MITホールディングス(4016):IPO上場情報


MITホールディングスは、グループとしてソフトウエア開発を行っている企業です。

  • システムインテグレーションサービス
    • 3,470,770(千円)(売上高の90.3%)
    企業活動を営む上で必要となるシステム・アプリの設計・開発から導入・運用保守までをワンストップで提供。
  • ソリューションサービス
    • 374,416千円(売上高の9.7%)
    • CADソリューションサービス。
      高機能で幅広い互換性を持つ二次元汎用CADである「DynaCAD」シリーズの開発・販売や自治体の電子化に伴うコンサルティング、図面電子化サービス
    • 認証ソリューションサービス。
      3D顔認証システムの販売や顔認証以外の生体認証機器のコンサルティング。
      銀行・証券等の金融機関での本人であるかどうかの認証や原子力関連施設や医療関係施設でのセキュリティの強化等に幅広く利用。
      モバイル認証や非接触型ICカード入退管理システム等の提案により最近では生体認証機器の販売だけでなく、総合的に認証に関するソリューションを提供。
    • デジタルマーケティングサービス。
      グループが開発・販売する「Wisebook」は、誰でも簡単にデジタルブックが制作・配信できるシステムサービス。月額制のクラウドサービスまたは、オンプレミスにより提供。
      Wisebook
    • その他サービス。
      操縦技術講習等を実施するドローンソリューションサービスや、小中学生を対象とした無料のプログラミング教室。

売上高の集計期間は2018年12月1日~2019年11月30日。

事業内容で目をひくのは、ソリューションサービスですが、売上高に占める割合はわずか9.7%
最新の実績(2019年12月~2020年8月末)を見ても、売上高の割合は同じです。

売上高の9割を占める、システムインテグレーションサービスにおける主な開発実績はこちら。

売上割合
  • 中央省庁向け年金システム・地方自治体予算管理システム。
  • IoT、IoE技術のベースとなる通信キャリア系システム。
  • 医療系(健康保険組合業務向けパッケージ)システム。
  • Webインテグレーション(物流、建設、広告会社等)。
  • 金融系(クレジットカード、生損保)システム。

グループは同社と連結子会社3社、非連結子会社1社で構成。

設立は1990年1月。
従業員数は2020年9月末で14名、平均年齢は46歳、平均勤続年数は12.6年、平均年間給与は500.3万円。


MIT HDのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、MIT HDの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

MITホールディングスの上場日

A
  • 業績:好調
  • IPO人気:あり
  • オファリングレシオ:やや高い
  • 調達金額:小さい

上場日 2020/11/25(水) 証券コード 4016
市場 JASDAQ スタンダード 業種 情報・通信業
Webサイト Webサイト 単元株 100株
Yahoo!ファイナンス MITホールディングス(4016)
時価総額
13.7億円(公開価格で計算)
71.5億円(初値で計算)

MITホールディングスのブックビルディング内容

ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。

ブックビルディング期間

2020/11/6 (金) ~ 11/12 (木)

仮条件 630円~690円 (抽選資金:6.3万円 ~ 6.9万円)
当選口数 5,500口
発行済株式数 1,991,600株 オファリングレシオ 27.6%
公募株数 250,000株 売出株数 300,000株
吸収金額 3.7億円 O.A分 0株
仮条件決定日 11/4 (水) 公開価格決定日 11/13 (金)
購入期間 11/16 (月) ~ 11/19 (木)

※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。

MITホールディングスの公開価格と初値

仮条件 630円~690円
公開価格 690円 初値 3,590円
騰落率 420.29%  倍率  5.20倍
初値売り損益 290,000円(3,590円 - 690円)× 100株

※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

MITホールディングスの初値予想と予想利益

MITホールディングスの初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

仮条件と初値予想

仮条件 630円 ~ 690円 ※抽選資金:6.3万円 ~ 6.9万円
上限は13.1%上ブレ↑
初値予想 1,050円 ~ 1,380円※11/4 修正
(1.5倍~2.0倍)
予想利益 3.6万円~6.9万円

想定価格と初値予想

想定価格 610円あたり ※抽選資金:6.1万円あたり
初値予想 920円 ~ 1,220円 (1.5倍~2.0倍)
予想利益 3.1万円~6.1万円
送信中...

初値予想アンケート

MITホールディングス(4016)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。

公開価格(690円)を基準価格に修正しています。

有効回答:591   投票期限:2020/11/24 (火) 23:59まで
3倍以上(2,070円以上)
478票  81%
投票済み

2.5倍以上~3倍未満(1,725円以上~2,070円未満)
41票  7%
投票済み

2倍以上~2.5倍未満(1,380円以上~1,725円未満)
33票  6%
投票済み

1.5倍以上~2倍未満(1,035円以上~1,380円未満)
14票  2%
投票済み

1.2倍以上~1.5倍未満(828円以上~1,035円未満)
5票  1%
投票済み

1倍以上~1.2倍未満(690円以上~828円未満)
6票  1%
投票済み

公募割れ(690円未満)
14票  2%
投票済み

MITホールディングスの主幹事と幹事証券

MITホールディングスのIPOを取り扱っている証券会社です。

主幹事証券
引受幹事証券

委託幹事証券
備考

主幹事はIT系(ネットサービス系)の主幹事を務める事が多いSBI証券です。

抽選で落選しても次回の当選チャンスに活かせるポイントが付与されます。

MITホールディングスの割当数とネット抽選の当選数

目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。

割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。

証券会社 割当率 割当数 ネット
抽選分
主幹事
SBI証券
85.00% 467,500株 3,272口
みずほ証券 3.00% 16,500株 16口
岡三証券 2.00% 11,000株 11口
ちばぎん証券 2.00% 11,000株 0口
マネックス証券 1.00% 5,500株 55口
楽天証券 1.00% 5,500株 55口
岩井コスモ証券 1.00% 5,500株 5口
東洋証券 1.00% 5,500株 5口
丸三証券 1.00% 5,500株 5口
極東証券 1.00% 5,500株 0口
水戸証券 1.00% 5,500株 0口
エース証券 1.00% 5,500株 0口

委託幹事である岡三オンラインネオモバは、委託数が公表されていません。

楽天証券の抽選倍率は、1,158倍でした。

現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンライン松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券


MITホールディングスの決算情報

単独 財務情報 (単位/千円)

決算期 2019年11月 2018年11月 2017年11月
売上高 415,983 361,479 339,556
経常利益 74,809 36,267 46,220
当期利益 27,414 24,672 31,087
純資産 429,068 382,948 356,884
配当金 1,000.00
EPS 17.52 15.89 4,005.11
BPS 246.36 246.68 45,978.45
前期比(売上高) 15.1% 6.5%
※配当金、EPS、BPSは(単位/円)

連結 財務情報 (単位/千円)

決算期 2019年11月 2018年11月
売上高 3,845,187 3,827,000
経常利益 113,128 112,027
当期利益 60,459 58,386
純資産 314,554 235,389
EPS 38.65 37.61
BPS 180.61 151.63
前期比(売上高) 0.5%
※EPS、BPSは(単位/円)
業績

上位株主とロックアップ情報

MITホールディングスの上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。

株主名 株数 比率 ロック
アップ
鈴木 浩 代表取締役社長 357,400 18.53% 180日
ちば新産業育成投資事業有限責任組合 VC 250,000 12.96%
7ベルティーピー(株)
役員等により総株主の議決権の過半数が所有されている会社
240,000 12.44% 180日
朝日生命保険相互会社 128,000 6.63% 180日
MITホールディングス従業員持株会 96,800 5.02% 180日
中森 将雄 取締役 87,600 4.54% 180日
増田 典久 取締役 82,200 4.26% 180日
沼倉 巧和 監査役 65,200 3.38% 180日
高梨 政彦 従業員 38,000 1.97%
TDCソフト(株) 36,000 1.87% 180日
詳細は目論見書にてご確認ください。

直近の類似IPOの上場結果

MITホールディングスと市場と業種が同じIPOの上場結果です。

「市場:JASDAQ スタンダード」かつ「業種:情報・通信業」の直近のIPO結果です。

  • 2020/09/24 まぐまぐ
    初値売り損益:259,000円
    騰落率:319.75%、倍率:4.20倍
  • 2020/07/10 Speee
    初値売り損益:227,000円
    騰落率:78.82%、倍率:1.79倍
  • 2020/03/19 ゼネテック
    初値売り損益:-8,000円
    騰落率:-4.71%、倍率:0.95倍
  • 2020/03/11 コンピューターマネージメント
    初値売り損益:161,000円
    騰落率:58.55%、倍率:1.59倍
  • 2018/10/19 ディ・アイ・システム
    初値売り損益:202,000円
    騰落率:157.81%、倍率:2.58倍

MITホールディングスのIPO分析

グループの売上高の9割は、開発、運用保守、インフラ構築などのシステムインテグレーションサービスが占めています。

うち、下記の顧客が売上の大半を占めています。(2019年11月期)

  • 日立社会情報サービス(14.8%)
  • 富士通(11.3%)
  • NTTデータ・アイ(10.8%)

ソリューションサービスにある、デジタルブックのWisebookは、近年のデジタル化に伴う紙媒体の電子化サービスとして、電子書籍化サービス、社内文書管理サービス、教育現場での電子教科書への対応など、将来的に様々なビジネスセグメントで大きな需要が見込まれるマーケットにおいて高い評価を受けているようです。

ホームページを見ても、Wisebookのサイトは綺麗でしっかりと作られています。

事業の基盤がシッカリとありつつ、事業内容を広げていこうとしているのは評価できます。

主幹事がSBI証券ですが、上場の公開規模を小型に抑えたIT企業の結果は上々です。(SBI証券主幹事のIPO)

参考までに

評価は下記を考慮して、人気が高い「A」に設定しました。

  • IPOで人気のあるIT関連企業。
  • 業績が好調。(決算情報)
  • 市場からの吸収金額が3.7億円と小さい。(吸収金額による実績)
  • IPOのスケジュールが重ならず資金が集中しやすい。
  • 上場による知名度アップで、業績への貢献期待。
  • 購入単価が低い(6万円)。
  • オファリングレシオが27.6%とやや高い。
  • 特定顧客への売上比率(依存度)が高い。
  • 上場済のIPOの動向が影響しそう。(10.20時点で、ややIPOは過熱相場から落ち着いてきた)
  • MITホールディングスのWebサイトのデザインが古い。

11.4追記。仮条件は630円~690円に決定。(想定価格610円より13.1%上ブレ↑
初値予想を1,050円 ~ 1,380円に修正。予想利益は3.6万円~6.9万円です。

目論見書の想定仮条件は610円。初値予想は920円 ~ 1,220円としました。
予想利益は3.1万円~6.1万円です。

公募割れリスクは低いです。
積極的に幹事証券から参加して当選を狙いましょう。

ワンポイント

主幹事証券は、IPOで人気のIT系の主幹事を務める機会が多いSBI証券です。

主幹事証券は割当数が多いので、当選数も多くなります。
また、落選しても次回の当選チャンスに活かせるポイントがもらえます。

カブスルは16回 IPOに当選しています。

他にも、平等抽選で資金力に左右されない当選が期待できるマネックス証券や楽天証券、岩井コスモ証券がおすすめです。

追加の委託幹事として岡三オンライン証券が決まりました。
抽選時に資金が必要ない証券会社です。

1株からIPOに参加できるネオモバの幹事も決まりました。

庶民のIPO限定のタイアップ企画を行っていますので、口座開設がまだの方は お得なこの機会に是非どうぞ(  ̄∇ ̄)

  • SBI証券
    幹事数は9割以上とかなり多い!
    口座開設+入金・振替で現金2,000円がもらえる。
  • 岡三オンライン証券
    抽選資金不要で幹事数が多い
    口座開設+入金で現金2,000円がもらえる。

MIT HDのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、MIT HDの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンライン松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券


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