ですが、店頭型の証券会社を追加しています。
おすすめ1:資金移動の手間を減らす
証券会社 | 入金額 |
---|---|
マネックス証券 | 80万円を入金。 |
SMBC日興証券 | 80万円を入金。 |
平等抽選の証券会社 | いつでも参加できるよう口座開設しておく。(入金はしない) |
SBI証券 | 40万円を入金。 |
野村證券 | 入金ゼロでIPOに参加する。 当選したら資金をかき集めて購入。 |
岡三オンライン証券 | |
松井証券 | |
抽選資金不要の証券 | |
みずほ証券 | 50万円を入金。 |
大和証券 | 50万円を入金。 |
おすすめ2:抽選機会を増やす
ワンポイント
おすすめ1は、マネックス証券とSMBC日興証券をメインとして入金額を増やし、抽選(運)による当選を狙います。
各証券会社に80万円あると、3月や12月のIPOラッシュ時にも資金的に余裕が出てくるので、抽選資金を移動する手間が省けます。
ただし、2月や5月のIPO閑散時は抽選資金がもったいないので、他の平等抽選の証券会社に資金を移動させて、抽選に参加しましょう。
よって余裕があれば、他の平等抽選の証券会社も積極的に口座開設したいです。
200万円の時との違いは、店頭型の証券のみずほ証券と大和証券を追加しています。
おすすめ2は、ほかの平等抽選の証券会社からも積極的に参加します。
200万円の時と比べて、幹事数が割と多い楽天証券を追加しています。
平等抽選の証券会社はどれか1つということではなく、なるべく多く口座開設しておいて、その中から幹事証券になった証券会社に入金をします。
SBI証券は40万円の抽選資金は固定で移動させません。
40万円あれば、ほとんどのIPOに応募できます。
- SBI証券はほとんどのIPOの幹事になる(2019年は全体の95%)
- 同一資金で他のIPOにも応募できる(重複応募が可能)
平等抽選の証券会社で当選を狙いつつ、SBI証券のIPOチャレンジポイントもコツコツと貯めていきましょう~。
野村證券や岡三オンライン証券に加えて抽選資金が不要の証券会社も 口座開設数を増やして抽選機会(当選チャンス)を増やしていきたいところです。
【1,000万円以上】自由度が高く、IPOの参加がラク!
基本的には平等抽選の証券会社の口座開設数を増やして入金し、余った運用資産を資金が多いほど有利な証券会社(SBI証券など)に振り分けていきます。
カブスルは2004年から20万円の資産にて株式投資をはじめています。
2005年からIPOの抽選に参加しはじめましたが、抽選資金が足りず、ほどんどのIPOはスルー。
(当時は現在より抽選資金が高く、80万円くらい必要なときもザラでした)
資産運用を行い、投資資金が1,000万円を超えたのは2018年。
抽選資金が1,000万円を超えると、IPOの応募はかなりラクになります。
IPOにおすすめの証券会社を、積極的に口座開設していきましょう!
抽選資金が1,000万円以上あると、抽選機会が劇的に増えます。
抽選資金が1,000万円の場合
抽選資金が1,000万円の場合の、おすすめの入金例です。
平等抽選の証券会社(抽選時に抽選資金が拘束)
抽選資金が拘束されるので、他の証券会社より多く入金します。
100万円を入金すれば十分ですが、まれに3月や12月のIPOラッシュ時などに抽選資金が足りなくなる場合があります。
プラス20万円を入金できれば、抽選資金の移動はほぼありません。
SMBC日興証券は、2019年2月より落選者を対象にステージ制による再抽選を行っています。
入金額が250万円以上あると1票もらえます。詳しくは証券会社のページにて。
カブスルはこちらの2社からのIPO当選が多いです。(35回)
抽選資金不要の証券会社
- 野村證券0円
- 岡三オンライン証券0円
- 松井証券0円
- SBIネオトレード証券0円
抽選資金が不要の証券会社なので、入金額は0円でOKです。
当選したら忘れずに入金して購入しましょう!
当選後、急いで入金をしたくない方は、40万円くらい入金してもよいかと思います。
ネット分が平等抽選で重複申し込みが可能な証券会社
重複申し込みが可能ですので、50万円を入金すれば、ほぼすべてのIPOに参加可能です。
当選をして購入申し込みをした場合は、抽選時に資金が足りなくなりますので資金を移動して増やしましょう。
その他の証券会社
抽選機会を増やし当選確率を上げたい証券会社で、1~3割のIPOに参加できます。
丸三証券は、幹事証券になってから入金をしてもよいと思います。
資金が多いほど当選しやすい証券会社
- SBI証券(残った抽選資金-100万円)
上記の各証券会社の入金額を足すと680万円~780万円になりました。
1,000万円 - 780万円 = 220万円を入金したいところですが、100万円くらいは銀行に残しておいた方が便利です。(下記で説明)
よって上記の場合は120万円をSBI証券に入金しておきます。
抽選資金が1,000万円を超えると、IPO参加に余裕があります。
ポイントしては、すべての抽選資金を証券会社に入金するのではなく、自由に移動できる資金をネット銀行に100万円ほど 残しておきましょう~。
当選などして資金が足りなくなった証券会社にすぐに入金ができますので、余裕を持っておくと便利です。
抽選資金が1,500万円の場合
抽選資金が1,500万円の場合の、おすすめの入金例です。
基本的には1,000万円の場合と一緒ですが、各証券会社の入金額を増やし抽選資金の移動がないように振り分けています。また、口座開設数も増やしています。
平等抽選の証券会社(抽選時に抽選資金が拘束)
マネックス証券は抽選資金が拘束されますが、140万円入金すれば抽選資金は十分です。
SMBC日興証券は、2019年2月より落選者を対象にステージ制による再抽選を行っています。
入金額が250万円以上あると1票もらえます。詳しくは証券会社のページにて。
カブスルはこちらの2社からのIPO当選が多いです。(35回)
抽選資金不要の証券会社
- 野村證券50万円
- 岡三オンライン証券40万円
- 松井証券0円
- SBIネオトレード証券0円
抽選資金が不要の証券会社なので、入金額は0円でOKです。
こちらの例では、野村證券と岡三オンライン証券は幹事数が多く抽選機会(当選チャンス)も多いので、当選を期待して40~50万円を入金しておきます。
ネット分が平等抽選で重複申し込みが可能な証券会社
重複申し込みが可能ですので、50万円を入金すれば、ほぼすべてのIPOに参加可能ですが、当選で資金が足りなくなることを期待して80万円を入金しておきます。
その他の証券会社
- 楽天証券80万円
- 岩井コスモ証券60万円
- auカブコム証券60万円
- 丸三証券40万円
- 三菱UFJモルガン・スタンレー証券40万円
抽選機会や当選確率を上げるために口座開設したい証券会社で、1~3割のIPOに参加できます。
資金が多いほど当選しやすい証券会社
- SBI証券(残った抽選資金-100万円)
上記の各証券会社の入金額を足すと1,000万円になりました。
1,500万円 - 1,000万円 = 500万円を入金したいところですが、100万円くらいは銀行に残しておいた方が便利です。(下記で説明)
つまり、上記の場合は400万円をSBI証券に入金しておきたいです。
抽選資金が1,500万円を超えると、ほぼ充分で資金移動もほとんどありません。
ポイントしては、すべての抽選資金を証券会社に入金するのではなく、自由に移動できる資金をネット銀行に100万円ほど 残しておきましょう~。
当選などして資金が足りなくなった証券会社にすぐに入金ができますので、余裕を持っておくと便利です。
IPO無双!1億円以上の資金がある場合
1億円以上の抽選資金がある場合は、資金が豊富な方が当たりやすい証券会社で申し込むのが当選しやすく、楽チンかと思います。
SBI証券に資金を集中させ、資金力にて当選を狙います!
IPOの応募も一社で済むので非常にラクです。
手間をかけてもIPOの当選数を増やした方は、これまで紹介してきた通り平等抽選の証券会社を中心に口座開設し、抽選機会(当選チャンス)を増やしていきましょう。
ちなみに、私に1億円以上の資産があれば、配当金目当てで株式を購入・保有します。
(安定的なインカムゲインによる資産運用)
配当金ってなに?by カブスル
IPOはあくまでも低リスクで資産を増やすための手段です。
- 資産100万円で人気IPOに当選し50万円の利益 ⇒ 利回りは50%
- 資産1億円で人気IPOに当選し50万円の利益 ⇒ 利回りは0.5%
配当金の平均利回りは約2%です。
平均して年2回、安定的にもらえる配当金の方が資産運用としては魅力的です。
・・・ということで、億超えのお金持ちのみなさんはIPOに参加するよりも配当金を狙っていきましょう!
(個人的なお願いです。IPO当選は庶民の夢です。)
【便利】エクセルで各証券会社の入金額を管理しよう(ダウンロードあり)
カブスルは17社に証券会社を口座開設しています。
効率的に応募するために、各証券会社と銀行の入金額をエクセルで管理しています。

IPOの当選を管理する「IPO当選管理エクセル」にて、同様のシートを実装しています。
ダウンロードが出来ますので、よろしければご利用ください。
(参考)カブスルの各証券会社の入金額
カブスルの各証券会社の入金額です。(2020.10.20時点)
現在は1,500万円くらいの投資資金で運用しています。
下記の入金額でIPOの抽選に参加しており、資金不足になることは ほぼありません。
カブスルは2005年に140万円の投資資金にてIPOに参加しはじめ、IPOに当選するたびに抽選資金が増加。2013年に500万円を超え、2018年にようやく抽選資金が1,000万円を超えました。
株の売買も行っていますので、上記の金額すべてが抽選資金になるわけではありません。
幹事数が多く、当選回数が多い証券会社
この3社はIPOの当選回数が多く、株の売買も行っていますので、入金額が他証券より多くなっています。
また、IPO当選実績のうち、59回(66.3%)が3社からの当選です。
マネックス証券は、メイン証券会社。
株の売買、NISA口座、米国株、ゴールド(金)と幅広く投資し、入金額が特に多くなっています。
また、2020年3月のコロナショックによる大幅下落を投資チャンスと見て、投資資金を大幅に追加しています。
IPOの抽選には100万円ほどが回っていると思います。
取引していない方は、100万円もあれば充分かと思われます。
SMBC日興証券は、ネット抽選の落選者を対象にステージ制による再抽選を行っています。
入金額が1,000万円以上あると3票もらえるので、預金からその金額を入金しています。
(今のところ優遇当選はゼロ)
こちらも優遇当選の優先順位を低くすれば、100万円もあれば充分かと思われます。
SBI証券は、住信SBIネット銀行のハイブリッド預金でIPOに参加しています。
つまり、預金からIPOの抽選に参加しています。
抽選資金不要の証券会社
証券会社 | 入金額 |
---|---|
野村證券 | 0円 |
岡三オンライン証券 | 0円 |
松井証券 | 30万円 |
SBIネオトレード証券 | 30万円 |
DMM.com証券 | 0円 |
抽選資金が不要の証券会社なので、基本的に入金額は0円で良いと思います。
(当選したら急いで入金しています)
松井証券とSBIネオトレード証券は、立会外分売に参加しているので入金しています。
重複申込が可能な証券会社
IPOの重複申込みが可能なので、抽選資金はやや少なめでも大丈夫です。
大手証券会社で、全体の6~7割のIPOの幹事になります。また、主幹事になる機会も多いです。
幹事数がそこそこある証券会社
資金が重複できないので、抽選資金を多めに入金しています。
なお、幹事数が少ない証券会社はやや少なめに入金しています。
全体の2~3割のIPOの幹事(委託)があります。
中でも、楽天証券の幹事数が増えてきたので、多めに入金しています。
たまにIPOがある証券会社
ネオモバは、1株から株を購入できる証券会社です。IPOも1株から応募可能。
カブスルは90社ほどの株を購入しているので、大きな金額を入金していますが、抽選だけ参加される方は、5万円もあれば充分かと思われます。
丸三証券は、たまにIPOがありますので、一社分くらいの抽選資金を入金しています。
GMOクリック証券は、幹事が決まったら入金しています。
各抽選資金ごとの入金例は、あくまでも参考です。