Ridge-i(リッジアイ)(5572):IPO上場情報
Ridge-i(リッジアイ)は、AI・ディープラーニング技術のコンサルティング及び開発、共同事業、ライセンス、保守モデル、自社開発等によるプロダクトの提供、人工衛星データを活用したAI解析ソリューションの提供を行っている企業です。
顧客のニーズに応じて、主にディープラーニング等の技術を中心に、顧客の課題や目的に合わせてディープラーニング以外の技術も組み合わせたAIソリューションの開発を行っており、画像・動画・音声など複数のデータ種類に対応したAIの開発実績あり。(クラウド型映像プラットフォームのセーフィーと2022年5月に業務提携)
AI活用コンサルティング・AI開発サービスを中心としたフロー収益が事業の柱。蓄積した知見とアルゴリズムを応用してAIライセンス提供サービスとしてストック収益を得るビジネスモデル。
ビジネスと技術の最適解を提供するために、コンサルタント・エンジニア・AI研究者が三位一体になって、1つの課題に挑戦することで、ユニークかつ現実的な解決方法を実現。
(AIだけですべての課題が解決できるとは考えていない)
Ridge-iのIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、Ridge-iの目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ
Ridge-i(リッジアイ)の上場日
上場日 | 2023/4/26(水) | 証券コード | 5572 |
---|---|---|---|
市場 | 東証グロース | 業種 | 情報・通信業 |
Webサイト | Webサイト | 単元株 | 100株 |
Yahoo!ファイナンス | Ridge-i(リッジアイ)(5572) | ||
時価総額 | 66.4億円(公開価格で計算) 168.6億円(初値で計算) |
Ridge-i(リッジアイ)のブックビルディング内容
ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。
ブックビルディング期間 |
2023/4/11 (火) ~ 4/17 (月) |
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仮条件 | 1,600円~1,750円 (抽選資金:16万円 ~ 17.5万円) | ||
当選口数 | 6,796口 | ||
発行済株式数 | 3,794,130株 | オファリングレシオ | 17.9% |
公募株数 | 330,000株 | 売出株数 | 261,000株 |
吸収金額 | 11.8億円 | O.A分 | 88,600株 |
仮条件決定日 | 4/10 (月) | 公開価格決定日 | 4/18 (火) |
購入期間 | 4/19 (水) ~ 4/24 (月) |
※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。
- IPO管理帳 / IPO管理帳ログイン版
IPOの申込み、当選管理がカンタンに。 - IPOのメール通知システム
ブックビルディングの開始時にメールが届く。
Ridge-i(リッジアイ)の公開価格と初値
仮条件 | 1,600円~1,750円 | ||
---|---|---|---|
公開価格 | 1,750円 | 初値 | 4,445円 |
騰落率 | 154.00% | 倍率 | 2.54倍 |
初値売り損益 | 269,500円(4,445円 - 1,750円)× 100株 |
※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
Ridge-i(リッジアイ)の初値予想と予想利益
Ridge-i(リッジアイ)の初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。
仮条件と初値予想
仮条件 |
1,600円 ~ 1,750円
※抽選資金:16万円 ~ 17.5万円
上限は9.4%上ブレ↑ |
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初値予想 |
2,630円 ~ 3,500円※4/10 修正
(1.5倍~2.0倍) |
予想利益 | 8.8万円~17.5万円 |
想定価格と初値予想
想定価格 | 1,600円あたり ※抽選資金:16万円あたり |
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初値予想 | 2,400円 ~ 3,200円 (1.5倍~2.0倍) |
予想利益 | 8万円~16万円 |
初値予想アンケート
Ridge-i(リッジアイ)(5572)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。
公開価格(1,750円)を基準価格に修正しています。
有効回答:446票 投票期限:2023/4/25 (火) 23:59までRidge-i(リッジアイ)の主幹事と幹事証券
Ridge-i(リッジアイ)のIPOを取り扱っている証券会社です。
Ridge-i(リッジアイ)の割当数とネット抽選の当選数
目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。
割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。
証券会社 | 割当率 | 割当数 | ネット 抽選分 |
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主幹事 SMBC日興証券 |
91.32% | 620,600株 | 620口 |
SBI証券 | 2.60% | 17,700株 | 106口 |
みずほ証券 | 2.60% | 17,700株 | 17口 |
楽天証券 | 0.87% | 5,900株 | 59口 |
松井証券 | 0.87% | 5,900株 | 41口 |
極東証券 | 0.87% | 5,900株 | 0口 |
水戸証券 | 0.87% | 5,900株 | 0口 |
楽天証券の抽選倍率は、873倍でした。
現金8,000円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンラインと松井証券。委託幹事で穴場のauカブコム証券。ポイントが貯まるSBI証券
Ridge-i(リッジアイ)の決算情報
単独 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2022年7月 | 2021年7月 | 2020年7月 |
---|---|---|---|
売上高 | 968,521 | 419,445 | 354,117 |
経常利益 | 109,500 | -147,401 | -162,957 |
当期利益 | 150,061 | -148,761 | -163,287 |
純資産 | 1,413,624 | 1,263,563 | 632,325 |
配当金※ | ― | ― | ― |
EPS※ | 43.32 | -44.69 | -5.23 |
BPS※ | -76.90 | -120.21 | -8.57 |
前期比(売上高) | 130.9% | 18.4% | ― |
Ridge-i(リッジアイ)のPERとPBR
公開価格(1,750円)で算出したPERとPBRです。
決算月 | PER | PBR | EPS | BPS |
---|---|---|---|---|
2022年7月 (実績) |
40.4倍 | - | 43.32 | - |
上位株主とロックアップ情報
Ridge-i(リッジアイ)の上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。
株主名 | 株数 | 売出数 | ロック アップ |
---|---|---|---|
柳原 尚史 代表取締役 |
1,350,000株
36.53%
|
111,000株 | 180日 |
(株) 柳原ホールディングス 代表取締役社長が議決権の過半数を所有する会社 |
700,000株
18.94%
|
40,000株 | 180日 |
(株)バルカー |
416,666株
11.28%
|
- | 180日 |
小松 平佳 取締役 |
375,000株
10.14%
(5,000)
|
70,000株 | 180日 |
(株)SMBC信託銀行(特定運用金外信託 未来創生2号ファンド) VC |
217,391株
5.88%
|
- | 90日/ 1.5倍 |
グローバル・ブレイン7号投資事業有限責任組合 VC |
138,043株
3.74%
|
- | 90日/ 1.5倍 |
オリックス(株) |
108,695株
2.94%
|
- | 90日/ 1.5倍 |
杉山 一成 従業員 |
105,000株
2.84%
(25,000)
|
40,000株 | 180日 |
(株)荏原製作所 |
83,333株
2.25%
|
- | 180日 |
中井 努 取締役 |
70,000株
1.89%
(70,000)
|
- |
- 公開価格は1,750円。ロックアップ解除となる株価(1.5倍)は、2,625円
- 90日のロックアップ期間は、2023年7月24日まで
- 180日のロックアップ期間は、2023年10月22日まで
直近の類似IPOの上場結果
Ridge-i(リッジアイ)と同じホットワードのIPOの上場結果です。
「AI開発」のIPOの直近の結果です。
- 2022/10/28 pluszero…
初値売り損益:215,500円
(騰落率:130.61%、倍率:2.31倍) - 2022/05/31 トリプルアイズ…
初値売り損益:132,000円
(騰落率:150%、倍率:2.50倍) - 2021/12/23 エクサウィザーズ…
初値売り損益:-12,000円
(騰落率:-10.43%、倍率:0.90倍) - 2021/12/20 JDSC…
初値売り損益:100円
(騰落率:0.06%、倍率:1.00倍) - 2021/07/28 ブレインズテクノロジー…
初値売り損益:238,500円
(騰落率:133.99%、倍率:2.34倍)
Ridge-i(リッジアイ)と市場と業種が同じIPOの上場結果です。
「市場:グロース」かつ「業種:情報・通信業」の直近のIPO結果です。
- 2023/04/18 ジェノバ
… 初値売り損益:163,600円
騰落率:348.09%、倍率:4.48倍 - 2023/04/04 トランザクション・メディア・ネットワークス
… 初値売り損益:45,800円
騰落率:49.25%、倍率:1.49倍 - 2023/03/31 Fusic
… 初値売り損益:453,000円
騰落率:226.50%、倍率:3.27倍 - 2023/03/29 AnyMind
… 初値売り損益:0円
騰落率:0%、倍率:1.00倍 - 2023/03/28 Arent
… 初値売り損益:36,200円
騰落率:25.14%、倍率:1.25倍
Ridge-i(リッジアイ)のIPO分析
ベテランの知見を、ディープラーニングをはじめとする最新技術を組み合わせて再現するRidge-iのコアAI技術が「マルチモーダルAI」。
第4世代AIの主要技術で、すでに使用実績あり。
これまで実績と強みを持っていた画像データや動画データの取扱いに加え、音声や数値データにも対応してきており、今までは解決できなかった課題がマルチモーダルAIにより解決できる可能性があります。
第5期、第6期は先行投資を行い人件費などで赤字に。
第7期(2022年7月)は大型のプロジェクトを受注し売上高が大幅に増加。(業績)
第7期の一株利益と想定価格で算出したPERは36.9倍。
グロース株らしい数値であり、このまま高成長するなら割高とは感じないです。(そもそもグロース株に妥当なPERなんてないですが)
逆に言えば、高成長していくのか?が投資判断の分かれ目になりそう。
人工衛星データを活用したAI解析ソリューションの提供も行っており、今後は宇宙関連ビジネスにも力をいれていくよう。
4月12日に上場する宇宙ベンチャーのispaceといい、宇宙関連ビジネスの話を耳にする機会が増えてきました。
ここ最近は人間のような自然な会話ができるAIチャットサービス「ChatGPT」により、AI開発関連の業種も注目されているように感じます。同社のWebサイトにもChatGPTを活用したいお客様へコンサルティングや開発導入支援を行っていると書かれており、同様に注目されそう。
OpenAIに関する記事by テクノエッジ
事業内容、将来性、需給内容を考慮すると、IPOとして人気化しそうです。
参考までに
評価は下記を考慮して、人気が高い「A」に設定しました。
- IPOで非常に人気のある「AI開発・活用」事業(データ)
- 売上高は右肩上がり。先行投資で経常損失の期もあり(決算情報)
- オファリングレシオが17.9%と低い(IPOデータ)
- 時代にマッチした事業内容で将来性あり
- 【4.10追記】仮条件が9.4%も上振れして決定
- ChatGPTによるAI人気の再燃?
- 想定価格と前期実績によるPERは36.9倍
- 設立まもない若い企業(2016年7月)
4.10追記。仮条件が想定発行価格(1,600円)より9.4%の上振れ決定(1,600円 ~ 1,750円)したので、初値予想を2,630円 ~ 3,500円に修正。予想利益は8.8万円~17.5万円です。
目論見書の想定仮条件は1,600円。初値予想は2,400円 ~ 3,200円としました。
予想利益は8万円~16万円です。
公募割れリスクは低いと思われるIPO。
カブスルは積極的に幹事証券から参加して当選を狙います!
ワンポイント
主幹事はSMBC日興証券です。
IPOの一連の流れを取りしきる立場にあり、IPOの当選数が一番多いです。
また、資金力に左右されない平等抽選を採用していますので当選確率は一緒です。
カブスルは24回 IPOに当選。
松井証券はブックビルディング時の抽選資金が不要です。
当選した後に購入資金を入金すればよいという、嬉しいシステムを採用。
松井証券はIPOの引受部門にチカラを入れており、幹事数が増えています。(5割目標)
そのほかに口座開設数が多いSBI証券と楽天証券でも参加可能です。
ブックビルディングの参加スタンスは Twitterにて発信しています。
庶民のIPO限定のタイアップ企画を行っていますので、口座開設がまだの方は お得なこの機会に是非どうぞ(  ̄∇ ̄)