IPO投資のメリットは初心者でも簡単にできて利益が見込めること

IPO投資の最大のメリットは、抽選に参加しIPO株を購入することで、大きな利益を得る可能性があることです。

抽選で手に入れたIPO株は割安に設定されている為、上場後に売却することで利益が得やすくなっています。

IPO投資は参加したいIPOにポチポチと申込んでいくだけなので、投資初心者でも参加がカンタンです。

4コマ漫画:IPOのメリット1 4コマ漫画:IPOのメリット2 4コマ漫画:IPOのメリット3 4コマ漫画:IPOのメリット4

少ない投資資金で参加できるのもIPO投資のメリットのひとつです。
参加だけなら、抽選資金ゼロで参加できる証券会社もあります。(当選後に入金)

参加が簡単で、運さえ良ければIPOに当選し利益を得るチャンスがあるのがIPO投資です。
デメリットも少なく、IPO投資は個人投資家に人気があります。

IPO投資のメリットは4つ

IPO投資歴19年のカブスルが考える、IPO投資のメリットは4つあります。

  1. 人気IPOに当選すると大きな利益を得られる
  2. 投資初心者でもIPO投資の参加は簡単
  3. 少ない投資資金でも参加できる
  4. 損失を出すリスクが低い

4つの魅力を合わせると「ローリスク・ハイリターン」となり、投資初心者にもおすすめです。

IPOのメリット

カブスルはIPOに146回当選し、1,752万円の利益を得ています(  ̄∇ ̄)

1. 人気IPOに当選すると大きな利益を得られる

株式投資で利益を得る仕組みは、株を安く買って高く売ることです。

IPO株は、上場前の「公開価格」より、上場後 最初の価格である「初値」の方が、株価が高くなるケースが多いです。よって、公開価格で購入し上場後に売却することで利益になります。

  • 公開価格
    IPO株が上場する前に、株式の購入希望者に販売する価格
  • 初値(はつね)
    IPO株が上場した際に、株式市場ではじめてついた価格

AI関連企業など人気の高いIPO株は、初値が公開価格の数倍になることも珍しくありません。

直近5年間で、初値が公開価格の数倍になった企業数と割合です。

2023年
全96社
2022年
全91社
2021年
全125社
2020年
全93社
2019年
全86社
2倍以上 16社
16.6%
14社
15.4%
21社
16.8%
19社
20.4%
25社
29.1%
3倍以上 8社
8.3%
2社
2.2%
3社
2.4%
6社
6.5%
5社
5.8%
4倍以上 1社
1.0%
3社
2.4%
5社
5.4%
1社
1.2%
5倍以上 1社
1.0%
1社
1.1%
9社
9.7%

公開価格で購入し初値で売った場合、2倍以上の価格になったIPO株が毎年全体の2割以上もあります。

上場する企業の期待感(将来性)が高いほど、IPOの人気が高く利益も大きくなります。

参考までに

IPO株の公開価格(上場前の価格)は、同業他社の業績推移や株価の推移、PERやPBRといった指標との比較、また直近の株式市況などを考慮し、機関投資家へのヒアリングを経て決定されます。

このとき、IPOディスカウントという調整が加わり、適正価格よりも2~3割低い価格に決まります。

このディスカウントは、投資家に対するインセンティブとして機能し、新規株式を購入する意欲を高める効果があります。

IPOディスカウントが適用される理由は、企業が株式市場への参入に際して、投資家にリスクを取る価値があると感じさせるためです。

新規上場企業は、未知の要素や情報不足が伴うことから、投資家にとってリスクが高いとされることが多いです。そのため、企業は株式を割安な価格で提供することで、投資家に利益のチャンスを提示し、資金調達を円滑に進めることができます。

適正とされる価格よりもディスカウントされている為、IPO株は上場後に上昇しやすくなっています。
(企業側も上場後にすぐ株価が下がるとイメージが悪い)

利益が大きくなったIPO株

2023年のIPO株で利益額が大きかった3社はこちら。

IPO 騰落率
(倍率)
初値売り
の利益
ジーデップ・アドバンス
公開:4,510円、
初値:10,680円
137%
2.4倍
61.7万円
Fusic
公開:2,000円、
初値:6,530円
227%
3.3倍
45.3万円
アイデミー
公開:1,050円、
初値:5,560円
430%
5.3倍
45.1万円

将来性が高い事業は上場後に買い注文が集まりやすく、大きな利益となります。

2023年は相場が不安定でIPOの勢いも弱かったですが、数年前までは利益額が100万円を超えるIPOが年に数社誕生していました。

IPO 騰落率
(倍率)
初値売り
の利益
ヘッドウォータース
公開:2,400円、
初値:28,560円
1,090%
11.9倍
261.6万円
サーバーワークス
公開:4,780円、
初値:18,000円
276%
3.7倍
132.2万円
Welby
公開:5,200円、
初値:18,030円
246%
3.4倍
128.3万円

2. 投資初心者でもIPO投資の参加は簡単

庶民のIPOで紹介しているIPO投資は、3つのステップで完了します。

投資経験者、投資未経験者に関わらず、やることはカンタンです。

  1. IPOのブックビルディング(抽選)に参加する
  2. 抽選で当選したらIPO株を購入する
  3. 上場日以降に売却する

この3ステップだけで、特に難しいことはありません。また、やり始めるとすぐに慣れると思います。

わたしの70代の父や身内も、投資初心者ですが やり方を教えたらスグに慣れました。
IPOに当選して利益がでると、飲み屋で使ったり孫にオモチャを買っています。

どのIPOがオススメかも五段階で評価していますので、投資初心者でも悩まずに参加ができます。

2.少ない資金でも大きなリターンを得られる!

IPO投資は抽選資金が多いほど参加できるIPOも増えますが、少ない資金でもIPO投資に参加できます。

各年ごとにIPO投資に必要な抽選資金を表にしてみます。

抽選資金 2023年
全96社
2022年
全91社
2021年
全125社
10万円未満 22社
全体の23%
平均利益:47,341円
31社
全体の34%
平均利益:39,903円
14社
全体の11%
平均利益:41,621円
10万円~
20万円
55社
全体の57%
平均利益:89,176円
45社
全体の49%
平均利益:72,849円
62社
全体の50%
平均利益:75,782円
20万円~
30万円
14社
全体の15%
平均利益:62,029円
8社
全体の9%
平均利益:93,688円
32社
全体の26%
平均利益:141,178円

表の数値をまとめると下記になります。

ワンポイント

IPO投資の抽選資金は、

  • 10万円あれば、全体の1割~3割のIPOに参加できる
  • 20万円あれば、全体の6割~8割のIPOに参加できる
  • 30万円あれば、全体の8割~9割のIPOに参加できる

10万円以下の投資資金でも参加できるIPOは、2割ほどあります。

抽選資金を用意するのは大変ですが、IPOに当選すれば銀行に預けているだけより資産は増えやすいです。

また、証券会社によっては投資資金がゼロでもIPOに参加できます。

ゆうちょ銀行に一年間 定期預金をあずけた場合。(金利一覧
定期預金金利(3年)は0.002%で、10万円預けた際の利子は2円です。通常預金だと1円。

10万円以内の抽選資金での利益額TOP3

2023年のIPO投資のうち、10万円の抽選資金があれば参加でき、初値売りによる利益額が大きかったIPOです。

IPO 抽選資金 初値売り
の利益
テクノロジーズ 10万円 26.5万円
ジェノバ 4.7万円 16.3万円
キャスター 7.6万円 15.5万円

株式投資では大きな資金が必要なイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。

用意する抽選資金が10万円以下でも大きな利益を得られるのが、お分かり頂けるかと思います。

抽選資金不要の証券会社を積極利用しよう!

抽選資金が必要ない証券会社

IPO投資を行う際に、抽選資金が必要のない証券会社があります。

証券会社への入金ゼロでIPO投資の抽選に参加できるので、IPO初心者でも気軽に参加が可能です。

抽選でIPO株に当選し購入する場合は、購入資金を入金する必要があります。

抽選資金が必要ない証券会社では、抽選資金に30万円必要な場合でも、証券会社への入金ゼロでIPOに参加できます。当選した場合、頑張って購入資金を用意しましょう。

カブスルも何回か入金ゼロでIPOに当選しています。

4.損失を出すリスクが低い!

IPO投資は、損失を出すリスクが低いのも 魅力の一つです。

損失を出すリスクはゼロではありませんが、カンタンに回避する方法があります。

庶民のIPOでは、企業の将来性や業績などを考慮して、五段階の評価をつけています。
評価をつけているカブスルのIPO投資歴は19年。

IPOの評価

評価が低い「C」や「D」は損失を出すリスクが高まります。

評価の低いIPOの参加を見送ることで、損失リスクがグッと低くなります。


IPO投資は利益が出やすいのが魅力ですが、損失のリスクはゼロではありません

次項では、IPO投資で損失を出す理由と、その回避方法を詳しく紹介しています。


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