ゆうちょ銀行(7182):IPO上場情報


ゆうちょ銀行」は、全国に展開する郵便局ネットワークを通じて、定額貯金や投資信託などの商品を案内している企業です。インターネットバンキングサービス「ゆうちょダイレクト」サービスも提供しています。

日本郵政グループ3社の上場となりました。

参考:IPO「日本郵政」「ゆうちょ銀行」「かんぽ生命保険」の比較初心者の株式投資道場


ゆうちょ銀行のIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、ゆうちょ銀行の目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

ゆうちょ銀行の上場日

B
  • IPO人気:なし
  • 当選口数:多い
  • 売出多い
  • 調達金額:大きい
  • 割安感:割安
  • ベンチャーキャピタル:上位株主なし

上場日 2015/11/4(水) 証券コード 7182
市場 東証一部 業種 銀行業
Webサイト Webサイト 単元株 100株
Yahoo!ファイナンス ゆうちょ銀行(7182)

ゆうちょ銀行のブックビルディング内容

ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。

ブックビルディング期間

2015/10/8 (木) ~ 10/16 (金)

仮条件 1,250円~1,450円 (抽選資金:12.5万円 ~ 14.5万円)
当選口数 4,124,423口
公募株数 0株 売出株数 412,442,300株
吸収金額 5,980.4億円 O.A分 0株
仮条件決定日 10/7 (水) 公開価格決定日 10/19 (月)
購入期間 10/20 (火) ~ 10/23 (金)

※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。

ゆうちょ銀行の公開価格と初値

仮条件 1,250円~1,450円
公開価格 1,450円 初値 1,680円
騰落率 15.86%  倍率  1.16倍
初値売り損益 23,000円(1,680円 - 1,450円)× 100株

※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

ゆうちょ銀行の初値予想と予想利益

ゆうちょ銀行の初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

仮条件と初値予想

仮条件 1,250円 ~ 1,450円 ※抽選資金:12.5万円 ~ 14.5万円
初値予想 1,500円 ~ 1,800円
(1.0倍~1.2倍)
予想利益 5,000円~3.5万円

想定価格と初値予想

想定価格 1,350円 ~ 1,450円 ※抽選資金:13.5万円 ~ 14.5万円
初値予想 1,500円 ~ 1,800円 (1.0倍~1.2倍)
予想利益 5,000円~3.5万円

ゆうちょ銀行の主幹事と幹事証券

ゆうちょ銀行のIPOを取り扱っている証券会社です。

主幹事証券
引受幹事証券

委託幹事証券
備考

上場規模がとても大きい為、ほとんどの証券会社で日本郵政グループのIPOの取扱いを行っています。
※システム上、主幹事証券は代表として国内大手の5社のみ表示されておりますが、実際は国内大手5社、中堅2社、外資系4社の計11社という異例の多さとなっています。(これまでは4社が最多)。

現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンライン松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券


ゆうちょ銀行の決算情報

単独 財務情報 (単位/千円)

決算期 2015年3月 2014年3月 2013年3月
売上高 2,078,179 2,076,397 2,125,888
経常利益 569,489 565,095 593,535
当期利益 369,434 354,664 373,948
純資産 11,630,212 11,464,524 10,997,558
配当金 1,477.95 626.58 623.25
EPS 89.58 78.81 2,492.98
BPS 3,101.82 2,547.67 73,317.05
前期比(売上高) 0.1% -2.3%
※配当金、EPS、BPSは(単位/円)

直近の類似IPOの上場結果

ゆうちょ銀行と同じホットワードのIPOの上場結果です。

知名度が高い」のIPOの直近の結果です。

  • 2014/10/16 リクルートHD
    初値売り損益:7,000円
    (騰落率:2.26%、倍率:1.02倍)
  • 2014/07/10 鳥貴族
    初値売り損益:338,000円
    (騰落率:120.71%、倍率:2.21倍)
  • 2009/07/17 クックパッド
    初値売り損益:960,000円
    (騰落率:101.05%、倍率:2.01倍)

ゆうちょ銀行と市場と業種が同じIPOの上場結果です。

「市場:東証一部」かつ「業種:銀行業」の直近のIPO結果です。

  • 2013/12/19 足利ホールディングス
    初値売り損益:3,100円
    騰落率:7.38%、倍率:1.07倍
  • 2007/04/19 八千代銀行
    初値売り損益:-35,000円
    騰落率:-5.56%、倍率:0.94倍
  • 2006/11/14 あおぞら銀行
    初値売り損益:-75,000円
    騰落率:-13.16%、倍率:0.87倍
  • 2006/02/22 荘内銀行
    初値売り損益:1,000円
    騰落率:0.24%、倍率:1.00倍
  • 2005/10/25 東京スター銀行
    初値売り損益:-15,000円
    騰落率:-3.49%、倍率:0.97倍

ゆうちょ銀行のIPO分析

郵政グループ3社の中では一番 人気が高くなりそうです。

ゆうちょ銀行は個人貯金が90%超を占め、その資産額は177.7兆円になります。(2015年3月末現在)

「PBR」も想定発行価格で0.45倍と、同業他社の銀行に比べて割安です。

懸念事項としては、知名度 抜群の郵政グループですが、IPO株は安定企業よりは「成長性」や「将来性」がテーマの株に人気があります。
また、日本株市場が中国リスク等の懸念により不安定な点もマイナス材料となっています。

売出価格による配当利回りは「3.4%」、PBRは「0.47倍」になりました。

郵政3社の中では一番人気ですが当選口数も多く、複数の証券会社で当選を果たしました。

身内や知人等、私の周りの ほとんどの方が当選を果たしています。

上場後の補足

公開価格1,450円に対して初値は1,680円
騰落率:15.86%、倍率は1.16倍になりました。

初値売りによる利益額は23,000円になります。

「配当利回りの高さ」や「同業他社と比べて低いPBR」は長期投資向きで魅力的です。

初値形成後はやや弱い動きとなりましたが、上記の理由から今後にも期待が持てます。(出来高は全銘柄中3位)

管理人は IPO当選株 の一部を初値で売却しました。(IPO株 当選実績)
NISA口座で当選したIPO株は配当金狙いで長期保有をする予定です。

ゆうちょ銀行のIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、ゆうちょ銀行の目論見書から引用しています。
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