ボードルア(4413):IPO上場情報
ボードルアは、ITインフラストラクチャにおけるクラウド導入支援、5G/IoT対応ネットワークインテグレーション及びセキュリティ構築運用などを行っている企業です。
市場規模1.7兆円のITインフラストラクチャ分野に特化。
同社はITインフラストラクチャにおける、ITコンサルティング、設計構築を行うマルチベンダー構築支援、運用保守を行うマネージドサービス、オンプレミスだけでなくクラウド上でITインフラストラクチャを稼働されるクラウド基盤導入支援をおこなってい。事業の契約形態は、請負契約、準委任契約、派遣契約など。
顧客は大別すると、事業会社(IT通信業、金融業、流通業、医療、官公庁など)、事業会社の情報システム関連子会社、通信事業者、また同社と同業となる事業者。
設立は2007年4月。
従業員数は2021年9月末で639名、平均年齢は27.4歳、平均勤続年数は3.2年、平均年間給与は365万円。
ボードルアのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、ボードルアの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
ボードルアの上場日
ボードルアのブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
ブックビルディング期間 |
2021/11/12 (金) ~ 11/18 (木) |
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仮条件 | 1,850円~2,000円 (抽選資金:18.5万円 ~ 20万円) | ||
当選口数 | 16,102口 | ||
発行済株式数 | 7,790,000株 | オファリングレシオ | 20.6% |
公募株数 | 590,000株 | 売出株数 | 810,200株 |
吸収金額 | 32.2億円 | O.A分 | 210,000株 |
仮条件決定日 | 11/11 (木) | 公開価格決定日 | 11/19 (金) |
購入期間 | 11/22 (月) ~ 11/26 (金) |
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
ボードルアの公開価格と初値
仮条件 | 1,850円~2,000円 | ||
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公開価格 | 2,000円 | 初値 | 2,750円 |
騰落率 | 37.50% | 倍率 | 1.38倍 |
初値売り損益 | 75,000円(2,750円 - 2,000円)× 100株 |
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
ボードルアの初値予想と予想利益
ボードルアの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
仮条件 |
1,850円 ~ 2,000円
※抽選資金:18.5万円 ~ 20万円
上限は8.1%上ブレ↑ |
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初値予想 |
2,720円 ~ 3,120円※11/11 修正
(1.4倍~1.6倍) |
予想利益 | 7.2万円~11.2万円 |
想定価格と初値予想
想定価格 | 1,850円あたり ※抽選資金:18.5万円あたり |
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初値予想 | 2,500円 ~ 2,870円 (1.4倍~1.6倍) |
予想利益 | 6.5万円~10.2万円 |
初値予想アンケート
ボードルア(4413)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。
公開価格(2,000円)を基準価格に修正しています。
有効回答:354票 投票期限:2021/11/29 (月) 23:59までボードルアの主幹事と幹事証券
ボードルアのIPOを取り扱っている証券会社です。
ボードルアの割当数とネット抽選の当選数
目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。
割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。
証券会社 | 割当率 | 割当数 | ネット 抽選分 |
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主幹事 SMBC日興証券 |
91.31% | 1,470,200株 | 1,470口 |
みずほ証券 | 2.61% | 42,000株 | 42口 |
SBI証券 | 1.74% | 28,000株 | 168口 |
野村證券 | 1.74% | 28,000株 | 28口 |
楽天証券 | 0.87% | 14,000株 | 140口 |
松井証券 | 0.87% | 14,000株 | 98口 |
いちよし証券 | 0.87% | 14,000株 | 1口 |
楽天証券の抽選倍率は、381倍でした。
現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンラインと松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券
ボードルアの決算情報
単独 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2021年2月 | 2020年2月 | 2019年2月 |
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売上高 | 3,084,973 | 2,648,008 | 2,261,561 |
経常利益 | 542,494 | 395,841 | 237,982 |
当期利益 | 415,711 | 278,824 | 162,557 |
純資産 | 1,277,378 | 861,666 | 577,424 |
配当金※ | ― | ― | ― |
EPS※ | 57.74 | 38.73 | 270.93 |
BPS※ | 177.41 | 119.68 | 962.37 |
前期比(売上高) | 16.5% | 17.1% | ― |
上位株主とロックアップ情報
ボードルアの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。
株主名 | 株数 | 比率 | ロック アップ |
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冨永 重寛 代表取締役 | 4,391,590株 | 59.17% | 180日 |
藤井 和也 代表取締役 | 1,696,750株 | 22.86% | 180日 |
程島 義明 取締役 | 439,160株 | 5.92% | 180日 |
小林 剛士 | 400,000株 | 5.39% | 180日 |
三幣 尚史 従業員 | 100,000株 | 1.35% | 180日 |
森谷 岳史 従業員 | 80,000株 | 1.08% | 180日 |
汐留パートナーズ(株) |
25,200株
(25,200)
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0.34% | 180日 |
森 元嗣 従業員 |
25,200株
(5,200)
|
0.34% | 180日 |
松澤 一応 | 20,000株 | 0.27% | 180日 |
藤ヶ崎 剛 | 20,000株 | 0.27% | 180日 |
直近の類似IPOの上場結果
ボードルアと市場と業種が同じIPOの上場結果です。
「市場:東証マザーズ」かつ「業種:情報・通信業」の直近のIPO結果です。
- 2021/11/24 サイエンスアーツ
… 初値売り損益:283,500円
騰落率:165.79%、倍率:2.66倍 - 2021/11/05 Photosynth
… 初値売り損益:-9,000円
騰落率:-6%、倍率:0.94倍 - 2021/10/26 CINC
… 初値売り損益:87,000円
騰落率:28.25%、倍率:1.28倍 - 2021/10/07 ワンキャリア
… 初値売り損益:41,000円
騰落率:19.62%、倍率:1.20倍 - 2021/09/29 セーフィー
… 初値売り損益:92,000円
騰落率:37.86%、倍率:1.38倍
ボードルアのIPO分析
市場規模1.7兆円のITインフラストラクチャ分野に特化。
2025年の市場規模は1.8兆円、2020年~2025年の年間平均成長率は1.9%になると予測。(IDC Japan株式会社調べ)
1年以上継続してサービス提供を行う契約が年々増えており、ストック型売上も毎年増加。
主要顧客はソフトバンク。第15期で売上高に対する比率は18.6%。
(主要顧客欄でよく見かけるので、ソフトバンクってやっぱり大手なんだなぁと笑)
従業員数は2021年9月末で639名、平均年齢は27.4歳、平均勤続年数は3.2年、平均年間給与は365万円。
2017年2月の従業員数は282名。
従業員数の増加は、順調に事業が成長している証でもあると思うんですが、平均年間給与が他社と比較すると低い気がします。
目論見書をみると、専門人材の社員数が177名、入社2年未満の社員数が283名と書かれているので、これからの戦力となる若い人材が多いからかもしれませんが。
売上高は拡大傾向。純資産も増加。
KPIとしている営業利益率も年々改善!(2021年2月期で16.5%、2017年2月期は8.1%)
事業内容はIPOとしては特段魅力的ではないものの、決算の数値と設定価格(1,850円)を考慮するとセカンダリーでも買いやすいかなぁと思います。
参考までに
評価は下記を考慮して、中立の「B」に設定しました。Aに近いB
- 業績が好調。(決算情報)
- 営業利益率が16.5%と高い。(年々改善)
- IPOで人気のあるIT関連企業。
- オファリングレシオが20.6%とやや低い。(オファリングレシオによる実績)
- 主要株主にベンチャーキャピタルなしで売り圧力が低い。同社役員などが主要株主。
- 市場からの吸収金額が29.7円とやや大きい。(吸収金額による実績)
- 主要顧客はソフトバンクで売上高の約2割。
- 社員の年間平均給与が低いのが気になる。
11.11追記。仮条件が想定発行価格(1,850円)より8.1%の上振れ決定(1,850円 ~ 2,000円)したので、初値予想を2,720円 ~ 3,120円に修正しました。予想利益は7.2万円~11.2万円です。
目論見書の想定仮条件は1,850円。初値予想は2,500円 ~ 2,870円としました。
予想利益は6.5万円~10.2万円です。
カブスルは、幹事証券にて積極的に参加します。
ワンポイント
主幹事はSMBC日興証券です。
IPOの一連の流れを取りしきる立場にあり、IPOの当選数が一番多いです。
また、資金力に左右されない平等抽選を採用していますので当選確率は一緒です。
カブスルは18回 IPOに当選。
また、野村證券と松井証券はブックビルディング時の抽選資金が不要です。
当選した後に購入資金を入金すればよいという、嬉しいシステムを採用。
他にも、落選しても次回の当選チャンスに活かせるポイントが付与されるSBI証券がおすすめです。
抽選資金に余裕があれば、楽天証券でも参加しておきたいです。