property technologies(5527):IPO上場情報
property technologies(プロパティテクノロジーズ)は、2020年11月16日に株式移転により、株式会社ホームネットの完全親会社として設立。グループは同社と子会社の8社で構成。
同社グループは、iBuyerプラットフォーム「KAITRY(カイトリー)」を通じた中古住宅の買取、リノベーション済中古住宅・戸建住宅の販売を行っています。サービス開始は2021年7月。
グループのAI査定は、ビッグデータから導出される価格に当社がこれまで査定を行ってきたリアルの実績データを掛け合わせることで、独自の「同社グループが買い取れる価格」を算出。
仲介会社からの照会、ポータルサイト(後述)からの照会どちらにも迅速かつ精度の高い査定価格をだせるのが特徴。
グループの拠点は北海道から沖縄まで。取引仲介会社拠点は約4,200拠点。
グループ各社が累計で販売・引渡した住まいの数は8,000件超。
同社の従業員数は2022年10月末で19名、平均年齢は42.3歳、平均勤続年数は0.8年、平均年間給与は817.8万円。
property technologiesのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、property technologiesの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
property technologiesの上場日
上場日 | 2022/12/13(火) | 証券コード | 5527 |
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市場 | 東証グロース | 業種 | 不動産業 |
Webサイト | Webサイト | 単元株 | 100株 |
Yahoo!ファイナンス | property technologies(5527) | ||
時価総額 | 120.2億円(公開価格で計算) 162.2億円(初値で計算) |
property technologiesのブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
ブックビルディング期間 |
2022/11/25 (金) ~ 12/1 (木) |
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仮条件 | 2,890円~2,950円 (抽選資金:28.9万円 ~ 29.5万円) | ||
当選口数 | 8,567口 | ||
発行済株式数 | 4,074,151株 | オファリングレシオ | 21% |
公募株数 | 360,000株 | 売出株数 | 385,000株 |
吸収金額 | 25.2億円 | O.A分 | 111,700株 |
仮条件決定日 | 11/22 (火) | 公開価格決定日 | 12/2 (金) |
購入期間 | 12/5 (月) ~ 12/8 (木) |
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
- IPO管理帳 / IPO管理帳ログイン版
IPOの申込み、当選管理がカンタンに。 - IPOのメール通知システム
ブックビルディングの開始時にメールが届く。
property technologiesの公開価格と初値
仮条件 | 2,890円~2,950円 | ||
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公開価格 | 2,950円 | 初値 | 3,980円 |
騰落率 | 34.92% | 倍率 | 1.35倍 |
初値売り損益 | 103,000円(3,980円 - 2,950円)× 100株 |
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
property technologiesの初値予想と予想利益
property technologiesの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
仮条件 |
2,890円 ~ 2,950円
※抽選資金:28.9万円 ~ 29.5万円
上限は1%上ブレ↑ |
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初値予想 |
3,940円 ~ 4,080円
(1.3倍~1.4倍) |
予想利益 | 9.9万円~11.3万円 |
想定価格と初値予想
想定価格 | 2,920円あたり ※抽選資金:29.2万円あたり |
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初値予想 | 3,940円 ~ 4,080円 (1.3倍~1.4倍) |
予想利益 | 10.2万円~11.6万円 |
初値予想アンケート
property technologies(5527)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。
公開価格(2,950円)を基準価格に修正しています。
有効回答:322票 投票期限:2022/12/12 (月) 23:59までproperty technologiesの主幹事と幹事証券
property technologiesのIPOを取り扱っている証券会社です。
property technologiesの割当数とネット抽選の当選数
目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。
割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。
証券会社 | 割当率 | 割当数 | ネット 抽選分 |
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主幹事 みずほ証券 |
91.30% | 782,200株 | 782口 |
マネックス証券 | 1.74% | 14,900株 | 149口 |
楽天証券 | 1.74% | 14,900株 | 149口 |
松井証券 | 1.74% | 14,900株 | 104口 |
SBI証券 | 1.74% | 14,900株 | 89口 |
ひろぎん証券 | 1.74% | 14,900株 | 0口 |
SBIネオトレード証券 | 0.00% | 0株 | 0口 |
楽天証券の抽選倍率は、185倍でした。
現金7,500円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンラインと松井証券。平等抽選のauカブコム証券。落選でポイントが貯まるSBI証券。
property technologiesの決算情報
単独 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2021年11月 | 2020年11月 |
---|---|---|
売上高 | 214,956 | ― |
経常利益 | -9,267 | -1,390 |
当期利益 | -10,217 | -1,469 |
純資産 | 3,168,272 | 3,177,620 |
配当金※ | ― | ― |
EPS※ | -2.93 | -0.28 |
BPS※ | 638.64 | 678.88 |
前期比(売上高) | ― | ― |
連結 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2021年11月 | 2020年11月 |
---|---|---|
売上高 | 29,543,914 | 26,463,156 |
経常利益 | 1,593,082 | 909,733 |
当期利益 | 1,034,878 | 514,615 |
純資産 | 4,373,261 | 3,337,387 |
EPS※ | 296.36 | 147.37 |
BPS※ | 1,029.37 | 722.52 |
前期比(売上高) | 11.6% | ― |
同社は2020年11月16日に単独株式移転により株式会社ホームネットの完全親会社として設立。
株式移転完全子会社である株式会社ホームネットの主要な経営指標等の推移は次の通り。
上位株主とロックアップ情報
property technologiesの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。
株主名 | 株数 | 売出数 | ロック アップ |
---|---|---|---|
濱中 雄大 代表取締役社長 |
3,054,000株
76.42%
|
40,000株 | 180日 |
J-GIA1号投資事業有限責任組合 VC |
740,311株
18.52%
(110,160)
|
315,000株 | 180日 |
みずほ成長支援投資事業有限責任組合 VC |
30,000株
0.75%
|
30,000株 | |
髙橋 正哉 子会社の従業員 |
25,500株
0.64%
(25,500)
|
- | 180日 |
杉浦 潤一 取締役 |
22,500株
0.56%
(22,500)
|
- | 180日 |
田井 昇 取締役 |
22,500株
0.56%
(22,500)
|
- | 180日 |
水野 治 取締役 |
14,610株
0.37%
(14,610)
|
- | 180日 |
松岡 耕平 取締役 |
14,610株
0.37%
(14,610)
|
- | 180日 |
下村 貴之 |
14,610株
0.37%
(14,610)
|
- | |
樋口 勝弘 子会社の従業員 |
7,800株
0.20%
(7,800)
|
- |
- 180日のロックアップ期間は、2023年6月10日まで
直近の類似IPOの上場結果
property technologiesと市場と業種が同じIPOの上場結果です。
「市場:グロースまたは東証マザーズ」かつ「業種:不動産業」の直近のIPO結果です。
property technologiesのIPO分析
グループ各社が累計で販売・引渡した住まいの数は8,000件超。
株式会社ホームネットで2021年11月期に価格査定を行った物件数は17,000件超。査定実績データは新たに行う物件査定の精度と速度に貢献。
中核領域である中古マンションは取引量が順調に伸びており、2021年11月期実績で売上高の7割弱。
コロナ禍による在宅勤務機会が急速に増したことと、以前より流行っていたリノベーションやリフォームなどが、サスティナブルな暮らしという時代のテーマに合っていることで、ニーズが高まっているよう。
イラストの矢印をみると業績は急上昇に見えますが、メッチャ伸びているというよりは堅調というイメージ。
目論見書をみると、プラットフォームの「KAITRY(カイトリー)」を推しているように見受けられますが、外部向けのサービス開始は2021年7月と割と最近。(社内の査定検証は2020年9月から)
業績の推移は、フツーに総合的なグループ力で強かったのかなと。不動産テックとして評価されるのはこれからかな?
12月は例年、IPOの件数が年間の2割ほど集中します。(2021年は32社が上場)
同日上場や連日の上場が続き、投資家の資金も枯渇気味に。IPOの選別が他の月より大事に。
参考までに
評価は下記を考慮して、中立の「B」に設定しました。
特徴がないIPOなので相場が悪かったり、他のIPOの同日上場があれば、評価を下に変更する可能性があります。
- 業績は安定的(決算情報)
- オファリングレシオが21%とやや低い(オファリングレシオによる実績)
- 同業種のIPOの初値が好調
- 市場からの吸収金額が25億円とやや大きい(吸収金額による実績)
- 12月はIPOが多く、選別される可能性あり
- 上位株主は役員関連。売り圧力が低い
- KAITRYの今後に期待
目論見書の想定仮条件は2,920円。初値予想は3,940円 ~ 4,080円としました。
予想利益は10.2万円~11.6万円です。
カブスルは幹事証券にてIPOに参加します。
1人1票の平等抽選で、資金力に左右されない当選が期待できるマネックス証券や、落選しても次回以降の当選チャンスに活かせるポイントが付与されるSBI証券がおすすめです。
カブスルはこちらの2社だけでIPOに47回当選しています。(全当選数の40.2%)
松井証券とSBIネオトレード証券はブックビルディング時の抽選資金が不要です。
当選した後に購入資金を入金すればよいという、嬉しいシステムを採用。
松井証券はIPOの引受部門にチカラを入れており、幹事数が増えています。(5割目標)
抽選資金に余裕があれば、楽天証券でも参加しておきたいです。
ブックビルディングの参加スタンスは Twitterにて発信しています。
庶民のIPO限定のタイアップ企画を行っていますので、口座開設がまだの方は お得なこの機会に是非どうぞ(  ̄∇ ̄)