キューブ(7112):IPO上場情報


キューブは、主に主力ブランドであるMARK&LONA(マークアンドロナ)をはじめとしたゴルフ関連の衣料品および雑貨等の企画並びにそれらの小売・卸売事業を行っている企業です。

プロダクト

日本全国の代理店に対する国内卸事業を皮切りに、国内リテール、国内ECおよび海外ECを展開。
国内が男性の方がやや多く、海外は女性ファンが多い傾向。

販売チャネル

韓国の主要都市における路面店や百貨店で代理店を通じ多数展開。
欧米では、卸先を通じラグジュアリーブランドを取り扱う高級ブティック、ECにおいて展開。


キューブのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、キューブの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

キューブの上場日

C
  • 業績:不安
  • オファリングレシオ:やや高い
  • 調達金額:大きい

上場日 2022/10/7(金) 証券コード 7112
市場 東証グロース 業種 小売業
Webサイト Webサイト 単元株 100株
Yahoo!ファイナンス キューブ(7112)
時価総額
130億円(公開価格で計算)
133億円(初値で計算)

キューブのブックビルディング内容

ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。

ブックビルディング期間

2022/9/20 (火) ~ 9/27 (火)

仮条件 2,000円~2,140円 (抽選資金:20万円 ~ 21.4万円)
当選口数 16,514口
発行済株式数 6,074,000株 オファリングレシオ 27.1%
公募株数 734,000株 売出株数 702,000株
吸収金額 35.3億円 O.A分 215,400株
仮条件決定日 9/16 (金) 公開価格決定日 9/28 (水)
購入期間 9/29 (木) ~ 10/4 (火)

※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。

キューブの公開価格と初値

仮条件 2,000円~2,140円
公開価格 2,140円 初値 2,190円
騰落率 2.34%  倍率  1.02倍
初値売り損益 5,000円(2,190円 - 2,140円)× 100株

※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

キューブの初値予想と予想利益

キューブの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

仮条件と初値予想

仮条件 2,000円 ~ 2,140円 ※抽選資金:20万円 ~ 21.4万円
初値予想 2,100円 ~ 2,200円
(1.0倍~1.0倍)
予想利益 -4,000円~6,000円

想定価格と初値予想

想定価格 2,140円あたり ※抽選資金:21.4万円あたり
初値予想 2,100円 ~ 2,200円 (1.0倍~1.0倍)
予想利益 -4,000円~6,000円
送信中...

初値予想アンケート

キューブ(7112)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。

公開価格(2,140円)を基準価格に修正しています。

有効回答:201   投票期限:2022/10/6 (木) 23:59まで
3倍以上(6,420円以上)
20票  10%
投票済み

2.5倍以上~3倍未満(5,350円以上~6,420円未満)
3票  1%
投票済み

2倍以上~2.5倍未満(4,280円以上~5,350円未満)
4票  2%
投票済み

1.5倍以上~2倍未満(3,210円以上~4,280円未満)
34票  17%
投票済み

1.2倍以上~1.5倍未満(2,568円以上~3,210円未満)
18票  9%
投票済み

1倍以上~1.2倍未満(2,140円以上~2,568円未満)
39票  19%
投票済み

公募割れ(2,140円未満)
83票  41%
投票済み

キューブの主幹事と幹事証券

キューブのIPOを取り扱っている証券会社です。

キューブの割当数とネット抽選の当選数

目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。

割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。

証券会社 割当率 割当数 ネット
抽選分
主幹事
野村證券
91.33% 1,508,200株 1,508口
大和証券 2.60% 43,000株 43口
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 2.60% 43,000株 43口
SBI証券 1.30% 21,500株 129口
岩井コスモ証券 0.87% 14,300株 14口
東海東京証券 0.87% 14,300株 14口
楽天証券 0.43% 7,100株 71口
DMM.com証券 0.00% 0株 0口
LINE証券 0.00% 0株 0口

大和コネクト証券のネット抽選分は、4口あたりが想定されます。大和証券の約1%

委託幹事であるauカブコム証券は、委託数が公表されていません。

楽天証券の抽選倍率は、196倍でした。

現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンライン松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券


キューブの決算情報

単独 財務情報 (単位/千円)

決算期 2021年12月 2020年12月 2019年12月
売上高 3,900,744 2,614,301 2,356,217
経常利益 690,343 164,608 67,603
当期利益 681,992 -302,245 51,636
純資産 1,628,468 946,476 1,248,721
配当金
EPS 127.71 -56.60 1,933.96
BPS 304.96 177.24 46,768.61
前期比(売上高) 49.2% 11%
※配当金、EPS、BPSは(単位/円)

連結 財務情報 (単位/千円)

決算期 2020年12月
売上高 2,668,526
経常利益 51,986
当期利益 -133,712
純資産 949,752
EPS -25.04
BPS 177.86
前期比(売上高)
※EPS、BPSは(単位/円)
業績

上位株主とロックアップ情報

キューブの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。

株主名 株数 売出数 ロック
アップ
エヌエックスシー・ジャパン合同会社 2,540,000
45.02%
342,900 90日
松村 智明 代表取締役社長 1,460,000
25.88%
197,100 90日
松村 里恵 代表取締役の配偶者 1,200,000
21.27%
162,000 90日
コタエル信託株式会社 213,600
3.79%
(213,600)
- 90日
長谷川 和美 140,000
2.48%
- 90日
小澤 拓 取締役 26,800
0.48%
(26,800)
- 90日
高橋 勇介 従業員 10,000
0.18%
(10,000)
- 90日
波多野 奨 従業員 10,000
0.18%
(10,000)
- 90日
河田 実 従業員 10,000
0.18%
(10,000)
- 90日
國武 利充 従業員 8,000
0.14%
(8,000)
- 90日
※()内の数値は、新株予約権による潜在株式数。
詳細は目論見書にてご確認ください。

直近の類似IPOの上場結果

キューブと市場と業種が同じIPOの上場結果です。

「市場:グロースまたは東証マザーズ」かつ「業種:小売業」の直近のIPO結果です。

  • 2022/08/05 クラシコム
    初値売り損益:10,000円
    騰落率:7.04%、倍率:1.07倍
  • 2022/04/28 ペットゴー
    初値売り損益:74,500円
    騰落率:135.45%、倍率:2.35倍
  • 2022/03/23 TORICO
    初値売り損益:81,000円
    騰落率:47.65%、倍率:1.48倍
  • 2021/12/20 HYUGA PRIMARY CARE
    初値売り損益:104,000円
    騰落率:40%、倍率:1.40倍
  • 2020/12/23 交換できるくん
    初値売り損益:256,500円
    騰落率:125.12%、倍率:2.25倍

キューブのIPO分析

流通コントロールにより、在庫消化率の向上と高収益体制を構築。

在庫消化率の向上と高収益体制

ゴルフをやらないので分からないんですが、ゴルフウェアとしては認知度が高いんでしょうか。

アパレルはブランド化が成功すれば大きいですよね~。
モノを売る商売は流通と在庫管理が大事かと思いますが、そこら辺もシッカリと構築されているようです。

IPO的にはグロース市場の割に調達金額が大きく、小売業はIPOで人気がないので、注目度は低くなりそうです。

上場により調達した資金の使途は、運転資金や設備資金へ。

参考までに

評価は下記を考慮して、公募割れのリスクがややある「C」に設定しました。

公募割れのリスクあり
  • 2022年12月期の業績予想(前期比)は、売上高5,253百万円(+34.7%)、営業利益849百万円(+23.5%)
  • コロナ禍でも強い事業内容
  • 業績が微妙(上下のブレがある)
  • オファリングレシオが27.1%とやや高い(オファリングレシオによる実績)
  • 市場からの吸収金額が35.3億円と大きい(吸収金額による実績)
  • 上位株主は役員関連。売り圧力が低い
  • 上場市場のグロース市場が上場日に崩れないことを願う
  • 想定価格と2022年12月の予想実績によるPERは20.9倍。前期実績で計算するとPER16.8倍

目論見書の想定仮条件は2,140円。初値予想は2,100円 ~ 2,200円としました。
予想利益は-4,000円~6,000円で、市況によっては公募割れのリスクがあるIPOになります。

上場日の相場環境により、利益にも損失にもなりそうなIPO。
カブスルは相場の動向をみて、ブックビルディングに参加するか決めようと思います。

キューブのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、キューブの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンライン松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券


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