IPOの魅力は4つ。大きな利益が見込め、参加もカンタン
IPOの最大の魅力は何といっても、大きな利益を得られることです。
その利益を得るために、IPOの抽選に参加し当選を目指します。
つまり、運さえ良ければ大きな利益を得られるチャンスがあるのが魅力です。




IPOは少ない投資資金でも参加できるのが魅力です。
参加だけなら、抽選資金がゼロ円で参加できる証券会社もあります。(当選後に入金)
また、投資初心者でもポチポチとクリックしていくだけなので、IPOの参加はカンタンです。
目次
IPOの魅力は4つ
IPO歴16年のカブスルが考える、IPOの魅力は4つあります。
- 当選すれば大きな利益を得られる。
- 少ない投資資金でも参加できる。
- 損失を出すリスクが低い。
- 投資初心者でも参加がカンタン。
魅力を合わせると「ローリスク・ハイリターン」になり、IPOは人気があるんです。

カブスルはIPOに89回当選し、1,498万円の利益を得ています(  ̄∇ ̄)
1.IPO株の購入と売却で大きな利益に!
IPO株は、「初値」が「公募価格」の数倍になることが珍しくありません。
- 公募価格
IPO株が上場する前に、株式の購入希望者に販売する価格。 - 初値
IPO株が上場した際に、株式市場ではじめてついた価格。
上場前の「公募価格」より、上場後 最初の価格である「初値」の方が、株価が高くなるケースが多いです。
よって、公募価格で購入し上場後に売却すると、利益になります。
2020年のIPO株(全93社)の中で、初値が公募価格の数倍になったもの。
- 2倍以上:19社(全体の20.4%)
- 3倍以上:6社(全体の6.5%)
- 4倍以上:5社(全体の5.4%)
- 5倍以上:9社(全体の9.7%)
上場する企業の期待感(将来性)が高いほど、IPOの人気が高く利益も大きくなります。
IPO株の公募価格(公開価格)は、同業他社の株価やPERと比較され、機関投資家にヒアリングを行い決定されます。
このとき、IPOディスカウントという調整が加わり、適正価格よりも低い価格に決まります。
一般的に適正価格よりも2~3割のディスカウントされており、IPO株は上場後に上昇しやすくなっています。
(企業側も上場後に株価が下がるとイメージ悪いんです)
利益が大きくなったIPO株
2020年の利益額が大きかったIPO株のベスト3です。
IPO | 騰落率(倍率) | 初値売りの利益 |
---|---|---|
ヘッドウォータース 公募:2,400円、初値:28,560円 |
1090% (11.9倍) | 261万円 |
アースインフィニティ 公募:1,970円、初値:10,410円 |
428% (5.2倍) | 84万円 カブスル当選 |
ビートレンド 公募:2,800円、初値:10,010円 |
257% (3.5倍) | 72万円 |
特に最近は、AI(人工知能)に関連したIPOに人気があります。
2020年はコロナ禍にあり、コロナの影響を受けづらい事業が人気化しました。
(通販やIT化を促進するサービスなど)
将来性が高い事業なので上場後に買い注文が集まり、大きな利益となりました。
2.少ない資金でも大きなリターンを得られる!
IPOの抽選資金は多いほど参加できるIPOも増えますが、少ない資金でもIPOの抽選に参加できます。
各年ごとにIPOに必要な抽選資金を表にしてみます。
抽選資金 | 2020年 全93社 |
2019年 全86社 |
---|---|---|
10万円以下 | 20社 全体の22% 平均利益:159,065円 |
13社 全体の15% 平均利益:54,915円 |
10万円~ 20万円 |
36社 全体の39% 平均利益:133,644円 |
41社 全体の48% 平均利益:109,910円 |
20万円~ 30万円 |
26社 全体の28% 平均利益:292,227円 |
18社 全体の21% 平均利益:177,589円 |
表の数値をまとめると下記になります。
ワンポイント
IPOの抽選資金を下記の金額用意できれば…
- 10万円あれば、全体の2割のIPOに参加できる。
- 20万円あれば、全体の5~6割のIPOに参加できる。
- 30万円あれば、全体の8~9割のIPOに参加できる。
10万円以下の投資資金でも参加できるIPOは、2割ほどあります。
抽選資金を用意するのは大変ですが、IPOに当選すれば銀行に預けているだけより資産は増えやすいです。
また、証券会社によっては投資資金がゼロでもIPOに参加できます。
ゆうちょ銀行に一年間 定期預金をあずけた場合。
預金金利は0.002%で、10万円預けた際の利子は2円です。通常預金だと1円。
金利一覧by ゆうちょ銀行
10万円以内の抽選資金での利益額TOP3
2020年のIPOのうち、10万円の抽選資金があれば参加でき、初値売りによる利益額が大きかったIPOです。
株式投資では大きな資金が必要なイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。
用意する抽選資金が10万円以下でも大きな利益を得られるのが、お分かり頂けるかと思います。
抽選資金不要の証券会社を積極利用しよう!

IPOに参加する際に、抽選資金が必要ない証券会社があります。
証券会社への入金ゼロでIPOの抽選に参加できるので、IPO初心者でも気軽に参加が可能です。
抽選でIPO株に当選し購入する場合は、購入資金を入金する必要があります。
抽選資金が必要ない証券会社では、抽選資金を30万円用意しないといけない場合でも、用意する資金ゼロ円でIPOに参加できます。
当選した場合は、頑張って購入資金を用意しましょう。
3.損失を出すリスクが低い!
IPOは、損失を出すリスクが低いのも 魅力の一つです。
損失を出すリスクはゼロではありませんが、カンタンに回避する方法があります。
庶民のIPOでは、企業の将来性や業績などを考慮して、五段階の評価をつけています。

評価が低い「C」や「D」は損失を出すリスクが高まります。
評価の低いIPOの参加を見送ることで、損失リスクがグッと低くなります。
4.IPOは投資初心者でも参加がカンタン
庶民のIPOで紹介している方法は、購入してすぐに売る短期投資です。
企業の価値を図る企業分析や、株式相場の流れを読む必要がありません。
どのIPOがオススメかも五段階で評価していますので、投資初心者にも参加の可否がカンタンです。
IPO株で利益を得る方法は下記の3つです。
- IPOのブックビルディングに参加する。
- 当選したらIPO株を購入する。
- 上場日に初値で売却する(おすすめ)
この3つだけで、特に難しいことはありません。
また、すぐに慣れると思います。
わたしの70代の父や身内も、投資初心者ですが やり方を教えたらスグに慣れました。
IPOに当選して利益がでると、飲み屋で使ったり孫にオモチャを買っています。
IPOは利益が出やすいのが魅力ですが、損失のリスクはゼロではありません。
次項では、IPOで損失を出す理由と、その回避方法を詳しく紹介しています。