WACUL(ワカル)(4173):IPO上場情報


WACUL(ワカル)は、「テクノロジーでビジネスの相棒を一人一人に」というビジョンを実現すべく、事業を行っている企業です。

主力サービスである「AI analyst」は、Google Analyticsのデータを元に、データ分析から改善ポイントの提案、施策の管理と成果の検証と、デジタルマーケティングのPDCAを支えるマーケター・エンハンスメント・サービスです。

AI analyst

誰にでもデジタルマーケティングにおける分析と改善が行えるツールに変え、SaaSとして提供しています。

設立は2010年9月。
従業員数は2020年12月末で49名、平均年齢は33.7歳、平均勤続年数は2.9年、平均年間給与は557.8万円。


WACULのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、WACULの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

WACUL(ワカル)の上場日

B
  • 業績:不安
  • IPO人気:あり
  • オファリングレシオ:低い
  • 売出多い
  • 調達金額:小さい

上場日 2021/2/19(金) 証券コード 4173
市場 東証マザーズ 業種 情報・通信業
Webサイト Webサイト 単元株 100株
Yahoo!ファイナンス WACUL(ワカル)(4173)
時価総額
72.4億円(公開価格で計算)
320.1億円(初値で計算)

WACUL(ワカル)のブックビルディング内容

ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。

ブックビルディング期間

2021/2/2 (火) ~ 2/8 (月)

仮条件 900円~1,050円 (抽選資金:9万円 ~ 10.5万円)
当選口数 8,033口
発行済株式数 6,892,000株 オファリングレシオ 11.6%
公募株数 100,000株 売出株数 598,600株
吸収金額 8.4億円 O.A分 104,700株
仮条件決定日 1/29 (金) 公開価格決定日 2/9 (火)
購入期間 2/10 (水) ~ 2/16 (火)

※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。

WACUL(ワカル)の公開価格と初値

仮条件 900円~1,050円
公開価格 1,050円 初値 4,645円
騰落率 342.38%  倍率  4.42倍
初値売り損益 359,500円(4,645円 - 1,050円)× 100株

※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

WACUL(ワカル)の初値予想と予想利益

WACUL(ワカル)の初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

仮条件と初値予想

仮条件 900円 ~ 1,050円 ※抽選資金:9万円 ~ 10.5万円
上限は16.7%上ブレ↑
初値予想 1,240円 ~ 1,450円※1/29 修正
(1.2倍~1.4倍)
予想利益 1.9万円~4万円

想定価格と初値予想

想定価格 900円あたり ※抽選資金:9万円あたり
初値予想 1,080円 ~ 1,260円 (1.2倍~1.4倍)
予想利益 1.8万円~3.6万円
送信中...

初値予想アンケート

WACUL(ワカル)(4173)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。

公開価格(1,050円)を基準価格に修正しています。

有効回答:561   投票期限:2021/2/18 (木) 23:59まで
3倍以上(3,150円以上)
365票  65%
投票済み

2.5倍以上~3倍未満(2,625円以上~3,150円未満)
34票  6%
投票済み

2倍以上~2.5倍未満(2,100円以上~2,625円未満)
57票  10%
投票済み

1.5倍以上~2倍未満(1,575円以上~2,100円未満)
35票  6%
投票済み

1.2倍以上~1.5倍未満(1,260円以上~1,575円未満)
29票  5%
投票済み

1倍以上~1.2倍未満(1,050円以上~1,260円未満)
13票  2%
投票済み

公募割れ(1,050円未満)
28票  5%
投票済み

WACUL(ワカル)の主幹事と幹事証券

WACUL(ワカル)のIPOを取り扱っている証券会社です。

WACUL(ワカル)の割当数とネット抽選の当選数

目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。

割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。

証券会社 割当率 割当数 ネット
抽選分
主幹事
みずほ証券
82.62% 663,700株 663口
SBI証券 4.73% 38,000株 228口
SMBC日興証券 4.73% 38,000株 38口
大和証券 2.28% 18,300株 45口
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 2.28% 18,300株 18口
楽天証券 1.62% 13,000株 130口
マネックス証券 0.87% 7,000株 70口
いちよし証券 0.87% 7,000株 0口

大和コネクト証券のネット抽選分は、1口あたりが想定されます。大和証券の約1%

委託幹事であるauカブコム証券DMM.com証券は、委託数が公表されていません。

楽天証券の抽選倍率は、596倍でした。

現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンライン松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券


WACUL(ワカル)の決算情報

単独 財務情報 (単位/千円)

決算期 2020年2月 2019年2月 2018年2月
売上高 485,984 370,952 254,703
経常利益 -141,715 -67,456 -215,360
当期利益 -142,004 -69,746 -216,117
純資産 286,290 426,095 26,641
配当金
EPS -20.91 -11.01 -104,911.21
BPS 41.83 62.73 12,932.80
前期比(売上高) 31% 45.6%
※配当金、EPS、BPSは(単位/円)
業績

上位株主とロックアップ情報

WACUL(ワカル)の上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。

株主名 株数 売出数 ロック
アップ
ジャフコSV4共有投資事業有限責任組合 VC 2,610,000
34.34%
300,000 90日/
1.5倍
大淵 亮平 代表取締役社長 1,545,000
20.33%
125,100 180日
垣内 勇威 取締役 1,056,000
13.89%
91,800 180日
株式会社リコー 330,000
4.34%
- 180日
竹本 祐也 取締役 315,000
4.14%
- 180日
鈴木 達哉 300,000
3.95%
30,000 180日
梅田 裕真 300,000
3.95%
30,000 180日
中島 克彦 180,000
2.37%
- 180日
株式会社マイナビ 156,000
2.05%
- 180日
電通デジタル投資事業有限責任組合 VC 150,000
1.97%
17,200 90日/
1.5倍
公開価格は1,050円。
ロックアップ解除となる株価(1.5倍)は、1,575円です。
詳細は目論見書にてご確認ください。

直近の類似IPOの上場結果

WACUL(ワカル)と市場と業種が同じIPOの上場結果です。

「市場:東証マザーズ」かつ「業種:情報・通信業」の直近のIPO結果です。

  • 2020/12/23 ENECHANGE
    初値売り損益:180,000円
    騰落率:300%、倍率:4.00倍
  • 2020/12/22 ヤプリ
    初値売り損益:208,000円
    騰落率:65.82%、倍率:1.66倍
  • 2020/12/22 Kaizen Platform
    初値売り損益:2,000円
    騰落率:1.74%、倍率:1.02倍
  • 2020/12/18 ココペリ
    初値売り損益:201,000円
    騰落率:125.63%、倍率:2.26倍
  • 2020/12/17 プレイド
    初値売り損益:159,000円
    騰落率:99.38%、倍率:1.99倍

WACUL(ワカル)のIPO分析

Webサイトへ訪れる訪問者を、解析できる無料サービス「Google Analytics」。

WACULの「AIアナリスト」は、こちらのGoogle Analyticsのデータを、レポート機能でPC/スマートフォン別、新規/リピーター別などに分類することができ、また改善方針をAIにて提供します。

カブスルは、Webサイトをいくつか運用しており、Google Analyticsも活用。

同社サービスも2016年に利用したことがあります。当時の感想は、レポートは見やすく整理されて便利。
AIによる改善提案は、ほぼ役立たないといった印象でした。(4年経ち、どこまで改善されているのか?)
個人的には、人の目で見た改善提案が圧倒的に効くと思っています。

登録サイト数は伸びているようですが、有料版/無料版を問わない数値なので、有料版の伸びがどの程度なのか気になります。

AIアナリスト登録サイト数の推移

下記の新ソリューションを投入中。

マーケティング関連の新ソリューション

保有しているビッグデータを活用し、パートナー企業との連携へ。

パートナー企業との連携へ

個人的には事業内容に魅力を感じていませんが、IPOの内容的には需給の関係で初値は上がりやすいです。
目論見書にDX(デジタルトランスフォーメーション)の言葉が多く、DX関連と見られれば初値は良い結果になるかもしれません。

参考までに

評価は下記を考慮して、中立の「B」に設定しました。

  • オファリングレシオが11.6%と低い。
  • 市場からの吸収金額が8.4億円と小さい。(吸収金額による実績)
  • IPOで人気のあるIT関連企業。
  • 購入単価が低い(10.5万円)。
  • 売出比率が85.7%と高い。
  • ベンチャーキャピタルの保有株が多いが、ロックアップはきっちり。ただし、ジャフコが3割以上の株を保有しているので注意。
  • 有料会員数の推移が分からない。
  • 取締役の竹本さんは著名。

1.29追記。仮条件が想定発行価格(900円)より16.7%の上振れ決定(900円 ~ 1,050円)したので、初値予想を1,240円 ~ 1,450円に修正しました。
予想利益は1.9万円~4万円です。

目論見書の想定仮条件は900円。初値予想は1,080円 ~ 1,260円としました。
予想利益は1.8万円~3.6万円です。

カブスルは幹事証券にてIPOに参加します。

1人1票の平等抽選で、資金力に左右されない当選が期待できるマネックス証券やSMBC日興証券や、落選しても次回以降の当選チャンスに活かせるポイントが付与されるSBI証券がおすすめです。

カブスルはこちらの3社だけでIPOに58回当選しています。(全当選数の66.7%)

余裕があれば、幹事数が増えてきた楽天証券とauカブコム証券も、おすすめです。

WACULのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、WACULの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンライン松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券


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