網屋(4258):IPO上場情報


網屋は、データセキュリティ事業およびネットワークセキュリティ事業を行っている企業です。

事業の内容

データセキュリティ事業

セキュリティに関するあらゆるログを管理できるソフトウェア「ALog シリーズ」を開発・販売。

社内関係者によるデータの持ち出しの監視、外部からのサイバー攻撃検知、テレワーク下での労務管理など、あらゆる企業運営に関わる挙動に対してログが利用されています。

ALog ConVerterは、情報漏洩など内部不正の抑止のために使用されるログ管理製品です。

他社製品の多くは大量かつ複雑なログをそのまま記録保管するのみですが、ALog ConVerterはそれを見える化できる解析処理技術を有しており、分かりやすいログとして表現できるため、有事の際の即時検知を実現。

ALog ConVerter

ALog ConVerterは、重要データが保管されている「ファイル共有サーバ」に焦点をあて、PC全台の監視を要さず、導入の容易性と低価格化を実現。

ファイルサーバ以外でもあらゆるログを広範囲に管理できる製品が「ALog EVA」。

最新版からAI機能が搭載され、いつもと違う不審/不穏な挙動を過去のログから自動判定する機能を提供。
事後追跡としてのログの活用から、予兆検知による不正の未然防止。

AIで自動検知

社員ごとや通信ごとに不正可能性をスコアリング化してリスクを予見できるように。

複雑な設計を要さないように予め設計済みのテンプレートを標準提供しており、サイバー攻撃検知やテレワーク下での勤怠管理などが簡単にログから実装できます。

ネットワークセキュリティ事業

主に企業のLAN/WANなどのICT通信インフラネットワークを設計・構築する事業。

オフィスのサーバ/ネットワーク構築、拠点間接続、テレワーク用のリモートツールなど通信に関するテクノロジーの提供。

設立は1996年12月。
従業員数は2021年10月末で128名、平均年齢は37.4歳、平均勤続年数は5.4年、平均年間給与は614.3万円。


網屋のIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、網屋の目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

網屋の上場日

A
  • 業績:好調
  • IPO人気:あり
  • オファリングレシオ:やや高い
  • 調達金額:大きい

上場日 2021/12/22(水) 証券コード 4258
市場 東証マザーズ 業種 情報・通信業
Webサイト Webサイト 単元株 100株
Yahoo!ファイナンス 網屋(4258)
時価総額
78.8億円(公開価格で計算)
84億円(初値で計算)

網屋のブックビルディング内容

ブックビルディング期間中に、幹事証券からIPOに申し込みましょう。

ブックビルディング期間

2021/12/7 (火) ~ 12/13 (月)

仮条件 1,700円~1,970円 (抽選資金:17万円 ~ 19.7万円)
当選口数 11,840口
発行済株式数 4,000,000株 オファリングレシオ 29.6%
公募株数 429,600株 売出株数 600,000株
吸収金額 23.3億円 O.A分 154,400株
仮条件決定日 12/3 (金) 公開価格決定日 12/14 (火)
購入期間 12/15 (水) ~ 12/20 (月)

※ 吸収金額は公募株、売出株、OA株を含む。
※ 申込・購入期間は各証券会社で異なります。

網屋の公開価格と初値

仮条件 1,700円~1,970円
公開価格 1,970円 初値 2,100円
騰落率 6.60%  倍率  1.07倍
初値売り損益 13,000円(2,100円 - 1,970円)× 100株

※予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

網屋の初値予想と予想利益

網屋の初値予想と予想利益です。予想利益は仮条件の上限価格を基にしています。

仮条件と初値予想

仮条件 1,700円 ~ 1,970円 ※抽選資金:17万円 ~ 19.7万円
初値予想 2,920円 ~ 3,200円※12/3 修正
(1.5倍~1.6倍)
予想利益 9.5万円~12.3万円

想定価格と初値予想

想定価格 1,970円あたり ※抽選資金:19.7万円あたり
初値予想 2,920円 ~ 3,750円 (1.5倍~1.9倍)
予想利益 9.5万円~17.8万円
送信中...

初値予想アンケート

網屋(4258)の初値予想アンケートに、ご協力をお願いします。

公開価格(1,970円)を基準価格に修正しています。

有効回答:343   投票期限:2021/12/21 (火) 23:59まで
3倍以上(5,910円以上)
236票  69%
投票済み

2.5倍以上~3倍未満(4,925円以上~5,910円未満)
18票  5%
投票済み

2倍以上~2.5倍未満(3,940円以上~4,925円未満)
23票  7%
投票済み

1.5倍以上~2倍未満(2,955円以上~3,940円未満)
24票  7%
投票済み

1.2倍以上~1.5倍未満(2,364円以上~2,955円未満)
15票  4%
投票済み

1倍以上~1.2倍未満(1,970円以上~2,364円未満)
8票  2%
投票済み

公募割れ(1,970円未満)
19票  6%
投票済み

網屋の主幹事と幹事証券

網屋のIPOを取り扱っている証券会社です。

網屋の割当数とネット抽選の当選数

目論見書で公表されている証券会社の割当数と、ネット抽選分の当選数(個人配分)の予想です。

割当数にネット抽選分のパーセンテージをかけた単純な計算ですので、参考程度にお願いします。

証券会社 割当率 割当数 ネット
抽選分
主幹事
岡三証券
82.67% 978,800株 978口
SBI証券 4.34% 51,400株 308口
SMBC日興証券 3.47% 41,100株 41口
みずほ証券 3.47% 41,100株 41口
楽天証券 2.60% 30,800株 308口
マネックス証券 0.86% 10,200株 102口
むさし証券 0.86% 10,200株 10口
水戸証券 0.86% 10,200株 0口
香川証券 0.86% 10,200株 0口

委託幹事である岡三オンラインは、委託数が公表されていません。

楽天証券の抽選倍率は、128倍でした。

現金7,500円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンライン松井証券。平等抽選のauカブコム証券。落選でポイントが貯まるSBI証券


網屋の決算情報

単独 財務情報 (単位/千円)

決算期 2020年12月 2019年12月 2018年12月
売上高 2,314,581 2,161,981 1,309,990
経常利益 185,808 129,167 -105,945
当期利益 125,931 76,186 -82,704
純資産 472,922 337,110 244,224
配当金
EPS 35.83 23.43 -20,405.79
BPS 132.46 96.05 60,257.64
※配当金、EPS、BPSは(単位/円)
業績

上位株主とロックアップ情報

網屋の上位10名の株主構成、ロックアップの情報です。

株主名 株数 売出数 ロック
アップ
株式会社チャクル 役員等により総株主の議決権の過半数が所有されている会社 1,164,800
28.55%
- 180日
石田 晃太 代表取締役 727,200
17.82%
(320,000)
160,000 180日
伊藤 整一 代表取締役 454,400
11.14%
(24,000)
240,000 180日
投資事業組合オリックス9号 VC 400,000
9.80%
200,000 90日/
1.5倍
株式会社セキュアヴェイル 176,000
4.31%
-
網屋従業員持株会 149,920
3.67%
-
柴﨑 正道 取締役 116,800
2.86%
(12,000)
- 180日
新納 隆広 従業員 100,800
2.47%
(16,000)
- 90日
加藤 光栄 従業員 84,800
2.08%
(8,000)
- 90日
山﨑 勝巳 従業員 70,400
1.73%
(5,600)
- 90日
※()内の数値は、新株予約権による潜在株式数。
公開価格は1,970円。
ロックアップ解除となる株価(1.5倍)は、2,955円です。
詳細は目論見書にてご確認ください。

直近の類似IPOの上場結果

網屋と同じホットワードのIPOの上場結果です。

「情報セキュリティ」のIPOの直近の結果です。

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「市場:東証マザーズ」かつ「業種:情報・通信業」の直近のIPO結果です。

網屋のIPO分析

ログ管理のデータセキュリティ事業は、「ソフトウェアライセンス」「ソフトウェア保守」「導入作業」が主な収入。
初期に「ライセンス費/年間保守費/導入作業費」を一括で販売し、次年度以降、毎年ソフトウェア保守料を販売するリカーリングモデル。

富士通、デル・テクノロジーズなどのサーバハードに付帯するセキュリティソフトウェアであるため、そのようなハードベンダー、またはそれらを再販売する流通業者などが、主な販売代理店。いずれも大手企業のため、債権回収リスク低減に。

競合他社も多い分野ですが、競争力を維持するため、継続的に研究開発を行っているようです。
本社における開発部隊と札幌市に拠点を置く「さっぽろ研究所」において研究開発。
また、国立大学法人北海道大学等と連携し、AIやビックデータ解析などの先端技術の共同研究も。

欧米と比較して日本国内においては、ガバナンスの強化やセキュリティ対策等への対応が遅れており、セキュリティ関連の事業内容はIPOで人気が高いです。

テレワーク普及によりサイバーセキュリティ対策の必要性が一層高まっているのも同社にとっては追い風です。

AI技術を活用したサイバーセキュリティサービスというと、2020年3月に上場したサイバーセキュリティクラウドを思い出します。こちらは受給をかなり絞ったこともあり、コロナショック中でありながら、初値は公募価格の2.05倍になりました。

参考までに

評価は下記を考慮して、人気が高い「A」に設定しました。

人気が高い
  • 業績が好調。(決算情報)
  • 時代にマッチした事業内容で将来性あり。テレワークで需要あり。
  • IPOで非常に人気のある「サイバーセキュリティ」事業。(データ)
  • 同業他社が多い。
  • オファリングレシオが29.6%とやや高い。(オファリングレシオによる実績)
  • 市場からの吸収金額が23.3億円とやや大きい。(吸収金額による実績)
  • 新株予約権に係る潜在株式数は発行済株式総数の12.74%に相当。
  • 同日に6社が上場。上場ラッシュによる資金枯れも。
  • 12月はIPOが多く、選別される可能性あり。

12.3追記。仮条件が1,700円 ~ 1,970円に決定。(想定価格の1,970円が上限でやや弱気)
初値予想を2,920円 ~ 3,200円に修正。予想利益は9.5万円~12.3万円です。

目論見書の想定仮条件は1,970円。初値予想は2,920円 ~ 3,750円としました。
予想利益は9.5万円~17.8万円です。

公募割れリスクは低いと思われます。
積極的に幹事証券から参加して当選を狙いましょう。

1人1票の平等抽選で、資金力に左右されない当選が期待できるマネックス証券やSMBC日興証券や、落選しても次回以降の当選チャンスに活かせるポイントが付与されるSBI証券がおすすめです。

カブスルはこちらの3社だけでIPOに62回当選しています。(全当選数の63.9%)

追加の委託幹事として岡三オンライン証券が決まりました。
抽選時に資金が必要ないので気軽に参加できる証券会社です。

抽選資金に余裕があれば、楽天証券でも参加しておきたいです。

網屋・・。たぶん「ネット=網」なんでしょう!わたしを含めて、飲食店?漁業?と思った方も多いことでしょう。

網屋のIPOの内容や事業内容は日本取引所グループに掲載されています。
本ページで掲載している画像は、網屋の目論見書から引用しています。
庶民のIPOは、初心者でもIPOに参加しやすいよう要約し、評価や初値予想を掲載。はじめての人へ

現金7,500円+2,000ポイントがもらえる口座開設タイアップ企画を行っています。
抽選資金が不要の岡三オンライン松井証券。平等抽選のauカブコム証券。落選でポイントが貯まるSBI証券


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