エアークローゼット（9557）：IPO上場情報

エアークローゼットの上場日

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エアークローゼットのブックビルディング内容

ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。

※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。

エアークローゼットの公開価格と初値

エアークローゼットの初値予想と予想利益

エアークローゼットの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

エアークローゼットの主幹事と幹事証券

エアークローゼットのIPOを取り扱っている証券会社です。

エアークローゼットの割当数とネット抽選の当選数

目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数（個人配分）の予想です。

割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。

大和コネクト証券のネット抽選分は、4口あたりが想定されます。（大和証券の約1％）

委託幹事である岡三オンラインは、委託数が公表されていません。

楽天証券の抽選倍率は、447倍でした。

エアークローゼットの決算情報

単独 財務情報 （単位/千円）

決算期	2021年6月	2020年6月	2019年6月
売上高	2,887,057	2,173,100	1,556,587
経常利益	29,359	-419,849	-381,877
当期利益	-344,653	-715,581	-613,425
純資産	41,066	152,130	-232,129
配当金※	―	―	―
EPS※	-68.95	-148.31	-101,712.15
BPS※	-669.16	-633.29	-387,989.25
前期比（売上高）	32.9％	39.6％	―

※配当金、EPS、BPSは（単位/円）

上位株主とロックアップ情報

エアークローゼットの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。

直近の類似IPOの上場結果

エアークローゼットと同じホットワードのIPOの上場結果です。

エアークローゼットと市場と業種が同じIPOの上場結果です。

エアークローゼットのIPO分析

洋服を循環的に活用するシェアリングエコノミー。

エアークローゼットのサービス。TVなどで何度か見かけたことがあります。
普段、自分では選ばないような服も届くので面白いですよね。気に入ったら買取もできますし。

さぞかし業績も良いんだろうなぁと思っていましたが、売上高は堅調に伸びているものの、赤字が続いています。

オペレーションの効率化を図り、一人当たり限界利益が伸びているようですが、どの時点で黒字化するんでしょうね。

会員数はコロナ禍でも伸びている模様。
これから、本格的に自粛生活に終止符を打った際にどれくらい伸びるのかは楽しみです。

しかし、現在のグロース株は業績が悪ければ容赦なく売られる状況。
同社の場合、需給的に初値は上昇しやすいですが、業績により買い注文が入りづらいかもしれません。

参考までに

評価は下記を考慮して、公募割れのリスクがややある「Ｃ」に設定しました。

• 上場による知名度アップで、業績への貢献期待
• 購入単価が低いIPOが好調（抽選資金による実績）
• オファリングレシオが12.3％と低い（オファリングレシオによる実績）
• 市場からの吸収金額が8億円と小さい（吸収金額による実績）
• 需給が絞られており初値が上昇しやすい
• 売上高は右肩上がりだが経常損失が続く。黒字化のポイントが見えづらい
• 2022年6月期の業績予想（前期比）は、売上高3,352百万円（+16.1％）、営業損失65百万円で今期も赤字予想
• 上場市場の東証グロース市場が軟調。特に赤字企業は厳しい株価に
• コロナ禍において影響をうける事業内容

7.11追記。仮条件が想定価格の870円より8％下振れて、700円 ～ 800円に。
機関投資家の需要が低いことが予想されるので、初値予想を730円 ～ 830円に修正。
予想利益は-7,000円～3,000円です。

目論見書の想定仮条件は870円。初値予想は810円 ～ 910円としました。
予想利益は-6,000円～4,000円で、市況によっては公募割れのリスクがあるIPOになります。

うーん。難しいIPOですね。
昨年前半あたりなら買われていたかもしれませんが、業績をきちんと見られる相場では少しキツイかもしれません。

個人的には面白いサービスだと思っていますので、一ヵ月後の株式市況が好転していることを願っています。